ギリシアの国民投票

greeceschedule.jpg 今日6月30日で、現在のギリシア支援が終了し、IMFからの15億ユーロの返済期日となっているそうだ。
返済できなければ、国としてのデフォルトに陥るという。
既にギリシア国内ではATMが稼働していないとか、銀行が休業しているなど、混乱が伝えられている。

EUなどが金融支援の条件として示した構造改革案の是非について、7月5日にギリシアで国民投票が行われることがギリシア国会で決まったというのが、EU各国を頑なな態度にした要因だとも言う。

「こんな大事な問題を国民投票として、責任を国民に押し付けるとはけしからん」ということらしい。

greecedefault.jpg 国民投票は究極の民主主義(多数決)だというわけだが、民主主義が必ずしも国・国民のためにはならないと、EU諸国は言っているようなものだ。

ただ、事前の世論調査では、ギリシア国民の多くが、EUの構造改革案の受け入れはやむなしと考えているということで、国民投票では、受け入れが賛成される可能性が高いようだ。
首相も、その結果を予想しつつ、国民投票を行うことにしたのかもしれない。つまり、国民に緊縮財政を強いることは本意ではない、しかし、国民投票により、国民がそれを受け入れるならその意思を尊重する、というわけだ。(責任転嫁ともいう?)

日本では国民投票はなじみがないけれど、住民投票は大きな話題になった。
住民投票で支持されたら文句ないだろう、という姿勢で押し切ろうとした事例である。
"Yea or Nay" を突きつけることで、対立を尖鋭化して、反対派を粉砕して次へ進むというやりかたである。

やはり、民主主義というのはなかなか難しい。
前にも書いたけれど、論理的に判断できないときの多数決は仕方がないが、真偽判定を多数決でやってはいけないのだ。

ところで、2014年の政府総債務残高(対GDP比)で、ギリシアは177.19%で世界第2位である。これに対し、日本は堂々の第1位、246.42%となっている。
この数字を見て大変だと言う人もいるけれど、一方でこれも良く言われるように、日本政府の債務、その貸し手のほとんどは国内・国民である。

その中には保険年金などの基金が債権者というものも相当の割合で存在する(国債残高総額860兆円のうち230兆円)。
こういう難しい経済問題はわからないけれど、年金基金を国債で運用すると、それも国の債務に勘定されるのだとすれば、それが不健全ということになるのだろうか。それとも年金基金の運用は外国債でやった方が良いとでもいうのだろうか?
年金を税方式でという話があるが、既に年金基金への返済は税で行っているわけで、マクロ的には既に税方式にしても経済実態はそう違わないのかもしれない(住宅の家賃と、ローンの関係みたいなもの?)。もちろん国民一人一人の負担配分については別だけれど。

話は変わる(いや、同じかもしれない)が、銀行に債務が多いということは、他行から借りているのでなくて、多くの預金を獲得しているのであれば、経営状態は良好と考えるのではないのだろうか。

今までも何度か書いた覚えがあるが、経済学の恒等式というやつは、どうも曲者だ。
そして、そこで使われる言葉が持つ日常感覚とマクロ経済感覚の違いが錯誤されて、実態から遊離した議論をすることになる。素人国民はそのレベルでも仕方がないかもしれないが、せめて政治家という連中は、そういう誤った理解で、声の大きさ、数の多さだけで政策を決定することはやめてもらいたい。

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1年ぶりのシンフォニィーホール

昨日は、1年ぶりでシンフォニーホール
今回もまた、知り合いからチケットをもらった、アマチュア・オーケストラ。
前にも書いたが、アマチュアでもシンフォニーホールを使い、プロの指揮者、プロのエキストラが入る。
まずはホールの写真を。

H27symphony1.jpg IMG_20150628_134756-crop.jpg H27symphony2.jpg

H27symphonysmoke.jpg
前に、フェスティバルホールの喫煙場所の写真を載せたから、シンフォニーのそれも。

この日の曲目は、
  • ロッシーニ「セヴィリアの理髪師」序曲
  • チャイコフスキー「くるみ割り人形」から
  • ブラームス「交響曲第四番」

朝が早かったので(岩淵のゴール! リアルタイムで見られて良かった)、チャイコフスキーは途中で寝てしまった。コンサートで寝るのは贅沢な時間の楽しみ方だと自分を納得させる。

H27brahms4.jpg ところで、このなかで、ブラームスの4番には、ちょっとした思い出がある。
学生のときに、友達から、なかなかの名演奏だと思うから絶対聴くべきだ、と言われたレコードがある。クルト・ザンデルリンク/ドレスデン国立歌劇場管弦楽団(写真はそのLP)。

まだ東西ドイツと言っていたころの録音である。
前に、オペラの思い出で、ベルリン国立歌劇場のことを書いたけれど、東ドイツには古き良き時代の古典音楽が「冷凍保存」されていると言われていた。
西側はジャズ、ロック、パンクと音楽を尖鋭化させていくのだが、東側は頑なに古典的なものを守る。大衆の共産主義なのにポピュラーに背を向ける。これは西側に対するアンチという心理的態度だったのだろう。

ま、私としては、「他と違わなければならない→奇を衒う」となるのもどうかと思うから、東側の音楽は貴重なものだと思っていた。


もっとも、ブラームスの四番は、私には「甘すぎて」というかウェットすぎ。失恋でもして、その悲しさに溺れて、結果気持ちを発散できるなら良いかもしれないが、しらふでは聴きにくい感じ。
例の「名曲悪口事典」にも、いくつかの記事、見たところ4つの、悪口が紹介されている。
うち、短めの一つを引用。
 不幸にも音楽家であるために、私はブラームスを理解できない。特に、《ホ短調》におけるブラームスを。
(中略) この世に《ホ短調交響曲》よりも耐えがたく退屈な交響曲はない。
     (J.F.ランシマン 「サタデー・レヴュー」 ロンドン、1897年11月6日)

名曲という評価が定まっているから、悪口もセットで記録されているわけで、記憶に残らない曲だと悪口も残らない。ということで、あの世のブラームスも嘆く必要はない。

で、もう一つ、ブラームスの交響曲全体についての悪口。
 芸術は長く、人生は短い。これは明らかにブラームスの交響曲のことである。
     (エドワード・ローン 「ファンファーレ」 ロンドン、1922年1月)

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飛行機の搭乗順

HTBflight.jpg 先日の長崎旅行は飛行機を使ったのだけれど、それでちょっと思った。

搭乗案内は、はじめに2歳以下の幼児を連れている客や妊産婦、介助が必要な客を優先搭乗させるのはまあ良いとして、次いで、「ダイヤモンドなんとか」とか「プラチナなんとか」というような客、これらは前の方の座席に着くようだけれど、これってあんまり合理的でないのではないだろうか。

というのは、前の方の座席の客が荷物を棚に入れるなどで通路を塞いでいると、後ろの方の座席の客がつかえてしまう。後ろの座席の客を先に案内したほうがスムースになるんじゃないだろうか。
また、上客は、むしろ、出発ぎりぎりに乗り込むぐらいに案内するほうが時間的余裕が出て喜ばれそうではないか。

降りるときは前の座席からになるのは自然で、早く降りられる上客が喜ぶのは当然。
貧しいエコノミー客には、長時間、窮屈な席で耐えてもらおうというわけだ。(糞ッ!)

いや別にエコノミー客を苛めたいわけじゃなくて、降りるときは前の上客からは今でもそうだけれど、乗りこむときの時間短縮ができるのではないかと思っただけのこと。

こういうスタッキングを FILO(First In Last Out)という。

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ホテルの浴室

長崎旅行では、ホテル・ヨーロッパというなかなか豪華なホテルを使った。
で、このホテルには限らないのだけれど、日本のホテルの浴室について一言。

HTBeuropebath.jpg ホテルの浴室はだいたいが洋式である。
シャワーを使うときはシャワーカーテンを引いて、浴槽内で体を洗う。当然、体の汚れと石鹸やシャンプーの泡は浴槽内に溜まる。だから、浴槽にお湯を張ってゆっくりしようとすれば、それらを洗い流さなければならない。

もちろん浴槽にお湯を張って、バスミルクやボディ・ソープを泡立てて、浴槽内で体を洗うという西洋流のやり方があっても良いけれど、日本式の風呂に慣れている私などは、浴槽の外で体を洗い、きれいなお湯につかりたい。

西洋の泡風呂って、汚れが泡と一緒に体に残るのじゃないか、
石鹸分で皮膚が痛んだり痒くなったりするのじゃないかと不安。
最後にシャワーで流したくならないのだろうか。
どんな使い方が正しいのだろう、西洋人はどう使ってるのだろう。


ホテルに置いてあるタオルは「高級」で分厚いものが多く、これで体を洗いたくない。
(タオルは温泉宿にあるようなもの、泉州のものが良い)
私は、ホテル泊の旅行にはボディ・ウォッシュ・タオルを持っていくことにしている。それも綿とかではなく、安物の化繊のものに限る。これだと、夜に使っても朝には完全に乾いているので、出立するときもそのままスーツケースに放り込める。

ビジネス・ホテルのトイレも一緒になっているような狭い浴室だと無理だが、ホテル・ヨーロッパなみの広い部屋であれば、浴室も広くとれて、日本式の浴室にすることも可能ではないだろうか。

東京ディズニーランドのオフィシャル・ホテルの第一ホテル(現ホテル・オークラ)では、浴槽とは別にシャワー室があったけれど、そこまで贅沢しなくても良いのだけれど。


西洋料理をお箸で食べるような話だと言われそうだけれど、西洋式で使うことが前提の浴室を日本式で使うことは不可能だけれど、日本式につくられた浴室を西洋式で使うことは簡単だろう。
それに、西洋人にも日本式って喜ばれるんじゃないだろうか。

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ハウステンボスのホームページ、総合案内について

HTBguidemapl.png 今回、ハウステンボスの旅はまずまず満足。
ちょっと贅沢しようと腹を決めてしまえば、なかなか快適に過ごせるところだった。

かなり広くてアトラクションも多そうなので、行く前にネットなどで情報収集に努めたのだけれど、これが思ったようにはいかなかった。

まず、パーク全体の様子を頭に入れようと思って、場内案内図を探したのだが、ちゃんとしたのが見つけられない。行った人のブログかなにかで、割合まともな案内図(入場時にわたされる案内図だと判明)を見つけたが、わかりにくい。
万博とかのときは、広い場内を案内する大きな鳥瞰図などが作られている。有料だったと思うが、ハウステンボスも有料でも良いからそうした地図を作製してもらいたいものだ。

HTBHP.jpg こういうことも含めて、ハウステンボスの公式ホームページはわかりにくい。
綺麗な写真が並んでいて、アイキャッチとしては良くできているかもしれないが、それについて詳細を知ろうとすると、目的の情報が得られない。
また、やきもきしたのはアトラクションのスケジュール。6月のスケジュールが見られるようになったのは、5月の終り、29日か30日ぐらいだったのではないだろうか。私は6月6日からだからまだ良いが、6月1日に行く人はこれでは困るだろう。

パークの運営にはいろいろな約束事、ルールがあるはずだと思うが、それらを読めるようにしたらと思う。客はそんな細かい約款類をいちいち読まないだろう、その通りだけれど、パーク側の情報開示としてはやっておいて悪いことではないし、スタッフが客から問いただされたときの対応の役にもたつのではないだろうか。

公式ホームページがわかりにくいから、どうしても行った人からの情報を参考にすることになるのだが、こういう人の情報は正確とは限らない。なにより、パーク自体が急速に改善されているらしく、古い情報も多い。新聞報道を鵜呑みにせず発信源に確かめよと教えられてきた身だからというわけではないが、この種の野の情報があるとオリジナル情報を確認しようとする。ブログなどの情報は貴重であることに変わりはないのだけれど、それが面白ければ面白いほど、それは本当か、今はどうなっているのか、など、知りたいという気持ちに応えてもらいたい。
これは公共団体や集客施設のホームページすべてに期待したいことである。

HTBguideapp.png また、行ってからのことになるが、場内案内用のスマホアプリがあるのだけれど、これがもう一つ使えない。場内で自分の位置を見失うのはしょっちゅうで、そこから目的地へどうやって行ったらよいのか知りたいわけだが、たしかに現在地表示は出るし、目的地が示されはするけれど、⇒(矢印)だけ出されても、運河を超えろといわれても、困る。地図が拡大され、現在地からの目標物が示されてしかるべきだと思う。

そして、極めつけは、最後の頼みの電話照会。
ハウステンボスでは、質問事項は総合案内に聞くことになっている。ホテルに電話しようとしても、案内されるホテルの電話番号は総合案内の番号になっている。
ホテルのフロントにつながるまで、おなじみの「○○の方は1を、○○の方は2を、……」という機械応答メッセージを聞かされることになる。
そして、これがナビダイヤル(0570)。20秒10円の通話料がかかる。不愉快なので、office365のオマケに付いてくるskype(skype out)で通話しようとしたが、0570は受け付けてくれない。

初めに「贅沢をする腹を決めれば快適」と書いたから、こんなみみっちいことでは腹が据わってないと言われそうだけれど、そうではない。20秒10円を要求する側がみみっちいのである。
こちらは、みみっちい気持ちにならずに済むように贅沢しているのだ。
せめて、ホテル宿泊者にはフロントやコンシェルジェに繋がる普通の電話を案内してもらいたいものだ。

と、ホームページや案内の悪口をいろいろ書かせてもらったが、パークやホテルのサービスが悪いという事ではない。
情報案内を通り一遍のものにして満足せず、もう少し積極的な情報提供をしたほうが良い。そうすれば問い合わせの電話も少しは減るだろう。
reomaHP.jpg

ホームページに電話番号を公開したら、電話が増えるなどという人がいたが、それは発想が逆。電話を減らせるようにわかりやすいホームページにしなければならないのではないか。


ところで、ハウステンボスの公式ホームページと、レオマ・ワールドのそれは酷似しているけれど、同じ業者?
(レオマに比べて数倍贅沢なハウステンボスが同じで良いの?)
そういえば自治体ホームページでも、そっくりさんが多くなっているようだ。

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濡れない傘

梅雨明けはまだのようだが、今週は雨の降らない日が続いている。
そんな中だけれど、今朝、NHKの朝の番組で、傘の扱いをちょっと良くする小物が紹介されていた。

濡れた傘をそのまま収納する袋とか、雨滴をとるための輪っかのようなものとか。
特に、収納袋の紹介では、このまま鞄に入れられるという解説が付いていた。
これらの商品の目的には大いに賛同する。
しかし、笑ってしまった。

私も電車で通勤するので、雨の日はどうしても濡れた傘が邪魔である。滴を垂らす傘を持っていると周りにも気を使うし、体や鞄が濡れてうっとおしい。(中には全く無頓着で、隣の人に滴を垂らしていても気のつかない人もいるが)

それで、もう10年くらい前からだろうか、撥水の効いた折畳傘を使い、電車に乗るときはこれを傘袋に入れて鞄に入れるようにしてきた。
だから撥水性能にはこだわりがある。はじめはふつうに撥水という表示程度のものを使ったが、2,3回使うと撥水性能は落ちてくる。
ナノ加工とかいうふれこみの撥水を特にウリにしているものも試してみたが、撥水性能は1シーズン持たなかった。撥水スプレーも試してみたが、顕著な効果があったとは思えない。
結局、滴が垂れるということはないにしても、湿った傘を傘袋に収めて、カバンに入れることを繰り返していた。

rectusumbrella.jpg そんな時に目にとまったのが、「蓮の葉の撥水効果」というテイジンの"レクタス"という生地を使った傘。
楽天に「傘屋伝七」という店が出品している。

自動開閉折畳傘で 8,000円。
普通の傘の倍以上する高額商品。
これで撥水効果が思ったほどでなかったら詐欺にあったようなものだなぁ、と思いながら購入。

届いてからしばらくは、普段使いするのが気がひけていたが、京都市内に用事があったとき、ちょうど大雨だったので使ってみることにした。
撥水効果は素晴らしい。今まで使っていたものは、新品のときでさえ、撥水はするけれど細かい水滴が傘に残り、触ると濡れる感じだったのだが、このレクタス傘は、濡れない。
傘は持ち込まないでくださいという店に入ったのだけれど、店の人が驚いていた。

こうなると普段使いもこの傘。はじめのうちは鞄にいれるときは付属の傘袋に収めていたが、この頃はそのまま放り込んでいる。

使い始めて3ヶ月、出動回数は十数日を超えていると思うが、今のところ撥水効果はほとんど落ちていない。
ネットで検索すると、愛用者らしき人が、3年使ってきてさすがに撥水効果がおちてきたので、水洗いしてアイロンをかけたらもとに戻ったという記事を書いている。
レクタス生地は細い繊維が空気層を作って水を入れないので(蓮の葉原理)、油脂の汚れ(手の脂など)がつくと毛が寝て水を含むようになるという。店のページでは、撥水が落ちてきたら、中性洗剤で洗って乾かしてください、とある。
まだしばらくは不要だが、もしそうなったら試してみようと思う。

ただ、この生地を使ったという傘は「傘屋伝七」という店しか扱っていない。さらに、私が買ったのと同じものは色違いも含め、在庫なしになっている。生地だけの問題だから他のメーカーが使ってもよさそうなものなのだけど、なぜか販売例がない。価格が高すぎてそうそう数が出ないと考えているのかもしれないが、私は確実に売れると思う。

と、考えていると同様の商品が別会社から発売されていることに気付いた。「濡らさない傘(unnurella)」と洒落たネーミングをしている。レクタス生地とは書かれていないが、防水コートをしていないなど、レクタスと同様のものかもしれない。これも今後要チェックだと思う。

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アガパンサスが咲きました

珍之助さまにご心配いただいた我が家のアガパンサスがようやく咲きました。
昨日の朝に気が付いたもので、写真をアップしておきます。

h27agapanthus1.jpg h27agapanthus2.jpg



珍之助さまの記事にあった桔梗も咲いています。

そして次はカサブランカがひかえています。
大きな球根から、大きな花を咲かせることでしょう。

H27kikyo.jpg h27casablancabud.jpg



もう少しすると、オキザリスが咲くと思います。
これはご近所の「私、野草が好きなのよ」という奥様からいただいたものです。

それにしても、桔梗以外は、カタカナ名の品種ばかりですね。
アガパンサス、カサブランカは和名(日本語名)が見当たりませんが、オキザリスはムラサキカタバミという名前ですね。(桔梗の学名はプラティコドンです。)

昭和天皇は、「雑草という名前の草はない」とおっしゃっていたそうですが、カタカナ名ばかりになったらどうお感じになられたことでしょう。

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慰霊の日

今日、6月23日は「慰霊の日」である。
昭和天皇は、毎年、8月15日の「終戦記念日」と、6月23日の「慰霊の日」(他、2つの原爆投下日も)は、慰霊のために慎まれているという話を、以前、聞いたことがある。
今上陛下はどうされているか寡聞にして知らないが、おそらくその思いを引き継がれていることと思う。

琉球は歴史的には日本の一部ではなかったかもしれないが、そういうことを持ち出して云々するような話ではなかろう。


heiwanoishiji.jpg 毎年「慰霊の日」が近づくと、テレビなどでも「平和の礎」の映像とともに、そのことが報道される。
先日のNHKの番組で「平和の礎」には、名前が刻まれていない、「○○の妻」、「○○の長男」、・・・というように表現されているものがあることを知った。もちろんきちんと名前が刻まれることがのぞましいと思うが、このことが、沖縄戦が想像を絶する戦いだったということを示している。
さらに戦後にあっても、コミュニティが破壊され、住民が離散した現実もこれに関わっているという。

私はまだ沖縄に行ったことがないので、とりとめのないことを書き散らしてみる。

沖縄が「返還」される前のこと、「おまえらはヤマトンチュ」というフォークソングがあったのを覚えている。歌詞はうろ覚えだが、ヤマトンチュは優越感のかたまりとか、身近な外国として関税のかからない外国製品を買い漁ることが批判されていた記憶がある。

私が小学校のときには、沖縄から来ていた「留学生」がクラスにいた。その子の実家の住所が「沖縄縣国」となっていたのを覚えている。「留学生」といっても言葉に不自由するわけではないし、そもそも子供たちの間で「外国人」という意識は全くなかったけれど。

社会人になってからのことだが、それまで車は米国式に右側を走っていたのを、日本に合わせて左側通行にするという大事件があった。わざわざそれを見に行った知り合いの話では、すべての信号が両方向に設置され、その日午前零時に一斉に切り替わった、壮観だったそうだ。

沖縄で、一番身近なのは泡盛。
父が秘蔵していた、いただきものの泡盛は、陶器の容器に入っていて、グラスに注ぐと見事な琥珀色で、アルコール分は40%ぐらいだったと思うが、実にまろやかで、のど越しもなめらかな、素晴らしいものだった。以来、泡盛を見ると試したくなるのだが、この父秘蔵のものに、優らずといえども遠からずというものにすら出会ったことはない。
焼酎のことを解説した、多分岩波新書だと思うが、その本の中に、泡盛の古酒(クース)は、江戸初期から、つまり300年以上前のものが続いていたのだけれど、沖縄戦でそれが失われてしまったと書かれていた。



陛下のお慎みは天皇家の私事ではない。

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ハウステンボスこぼれ話

花、食事、アトラクション、とテーマ別にハウステンボス・レポートを書いてきたが、今回は「こぼれ話」として、雑多な感想。

HTBcanal.jpg

カナルは海水
HTBeuropetai.jpg

ハウステンボスは大村湾に面し、場内のカナルは大村湾の海水をひきこんでいる。したがって、水は塩からい(舐めてみた)。カナルの何カ所かに閘門が設けられていて、潮位とシンクロして開閉するようだ。こうしてカナルの水は湾と出入りして、1か月(?)で入れ替わるという。だからカナルの水は、透明な水ではないけれど、腐臭とは無縁であり、海の魚が泳ぐ。ホテル・ヨーロッパの内側にある船着場には、鯛が泳いでいたが、これはおそらく釣ってきて放したものだろう(写真右)。

ハウステンボスはいうまでもなくオランダを再現しようというわけだが、こういうところは、そして気候の面でも、むしろベネチアのように思う。実際、アムステルダム広場では仮面舞踏会が行われるが、仮面舞踏会といえばベネチアを連想する。
(一番下にベネチアで買った仮面と今回ホテル宿泊者特典でもらった仮面の写真)


HTBwindwheel.jpg 風車は電動か

風で回っているのかどうか確認しようと思って、建屋に電線が来てないかなど見ていたが確認できなかった。しかし、大して風は吹いていないのに、アレグレットぐらいで回っていたから、おそらく電動で、電線は地下埋設なのだろう。

風車の一つは建屋に入れるようになっている。中を見ると、螺旋ポンプが回っていて、実際に水を汲み上げていた。ここでもモーターがないか見ていたが、確認できなかった。モーター音も歯車などが音を立てているから、これも聞こえなかった。


HTBponcho.jpg 雨の日だったので、レイン・ポンチョがもらえた

今回は雨が心配だったが、雨は最終日だけで、それも弱いもので済んだ。
チェックアウトして最後の見物に出かけようとすると、フロントで1日分の場内パスポートが特典として渡される(それまでの使い終わったパスポートと引き換え)のだが、雨が降っているということで、さらに、レイン・ポンチョの引換券も渡された。レイン・ポンチョは入場口と「チーズの城」という土産物店で配られる。
帰る日であるから、ポンチョを濡らすと持ち運びが面倒になるだろうから、着ることはなかったが、旅の記念になる。
後でホームページを確認すると、6~8月のサービスのようだ。売られてもいるようだ(500円?)


HTBmasque.jpg 土産物10%引き(ホテル宿泊者特典)

ホテル・ヨーロッパの正面玄関を出たところにある「Sea breeze」という土産物店では、朝8:00から9:00までの間、ホテル宿泊客の買物は10%割引(一部除外商品あり)になっていた。いつもやっているのかどうかわからない。最終日、その時間中に土産物を買い込んだことは言うまでもない。


※写真右: 仮面舞踏会用マスク        
公式ホテル宿泊者特典のもの(上2つ)と
以前、ベネチアで購入したもの(下の1つ)


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ハウステンボスのアトラクション

音楽系のアトラクション、イベントは既に書いたので、今日はそれ以外のもの。

といっても、3つしか入場していない。
SMTOWN THEATRE、Horizon adventure+、IFXシアター(Kirara)。

HTBSMhologram.jpg SMTOWN THEATREというのは、東方神起、少女時代、とかいう韓国のグループのショーを、3D仕立てにしたもの。
東方神起は名前ぐらいはきいているが、顔を見てもそれとはわからない。他のグループについては、はじめてその名前を見たという具合。したがってこういうグループのショーが見たかったわけではない。
興味は3D。
ショーはたしかに立体的に見えるが、偏向グラスや、液晶シャッター方式ではない。
どうやっているのか、じっとスクリーンを見ていて気づいたのは、顔を左右に振ると、前に移されている人物と、背景の位置関係が微妙に変わること、背景画像が明るめで、前景の人物が暗めだと、背景画像が人物に透けて見えることがあること。これらから、前景と背景は別のスクリーンに映しているのだろうと思った。
このやりかただと、ソフトの出来によって、自然な立体像が感じられるかどうかが決まると思う。そして、このミュージアムのソフトは3Dを見せるという目的には良く合っていると感じた。
後で、公式HPの説明を確認すると、人物はホログラム、背景はプロジェクション・マッピングで映しているという。ただ、人物だけを見ていてもあまり立体感はなかった。
ところで、40分は私には長い。その半分で良い。

HTBhorizonadv.jpg 次にHorizon adventure+。
これは、オランダの伝説だとかで、水を大事にしなかった人に怒った海の精「ラン」が街を洪水で襲うというストーリー。
映像と実際の水(噴水)を組み合わせた趣向。また座席も前後に振動して、洪水の勢い(地鳴り?)を表現する。
吹き上げる水、滝となって落ちてくる水、これらをストロボライトで照らすので、水の形(水滴、水幕など)が強調される。
水しぶきが客席にも飛んでくる(ずぶぬれになるということではない)ので、とりわけ夏向きである。子供は喜ぶと思う。
昔、フロリダのディズニーワールドでやはり大量の水を使ったアトラクションを見たことがあるが、それは屋外に設置されていたから、水の量としては、はるかに多い水を使っていたと記憶する。
狭い屋内だと、どうしても額縁的に収まるようで、洪水の臨場感とまではいかないようだ、迫力はそれなりにあったけど。

HTBkirara.jpg 3つ目はIFXシアター(Kirara)という館。
「もしも月がなかったら」と題する作品で、そうだったら地球はどうなっていたかを映像作品にしたという。
スクリーンと鏡を使って観客を包み込むようにして迫力を出している。

しかし、もし月がなかったらこうなるだろうとして示される映像にはあまり説得力を感じない。
本作では、月の形成はジャイアント・インパクト説によっているのだけれど、ジャイアント・インパクトがなければ地軸が傾かず地球の四季はなくなっていたはず、そしてそうなら潮汐がおこらず水がかき回されないから生命の進化がずっと遅くなっていたはず、というような解説があるのだけど、たったそれだけ?という感じがしてしまう。
それにしては出てくる生物が翼竜やアルマジロのような動物とかで、地を走り、空を飛び、激しい闘争を繰り返す、要するに「絵になる」ように生物を創り、迫力あるアクションシーンにしたもの。こんなんでいいのかと思ってしまった。
なお、この作品は「愛・地球博」で展示されていたものだそうだ。

HTBgiyaman.jpg 他、アトラクションではないけれど、ハウステンボスにはいくつか美術館がある。

既報のとおり、パレス・ハウステンボスには美術館がある。
他、ポルセレイン・ミュージアム(陶磁器)、ギヤマン・ミュージアム(ガラス工芸)の2つの美術館にも入った。
(写真右はギヤマン・ミュージアムのエントランスにある大シャンデリア)

あちこち歩き回って疲れ切って入ると集中できず、とりたてて感想を書ける状態ではないけれど、サイズは大きくないが、なかなか趣味的な空間だった。
ギヤマン・ミュージアムは、結婚式場としても使われている。結婚式があると、観覧時間の方が制限されるようだ。今回の訪問中、少なくとも3組の新郎新婦を見た。また、場内のレストランやバーなどで披露宴や二次会をやっているグループもあった。
(しかし、神式・仏式の結婚式はやらないだろうな)

ただ、こういう美術館は良いものは集めているのかもしれないが、運営はどうなんだろう。
美術館・博物館というのは、単に物を集めるだけでなく、学芸員や研究者が居て、あるいは来館して、常に何か新しい発見や解釈、ストーリーというものを生み出す、そういう施設であるべきだと思う。
ずっと前から所蔵していた美術品が、再評価されて新しい価値を与えられる、そういうことは良くある。そして、そのためには、単においておくだけではなく、学芸員が管理・発信し、研究者に便宜が図られている、そういう施設であってほしい。

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ハウステンボスでの食事(2)

HTBdinnermenu.jpg 昨日に続いて、ハウステンボスでの食事のレポート。
ディナーについて書くと、どうしても品数が多くなって、記事が長くなりそうだから、分けて書くことにした。

まずは2日目、6月7日のディナーである。
ディナーはホテルのメイン・ダイニングである、この日の朝食もいただいた「デ・アドミラル」というレストランで食べることにした。
事前に評判をネットで調べていたのだけれど、驚くべきことに、あの、日本中のシェフを敵にまわしているだろうと思われる友里氏が、随分前の記事ではあるけれど、ハウステンボスのフレンチは悪くないと仰っている。

ディナーのコースは3種類用意されているが、予約時に、既に結構な量食べているので、軽めのディナーを選んでもらったが、やはりこの一番軽いコースを注文する人が多いようだ。

メニューは写真のとおりである。
これに料理に合わせたワインを4杯つけてもらった。
HTBdinnercorn-crop.jpg
はじめは、とうもろこしをおろしたもの(名前は失念)。
かなりリファインされていて、粉っぽくない。クリームのよう。

鮪のミキュイ サラダ仕立て アンチョビ風味のソース オリーブの香
ミキュイ(mi-cuit)とは、半分火を通したの意で、お店の人はお肉のレアのようなものと説明してくれた。
このような鮪の食べ方は初めて。鮪は薄く切られているが、焼いてから切ったのか、切ったのを焼いたのか。どうも前者のような感じがする。
鮪というと時として水っぽい感じがするのだが、これはしっかり旨味を感じる。そして魚臭さがない。
HTBdinnerfois.jpg HTBdinnertuna.jpg

フランス産フォアグラとフランボワーズのパヴェ 完熟パイナップルのキャラメリゼ マンゴーのソースで
HTBdinnerjerais.jpg「旅先ナウ」でも紹介した料理。フォアグラが絶品である。
フォアグラはそうそう食べる機会はないが、今まで特にフォアグラで感動した記憶もない。しかし、このフォアグラは素晴らしい。小さなサイコロに切られたフォアグラだが、表面がカリッと焼かれ香ばしく、中はとても滑らか、クリーミィ。そしてこれも臭みがない。

赤肉メロンの冷製スープ 白ワイン風味のジュレとハモン・セラーノ
甘いメロンと、ハモン・セラーノという生ハムの塩気。合わないようで案外合う。
HTBdinnerisaki.jpg
長崎産イサキの炙り焼き フヌイユのコンフィ 赤ワインのソース オレンジの香りで

これとわかるような味付けはしていないイサキ。炙り焼きはトーチを使ったのだろうか、火は通っているが、固くならず、外は香ばしい。

パッションフルーツのグラニテ HTBdinnergranite.jpg  


HTBdinnerpork.jpg
塩漬け豚で巻いた豚フィレ肉 ヘーゼルナッツのエミルション 小さなサラダ添え
ここまで、はじめのシャンペンから、白ワイン、ロゼと料理に合わせてサービスされてきて、当然、赤が出てくるものと思ったのだけれど、この料理には白が合うということで、白ワインがサービスされた。
これがメインなのだけれど、やはり牛を食べたかった。それに赤ワインも飲みたかった。
メニューを良く確認していなかった私が悪いわけだが。
塩漬け豚の方か、フィレの方かわからないが、やはり豚である、その臭いである。
HTBdinnercheeze.jpg
チーズ
メニューにはないけれど出てきた。写真左の花のような細工をしてあるのもチーズ。
ハウステンボスには「チーズの城」という土産物屋もある。オランダはチーズの名産国でもあるわけだが、今回、思い出せばチーズを味わったのはこのコースだけだった。
なめらかなカマンベールと、ブルーチーズのような黴付きでやわらかいチーズがおいしい。

HTBdinnerparfait.jpg       バニラと木苺のパルフェを南国のフルーツとソースと共に


            ミニュアルディーズ HTBdinnerkogashi.jpg


まだ明るい18:00からのディナー、終了は19:30。ようやく夕闇が訪れる。

HTBdinnerwindow.jpg




旅の最終日、最後のホテル・ヨーロッパでの食事は、昨夜コンサートが開かれた「アンカーズ・ラウンジ」。
2日続けてコースのブレックファストはちょっと気がひけたのでバイキング形式を選んだ。

HTBbreakfastviking.jpg    

当然、アイ・オープナーのシャンペンも用意されている。
ここでもオムレツが名物らしい。オムレツは、チーズ、ハム、アスパラ、玉葱、高菜の5種類の具から好きなものを取り混ぜて、料理人に言えば、目の前で焼いてくれる。あったかで、ふわふわのオムレツがいただけるというわけ。私は、チーズ以外の4種を指定した。なお、希望で目玉焼きもしてくれる。
写真の皿にとったのは、ソーセージ、クリスピーベーコン、ソフトベーコン、ハム、オニオンリング、茸のソテー。もちろん、他にフルーツやサラダも採っている。
また、バイキングだから、コーヒーは淹れ置きなのだけれど、その割にはおいしいものだった。最近の苦味ばっかりが立ったコーヒーではなく、酸味があり、やわらかい。

これで贅沢な食事は打ち止め。
(この日の昼食は、長崎空港のコンビニでおにぎりを買って食べた。1コ102円×2)

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ハウステンボスでの食事(1)

時事の話題で2日中断したが、しつこくハウステンボス・レポート。
今日はハウステンボスでの食事について書いてみる。
といっても、実際に食べたものだけで、本当はもっといろいろあるわけで、ほんの私的な記録。
ハウステンボスに着いたのは、6日午後3:00頃で、ハウステンボスでの食事はこの日の夕食からとなる。

HTBchickenroast.jpg 夕食は、アムステルダム広場にあるオープン・レストランで、鶏一羽丸焼きを食べた。
なぜ、これにしたかと言うと、事前にハウステンボスのことを調べていると、アクティビティ・クーポンという1枚500円のクーポンがあって、これを使うと割安になる商品があるのだが、この鶏一羽がその対象となっていたからである。案内では2100円の鶏がクーポン5枚、つまり2000円になるというので、わずか100円だけれどこだわったのだった。
ところが、このクーポンが使えるということをレストランの係員が知らない。暫く押し問答をしてもらちがあかない。係員が責任者を呼んだが彼女も知らない。どこかへ問い合わせてようやくクーポン4枚でOKということになった。

もちろん腹が立っていたが、そこは大人、にっこり笑って、クーポン使う人ってあんまりいないんですねぇ、と話しかけてトゲトゲしい雰囲気を和らげた。客に気を使わせるレストランは最低だ。


であるけれど、さすがにこの鶏、小ぶりだけれどしっかり肉がついていて、かなりの量。連れは脚一本しか食べないので、随分努力したのだけれど、結構の肉が食べきれずに残ってしまった。
味は、ただの丸焼きだから、とりたててどうということはないが、変に調理してまずくなっているということはない。
なお、野菜気がないから、枝豆(まずい)を付けた。

HTBbreakfastrest.jpg ただ、夜はこれだけで、炭水化物を摂取していないから、コンビニでおにぎりでも買おうかと思ったが、いわゆるコンビニは見当たらない。しかたがないので、ホテルの前のみやげもの店で、カステラを買って食べた。

その夜、夜中に目が覚めて鶏が咽喉元にこみ上げてきた。


翌朝、ホテルのレストランで朝食。
今回の旅行は、朝食付のプランだった。
後からホテルの朝食を食べる場合は、3100円ということである。
ホテル・ヨーロッパには、洋食(デ・アドミラル)、和食(吉翠亭)、鉄板焼(戎座)の3つのレストランと、和洋のバイキング(アンカーズ・ラウンジ)があって、焼肉以外が朝食対応となっている。
1日目は洋食コース、2日目はビュッフェを選択した。和食を選択しなかった理由は単純、アイ・オープナーのシャンペンがないから。

HTBbreakfastreal.jpg HTBbreakfastmenu.jpg

コースは「アメリカン・ブレックファスト」、「サラダ・ブレックファスト」の2つ。オムレツがおいしいという噂なので、アメリカンを選択。
アイ・オープナーのシャンペンはドミセックで、やさしく飲みやすいもの。(銘柄は聴き忘れてしまった。)
メインはオムレツだろう。オムレツには、まずトリュフ・ソルトをかけてくれて、ケチャップなしで食べてみてくださいといわれた。なるほど、トリュフの香がして良いものだ。
ケチャップも控えめに付けて完食。夜中に鶏に起こされていたにもかかわらず、おいしくいただけた。
HTBrosejam.jpg
ところで、バターと並べてジャムも用意されている。「バラとイチゴのジャム」である。私はジャムやマーマレードの類は普通使わないのだけれど、このレストランで作っているというので試してみた。これがなかなかいける。このジャムは甘い中に適度な酸味があり、何より、バラの香りが口いっぱいに広がる。土産に買うことを即決した(写真のビンのもの。40gが400円)。


さて、昨夜の鶏がまだもたれているうえに、充実した朝食を食べたため、お昼は何か麺類とかで軽くすまそうと考えた。

HTBgotohudon.jpg 麺類といえば、ハウステンボスではスパゲッティとなりそうだが、どうも油気に気が向かない。そばかうどんを探していると、五島うどんの幟が目に入った。五島うどんというのは今まで食べたことがないので、興味もあったので、この軽い昼食でごまかすことにした。
細いうどんである。味については、特に言うことはない。600円。

そして思い出した。旅に出る前に考えていたのは、九十九島の牡蠣だった。

この日のディナーのことも続けて書くつもりだったが、記事が長くなってきたので、明日へ繰り越し。


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ふるさと納税

6月の給与明細とともに、今年度の住民税決定通知を受け取った。
前職場を定年退職して1年余、昨年は高額な住民税を払い続けてきたが、ようやく収入に見合った住民税になった(半額以下に減少!)。

fujinokikofun.jpg 住民税で思い出したのが、ふるさと納税。
珍之助さまはふるさと納税のファンらしいが 、私は面倒くさいので今までふるさと納税というのをやったことはない。
ふるさと納税をすると、いろんな特典がもらえるらしいのだが、ものすごくユニークな特典をだす自治体がある。

奈良県の斑鳩町だが、ふるさと納税をすると、普段公開していない(年2回特別公開あり)国史跡の藤ノ木古墳の石室を貸し切りにできるのだそうだ。5万円以上で2人分、8万円以上で4人分だそうだ。
石室を貸し切っても、史跡だから中で宴会をするわけにはゆかないと思うが、石室のひんやりした感覚とかを感じられて、考古学ファンは垂涎ものだろう。

こういう文化財を持っている自治体は、二番煎じと謗られても考える価値はあると思う。
(だいたい普通の特典と違って減るもんじゃないし)。

normal-yukiphotoE.jpg 斑鳩町は特典のユニークさだけれど、奈良県の王寺町は集め方の方でユニークさを出している。
王寺町にある聖徳太子ゆかりの達磨寺の方丈を修理するため、町がインターネット、いわゆるクラウド・ファンディグのサイトを使って寄付を集めているのだが、この寄付はふるさと納税扱いにできるそうだ。
王寺町の寄付は未だあんまり集まっていないようだ(取り扱っているJAPAN GIVINGに額が出ている)。

about_jsj.png


また斑鳩町に戻るが、前に、法隆寺が維持費を捻出するために拝観料を値上げしたことを書いたけれど、斑鳩町も王寺町のようなやりかたをすることも考えたらどうだろう。
Hiizurutokoroyume.jpg 夢殿貸切で、中で瞑想させてもらえたら、聖徳太子になった気分が味わえると思う。藤の木古墳よりファンを集めやすいかも。

斑鳩町、王寺町ともに、聖徳太子所縁の地。なのに聖徳太子が寄り付かない(聖徳太子で1万円札を連想するのはちょっと古いか)。


王寺町の寄付の集まり具合は思わしくないようだ。で、思ったのだけど、Yahooポイントとか、楽天ポイントとか、いろんなポイント・システムがあるけれど、こういうポイントでふるさと納税ができたらいいんじゃないだろうか。

高額な寄付には縁のない私だけれど、東日本大震災のときには、その時貯まっていたYahooポイントを全部、Yahooの募金サイトに寄付したことがある。
ポイントって、なんだか泡のような感じで、誰かの役にたつならという気持ちで使いやすいように思うのだが。

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情報流出のリスクと影響評価

年金機構の情報流出事件後、機構職員を名乗る者によって詐欺被害を受けた人がいることが報道されていた。
だから個人情報の管理には万全を期さなければならないんだという意見が多いわけだけど、私は敢えて違う見方をしたい。

詐欺事件は、機構を名乗る者からの電話があって、それに騙されたものというのだけれど、機構が発表している流出情報に電話番号は含まれていない。

nennkinryushutu.png


流出した受給者情報から、電話番号を検索した可能性もないわけではないが、事はもっと単純かもしれない。
「便乗詐欺」という観測記事も出ているように、機構へアタックして情報を取得した犯人と、この詐欺犯は別なのではないだろうか。詐欺犯は、もともと何らかの攻撃ターゲット(特に高齢者)のリストを持っていて、この事件によって動揺した高齢者の心理をついて、もっともらしさを高める材料として詐欺に利用したのかもしれない。

ひょっとしたら、公表されていない流出情報があるかもしれないが、むしろありそうなのは、詐欺犯がさらに不安を煽るために「公表していないが年金受取口座番号も実は流出しているので直ちに対応が必要だ」などと悪知恵を働かせることだと思う。


情報流出は大変なことである。実際に侵入を受けたわけだから、事務が混乱し、あるいは虚偽情報で書き換えられた危険もある。セキュリティの重大な欠陥であることは論を俟たないし、機構には完璧な対策が必要であることは当然である。
ただ、一方で、機構は事件を公表する際に、この情報流出を過度に心配する必要はないこともPRして、受給者等を落ち着かせ、冷静な対応を求めるべきなのではないだろうか。
  • 基礎年金番号を他人に知られても、年金が詐取されるなど、直ちに受給者の不利益になることはない
  • 年金関係の手続きでは、他人のなりすましを防止するため、本人確認を厳格に行っている

ことわっておくが、この通りであるかどうかは機構が判断しなければならない問題である。
「流出情報が悪用されるおそれがあります」というような広報を行っているところもあるようだが、どういう悪用の可能性があるのか、何に注意したらよいと考えているのだろうか。いたずらに不安をかきたてる結果にならなければ良いが。


これが、年金関係の電子申請が普及していて、その利用者IDが漏洩したというような状況であれば、こんな悠長なことは言ってられないのは当然である。(過去にいろんな情報サービス・サイトがクラックされた事件があるが、私が登録していたサービスの場合は、直ちにID/パスワード変更を行っている。)

そうした具体的危険性を評価するということはなされたのだろうか。
単純に、情報流出→悪用の危険という、漠然とした連想で、止めれば良い、番号を変えれば良い、というようなことを繰り返していたら、セキュリティの向上は望めないし、不要に高額なコストが発生するのではないだろうか。リスク評価を行って対策を行うのはセキュリティの基本だと思うのだけど。

真偽のほどは定かではないが、WindowsPCにはパスワードを忘れた場合でも管理者権限でコマンドを実行する裏技があるそうだ。であるならOSも自分で開発しなけりゃ安心できませんな。


情報流出のリスクや影響評価をおざなりにして、ただ危ない危ないとうろたえ、技術対策ばかり言うのは、むしろ危なっかしいように見えてしまう。

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ハウステンボスの音楽

ハウステンボスの場内の音楽は、どうやら区画ごとにジャンルを決めているようだ。
ホテル・ヨーロッパはモーツァルトばかりで、ホテルのクルーザー内もモーツァルト。
隣のタワーシティ付近は何故かチャイコフスキーのバイオリン協奏曲ばかり流れていたように思う。
アトラクション・シティの方へ行くと、ウィンナ・ワルツ。

ハウステンボスは音楽の催しが多い。歌劇団(宝塚風のハウステンボス歌劇団)や、多くの演奏会がある。
歌劇はちょっとのぞいてみたけれど、宝塚風はこそばゆくて苦手なので、じっくり見ることはせず、ちょっと垣間見た程度(実は聴こうとして会場の椅子に座っていたら、こちらは優先席ですと追い立てられたのだけど)。

HTBamsterdamsquare.jpg アムステルダム広場ではいろいろな出し物があるわけだが、ここはオープン・スペースという条件だからだけど、電気拡声がきつくて、音量にたじたじとなる。演奏自体はノリノリのものが多いのだけれど。
また、聴衆も、ダンス音楽(タンゴとか)が流れたら、海外だったらきっと踊るのだろうけど、ただじっと聴いているだけだから、演奏するほうも張り合いがないのではないだろうか。

夜には仮面舞踏会と称するディスコ・パーティがあるので、踊る気まんまんで来る客(主に若い女性)もそれなりにいる。
ホテルからは舞踏会用の仮面がプレゼントされる(普通に買えば500円らしい)。

もっとも私は仮面をもらっただけで、踊りには参加していない。他にマントや衣装の貸出などもあるらしい。


で、一番期待したのはホテルで行われるコンサート(トータル60分)なのだけれど、ファースト・ステージのポップスの男声三人組は、違和感のない、まあまあの出来だった。ただ、伴奏はカラオケである。

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ポップスではマイクを使っていたが、クラシックは勿論アコースティック。
会場のホテルのラウンジは、絨毯張りだし、開放的だが、天井は堅くて滑らかな材質だし、一面ガラス張りだから、結構響く。お昼などにも、ピアノやバイオリン、チェロがソロをやっていたけれど、マイクを使ってるのかと思うぐらい。

オペレッタは、ソプラノもテノールも良かった。
ソプラノは写真でわかるように細身の方だけれど、会場の響きもあって、しっかりとした声で聴きやすかった。最初の「私のお父さん」はあまりに有名な曲だけど、情感たっぷりに歌われていて、歌手の容姿ともあいまってなかなかのもの。
テノールも柔らかい良い声であった。(野郎の写真は撮ってもしかたがないなどと珍之助さまのようなことを言うつもりはないが、良い写真が撮れなかった。写真でソプラノの後ろ、ピアノの向こうに座ってこちらを向いている顔がかろうじて写っている。)

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ちょっと困ったのは室内楽。ピアノ、バイオリン2、チェロという組み合わせなのだけれど、"アイネ・クライネ"のおそらくビオラ・パートだろう、これがピアノで叩かれるのはどうなんだろう、普通目立たないビオラが異質な音で鳴る。演奏する方は面白いと思うよ、仲間内で何かやろうというノリで。
また、これがびっくりするくらいの高速。アレグロでなく、プレスティッシモ。
これを演奏者目線で楽しもうというのなら、それはそれでありかもしれないが、絶対に「クラシック鑑賞」という言葉は似合わない、曲芸。

他の曲もいずれも驚くべき高速演奏。早く寝たいから高速にしたわけではなさそう、アンコール曲まで披露したから。
とりあげられた曲はいずれも良く知られたものだが(プログラム写真参照)、上品なコンサートにするなら、アンサンブルの編成にあった曲を選んだ方が良いと思う。
この構成だったら、たとえば、モーツァルトのピアノ三重奏(Pf、Vn、Vc)などが良いだろう(あ、一人余る)。

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ハウステンボスの花

今回のハウステンボス訪問は、「バラ祭り」と「あじさい祭り」が重なる期間、6月6日~8日という日程だった。

IMG_20150607_165449.jpg これは意図したわけではなく、はじめはバラ祭りの111万本のバラというのがどんなものかという興味だったのだけれど、日程を決めてから、6日からは、あじさい祭りも始まるということを知った。

で、両方が楽しめる期間というより、バラは盛りを過ぎ花が萎れていく時期であり、あじさいは本格的に開花するのはもう少し先という、どっちつかずの期間と言えるかもしれない。
あじさいは、これから咲くという元気を感じるからまだ良いが、バラの方は、萎んだ花、変色したバラを見ると、やはり盛りにくるべきだったという思いがした。

「花は盛りに、月は隈なきをのみ見るものかは」というけれど、この花は桜だから。
桜は潔く散るから美しいので、桜の花が枝にしがみついて萎れるものだったら、兼好法師もこんなことは言わなかったのでは。


まあ、そう言ってもしかたがないので、どんな様子だったか、きれいなところを中心に報告。
ということで、今日は、花の写真で記事を埋めることにする。

右上の写真はホテル・ヨーロッパのロビー
そして、ホテルのすぐそばにあるのが「あじさいロード」。

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次は、バラでもあじさいでもなく、オランダ風の景色
花の種類はなんだろう、いろいろあるようだが。

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rose5spots.jpg 次ぎはバラ
バラのスポットは、右図のように案内されていたのだけれど、いずれも盛りは過ぎていた。

特に、泊まったホテル(ホテル・ヨーロッパ)は、「薔薇のホテル」として案内されていたのだけれど、6月6日からは「あじさいのホテル」に変わってしまっている。
「薔薇のホテル」には、バラの香りも期待していたのだけれど、残念。

野外のバラと違って盛りのバラだけ集めることもできそうに思うけれど。


その他のスポット、「薔薇の宮殿」(パレス・ハウステンボス)は「あじさいの宮殿」に、「薔薇の広場」(アムステルダム広場)も「あじさいの広場」というべき状態になっていた。

ということで、バラの写真はあまり撮れなかったのだけれど、その中でましなものを何点かアップする。

あじさい優位の中でようやく見つけたバラ園(グランド・ローズ・ガーデン)
中には、まだまだ咲き誇るバラもある。(写真右。これだけが独立してあったら、花盛りなんだけど。)

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カナル(運河)沿いには、まだバラが頑張っている。

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花ではないけど・・・パレス・ハウステンボスの庭園。

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夜のあじさいと、翌朝の雨のあじさい

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アムステルダム広場は「あじさいの広場」になっているが、一部、バラと共存しているところもある。

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「あじさいロード」のあじさい市と、品種がリストされた看板(読めますか?)。

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あじさい市では、販売もされているわけだが、他の2~3倍の値が付いているものがある。これらはパテント登録されているもののようだ。見た目ではそんなに違うという感じはしないのだが、日当たりや水、虫や病気、そういう「性能」のようなものは違うのだろうか。
知的所有権というのは、それを生み出す努力が何ほどであっても、買い手がいなければ無価値だと思う。
性能表示などでアピールしないと高過ぎるという印象になるけど、実際はどうなんだろう。また、どのくらい買う人がいるのだろうか。
それと、F1みたいに、子孫を残せない性質が望ましいはずだけど、どうなんだろう。

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セグウェイ

ハウステンボスに行くと決めてから、バラを観る以外に、どんなアトラクションがあるのか見ていたら、セグウェイで場内を回るツアーがあった。これは一度、是非体験したいと思って、ハウステンボスのWeb予約サービスなるものに登録し、予約をとっておいた。(6月は客の少ない時期で、セグウェイの予約もがらがらだった。)
心配された天候だが(多分、雨天のときは中止されるのだろう)、今回は大丈夫だった。

1回のツアーは10分の練習、50分で場内を回るのが標準だが、私のときはインストラクターが何故か途中で変わって、20分近く練習した。
私の組は私と連れ合いの2人だけがエントリーしていたが、ツアーの定員は4人だけらしい(セグウェイは5台で、1台がインストラクター、4台が客用のようだ)。

セグウェイのことはいろんなサイトに情報があるが、私のようにしつこく書いているのは目にしたことがない、ご参考になれば幸いである。
segway_lecture.jpg
  • まず、セグウェイの電源を入れると(客にはさせてくれなかった)、はじめに水平に(というか垂直に?)立たせると、ステップ中央のセンサーライトが赤から緑になり、この状態になるとセグウェイは自立する。手を離しても倒れない。
  • 次に、軽くハンドルを持って(動かさない)、片足を慎重にステップに置く。

    この足の位置が結構重要。ステップの前後方向の真ん中(車軸の上)に、自分の体の重心がくるように、つまりだいたい足裏の中央付近を置く。
    体重移動で前進・後退×加速が決まるセグウェイだから、これができていないとまずいことはわかるだろう。

  • 反対側の足も同じようにしてセグウェイの上に立つ。
    横方向の重心位置は機器動作に関係ないようだ。片足が乗っている状態で反対の足を上げてもセグウェイが横に傾いたり、動いたりすることはない。力を抜いて立ちやすい幅になるようにおけば良いようだ。
こうして立てるようになればセグウェイは乗れたも同然である。実際には重心を安定させるコツを掴むまでは、微妙に前後したりするが、10分もやれば大丈夫のようだ。以上でわかるように、スキーやスケートの要領に近いが、スキーやスケートは雪面・氷面で滑るが、セグウェイはそういうことはないので、はるかに簡単である。

左右の進行方向はハンドルを倒すことで決める。右に倒せば右旋回、左に倒せば左旋回。体重移動が伴わなければその場で旋回できる。

前進後退は良く知られているように体重移動、前に体重をかければ前進、後ろで後退。体重移動が大きければそれだけ加速が大きくなる。インストラクターの話では20km/hぐらいはすぐに出るという。

なお、ハンドルは前後には動かない。ハンドルを前後に押し引きすることは体重移動を伴うだろうから錯覚するかもしれないが、飛行機の操縦桿とは違う。


安全上覚えておくべきなのは、バランスを失ったとき慌ててセグウェイから降りるのは危険だということ。
こうした場合、前にはハンドルがあるから自然、後ろへ足を出すことになるが、こうすると体重が後ろへ移動するから、セグウェイは後退しようとして、乗り手にぶつかってくるおそれがあるわけだ。

現在、国内でセグウェイを体験できるところはそう多くない。そのなかで注目はつくば市で、ここは「モビリティロボット実験特区」として、公道走行が認められているらしい。といっても、自由に走り回れるというより、ハウステンボスのように観光ツアーとして、インストラクターが付いて走るようだ(違ってたらごめん)。

筑波研究学園都市は、全く新しく都市を創ったところで、道路や各種施設の配置は計画的に行われていて、セグウェイに向いている感じがする。
以前(30年ぐらい前)、私の恩師が筑波大学の何かの役職に就いていて、学生の交通事故の問題で頭が痛いと仰っていたのを思い出す。筑波では通過交通は都市内交通と分離されていて良いのだが、通過交通へ合流するところでの事故が多かったそうだ。
イギリスのニュータウンでもここで育った子供は車の怖さを知らずに育って、事故にあいやすいという話も聞いたことがある。


海外では、既に歩道や自転車道でのセグウェイ通行が認められている国もあるが、日本は未だ認められていない。なのだけれど、この記事を書くにあたって改めて調べると、国土交通省は「セグウェイ」など2輪の立ち乗り型ロボットを、7月から全国の公道で走れるようにするというニュースがあった。
ただ、誘導員の配置や道路使用許可が条件となる見通しとも伝えられているから、どこでも自由に走れるわけではなさそうである。

車体は、幅70センチ以内、最高時速10キロ以下などの要件を満たせば、トラクターや小型フォークリフトと同じ小型特殊自動車か原動機付き自転車として国交省が認定するということだから、ウィンカーを付けないといけないのではないだろうか。
また、道路使用許可については、つくば市と豊田市では、道路幅が3メートル以上の歩道などに限り、地元の警察署が許可を出したということで、これが目安になるのだろう。


一歩前進ではある。しかし、3メートル幅の歩道なんてどこにあるんだろう。
セグウェイなどの新しい用具は、自動ブレーキをはじめいろいろな安全装置が装備できるはず。それを前提にして、自転車より安全な乗り物として受け入れるという発想はないのだろうか。
もっとも、こうして実績を積んでいけば、原付や自転車なみの交通用具として認められるようになるまでの一歩にはなるかも。

規制緩和がいわれて久しいが、非効率な者を競争で振り落すことで経済を効率化するという規制緩和は進んだけれど、こういう技術革新を社会に受け入れるための規制緩和は全く進まない。
前者は力の強い既得権者を保護する結果になり、後者はこれから伸びようというベンチャーを拒む結果になる。


vlc-2015-06-09-20h13m24s586.png ということでハウステンボスの場内ツアーに出かけたわけだが、乗りはじめから30分もすると随分慣れてきて、ちょっと前傾を深くしてスピードを出してみたり、蛇行運転をしてみたりできるようになる。

場内の人の多くはめずらしそうに眺めてくれる。中には「難しいですか?」と声をかけてくる人や、「私も乗りたいー!」と叫ぶ人もいたりした。

前に、ライター型カメラで撮りたいものがあると書いたけれど、実はこのセグウェイに乗っているときの動画である。
そのライター型カメラをハンドルにセロテープで固定して撮影した動画をアップしておく(画像クリックでも再生)。

画面が波打つのは、路面の振動がカメラに伝わるため。音がガリガリ言うのも路面の振動である。
このカメラにはモニターがあるわけではないので、正確に方向を決められない。今回はちょっと上向きにセットしたようで、路面をとらえている画像が少ない(指で押さえて下向きにしてみたところもある)。


1時間4000円と、ちょっと高いと思うかもしれないが、それだけの値打ちは十分ある。
また乗って、こんどはもう少し自由にドライブしてみたい。

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休刊日

本日、休刊日。

前の休刊日に引き続き、採集した手羽先の画像をお届け。

IMG_20150518_230443-crop.jpg  IMG_20150518_230405-crop.jpg

画期的な2方向ショット。


別個体。
   IMG_20150603_174255-crop.jpg
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グラバー園

nagasakitoujinyashikiato.jpg 江山楼で長崎ちゃんぽんを食べ終わってから、街並を見ながらと思って、グラバー園まで歩くことにした。

街並でまず目に入ったのは、「唐人屋敷跡」の表示。
残念ながら、時間がないので、この入り口だけを見て、オランダ通りの方へ進む。

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蒸し暑い中、グラバー園をめざす。「大浦天主堂・グラバー園」の案内表示に沿って進む。前に大浦天主堂は見ているし、今回は時間もないので、ここも横目に通り過ぎて、グラバー園。

グラバー園は、前に来たときはなかったけれど、上までエスカレータが整備されている。後で、タクシーの運転手に聞くと、「バリアフリーというやつですよ」ということだった。(下右の写真はキリンビールのラベルのもとになった狛犬だそうだ。)

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グラバー園自体には大した思い入れはないのだけれど、私が社会人なりたての頃、職場の先輩に連れられて「愚羅馬亭」というバーに何度か行った。比較的高級なバーで、なんとステーキをあてにして、ピンチを飲むなどという、身分不相応・収入不相応なことをした覚えがある(先輩のおごり)。今は新地に同じ名前の店があるようだが、以前はお初天神通りにあったと記憶している。


とにかく後のことがあるので、グラバー園で写真だけ撮って、タクシーで長崎駅へ。
事前に調べているので、土日祝日のみ運行の「ハウステンボス号」というバスの時間に間に合うように急いだ次第(これに乗り遅れても15分後にJRがある。ただしJRの方が少し時間がかかり、運賃も少し高い)。

前に出島を紹介するテレビ番組で、出島は今は地続きになっているが、元は海だったところがわかるように道路に線を引いてあるというのだけれど、タクシーでは全然わからなかった。

そして、無事、バスに間に合う時間に到着。
既報の通り、長崎駅を出るときは乗客は私と連れの2人だけ、1つだけある途中停留所で1人が乗ってきて、乗客全部で3人という状態であった。
このバスは長崎県営である。東京には都バスがあるが、長崎以外に道府県営バスはない。
私にはこのバスは大変ありがたかったが、県もちょっと考えないといけないかもしれない。
(もっともハウステンボスには、隣接してWINS佐世保があるから、ひょっとしたら競馬開催日は利用者が多いかもしれない。)

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明日は定例の休刊日の予定、明後日からハウステンボスを続報するつもり。

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長崎ちゃんぽん

nagasakichukagai.jpg 長崎といえば「長崎ちゃんぽん」を食べなければ。

ということで、今回、旅に出るにあたって、長崎市内のおすすめのちゃんぽんをネットで調べたが、多くの人が上位にランキングしている江山楼中華街本店で(江山楼以外はおいしいという書込みもあったけど)へ。
土曜日のお昼時(入店11:50頃)にもかかわらず、待ち時間もなく2階の広間へ通された。5~6人掛けの円卓が8つほど並んでいた。団体観光客にも対応できるようになっているのだろう。実際、団体ツアー客らしいワッペンを付けた客を見かける。

私は、のちゃんぽん(800円)、連れはちゃんぽん(1000円)を注文。
特上ちゃんぽんもあるのだけれど、あまりにごちゃごちゃたくさんの具が入っているのは好みでない。第一、小食だから麺の量が同じでも、「草」がいっぱい入っていたら食べきれないおそれもあるから、敬遠した。

先に(下の写真)がきたので、はじめにを少し分けてもらった。魚介スープとメニューに書かれていたが、通常のスープに加えて魚介スープを加えているらしい。まろやかで上品な味に仕上がっている。
次にのちゃんぽん。見た目ではつみれだんごだけの違いだが、スープも違っていた。スープは同じで具だけが違うのだろうと思っていたが、そうではない。先にのスープを味わってしまうと、のスープには深みがなく、貧相なスープだと感じる。原材料費なら200円も違わないと思うが、出来上がりの味の差は200円以上あると思う。
難を言えば、ゲソとか、豚とかの具材はもう少し大きいほうが良いのでは。切れ端のような大きさでは、歯ごたえの点で物足りない。

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長崎人らしい人のブログか何かに、ちゃんぽんというのはあちこちにあるけれど長崎のものはあまりない、「リンガーハット」は長崎の味だ、というようなことが書いてあったのを覚えている。
私もリンガーハットのちゃんぽんは何度か食べた覚えがあるし、冷凍食品でゆでれば出来上がるチャンポンというのも時々食べる。これらは、いわゆる長崎ちゃんぽんである。

ハウステンボスへ行く道中、リンガーハットは何軒か見たけれど、中に、ドライブスルーの店があった。まさかちゃんぽんを食べながらは運転しないと思うのだが。

昔、学生食堂のメニューに「チャンポン」があって、こちらは、あんかけの中華めんで、醤油ベースで少しの肉とキャベツらしき野菜ぐらいが入っていた。ラーメンより少し高かったが、腹持ちがよさそうで良く食べた覚えがある。そして、チャンポンというのはこういうものだと思っていたから、長崎ちゃんぽんを初めて食べたときはこんなに違うのかと思った。
「ちゃんぽん」という言葉は、複数のものを混ぜるという意味で使われるが、これは料理からの連想らしい。混ぜるといっても、良く考えて混ぜる(ブレンド)という感じではない。とすると、この言葉は長崎ちゃんぽん由来なのだろうか。

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「ベルサイユの薔薇展」とパレス・ハウステンボス

palaishuistenbosch.jpg 長崎・ハウステンボスの旅の報告記事の最初は、「旅先ナウ」のシリーズ記事で、るりひめ様に注目いただいた「ベルサイユの薔薇展」から。

特にこれを見に行ったわけではないけれど、ハウステンボスのパレス・ハウステンボスでは「ベルサイユの薔薇展」をやっていた。 ハウステンボスは6月8日までバラ祭をやっていて、それにかこつけての企画だったのだろうか(か、なんて疑うまでもないか)。

「ベルサイユの薔薇」はところどころは読んだけれど、きちんと通して読んだことはない。最後は、オスカルは革命軍に味方するようだが、歴史的にも、フランス革命では、本来王の軍隊であるはずの軍隊が、革命にあって王を守るようには動かなかった。
(⇒マクニール「戦争の世界史(上)」)

展示されていたフィギュアと、既にアップした衣装写真(高解像度)を再アップ。(クリックで拡大。他写真も)

oscarfigure.jpg oscardress.jpg


○「ベルサイユの薔薇」→マリ・アントワネット→モーツァルト→ハーディガーディ
Hurdygardy.jpg 「ベルサイユの薔薇」といえばマリ・アントワネット、マリ・アントワネットと言えば、シェーンブルン宮殿でモーツァルトが足を滑らせたときに助け起こした、そしてモーツァルトがマリをお嫁さんにしてあげてもいいよ、と言ったという有名なエピソードがある。

そして、その連想でというわけでもないだろうが、会場に思いがけず、ハーディ・ガーディ(復元?)が展示されていた。というか、ハーディ・ガーディから私が連想したのがモーツァルトというわけだ。実物を見るのは初めて。

手回し式の弦楽器―つまり手回しのドラムのようなもので弦を擦って音を出すものだが、この楽器を使っているモーツァルト作品が、メヌエット KV601、愛称をずばり「ハーディ・ガーディ」と言うのでこの楽器を覚えている。ひなびた、素朴な音がする。


チェンバロなどは珍しくもないが、ハーディ・ガーディは珍しい。もっともチェンバロも、主演奏者とは別に側面に鍵盤のある変わった楽器が展示されていた。
また、これも珍しい、オーケストリオンも展示されていた。オーケストリオンは時代は下るが、さまざまな音が出る自動演奏機械というわけだが、いままで聴く機会も見る機会もなかった。自動オルガンはもう少し古く、モーツァルトにも何曲かあった。

orchestrion.jpg doublecembalo.jpg


そのほか、ハンマー・ダルシマーも置かれていて(写真撮り忘れ)、これはたたいても良かったのだけれど、調弦はおかしかった。

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旅に行ったいきさつ

6月6日から8日の三日間、「旅先ナウ」ということで、随時、旅先からの写真をアップした。
私は出不精で、こんな大ネタはめったにないので、繰り返し利用するつもり。

nagasakiJTBs.png そもそも、今回、こういう贅沢旅行をしたのは、娘が親孝行と称して、旅行券をプレゼントしてくれたのが契機。
「期限もあるからさっさと使って」というのだけれど、遠国へ行けるほどの額でもない。いくつか考えたけれど、バラ祭をやっているというので、ハウステンボスに行くことにした。111万本のバラって!?

もっとも6月8日まではバラ祭りだが、6月6日からはあじさい祭り。たまたま私の旅程はその重なる期間ということになった。


ハウステンボスは随分前に職場の旅行(忘年会を兼ねたもの)で行ったことがある。長崎市内観光、夜の宴会、そして翌日の朝移動してハウステンボスというコースだったけれど、帰りの飛行機の時間もあって、滞在はせいぜい2~3時間だったように思う。

実は職場で旅行先を決めるとき、破綻しそうなテーマパーク(とりわけ役所がからんでるやつ)に行こうということで、ハウステンボスを選んでいる。他には宮崎シーガイア、倉敷チボリ公園、志摩スペイン村(これはまだ残ってるし、もともと役所がらみでない)に行っている。
ハウステンボスは一時、経営危機だったから(役所的運営、中途半端な投資・広告宣伝など)選ばれたわけで、今なら選ばれることはなかっただろう。


ということで1日は休みをとって、ゆったり・贅沢の旅をすることにしたが、旅行社のツアーを調べていたけれど、職場の福利厚生サービスを利用すれば、旅行代金5%割引、一泊一人2,500円の宿泊補助が出る。残念ながら娘のギフト旅行券が使えないのだけれど、こういうギフトがなければ贅沢旅行などしなかっただろうから、娘のギフトは十分効果があった。旅行券はまた別の機会に使うことにしよう。

メインはハウステンボスだけれど、せっかくだから長崎市内観光もしておこうと思って、定期観光バスに乗れそうな早めのフライトを選んだのだけれど・・・

私は、なじみのない土地で効率的に観光するには定期観光バスが一番と思っている。
定期観光バスは、名所をはずさず効率的に回るコースが設定されている。各スポットの入場料は団体割引適用が普通。それに特に一人旅の場合、良いガイドに当たれば話もはずみ、現地の事情もいろいろ聴ける。
今まで、鹿児島、山口、岩手などで、それを実行してきたが、海外にも定期観光バスはある。ニューヨークに行った時は、朝起きて部屋に配布されているガイドを見ていたら、現地のJTBがバスツアーをやっていることが分かったので、すぐにJTBに電話して乗せてもらった覚えがある(このツアーで今はなきWTCビルに登った)。アトランタに行ったときは、遠来の客に土地のことを知ってもらうためだろう、訪問先からまず定期観光バスに案内されたこともある(南北戦争がメイン)。


ということで長崎もそのつもりだったのだけれど、連れは市内観光はチャンポンとグラバー園ぐらいにして、さっさとハウステンボスへ行きたいということで、あっさり却下。
まぁ、結局、ハウステンボス1.5dayパスポートが有効利用できることにはなったけれど。

nagasakiitinerary-crop.png
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旅先ナウ(5)

旅の最終日。

まず朝食。昨日はコースだったが、今日はビュッフェ。

オムレツは具を選んで目の前で焼いてもらう。

朝から雨。
ホテル宿泊者には再入場パスポートがプレゼントされるのでバスの時間までハウステンボス場内へ。

ギヤマンミュージアム。
一昨日から何組か結婚式に遭遇したが、ここで式をあげるらしい。


雨にはあじさいが似合う。


ホテルの送迎バスで空港へ。


さすがに疲れたので、空港に着いてラウンジに直行。


このあと飛行機が落ちるとか、特別なことがない限り、「旅先ナウ」のシリーズは終了。

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旅先ナウ(4)

昨夜のチキンが重たく、朝もしっかり食べたので、お昼は五島うどん。


パレスハウステンボス。
詳細はあらためて。




陶器の博物館を見て、「ホライズン・アドベンチャー」を見て、疲れたのでホテルでー休み。


そしてディナー。
フォアグラは絶品。



夜9:00からコンサートがあるというのでホテルのラウンジへ。


おやすみなさい。

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旅先ナウ(3)

2日目の朝。


朝食。アメリカンブレックファスト




カナルの白鳥。


ハウステンボスに隣接するWINS佐世保。ハウステンボス側から自由に入れる。


今回の旅でこれだけは体験しておこうというのがセグウェイ。
詳細は追ってレポートの予定。


運河沿いをぶらぶら。


デ・リーフデ号というが復元なのかどうか、わからない。


ホテル宿泊者向けのカナルクルーズを利用。


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旅先ナウ(2)

記事が長くなりすぎるので、ハウステンボス到着からは別記事にする。



ホテルのクルーザーでホテルまで。
私と連れの2人が乗船して満席に。


ホテルの廊下。広い。


部屋も。


まずホテルに近いあじさいの散歩道。


次に場内を見渡せる塔へ。


特にどこかのアトラクションに入ることもなく、みやげものの店をぶらぶら。
オランダっぽい景色。


100万のバラということだったが、今はあじさい中心にかわっている。その中で、やっとバラ園に遭遇。


ガーデンレストランで鶏ー羽。


イルミネーションたっぷりの夜景。


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旅先ナウ(1)

今日から2泊3日で長崎・ハウステンボス。

昨日の予告どおり、「旅先ナウ」ということで、写真メインで投稿する。

それでは出発



大阪空港から。




まずニコチン補給。(ラウンジオーサ力)




長崎中華街に着きました。




長崎名物のちゃんぽん。

上1000円。





市内観光はここだけのグラバー園。





ハウステンボス行のバス。土日祝のみ1日2本。



なんと乗客は私と連れの2人だけで出発。途中のバス停で1人乗って来て、それで全員。






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スマホからの投稿

Screenshot_2015-05-02-11-17-34.pngいささか古い話になるが、ホテル泊だった時、スマホから投稿した記事がある。

投稿したのは5月6日の「前夜」という記事
私のブログの記事は文章が多く、写真はあしらい程度で、それを横に並べたり、右寄せとかにレイアウトすることが多いが、スマホでは、たくさん文字を書く気にはならないし、PCで見たときの確認もしにくいから、凝ったレイアウトにするのは難しい。結局、文字少な目、写真は幅いっぱいに単純に並べるという工夫のないレイアウトになる。

記事の構成やどんなことを書くかは、ある程度用意しておけるが、写真はその時まで撮影できないから、スマホからアップすることになる。(ただし、後から追加したものもある。)

前にも旅先から投稿したことがあるが、その時はタブレットの画面でPC用のweb画面からの投稿、また汎用的なブログ投稿アプリを使っていたが使いにくかった。fc2以外にも対応しているというが、できることは限られる。動作がもう一つ不安定だし、普段と異なるデバイスを使うと認証が結構面倒になる。外出先から投稿するのはできればやりたくない。

久しぶりに、外出先(ホテル)から投稿することになりそうだと思って、スマホからWeb経由で投稿するテストをしていたら、fc2専用の投稿アプリがあることに気が付いた。Google playには収録されていないようで、.apkファイルからのインストールになる。

早速使ってみたところ、なかなか使いやすい。

前は、写真をアップするのにfc2ブログのサイズ制限に収まるようImage shrinkというアプリで縮小していたのだが、あっちこっちやるのは面倒だった。
このアプリだと、写真を挿入しようとすると、保存されている写真の選択、カメラで撮影などが選択できる。
また、ブログにあわせてサイズ縮小もしてくれる。

文字飾りも簡単にできる。

そして、最後に保存するときには、下書きや予約投稿も指定できる。

Screenshot_2015-05-02-11-19-01.png Screenshot_2015-05-02-11-19-39.png Screenshot_2015-05-02-11-19-22.png Screenshot_2015-05-02-11-19-53.png


私のブログはPCでじっくり書き込んだ記事が多いから、こういうツールを使う機会はそう多くないと思うが、facebookのように「ナウ」をするなら結構使えるだろう。

ということで、明日から2泊3日の物見遊山の旅、このアプリを使ってナウじみたことをやってみようと思う。

しかし、このfc2のアプリをインストールすると、fc2のエロ漫画やエロゲームのアプリをインストールしなさいよ、というようなメッセージが頻発する。やっぱりfc2だなぁ。


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題名のない音楽会

dainashi1.jpg 先日 “大竹しのぶのピアフ”の稿で、「題名のない音楽会」を毎回見ているとこういうものに遭遇すると書いたけれど、日曜朝9:00はたいていこの番組を見ている。
いつ頃からだろうか、中学か高校ぐらいのときから見ているように思う。

昔は、オーケストラのメンバーが「聖者の行進」の音楽とともに、ばらばら集まってくるのがオープニングだったと思う。
司会は言うまでもなく、作曲家の黛敏郎氏。妙に政治的な主張も交えたりして、番組が放送されなかったというような事件も起こしたらしいが、

氏とはどう見ても政治的主張は対立しそうな野坂昭如氏なども良くゲストに出ていた。土井たか子氏も出演したことがある。番組ではそのことをめぐってどうこうということはなかったと思う。大人の世界だったわけだ。

番組全体としては大変興味深いものだった。

毎回テーマを決めて掘り下げるスタイルであるけれど、そのテーマが「音楽における○○」とか、結構、ユニークな視点のとりかたをしていたと記憶している。
また、西洋クラシック音楽だけでなく、歌謡曲・演歌、邦楽や民族音楽も取り上げていた。

「世界の音楽」に対して、「音楽の世界」という言い方がある。
前者は世界の国々の音楽を紹介するという意味で使われるが、後者は、音楽とは何か、どういう成り立ちなのか、という芸術論的な使い方がされるようだ。
民族音楽も「世界の音楽」式ではなくて、その音の構造とか歴史という、カタイ解説が付随していたと思う。

このため、番組は理屈っぽく、実際に音楽が演奏されている時間は案外短かったりした。
なので、「題名のない音楽会」でなくて、「題名ばかりの音楽会」と言ってみたり、「題なし」(台無し)と言ってみたりしたものだ。

今の佐渡裕の番組は、ひたすら「音楽って良いものだ」的な雰囲気で、そういう理屈っぽさは影をひそめていて、私にはやや物足りない。それでも惰性で見ていると時々、面白いもの、初めて聴くものに出会える。
昨年あたりだと、邦楽シリーズなどはとても面白かった。
音楽バラエティというと、山本直純氏の「オーケストラがやってきた」というのがあったが、今の「題なし」はこれに近い。また、素人の指揮体験などは、「オーケストラがやってきた」の「一分間指揮者コーナー」と同じ趣向と言える。

私としては、少し黛的なものに戻してもらえると、もっと興味がわく。
たとえば、「名曲の悪口、その語彙と音楽構造」というようなのをやったら面白いのでは。
名曲がかつて糞味噌に貶されたとき、どういう文章で表現され、それは音楽のどういった部分を指して糾弾されたのかなど、結構良い企画になるのではないだろうか。

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年金機構の個人情報流出

nenkinkikoryushutsu.jpg 日本年金機構で個人情報125万件が流出したと伝えられていた。
ネットでは、管理の手落ちを責める意見はもちろん、こんなことでマイナンバー制度は大丈夫かという意見が多くみられる。

機構の説明では、基幹システムへの不正アクセスはないようで、職員の端末から漏れたというから、個人情報をそうした職員端末に保存(たまたまあったという一時的なものかもしれないが)していたという状況のようだ。

それにしては量が多い。Excelで処理するような量ではなさそう。
端末にダウンロードするときはパスワード保護することになっていたそうだが、不便で使えないものになっていたのかもしれない。
cloudfoggerのようなものではなかったのだろうか。

基幹システムのセキュリティをいくら高めても、データのコピーが持てるような運用をしていたら、そちらから漏れてしまうということだろう。

で、ネットでも心配する声が上がるマイナンバーだけど、およそ給与を払っているような事業者は従業員のマイナンバーを収集・管理し、税や年金・保険の当局へ提供することになるが、同じように基幹システムがしっかりしていても、従業員のマイナンバーが書かれた書類とかは人の眼に触れる形、結構、アバウトに取り扱われるのではないだろうか。

法では、特定個人情報取扱者には、特定個人情報ファイルを漏洩したら4年以下の懲役または200万円以下の罰金(併科あり)、 知り得たマイナンバーを不正な利益を図る目的で提供・盗用したら3年以下の懲役または150万円以下の罰金(併科あり)と厳しい罰則が定められているけれど、管理不行届きだったらどうなるんだろう。


私はマイナンバー自体は、名前と同じものであって、流通させても何の問題もないと思っている。問題はそれとセットになる個人情報の漏洩である。たしかにあらゆる情報にマイナンバーが紐付けられたら、名寄せが簡単になるわけだが、そもそも名寄せをすることが制度の目的であるから、名寄せを否定してもしかたがないわけで、それぞれの機関が持つ個人情報のアクセスを厳格にすることが基本でなければならない。

今回の年金機構の情報流出事件での報道発表で気になることが書いてあった。
今回の流出の対象となったお客様についてシステム上確認できる体制を確立し、該当するお 客様から年金の手続きがあった際にはご、本人であることを確認した上で手続きを行います。
おいおい、そもそも本人確認せずにやろうとしてたのか?
思えば、私が年金の手続きをしたとき、本人確認は職場が行うことで、機構が行うことではなかったと思う。職場を通さない手続きは、本人あて郵送照会への回答は本人であろうと推測するというものだったのではないだろうか。
形式的には、基礎年金番号と名前などが矛盾していなければ本人からの手続きと認定しているだろう。

これ自体は悪いことではない。情報の信憑性は複数の情報内容から判断するほうが良いに決まっている。

重要なことは、本人確認という行為を対象化して考察し、その意味・意義を自覚し、効用とリスク―固いだけのセキュリティで人間が使いにくいと結局人間がセキュリティホールになる―を評価する、さらに、事務に応じたレベルのセキュリティ対策(本人確認が不要なものもある)を行っていくべきだと思う。


また、こんなことも書かれていた。
該当するお客様には、基礎年金番号を変更させていただき、万全の対処を期す方針です。
こんなこと言ってよいのだろうか?
マイナンバーは変更できない番号だが、漏洩したら変更できることになっている。
今回の事件が、同様の番号変更として前例になったら自治体の事務はもたないかもしれない。

今年10月からはじまる番号通知だが、この通知カードが不着や紛失の場合、漏洩のおそれのある状態となるんだったら、いきなり大量の番号変更が発生してしまうおそれがある。


ある人の番号は誰でも知っている、だから、本人確認はきちんとやりましょう、というのが健全な制度設計だと私は思う。名乗っただけでは相手を信用しないのと同じことだ。
番号を隠さなければならないと考えるのでなく、番号は流通してしまうということを前提として制度設計をすべきだったのではないか。(無理に隠そうとするから犯罪者を作るような法律になり、システムが高価になるのでは。)

もっとも、そういう制度だから、従業員のマイナンバーを預かるサービスが成り立つわけだけれど。


ところで、事件が起こったのは28日、公表されたのは1日だが、報道によると、2chにウィルス感染のことや機構内が大慌てである様子などが28日から随時書きこまれていたという。職員教育も心配だ。


【追記】
こんなことにも気づいた。気にいらない番号が付けられたら、番号通知カードを捨てて、役所には通知カードが見当たらない、私のマイナンバーが人に知られてしまったかもしれないので、番号を変えてほしい、と申し出る。

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社長続投宴会

MADANenkai.jpg 昨夜は、社長が続投することになったので、今更だけど、祝宴。
社長の本来の仕事・組織とは別の、お友達会。私も誘われたので、社長の部下であるにもかかわらず参加。

場所は、本町。
社長と一緒に会場入りしたが、予定時刻より20分以上も早く着いたので、幹事さんとあと一人だけ。
写真はそのがらんとした会場の様子。ご覧のとおり、こぢんまりした宴会。

大きく写っているのは、ねぎ塩薄切りサムギョプサルの鍋。私は初体験。 これ以外はプルコギ。途中で鶏唐揚げという、どちらかといえば控えめな料理。
社長は連日の続投祝いがあるだろうからということで、幹事が気を使ったようだ。

既に定年を過ぎた人も多いのだけれど、こういう宴会に来る人たちは元気で、仕事や地域活動で存在感を示している人が多いので、私のような若輩(?)は肩身が狭いのだけれど、そこは、恥知らずの私だから、相手に負けないように。

話の中身とかはご勘弁いただき、人気のない写真のみアップ(手前に写っている手は社長)。

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大竹しのぶのピアフ

shinobumizuninagashitesss.png 昨日の「題名のない音楽会」は、大竹しのぶのエディット・ピアフをとりあげていた。

大竹しのぶがピアフを演じているということは、かなり前に新聞広告の公演情報で目にしたことがあるけれど、大竹しのぶが歌えるのか?、ピアフの野太い声が出せるのか?、口パクでやるのか?、と失礼ながら、訝しく思った。そして、それきりだった。

「題名のない音楽会」はほぼ毎回見ているので、こうやって大竹しのぶのピアフに遭遇したというわけだ。

歌がうまいわけではない。ピアフのような野太い声でもない。
しかし、力強い歌である。
あんまりこういう表現はしたくないのだけれど、魂の叫びというやつ。

shinobusankas.png 番組中で「愛の讃歌」が作られたときの話が紹介されていた。
ピアフの恋人が飛行機事故で亡くなったときに作られたのだそうだ。ピアフが早く会いたいと言ったために、その恋人は乗る飛行機を早めて事故に遭ったのだという。

恥ずかしいことに今まで「愛の讃歌」("Hymne a l'amour")の歌詞をじっくりと読んだことがなかったのだけれど、この話を知ると、歌いだしの "Le ciel bleu sur nous peut s’effondrer"(私たちの上の青い空が崩れ落ちそう)という歌詞が、全く別の凄みをもって聞こえる。
そして、この曲をカバーした日本の歌手としては、越路吹雪よりも、大竹しのぶが深い思いを載せていると感じた。

この放送の後、久しぶりにピアフを聴いてみた。古い録音で、凄い歌だとは思っていたものの、ローレゾで雑音も多いから、あまり聴くことはなく、ミレイユ・マチューがカバーしているCD("Chante Piaf")の方が好みだったのだけれど、ピアフは、聞き初めこそ録音の古さを感じるものの、聴いているうちにノイズも解像度の低さも忘れ、迫ってくる。

shinobugunshu-crop.png もう一つ、番組中で歌われた「群衆」についても一言。
これも良く耳にする曲だが、大竹しのぶの歌はとても生々しい。
お針子は、貧しい娘・薄幸の娘の定番なのだろうか、「ラ・ボエーム」のミミ。

大竹しのぶは自分が歌がうまいとは絶対に思っていないだろう。だからこそ、決して口先の歌にはならない。
上手に歌おうとか、自分がうまいとか、「個性」を勘違いしている有象無象(口先歌手)と比べ、(だから私は鍛えられ、訓練されたクラシックの歌手の方が好きなのだが)、上手くないかもしれないが、必然的な表現をしている大竹しのぶは支持する。(「個性」はこうして生まれ、表れてくるものだと思う。)

それにしても「愛のさんま」には苦笑するしかないなぁ。

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