意図しない成りすまし

昨日に続いてマイナンバーカードをとりあげる。
某市役所の人から聞いた話。

mynumbercard_facet.jpg 住民から「マイナンバーカードの交付申請をネットでしたのだけれど、添付する写真を間違えて親のものにしてしまったのだけれどどうしたら良いですか」という問い合わせがあったそうだ。

どうなるんでしょうね?
カード作成を受託している地方公共団体情報システム機構は、違う写真でカードを作ってしまうかもしれない。
問い合わせを受けた市役所としては、その人のマイナンバーを確認して、そのカードの作成を止めるぐらいのことしかできそうにない(結構面倒かも)。

そして、間違ったカードが市役所に届いたら、窓口では?
写真の人がカードを受け取りに行ったら、券面の写真と同じ顔だから、顔認証システムはパスするに違いない。
年齢や性別がおかしいことに職員は気づくだろうか。
顔の一致にばかり気をとられていたら、そのまま渡すかもしれない。

顔認証システムとか見当はずれのセキュリティ対策をしたために、本当にチェックすべきところがおざなりになってしまうのではないか。

意図せざる成りすましの完成です! ☆☆☆

もちろん、この例のように単純な間違いで、他人の顔写真が掲載されたマイナンバーカードが交付されるようなことはないと思うし、間違いのままでは本人も困ってしまうから、本人が間違いですと申し立てるだろう。
また、普通は顔写真入りの身分証明になるものを提示するだろうから、そこでも気づくだろう。

しかし制度としては、顔写真入りの身分証明を持たない人のために、顔写真のないもの(保険証、預金通帳など)の提示で本人確認とすることもある。悪意をもって成りすましをする人はこれが狙い目で、もっともらしい書類をそろえてくるだろう。それが住基カードの不正取得で繰り返されたわけだ。

成りすましを防ぐには、持参書類のチェックはもちろんだけれど、住所と誕生日をスラスラと言えるかどうかや、挙動に不審な点がないかなど、書類外でのチェックが有効だろう。

2016-02-29_085548.jpg 顔認証システムは、顔の一致を判断するのではなく、性別・年齢から、この顔はアリエナイんじゃないかという判断をするのに使ったら良いのでは。既にそういう技術は実用化されているから、情報システム機構も使っていて、冒頭のような単純な間違いは検出しているかもしれないが。

写真から性別・年齢を判定するサービス(How old do I look?やBLINQなど)も既にネットにある。多部未華子は女性・17歳と判定された(日本人は若く判定されるらしい)。

住基カードの不正取得(なりすまし取得)の事例は良く知られていると思うので、防止に役立つ手順もあるだろう。窓口での徹底を期待したい。

ところで、この例のように、悪意のない過失で、まちがったカードを作ってしまったら、正しいカードを作るのは再発行になるのだろうか。
そして、自己責任ということで、再発行手数料を徴収することになるのだろうか。

再発行手数料は、市町村条例で定める。カードの再発行が800円、電子証明書の再発行が200円というところが多いようだ。


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マイナンバーカードってデザイン悪すぎ

mynumber_ginko_M2.jpg またマイナンバーの提出依頼が来た。(今までの提出先)

今度の提出先は、退職金を預けている信託銀行である。
こうやって、私の資産状況が当局に把握されていく。

個人番号カード(マイナンバーカード)を受け取ってからの提出では、カードのコピーの添付が求められる。
先日、W県I市でも、源泉徴収のためにマイナンバーを届けたけれど、このときは私のマイナンバーカードを渡して、コピーをとってもらったのであまり気にしていなかったが、今度は自分で、自宅でコピーをして、所定の用紙に貼り付けるので、実に面倒に思った。

コピーを撮って切り抜いて貼るだけと言えば簡単そうなのだけれど、前にも書いたように、マイナンバーは裏面にしか表示されていないから、表裏をコピーしなければならない。

表に堂々とナンバーを表示して、コピーをとるときに目隠しをするほうが良い。かつて運転免許証に戸籍が記載されていたとき、戸籍部分を目隠ししてコピーをとるという配慮をしていた自治体もある。

そして、何とも微妙なのが、コピーの鮮明度。
マイナンバーカードの色使い、コントラスト、そして文字の大きさ、コピーが綺麗にとれないようにデザインされてるんじゃないかと思う。じっと目を凝らせば読めないこともないけれど、かなり読みにくい。
コピー濃度などをいろいろ調整しないと、綺麗にコピーできない。
いい加減にコピーすると提出先の人が困るんじゃないかと思ってしまう(私はコントラストや輝度をいろいろ調整した)。

表の手書き領域を用意したために、文字が小さくなったのだと思うけれど、この手書き領域なんか裏に回しておけば良かったんじゃないか。
運転免許証のコピーをとるときにはこんな苦労はない。

要するに、このデザインを考えた人は、カードの使われ方とか全く考慮していないのじゃないか(デザインで重要なのは機能や使われ方に合致したものであること)。
そして、全体に美しくもないし、身分証明書らしい重厚さも感じない。写真は汚いし、マイナちゃんは邪魔(どうせなら菊の御紋でも付けたらどう)。
考えたことは、身分証として提示したときにマイナンバーが見えないようにするということだけ。

折角の考えだけど、浅知恵の典型。

bakkajanainonew.jpg 馬っ鹿じゃないの

ということで、簡単にできそうな届け出用紙なのに、何枚もカードのコピーをとりなおして(紙とインクを無駄にして)、苦労して完成させた次第。

さすがに銀行はお堅いようで、目隠しシールも付けてくれている。

さて、あとどのぐらいの相手にマイナンバーを届けなければならないんだろう。

久々の登場、ドS刑事


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免許なく32年

reibaisensei_41.jpg 教員免許を持たずに、32年間、7700人もの生徒を指導してきたという県立高校教諭がいたと報道されていた。

前にも教員免許をもたずに教員をしていた事件があったが、今回報道されたのは、正規の教員で期間も長く、なぜこんなことが起こるのかと思わせるものだった。
報道では、件の教諭は、教職課程は履修したが、教員免許の申請手続きをしなかったのだという。

私も、教員免許に必要な単位は揃っているので、申請すれば教員免許がいただけるのだけれど、教員になるつもりがなかったし、必要になればそのとき申請すれば良いと考えていたので、免許はとっていない。

定年退職するとき、某高校の校長から、教員が不足しているので週何コマか担当してもらえませんかと打診されたけれど、免許がないからではなくて、退職後もフルタイムの嘱託で働くことになっていたので断った。


無免許が発覚したのは、教員免許更新制が導入されて、更新期にその手続きができなかったからだそうだ。
しかし、不思議なのは、教員として正式採用するときに、免許を確認しなかったという点。
履修単位に不足がなければ、教壇に立たせる前に免許をとってくるように指導すればよかっただろうし、もし何かの単位が不足しているなら、臨時免許という方法もあったのではないかと思う。正式採用見送り、そのために教員不足になるなら臨時免許という方法である。

報道では、県教委は給与返還請求とかも考えているらしいけれど、それで県教委の責任が果たされるとは思えない。むしろ、県教委のチェックの甘さが「犯罪者」を作ってしまったということではないだろうか。
どんな授業・指導をされていたのか、生徒側の評価などはわからないけれど、特に問題のある先生ではなかったのなら、給与の対価にふさわしい労働をされていたとも言えるのではないだろうか。

免許が必要な仕事というのはいろいろあるけれど、以前、ニセ医者が問題になったことがあった。そうとは知らずに多くの患者が診察を受けていて、良いお医者さんだと思っていたという声もあったそうで、ニセ医者だから、権威ぶらず、ことさら丁寧に診察していたのではとも言われていた。ブラック・ジャックも無免許医である。

昔、そのずっと昔の話として聞いたこと。
職員採用のため地方回りをしていたら、就職希望者が見つかったのだけれど、生年月日を見ると採用基準を満たしていない。学年からすれば当然基準を満たしているはずなのでおかしいと思ったら、小学校に入るときに1年(間違えてか意図的にか)、早く入学し、それがそのまま中学、高校と持ち上がってきたらしい。(中学も高校も気づいていたらしいが、知らぬ顔を決め込んだ?)
そんなことってありえるのか、という驚きの話である。(結局、1年間、何らかの形でつないだらしい。)


それにしても、件の先生、55歳までつつがなく教員生活をしてきて、あと5年で定年退職だったはず。
教員免許更新意志なしで早期退職してしまえば良かったのでは。責任感が邪魔をした?
それと、退職金や年金はどうなるんだろう。

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文化庁の京都移転

文化庁が京都に移転することになるらしい。
文化庁、京都移転を明記=機能の大半―政府方針

時事通信 2月25日(木)13時29分配信

 政府は25日、地方創生の一環で検討している中央省庁の移転で、3月末に策定する基本方針に文化庁の京都移転を明記する方針を固めた。
 国会対応など一部の機能は東京・霞が関に残すが、文化財保護関係部署を中心に本庁機能の大半を移転する方向で、4月以降、具体策を検討する。消費者庁は徳島県で職員の試行勤務など実証実験を行った上で、8月末までに移転の可否を判断する。

以前の報道で、移転を前提に検討するとか言うので、本当に移転するかもしれないと思って、ブログの記事を一本あげようかと思っていたら、あげる前に、本決まりのようだ。

消費者庁の移転も検討されているという。こちらは徳島県が有力だそうだ。
東京一極集中の是正につながるから悪い話じゃないと思う。

monkashou_bunkacho.jpg もし、文化庁を置くとしたらどの都道府県が良いですかという世論調査をしたら、京都が1位(首都機能分散反対論者を除いて)になることは間違いないと思う。

消費者庁を徳島というのは、何故?って思うけど。


東京一極集中は、効率が良いから必然だと言う意見もあるけれど、政府はマイナンバー制度のような効率の悪いことを平気でやっているから、効率を盾に一極集中を正当化することはできないと思う。

というか「穴を掘って埋めても良い」式で、不効率なルールが経済を活性化させるという深謀遠慮かもしれない。


地方設置を検討したら良いと思うのは総務省(旧自治省)。
地方のモデル市町村に移転して、そこの地方行政を実地に運営したらよいのではないか。この省は、地方のためにいろいろ考えて制度整備を行っているが、なかなか地方に理解されないとこぼしているようだから、自分でできるようにすれば良い。

制度設計に瑕疵はなく、問題があるなら運用する自治体が解決するというのがこの役所の常套句。


さて、文化庁を京都に置くとして、京都のどの辺りが良いだろう。
京都市内じゃなくて、南京都の方が奈良にも近くて良いのでは。リニア新幹線も通ることだし。

でもって、近鉄新田辺には特急を停車させてください。

と思ったけれど、誘致運動では、いくつか候補案を出しているようだが、いずれも京都市内。

文化庁の職員は二百数十人らしく、この人数なら大したオフィスはいらない。
しかし、目立たないところにオフィスを構えたのでは、誘致した甲斐もないように思う。観光客が多く訪れるところで、存在感のある建物を、できれば日本建築で、新築したらどうだろう。
場所としては、御苑の中、国立博物館の敷地内なんか良さそうに思うけれど。

そうそう、日本文化を体現されている天皇陛下も京都へお戻り願っては。

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バスでW県

IMG_20160224_114933.jpg 昨日は例によってW県I市で仕事。

前に行ったのは12月下旬、そのときあらためて交通機関を調べると、H和線IS駅から、目的地のI市まで路線バスが出ていることに気付いた。ただ、そのときは、遅れると少々問題がありそうな会議が控えていたので、安定した鉄道(しかも特急!)を使ったのだけれど、今回は多少時間が前後しても問題はなさそうだったので、思い切ってバスを使ってみることにした。

バスはH和線IS駅を11:53に出る。
鉄道の乗り継ぎの場合、W駅での乗り継ぎがお昼になることが多いので、途中下車して昼食をとることにしているのだが、この場合に利用するH和線K州路快速が、バスの接続のあるIS駅に着くのが11:44なので、同じ快速に乗るわけで、当然、家を出る時刻も同じである。

IMG_20160224_115750.jpg 何分、IS駅で降りるのははじめて、バス停がどこにあるのかも確認していなかったが、わかりやすいところにある。
11:53発だけれど、実際にバスが来たのは11:57頃。たった4分だけれど、何しろ、このバスに乗れなかったらちょっと厳しいので、やきもきした。

バスには既に2人の乗客がいて、IS駅からは私ともう一人、合計4人がI市方面へ(I市への特急で、他に降りるような停留所はない)。
バスの最終目的地はJR I駅。鉄道乗継の場合に降りる駅だが、ここに到着するのは12:18。IS駅から25分、鉄道乗継ルートよりも乗車時間自体はずっと短い。しかも、私の目的地は、バス・ルートではJR I駅より手前にある。

その手前のバス停で降りて、すぐのところにあるラーメン屋で昼食。
鉄道乗継ルートでW駅途中下車で摂る昼食は、たいていWラーメンなので、ここも同じようにラーメンを選択。というかI市の食事というとあんまり選択肢がない。

IMG_20160224_123526-crop.jpg 店の名前を冠した「だるまラーメン」を注文。
W県なのに、ここは博多風とんこつである。
スープはとんこつ、醤油とんこつ、塩とんこつ、辛旨とんこつの4種から選ぶことになっている。私は標準だろうと思って、とんこつを選択。とろっとした濃厚なスープだけれど、塩気はかなり抑えてある。
テーブルに、生にんにくとにんにく絞り器が置いてあって、自由に使って良いようだったが、後に控えている狭い部屋での会議のことを考えて、断念。
IMG_20160224_122620b.jpg
こうやって、実際にバスに乗ると、このルートも悪くはない。
しかしW県にきたなら、やっぱりWラーメンでしょう。付近にはないのだろうか。

次回は新年度になるだろう。で、やっぱりここでも提出しました、源泉徴収用のマイナンバー。

そうそう、このバスの運行には、W県I市から補助が行われているそうだ。
それに、I市の住民が買物に行くのは、隣のW市よりも、りんくうタウンとかのほうが多いらしい。

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マイナンバーを重複発行

ネットのニュースで気になる記事を見つけた。
NHKのニュースでも流れていた(画像は、長野放送局のニュース画面から)。
2016-02-23_214940-crops.png マイナンバー>男性2人に同一番号 香川と長野で

毎日新聞 2月23日(火)11時21分配信


 全ての国民が固有の個人番号を持つマイナンバー制度で、香川県坂出市と長野市の2人の男性に同一の個人番号が割り振られていたことが23日、坂出市への取材で分かった。マイナンバー作成の基になる住民票コードが重複していたことが原因。2人の氏名の読み方と生年月日が同じだったため、長野市の男性が同市に転入してきた際、坂出市の男性が転入してきたと長野市職員が勘違いし、2人の住民票コードが同一になったという。

 坂出市市民課によると、坂出市の男性が2月上旬、高松西年金事務所(高松市)で年金を照会した際、住所が長野市になっていることを職員が見つけて発覚した。現在、トラブルは起きていないといい、今後、男性に新たな個人番号を割り振るという。

 地方公共団体情報システム機構(東京都)や長野市によると、長野市の男性が2010年ごろに同市に転入した際、前住所地の住民票が、何らかの理由で1998年に削除されていた。前住所地は不明として転入を受け付けたが、長野市職員が住民基本台帳ネットワークで男性を確認する際に、氏名の読み方と生年月日が同一だった坂出市の男性と誤認したとみられる。2人の氏名の漢字は1文字違いだという。

 マイナンバーは、同機構が11桁の住民票コードを基に12桁の個人番号を作成し、自治体が交付している。同機構は「一つの住民票コードには一つの個人番号が対応している」と説明。「自治体からもらった情報を基に作業している。同一の住民票コードが別々の自治体から届くことを予想していなかった」としている。2人に届いた個人番号で管理される情報は、長野市の男性のものだった

 ◇「重複確認の手段ない」

 坂出市の担当者は「住民票コードの重複は想定外で、個人番号が重複していることは分からなかった。全国的にチェックできるシステムがあれば」と話した。長野市戸籍・住民記録課は「転入時の事務ミスが原因。ただ、マイナンバーまで重複していたかは確認する手段がなく、坂出市に問い合わせている状況」と説明している。

【道下寛子、待鳥航志、山下貴史、川辺和将】


わかりにくい記事だけれど、要するに転入してきた人を別人と誤認して、別人の住民票コードを記録したということらしい。

転入者の前住地の住民票が削除されてたということだから、同じ名前の人の住民票を見つけてほっとしたのかな。それにしても、そうなら住所が縁もゆかりもないところになってることに気付かなかったのかな。

こんなことが起こるというのは住基ネットワークの問題である。
住民票コードもユニーク性が保証されているはずで、そこでなぜ同じ住民票コードが付されてしまったのか。
転入転出は住基ネットワークのもっとも基本的な機能のはずで、転入先での処理が終了したことが転出元に伝わるようになっていれば、その時にミスが発見できると思うのだが、どんな運用をしているのだろう。

住民票コードをナイショで使うような運用をしているからこんなことになるんだろう。


そしてさらに驚いたのは"マイナンバーは、同機構が11桁の住民票コードを基に12桁の個人番号を作成"というくだり。

話が違う!
私の思い込みかもしれないが、マイナンバーは他のものから絶対に推測されないように付番すると説明されていたのではなかったか。
この記事の説明だと、住民票コードがわかれば、マイナンバーもわかるということになるんじゃないだろうか。もちろん変換式は極秘なんだろうけど、クレジット・カード番号の生成ロジックがバレたように、いつまで隠しおおせるか。

今までの説明では、マイナンバーは12桁だが、チェック・ディジットが入って11桁分のサブスペースを使うということだったが、今回の説明だったら、10桁分のサブスペース(住民票コードも1桁はチェック・ディジットだったと思う)しか使っていないことになる。

私はてっきり、マイナンバーはランダムに発番されるものと思っていた
こんなことが許されるなら、マイナンバーの発行システムで69億円もかかるというのは、まったく理解不能というしかない。

そして挙句の果てに、重複発行などという事件まで起こしてくれる。
今回の事件では同一番号の複数のエントリがあったわけではなくて、別人の属性情報で上書きされたという現象のようだから、リアルの人間との対応はともかく、システム上は重複発行はしていないという言い方もないわけではないが、また、発覚したということは、住民票コードが重複発行されていたことを検出できたという手柄話だと強弁することもできるかもしれないが、本来なら、システム側が検出すべきことであろう。

マイナンバー制度を理解していないマスコミの記事だから、このとおりなのかどうかはわからない。システム機構の説明もあるけれど、マスコミにわかりやすいように本当は違うけど、わかりやすいように説明を変えてるかもしれないし、マスコミ側が勝手に勘違いして記事にしているかもしれない。
そんなはずはない、マスコミの報道は間違っていてほしいと願うのは私だけだろうか。

記事が本当なら、説明はともかく現象は本当だろう、絶対にあってはならないことが起こっている。
救いがあるとしたら、"2人に届いた個人番号で管理される情報は、長野市の男性のものだった"という点で、同じ番号で複数人を管理はしていないということ。

しかし、多分データを上書きしているだろうけど、上書きの正当性チェックぐらいするのが普通でしょうが。


こんだけ手抜きのシステムで、ウ千億円の経費だなんて、日本は豊かだなぁ。
総務省は、自治体が注意していれば防げたミスというようなコメントを出しているようだが、システムがきちんと設計され、そして、それがきちんと実現していたら、防げた、あるいは、自治体の職員に注意を喚起できたのではないか。

自治体の事務能力を信用していない一方、問題が起こったら自治体の能力不足といって責任を回避する、それが総務省の姿勢だと勘繰りたくなる。


ポリシーが定まらないから、システム設計がゆきあたりばったり。結果パッチワークの積み重ねで金を喰い、そういう作りだからあちこちにボロがいっぱい。ボロを隠すのもパッチワークで追加の投資。
これじゃ制度改定をしようとしたらシステムの挙動に自信が持てないから、塩漬けシステムへ一直線。

こんなシステムは自治体が考えたわけではないですよね。


さぁ、次は「ユアナンバー制度」の創出ですね。
"Can I get your number?"

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MVNOで使う端末

先日、携帯のキャリア変更について書いたけれど、今日はその端末について。

SoftBankを契約していたときはXperia Z3を使っていたが、当然SIMロックされているので、docomoのMVNO(BIGLOBE SIM)では使えない(SoftBankはdocomoと違って、2015年4月までの機種でSIMロック解除できるのはごくわずかに限られている)。

IMG_20160203_202146.jpg 既に書いた通り、今のところ手元には使える端末はタブレット(SH-08E)しかないので、これをスマホ代わりに使っているわけだが、何といっても電話がかかってくるとちょっと面倒なことになる。

タブレット単体だと音声通話はスピーカーホン状態。公共の場では使いにくい。かといってヘッドセットを常時つないでおくわけにもいかない。Bluetoothヘッドセットも持っているけれど、これもずっと電源を入れっぱなしにするのはちょっと。
電車に乗っているときに着信したときはあせった。


そして、サイズ、重量。
仕事に行くときなどは問題ないが、ちょっと買物に出るというようなときには、いくら軽いとはいえ、かさばるタブレットを持ち歩くのは億劫である(買物メモをGoogle Keepに入れてるから端末がないと困るのである)。

そこで、やはり新しい端末の購入について考えている。
docomoの端末も使えるわけだけれど、やっぱりSIMフリーがいいと思う(docomo端末は、例のテザリング妨害設定も未だあるらしい)。それに、昨年5月以降のdocomo端末は、SIMロック解除手数料は不要だが、契約者以外は解除できないことになっている(解除するために契約して解約なんて馬鹿なまねはできない)。

docomo契約者が海外で端末を使うのにはそれで良いわけだが、キャリアを渡り歩くようなことは認めないというポリシーだろう。意地悪といえば意地悪である。


で、SIMフリー端末を探すと、日本メーカーはキャリア3社に遠慮しているのか、SIMフリー端末には力が入っていないように感じる。つまり、魅力的な製品は意外に少ないし、今まで使ってきたXperia Z3(これは気に入ってた)に匹敵するものは高い。結局、ASUS、Huaweiなどから選ぶことになってしまいそうだ。

最近は、おさいふケータイを多用していたので、この機能は欲しいし、テレビ(フルセグ)も視聴したい。しかし、このどちらも国内規格だから、世界で売る機種には搭載されるとは思えない。

これも前に書いたけれど、ネットを調べればXperia Z3のSIMロック解除の情報もある。やってみる値打ちはありそうだが、ソフトを入れ替えるとおさいふケータイはダメになるらしいから、それもね


このままだと、日本の端末は売れなくなるだろう。
もう少ししたら、台湾の鴻海精密工業からAQUOSスマートフォンが出るかもしれないが。

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MVNOの音声通話

携帯をMVNOに変更して、問題は音声通話料金をどう抑えるかである。

tadatomo_idx_title.png そもそも今まで、MVNOの方が明らかに安いのに、SoftBankを使ってきたのは、家人が実家と連絡をとるのに音声通話を使い、SoftBankの「タダトモ」(SoftBank同士なら通話料無料)の恩恵を受けていたから。
まともに通話料を払ってたらそれだけで、多い月だと15,000円を超えるからである。
なので、家人の実家との電話はずっと携帯電話を使ってきている。キャリアが変わったことを知らずに、正味の通話料がかかると大変である。
家人の実家はインターネットなんて使わないから、普通の電話に限る。

BIGLOBE_DENWA_ICON.png こちらからかける場合は大した問題はない。
我が家の有線電話は既にIP電話(ケーブルライン)になっているから、これを使えば8円/3分である。
また、こちらのスマホからかける場合は、いろんな選択肢がある。
普通の携帯電話通話だと30秒20円だが、「BIGLOBEでんわ」を使えば30秒10円、さらに月650円払うと1200円分(つまりだいたい1時間分)の電話ができるオプションもある。
LINE_DENWA_ICON.png
もっと安く電話をかけるのは、いわゆるネット電話が使える。LINEやSkypeなどを使って発信することもできる(Office365ユーザーには月60分のskypeクレジットが付随している)。

問題は、こっちのキャリア変更で、今までタダで電話をかけられた人が、まともに通話料がかかるようになること。これは早く連絡先に伝えないと相手に迷惑である。
SKYPE_DENWA_ICON.png
こちらがスマホで受けることを考えると、skypeインや、その他の050IP電話サービスに加入しておく方法がある。
固定電話からskypeインへの電話は3分11円ぐらい(こちらは050番号の取得に年4000円)、050番号の方にかけてもらうようにするというのも一案である。

050電話は多くのサービスがある。skypeインを使うよりは安く050番号を取得できるところもあるようだ。今回、加入したBIGLOBEにも、「フォン・モバイル」という050電話サービスがある。
BIGLOBE_PHONE_MOBILE.png BIGLOBEフォン・モバイルは、接続会員(光ファイバーやSIM契約者)の場合、家族会員間の無料通話ができる。もっともLINE電話とそう変わらないから大したことはないけれど。
家人と私の間はIP電話を使えば安くできるわけだが、家人の実家はそもそもネットを使ってないから、この方法は使えない。

ネット電話(050電話)はいろんなサービスがあるけれど、どこも発信時の電話代が安くなることばかり宣伝していて、着信については書いてない、というか発信側の事業者にお問い合わせくださいである。
NTT加入電話から050IP電話へは、接続先によって多少違うが、3分10円ちょっと。普通の加入電話同士よりは安い。こういうことも宣伝したらよいと思うのだがどうだろう。なお、LINE電話は安さばかり強調するが、一般電話からの着信はできないようだ。


家人の実家はNTT電話で、60km超の地域になるから、普通に(NTT同士の場合)かけると、3分40円。050電話だと3分10円ちょっと。ケーブルラインも同じだと思う。
結局、実家のNTT加入電話から、我が家の有線電話にかけてもらうのが、一番簡単でわかりやすいだろう。

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結局、全部MVNOに移行

家人の携帯(iPhone)をSoftBankから、MVNO(BIGLOBE SIM)に移行したことは先日、書いた。

その時は、私の端末は未だ1年分割支払金が残っていること、例の2年しばりの更新月も来年3月なので、そのままにするつもりだった。
しかし、考えると、SIMを追加できて、一つの契約で2台の端末が使えるわけだし、家人はそんなにデータ通信をするわけではない。これは、さっさと私の携帯もこちらへ移行してしまったほうが得ではないか。
ということで、私の携帯もBIGLOBE SIMにすることにした。
  • SoftBankショップへ行って、私の携帯を解約、MNP転出を申し込む。
  • 家へ帰ってすぐにBIGLOBE SIMに、音声通話付きの追加SIM(月額900円)をネットから申し込む。
  • 2日後にSIMが到着。
    (本当は1日で配送されていたけど不在だったので、受取は在宅している翌日夜間になった。)
    BIGLOBE_SIM_MNP.jpg
  • コールセンターにSIM到着を連絡して、切換を依頼。

    SIMが届いた時は既に受付時間を過ぎていたので、到着翌日に依頼。(ほっておいてもSIM到着から2日後に回線の切換が行われるようだ)

  • 切換完了
    依頼後2時間以内に切換が行われるらしいが、他事で忙しく、3時間後にSoftbank端末を見ると、「SIMを認識できません」になっていたので、SH-08Eを起動して動作確認、無事切換完了。

    手持ちのdocomoが使える端末は、前に家人の回線のときに動作確認に使ったタブレット(SH-08E)しかないので、これにBIGLOBE SIMを装着しておいた。

というように、あっけなく4日間でキャリア変更が完了。
前のSoftBankの契約では、家人の携帯も私の携帯も、定額分で月6,500円ぐらいかかっていた。私の方は、2年しばりの分少し安くなって5,500円ぐらいで済んでいたけれど、2回線合せて月13,000円が定額でかかる計算である。

これがMVNO(BIGLOBE SIM 「ライトSプラン」で、音声SIMを1枚追加すると、月3,050円になる。月10,000円近く安くなる計算である。

なお、前にも書いたように、今使っているU-mobileのデータSIM(SMS付)を解約して、BIGLOBE SIMのデータ通信用SIM(月200円)を追加するつもりなので、これでも600円ぐらい安くなる。
(と思っていたら、"0 SIM So-net"というのがあって、月500MBまでは無料という。事務手数料3,000円がいるけれど、これもアリかな)


移行に要した費用は、BIGLOBEへは、加入事務手数料・追加SIM事務手数料それぞれ3,000円、SoftBankへは解約金9,500円とMNP転出事務料3,000円、合計18,500円である。これなら2ヶ月で元がとれる計算になる。

問題は音声通話料金である。
データ通信は何の問題もないが、音声回線の利用は、SoftBankのタダトモは使えないから、正味の通話料が発生する。私はほとんど電話を使わないが、家人は実家との連絡に多用する。タダトモがなければ20,000円ぐらいになる月もある。
どうやって電話代を下げるか、これはしっかり考えよう。

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マイナンバーカードをゲット

先日、個人番号カード(マイナンバーカード)の交付案内が来たことを書いたように、それに従って、マイナンバーカードを受け取ってきた。

前の記事で、予約制であること、本人確認書類のことなどを書いたけれど、これは私の居住市に限ることではなくて、だいたい全国共通のようだ。案内状も予約システムも、おそらく共通なのだろう。

私の居住市では、30分を1コマに、最大3人に交付するようだ。
別の用件を済ませてからと思って9:30に予約を入れていたのだけれど、そちらが早く終わったので、9:00前に担当課に聞いたら、先に受け付けてくれて、9:05には交付終了。

カードのパスワード、電子証明書のパスワードは予め考えて用意していたのだけれど、電子証明書パスワードは英小文字は使えない。注意書きがあったらしいが見落としていた。

あの無意味と思える顔認証システムは、居住市では採用していなかった。
mynumbercard_facem.jpg
写真は私のマイナンバーカード。

大事なところを全部モザイクしてあるから、ここに載せてもしょうがないけど。

マイナンバーは表には記載されず、裏に記載されている。表の記入領域は、転居などの場合に役所が記入するもので、持ち主が書いてはいけない。
今まで、いろんなところにマイナンバーを届けてきているが、通知カードまたは個人番号カードのコピーの添付が必要な場合がある。このとき、個人番号カードは、表・裏をコピーしなければならない。マイナンバーをみだりに他人に教えるなというポリシーがこんなところでも余計な手間と出費を強いることになる。
mynumbercard_tailm3.jpg

掲載したカードの写真は、市役所で配られるカードのカバーをかけた状態である。
このカバーは目隠しの役割も果たしていて、表では、なぜか性別の部分と、臓器提供意思のところが隠されており、裏はマイナンバーの部分が隠されている。
こういう姑息な対応をするぐらいなら、はじめからマイナンバーを表に表示して、カバーでその部分を目隠しすれば、コピーをとるときに1回ですみ、かつ、マイナンバーなしの身分証として使う場合はカバーをかけたまま提示するようにできて良かったのでは。

また、カードの表・裏というが、別のカードの裏ではないことを示すのは、名前と生年月日の一致。同じカードの表裏であることを確実にする、たとえばカード固有番号とかを表裏に印刷しておくべきではないだろうか。


ところで、なぜマイナンバーカードを発行してもらったのか。
e-Taxで使おうかとも思うけれど、一番の動機は、前にも書いた覚えがあるが、他人に勝手に発行されないようにすること。自分が知らないうちに他人がマイナンバーカードを交付申請して、成りすましされることがないようにである。(住基カードでは、成りすまし取得が結構あったらしい。)

個人情報の漏洩は大変だと、国をあげて言ってるけれど、なぜ個人情報の漏洩が大変かということをあらためて考えると、大きく分けて、
  1. 漏れた個人情報によってその人が攻撃される
  2. 成りすまし。本人の意図と異なることを勝手に行われる
がある。
1は、たとえば漏れた情報でその人の特性が解るような場合、営業(詐欺)のターゲットにされるような状況。
2は、ID/パスワードの漏洩が典型的で、他人が本人の権能を行使する状況。
もちろん、1から2(パスワードの推定など)に発展することもある。

他人に知られたくないというようなレベルではなく、犯罪に巻き込まれる状況になるのが恐ろしいわけである。

前述のように、住基カードの成りすまし取得というのは、興味本位でやるわけではなく、他人に成りすますことによって、たとえば本人が知らないうちに、本人の財産を処分されてしまうとか、知らないうちに多額の借金を背負わされているというようなことが起こる。

これも何度も書いてきたことだが、米国のSSNの失敗は「SSNを知っている⇒本人である」としたため、成りすましが多発したものである。
この失敗に学ぶなら、マイナンバーを知られると成りすましのリスクが発生すると考えるのではなく、「マイナンバーは誰でも知り得る状態にある。マイナンバーは名寄のためのキーでしかなく、本人を確認するものではない」というポリシーで制度設計をすることであったろう。
「SSNを知っている⇒本人である」の否定命題は、「SSNを知っていて、かつ、本人でない」である。
SSNを知っている人を減らせば対策になるというのは浅知恵と言って良いだろう。


成りすまし取得を防ぐため、通知カードを持っていること、交付通知をもっていること、本人確認書類(写真つきなら1点、写真なしなら保険証など2点)を提示することになっている。
これはそれなりに厳重なように見えるけれど、これをかいくぐる知恵者もいるかもしれない。

住基カードや国民健康保険証の成りすまし取得が起こる現実。そして、それを起点として、運転免許証や印鑑登録証までが成りすまし取得に至る。テレビで紹介されていた手口は、転出届の利用である(これ以上は書かない)。
今は改善されたらしいが、以前は、婚姻届の受付で本人確認などはしていなかったため、ある女性は、自分が知らないうちに結婚させられていたという事件があった。その女性が婚姻届を出そうとしたら、重婚は認められませんと言われたそうな。


なお、高市総務大臣が「セキュリティに万全を期している」と自負した顔認証システムは、カード券面写真と取りに来た人の顔の照合なので、成りすまし取得の防止効果は疑わしい
(成りすまし取得とは、カードとは違う人が取りに来て成りすますのではない。成りすましてカードを発行させたのを、我が物顔で取りに来るのである。)
成りすまし防止効果を期待するとしたら、カードに載せた顔写真をきちんと保存管理することだ。犯人が顔写真を残していくわけだから、そのまま指名手配に使えるだろう。また、成りすましが行われたとき、被害者の救済(私がしたことではないという主張)の役にもたつだろう。
このあたりはどうなっているのだろう。


【追記】

「居住市では顔認証は採用していなかった」と書いたけれど、ひょっとしたら私の場合、顔認証するまでもないと担当者が判断しただけで、顔認証システムそのものは導入されているかもしれない。
職場のあるY市では、システムは導入しているが、一見して疑いの余地がないなら顔認証システムは使わないそうだ。複数人が見て写真の人物と判断できない場合に顔認証の出番となるそうだが、そうだとすると出番はないんじゃないだろうか。
逆はありそうである。カードを取りに来たとき、たまたま顔に怪我をして包帯を巻いていたとか、機械が判断できない場合に人間が判断するというような場合だ。
(やっぱり要らない顔認証システム。要らないものを売って儲けるのではメーカーも心苦しいだろうから、他で値引きしたら良いだろうと思う。)


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メールの無害化をやりますか

前にメールの無害化をやろうという話に触れた。
添付ファイルを外して、それが無害かどうか判定したうえで、OKにならないと添付を戻さないというような仕掛けである。
上等のものは結構丁寧にやるらしいが、安物はいい加減らしいとも。
(もちろん暗号化メールはチェックできないから、暗号化メールは発着信禁止になるに違いない。軍や外務省はどうするんだろう。)

そもそも随分以前から、添付ファイルを認めないという運用をしている組織もあったし、exeやxlsmなどのマクロを含んでいる拡張子を持つファイルは添付できないようにしている組織もあった。

こういうことをすると、拡張子を変更して添付し、メール本文中で「拡張子を変更してください」というコメントを入れることが横行する。

昔の小咄で「今日は仕事が立てこんでいるから早く帰って家で作業する」というのがあった。会社では添付ファイルが厳しく制限されているので取引先とのメール交換もままならない、家のネット環境だったらずっと仕事がはかどるという話である。
こんなことになったら本当は元も子もない。

で、メール無害化が実施されて、添付ファイルのチェックがされるんだったら、大昔のやりかたが復活するかもしれない。

昔、パソコン通信が7bitアスキーコードぐらいしかまともに通してくれない時代のこと、バイナリーファイルを伝送するために、バイナリー/テキストの相互変換をするツールがあった。有名なのは石塚さんという日本人が作った"ish"というソフトウェアである。
昔使われていたish.exeは、MS-DOS 32bit環境でしか動かなかったが、ちゃんと64bit環境に対応したものもある

以下は、試しにそのソフトウェアを使ってish変換したもの。
<<< テキスト.txt for MS-DOS ( use jis7 ish ) [ 10 lines ] >>>
!!CG!!gR!2"DRo&=I7=vh{s'ur<0!)"HDuKL:BCE}a!"!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!'\Ih
!!CG!!gR!2"DRo&=I7=vh{s'ur<0!)"HDuKL:BCE}a!"!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!'\Ih
!!CG!!gR!2"DRo&=I7=vh{s'ur<0!)"HDuKL:BCE}a!"!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!'\Ih
"*;O/b-O"{2QD@ZWxVQ6+3pl)Fdg:*&rGY:gCF-N1$A+eQmr'jQ1+3\D}$&Nt3C
$*;T:yE!"3W)7=%FBPu'/b-O$_6A[t]F?'h&/bDw$=o~2W
%&[9CFth2+2;FJ(LxQTt)Ddh aOZ-=^*|m45M"A>J$(%XfJl5ZcXiq[,y$9mH4:}Zo"R$+>XI8Lykm6ilU[x>OLguXCF13ag?{*kMD,
c_9bcI_4j?zzNa!lAka9%+2F4B3vc^v!|G]Xv~2Pv)tfl\/cCZ6qZVPfh0+KqiN**n{*&U})0i!m=^
--- テキスト.txt (10/10) ---

ishのパラメータの確認もかねて、変換時の画面も揚げておく。
DOS_ish_sample.jpg 懐かしいなあ。

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確定申告、えぇっ!

今年も確定申告の季節。
H26年度の確定申告では、退職金もあったので、丁寧に銀行の説明会などもあったりして、特に迷うこともなく、円滑に申告できた。

今回の確定申告では、家人の医療費が高額だったので、医療費控除が受けられるだろうと思って、保管してあった医療機関の領収書に基づいて、国税庁の「医療費集計フォーム」に入力。

iryohi_shukei_form.png このフォームの構成があまり論理的でないから書きにくい。
というのは、1つの領収書ごとに1行あって、医療費と「補填される額」を記入するわけだが、「補填される額」というのは支払に対して発生するものではない。
高額療養費は月分をまとめているし、生命保険の医療特約による給付も医療行為に対して行われるもの。
どちらも、一つ一つの支払に対して出されているわけではない。

高額療養費の場合は、役所に出した領収書に「高額療養費支払済」の印が押されて返されるから、対象になっていることぐらいはわかるけれど、その支払についていくらと書いてあるわけではない。

2016-02-18_092747.jpg つまり請求書と補填される額がリンクしているわけではないのに、このフォームでは対応付けるようになっているから、書きにくいのである。

私なら、医療費を記入する列と、補填される額を記入する列は同じにして、単純に、いつ、どこから、いくら補填された(マイナスで入力すればよかろう)を記入する様式にするだろう(記入場所を分けたりすると面倒)。

ちゃんと記入要領を見なかったけれど、もしかしたら、1行に支払額と補填される額の両方を入れるのでなく、別の行に入れる(どちらかの欄だけが埋まっている)のかもしれない。もっとも同じ行に入れておいても確定申告書作成ページで読み込ませると、正常に処理されたのだけど。


ということで、文句を言いながら、医療費集計フォームを完成させたのだが……
  :
あかんやん、個室料とかは医療費控除の対象ちゃうやん、これは引かなあかんがな。
あかんやん、高額療養費はともかく、生命保険からの給付も「補填される額」やんか。
  :
えぇっ、結局、医療費控除はゼロやないか。さっきの努力はなんやったんや。

医療費控除を受けるのは初めてなので、基礎的な知識を欠いていた私が悪いんですが。

  :
気をとりなおして、確定申告書の他の項目をきちんと埋める。
さて、いくら還付されるのかな……
  :
えぇっ、不足⇒納付やんか! なんでやねん。

どうも、年金の関係じゃないかと思う。
私は年金を受け取ってるのだけれど、未だ働いて収入があるので減額されている。そのせいか、年金は源泉徴収されていない。これを給与収入とかと合算すると、こうなってしまうみたい。

ということで国民の義務を果たそうとしている今日この頃である。

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Dual SIMなのに

家人用のSIMフリー・スマートフォン(ZenFone2 Laser)を購入したことは前出。

で、この機種はDual SIMなので、それをテストしてみようと思い立った。
今、私が使っているのはSoftBankのスマートフォン、これのSIMをZenFone2 Laserに挿してみようということである。

SoftBankのXperia Z3から、nanoSIMを抜き出して、例によって、microSIMへ合わせるアダプターを装着して、ZenFone2 Laserに差し込む(写真下左、左側のSIMスロット2)。

電源を入れて、Dual SIMの状態を確認する(写真下右)。
たしかにSIMカードは認識し、きちんとSoftBankと出るし、電話番号も表示される。

IMG_20160208_211034.jpg                          IMG_20160208_210912.jpg


IMG_20160208_210939.jpg ところが、ZenFone2 LaserにセットしたSoftBank SIMの電話番号に発信しても、「電源が入っていないか、電波の届かないところにあります」のメッセージが流れて、つながらない。右写真では、音声通話SIMを「常に確認する」にチェックが入っているが、これをSIM2(SoftBankのSIM)にしても同じである。

ネット情報では、音声通話はつながるとあったけれど、どうもうまくいかない。
別のネット情報を見ていると、「SoftBank、Android SIMに突然のIMEI制限。SIMフリー機でデータ通信ができなくなった。」の記事が目に入った。
音声通話がダメなら、データ通信も当然ダメだろうと思って、データ通信は敢えてテストしていない。

あらためてSoftBankのホームページを見ていると、他社端末を利用する場合は、機種変更手続きがいるという。機種変更手数料は3,000円らしい。

要するに、SoftBankは、自社端末を他キャリアで使うことは認めたけれど、他社端末を自社回線では使わせない、使うなら手数料を払えということらしい。

以前、他社端末をSoftBank回線で使うと、通信料金が青天井になるらしいと書いたけれど(それで、そういう使い方は結局やらなかった)、そこは改善されたようだが、どうしても使いたいなら、ちゃんとSoftBankの認証を受けろということである。
これでは、その日のニーズや気分で端末を替えて使うなんてことはできない。

こういうイヤガラセを続けていると、どんどんMVNOに期待が高まる。
というか、そういうイヤガラセを続けるために、SoftBankにはMVNOがないということかもしれない。

孫さんというのは、今でこそ大胆な設備投資を決断される方だが、その事業のスタート時点では、資本(お金)と資本設備(物)を見事に分離した、資本主義の申し子だったのではと思う。
というのは、ゲームソフトの勃興期に、自分でやるのでなく、やりたい若者にやれる環境を提供する事業をしていたと聞いた覚えがあり、自分ではやらないのかという問いに対し、開発環境はどんどん新しくなるもので、それ自身がリスクである、それを使いたい人に成果を出させて、分け前をとるほうがリスクが低く、収益も上げやすいというようなことおっしゃっていたように思う。

本で読んだか、人類学の授業で聴いたか忘れたが、芋洗いや砂金収集行動(小麦などを水洗いする行動)で有名な幸島のサルで、研究者が、こいつは頭が良いとにらんだサルは、自分ではそういう行動はせずに、洗った後の芋や小麦を略奪する泥棒稼業をしていたそうだ。

変なたとえをもちだしたようだが、孫さんが泥棒だというわけではなくて、目のつけどころ、リスクとリターンの見極めが実に秀逸だということ。

そういえば「孫」といえば、「悟空」だなぁ。


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マイナンバーカードの交付案内

申し込んでいたマイナンバーカードができたらしく、受け取りにくるように市役所から通知が来た。

封筒に入っていたのは、交付通知はがき(写真左)、「交付のお知らせ」(写真右)。

mynumbercard_postcard1m.jpg  ■  mynumbercard_oshirase1m.jpg


それぞれの裏面。

mynumbercard_postcard2m.jpg  ■  mynumbercard_oshirase2m.jpg


さらに、受け取りは予約制になっていて、受け取りに行く日時をネットまたは電話で予約する。
私はネット予約したので、その操作画面を並べておく。

mynumbercard_yoyakum.png


mynumbercard_yoyaku2m.png mynumbercard_yoyaku3m.png
mynumbercard_yoyakucm.png mynumbercard_yoyaku4m.png






mynumbercard_yoyaku5m.png

私の見るところ、交付通知も、予約システムも全国共通ではないかと思う。
みなさんのところも同じだろうか。

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梅の開花

IMG_20160213_090824.jpg 土曜日の朝、気づいたら庭の梅が咲いていた。

去年は2月21日に開花に気付いて、記事を書いている。
今年は梅の開花が早いと伝えられているが、我が家も去年より1週間早い。

IMG_20160213_090934.jpg

写真上左の右に見える赤い花はさざんか。
前に、長い間楽しめると書いたさざんかだが、今年は花の終わりは早そうだ。

IMG_20160213_090843.jpg
そばへ寄ると香が良い。



IMG_20160214_092101.jpg そして昨日の日曜日。
なんとも生暖かい日で、梅の開花はさらにすすんだ。

びっくりぽん、庭に黄色い蝶が飛んでいた。
私が近寄っても飛び去ることもなく、また、しばらく離れて戻ってもまだ飛んでいた。(行くところがないのかもしれない)

IMG_20160214_122709s.jpg

動画も撮っています。
⇒2月なのに蝶が飛ぶ。
2016-02-15_084502.jpg
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今年も来ましたバレンタインデー

今日はバレンタイン・デー

去年は、職場には委託業者以外には女性がいなかったので、室内ですべて費消。
今年は、女性職員が配属になったため、気をつかってみんなに義理チョコが配られた。
(配られたのは営業日の金曜日である。)
もちろんいただいても私が食べるのはごく一部、多くは家人の口に入るのが通例。

写真で記録にとどめておこう。

IMG_20160212_212803.jpg IMG_20160212_213041.jpg
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休刊日

本日は月例の休刊日。

昨夜の呑み会の写真だけあげておきます。
IMG_20160212_165655.jpg
これで人数はわかるでしょう。

IMG_20160212_165538.jpg
付き出し。

IMG_20160212_170952.jpg
続いてお刺身

あとはおぼろ…

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日本外交は奇々怪々

nihonnogaikouha_kawabe.jpg 河辺一郎『日本の外交は国民に何を隠しているのか』 について。

少し古い本(2006.4月)だけれど、国際関係・国際政治について、あまりに知識がなく、思考が足りないことを思い知らされる本だった。
そういうことなので、書かれていることの評価は私には無理だけれど、あげられている「事実」は重い。

妙に細かい話から、この本は始まる。
「日本は国連分担金を滞納している。」
よく読めば滞納(踏み倒し)ではなくて、遅延の常習犯である(こんなところでも米国と足並みをそろえている)ということだけれど、問題は遅延にのみあるのではなく、今まで政府は、我が国は、多額の分担金を真面目に納めてきた国であると宣伝し、そして出しているお金に見合う待遇を受けていないというニュアンスで語ってきたように思う。

分担金の話は、本書の最後にももう一度とりあげられる。
分担金は各国の経済力に従って割り当てられる。日本は、GDP第2位のときには、GDPはフローであり、社会資本ストックの貧しさが考慮されない不適当な指標であると主張し、発展途上国の分担金に対しては、GDPの伸びに目をつけて、GDP以上に適切な指標はないと主張しているのだそうだ。
まさにご都合主義。
また、支払を遅延させるのは、為替差益を考えて国益を図っているという説明が、国内では、まかり通るそうだ。犯罪を犯しても「会社のためだった」と言って正当化するのと同様である。


そして、分担金の話に続いて、
  • 日本は、核軍縮に反対、平和主義に反対
  • 日本は、イラク戦争に賛成するだけでなく、反対の国へは経済力を背景に圧力をかけた
       (結果、シリアは日本の要請によりイラク戦争に賛成した)
という話が、緻密な国連議事録や、政府説明の記録などで克明に追いかけられている。また、あちこちでの我が国の「国益」にもとづく、非協調的行動が例示される。
日本は既に国際的影響力は相当大きなものになっているが、自虐史観もあって、国民はそうは思っていない。それを政府が利用して、国外での反平和主義的活動を隠蔽している、そういう構図である(自虐史観を批判しつつ、国民がそれを持っていることを利用するという、巧妙な方法)。

私は前に、「平和主義とは何か」で、やはりお金以外の貢献をすべきと書いたけれど、事実は違うらしい。
お金は、経済力に応じてというお約束だから、これは貢献と言い切れるわけではないが、その経済力をバックに、各国に圧力をかけることができるのは現実である。
その行動原理は日本の「国益」であって、決して世界平和や人権擁護のためではないらしい。

思えば、我が国は、戦後ずっと国連を活用してきたのである。
戦争放棄の憲法を持ったままで、武力行使を行うための根拠として使ってきた歴史である。日米関係(日米安保)も国連の枠組みで正当化してきたわけである。
日本政府は、米国追随と批判されることを隠れ蓑に、米国以上に利己的な外交を行ってきているのであって、いやいや、しかたなく米国に付き合っているわけではないという。この米国追随という型どおりの批判は、政府にとっては渡りに船でこそあれ、これが続くうちは政府は安泰であり、国民を怖れる必要はないというわけだ。

国際平和に貢献したいと思ったことがなく(敗戦国だからそんな気にもならなかった)、当然、国際平和へのビジョンも持たないから、自国の利益のみで日和見・ご都合主義を繰り返し、それにより国際的な評価が低いのであって、その逆ではないということらしい。
ひるがえって、欧米では、イラク戦争にしろ、人種差別にしろ、それが正義であるか、不正義であるかを、国民が問うのに対し、日本人はそういう問いは行わない。政府の方針に従っているか否かという議論にとどまる。いわば、日本人は民主的な国民性を持っていないというわけである。

本書では、この国民性で我が国に近いのは北朝鮮である、ただし国際的影響力は日本の比ではないけれどとしている。また、北朝鮮は、常に日本が持ち出せる(リンケージ論)、国内を説得する有効なネタらしい。


繰り返しになるが、私は、こういう国際観・政治観・日本人観を論評できるような知識も、思考力も持っていない。そして、多くの日本人も多分そうだろうと思う。
また、上にあげられたような事実について、国会などの公式の場ではあからさまな虚偽説明がまかりとおり、そしてその虚偽を指摘できない、あるいは問題と感じられない野党とマスコミ。私を含む国民の無知も、これではしかたがないことだろう。

本書でも再三批判されているが、マスコミは、深謀遠慮なのか、自己保身なのか、単なる無能なのか。いずれにせよ、それにより国民は我が国の外交や国際関係について無知なまま放置、あるいはミスリードされている。


本書の要旨、あるいはそれから考えたことを書き殴ったけれど、もしこの通りだったら、「われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ」、こんなことできっこない。

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USBポートの制限

sakaishi_USB.png 大量の住民情報の漏洩事件があったS市で、住民情報を扱う部署のPCのUSBポートを塞いだということが話題になっている。
 堺市の全有権者情報がネット上に流出した問題で、市は8日、職員が勝手に情報を取り出せなくするため、住民情報を扱う部署のパソコン約1千台のUSB接続口をふさいだことを明らかにした。専用の鍵がないと外せないという。市の対応を検証する専門家委員会の会合で報告した。
 市によると、個人情報を流出させた元職員(59)は、市のパソコンにUSBケーブルで外付けハードディスクを接続し、自宅に情報を持ち出した。市はさらに別の約600台については、専用のソフトでUSBを使えない設定にしたという。

朝日新聞 H28.2.9


冗談で、USBポートに接着剤を流し込んだら使えなくなるなぁと話していたが、本当にやっちゃうんだと思った。
usbsecurity_sanwa.jpg もっとも、これはそんな乱暴なことではなくて、このためのセキュリティ製品があるようだ。
「USBコネクタ取付けセキュリティ」という製品で、1個4,000円ぐらいである。

私の職場のPCはUSBポートの利用を制限している。
これは良く使われている"Portshutter"というソフトウェアを導入している。台数が多いとこちらの方が単価は安くなる。上の記事の後半にある「専用のソフト」というのもこの種のソフトだと思う。また、ソフトの場合、PCと挿し込むUSB機器の組合せも制御できるはずである(特定のデジカメだけは接続できるなど)。

少し前にUSBの規格そのものの脆弱性も話題になった。これは現在も解消されていない(原理的に解消できない)。USB機器自体にバッドコードを埋め込むと、USB端子に挿したらただちにそれが実行されるというもの。


S市の事件では、権限のある人(それに近い人?)が持ち出しているわけだから、厳重な漏洩対策をしても無力だと思う。
また、こういう対策をしてPCの使い勝手が悪くなると、USBメモリーにデータをコピーして(必要な場所へ)持っていきたいというとき、USBポート制限がかかっていない機器を使えば良いと考えるケシカラン輩も出てくるかもしれない。
こういう発想は、まさに本末転倒だけれど、技術対策とは所詮そういうものでしかない。
制限にひっかかったときに、なぜそれが制限されているのか、それを理解する契機になれば良いのだが、制限されてなければやっても良いと考えてしまう浅慮な人もいる。

セキュリティ対策に限らず、業務遂行が情報システムに過度に頼るようになると、システムがすべてチェックすると思い込んでいるのか、システムが許容することならやってもよいと考えるようになる職員が出てくる。
ボタン1つ、クリック1つで、コンピュータが全部やってくれるのを理想と思っている人がたまにいるけれど、そういう人が管理者で要る限り、セキュリティは保てないし、もし、そういうシステムがあるなら職員は要らない。


最大のセキュリティーホールは、やっぱり人間である。

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本当のねらいはどこにあるのだろう

マイナンバー制度については、本ブログで、システムや制度が異様に高コストではないかと批判してきて、そもそもマイナンバーは名前と同様に扱えばいいじゃないかと言ってきた。
とくに、マイナンバーを隔離(ネットワークを分離)するような話は、一体どこまでコストをかけるつもりかと訝しく思っていた。

しかし、どうもこれは見当違いだったかもしれない。
ことはマイナンバーの問題ではないのかもしれない。
総務省が自治体のセキュリティ対策の強化ということで、インターネットとLGWAN(総合行政ネットワーク)の分離などをすすめているらしい。
しかも、市町村は信用できないのか、都道府県に「安全な」インターネット接続をする事業を行わせるという。「安全な」というのは、標的型攻撃を想定して、メールの「無害化」を行うという(無害化とは要するに添付ファイルの削除とか検疫をすることらしい。暗号化メールは原理的に対応不可能だけど)。

haradasan_security.jpg

図は「日経コンピュータ」(2016年2月4日号)から


最近のセキュリティ対策は、インターネットとの接続やメールの開封を安全な場所(サンドボックス)で行って、もし、そこからマルウェアが侵入したとしても、そのマルウェアが行うであろう怪しい通信を検知して、ユーザーにはそれを届けないというもの。

こういうことをすると、インターネット接続コストは軽く1桁高くなる。だから経費削減圧力が強い自治体にはとてもそんなことをする余裕はない。そんなことは承知の上で、総務省が対策を求めるときに強調するのが、マイナンバーが漏れたら大変なことになる、である。
つまり、セキュリティ対策を強化することが本当のねらいで、マイナンバーはそのダシに使われただけなのかもしれないという気がしてきた。そう考えないと、マイナンバーを高コスト・高負担の制度・システムにする合理性が見当たらない。

だからといって、今のやりかたが正当化されるわけではない。マイナンバーの運用ポリシーと、標的型攻撃などのセキュリティ・リスクへの対策とは本来別の次元のものである(目的と手段の関係)。これを弁別せずに対処しようというのは、前にも書いたが、闇夜に鉄砲だと思う。それにネットを分離したからといって安心できるわけでは、決してない。


そもそも、どんな組織の情報システムでも、今まで個人情報を扱ってきたはずだけれど、情報漏洩対策がきちんと行われてきたかは結構アヤシイ。いくら対策をしろといっても、企業としては追加コストが発生するのでは、なかなか取り組めない。しかし、マイナンバーを扱う必要がでて、これを漏洩したらトンデモナイと宣伝することにより、マイナンバーの漏洩対策、ひいては一般の個人情報保護対策が進むのではないか、そう考えたのではないだろうか。

信頼のコストはとてつもなく高いことを実感する今日この頃である。

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これにもマイナンバー

kabuhaito_mynumber_note.jpg 私がマイナンバーを届けた先については前に書いた。
なので、新たにマイナンバーを届ける先が増えたら、それも書くことにしようと思う。

といっても、今回は私のマイナンバーではない。
今回は家人のマイナンバーの登録。
家人が受け取っている株式配当があるので、その会社へ届けるもの。
結局は、税務署に行きつくのだろう。

これにもマイナンバーの使途は説明されていない。

しょうもない小咄をネットで目にした。英語の小咄である。
“あなたのマイナンバーを教えてください”を英語で言うと、
“Can I get your my number?”
なるほど、不思議な英語である。


kabuhaito_mynumber_app.jpg

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SIMフリー・スマートフォンを購入

既に投稿したとおり、BIGLOBE SIMの「ライトSプラン」の音声通話付SIMを使うことにした。

前の記事で書いたとおり、とりあえず手元にあるタブレットで開通テストはしている。
回線料金が高いから見直したわけだが、端末については特にこだわりはなかった。
誰かdocomoユーザーで、使わなくなったスマホがあれば回してもらえないかと思ったのだけれど、周りにdocomoユーザーが意外に少なく、使ってない端末というのも、4、5年前とかの機種。あまりに古いとLTEが使えないだろうし、バッテリーも劣化しているから、動作確認ぐらいの役にしかたちそうにない。

DSC_0006.jpg タダで手に入れるのはあきらめて、ネットで中古品を探したのだけれど、1万円を切るようなのはそれなりのものしかない。キズモノであったり、かなり古い機種。比較的新しい機種は、中古でも結構な値段がする。

ということで、家人が使うものだから、手垢にまみれたものを用意するのも申し訳ないから、思い切って新品を買うことにした。

3万円以下の機種を探して、さんざん迷ったあげく、ASUS ZenFone2 Laser(ZE500KL)という機種を選択した。
何のことはない、BIGLOBE SIMも販売している機種である。これなら、はじめから機器込みで買って、事務手数料の値引きを受けた方が良かったかと思ったが、ネット通販価格は、その値引きを受けた価格より若干安いので、これでもOKであろう。

この機種にした一番の理由は、とにかく安いこと。購入価格は25,750円。

比較的新しいスマホで、値段が2~3万円のものというと、意外に少ない。今回はSIMフリーでなくても、docomo端末でも良いわけで、そこまで拡げても、高級機種はたくさんあるが、3万円以下となると、そうそう選択肢はない。
今回、比較したのは、Huawei P8liteぐらいだが、CPUはHuaweiの方が良さそうだけど、同じデュアルSIMでも、Huaweiは一方のスロットがSDカードと共用という不思議な仕様になっていることと、カメラはASUSの方が良さそう(フォーカスの性能)に思ったから。

IMG_20160205_210023.jpg この値段で、CPUはクアッドコア、RAMは2GB(ちょっと小さい?)。フルではないけれど、高解像度(1280×720)の5インチipsパネルが付いている。
カメラも1300万画素で、赤外線式のオートフォーカスが付いている。

詳細な仕様や評価はネットにたくさんあるので、これ以上は書かない。


私が今使っているSoftBank Xperia Z3に比べると多少見劣りはするかもしれないが、この価格にしてはかなり立派なスペックのように思う。

機種選定にあたって、一つのポイントは対応している通信方式・周波数。
海外はともかく、国内でも田舎にいくと電波状況が悪くて、端末によっては電波を拾えないという話がある。この機種はかなり広く対応しているようだ(SIMフリーということで世界中で使えることを重視すればそうなるのかも)。
何といっても、SIMフリーのdual SIM端末である。海外旅行へ行ければ活躍するに違いない。

写真下は、裏ぶたを開けたところ。右寄りに、SIMカードとmicroSDカードを挿入したところ。

ZenFone2 LaserはmicroSIMなので、BIGLOBEのnanoSIMにアダプタを付けている。

これでも想像がつくように、バッテリーは着脱式である。メーカーは販売していないようだけれど、既に、本機用のバッテリーがサードパーティから売られている。この頃は、バッテリーが交換できるスマホは珍しい。これなら4、5年使えるかも。

これは家人用に購入したものだけれど、来年、今の私のスマホのしばりが解けたら、私もBIGLOBE SIMへ乗り換えようと考えている。今使っているのはXperia Z3で、この端末には不満はない。高速だし画面もきれい、バッテリーのもちも良い。
しかし、SoftBankで、SIMロック解除はできない。

ということで、私の次期端末も買い替えを考えている。
ところが、各キャリアの端末のSIMロック解除が行われるようになっているけれど、以前はお金を払えばしてくれたのが、新しい機種では無料ではあるが、キャリアとの契約がないとしてくれないらしい。
こうなると、いわゆるキャリア端末の白ロムが流通しにくくなる。そして端末の選択の幅が狭くなる。

テレビっ子の私は、フルセグのテレビが付いているのが欲しいのだけれど、SIMフリーの端末は世界を相手にしているせいか、テレビが見られる製品は少ない。国内キャリアの製品には多いのだけれど、前述のとおり、SIMロック解除ができないと魅力が落ちる。海外で使わないのなら、docomo端末で問題はないのだけれど。

総務省の要請で、SIMロック解除が行われたものと思うが、したたかなキャリアはなかなか一筋縄ではいかないようだ。


【追記】

ネットで情報をあさると、SoftBank Xperia Z3のSIMロック解除の情報を見つけることができる。これもタダというわけではなくて、解除用コード自体は有料販売(3000円~)らしい。さすがに、残債が残る端末を、不適正改造はしにくいけれど。


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新幹線のネット予約

JRticketless_boarding.jpg 昨日に続いて新幹線の話題。

2017年夏頃から、東海道山陽新幹線で、ICOCAやSuicaに対応した、チケットレス乗車ができるようになるという。

私は以前から、EX-ICカードを使ったチケットレス乗車をしていて、最近はほとんど利用していないけれど、東京出張の多かった頃はとても便利だった。

とにかくすぐに予約できて、しかもその列車が出てしまう前なら、何度でも無料で予約変更ができる。東京出張ではたいてい自宅から京都駅までバスで行くのだが、バスが遅れそうになると、新幹線の予約を変更するわけである。
チケットレスという言葉が使われているけれど、チケットがないことがありがたいわけではなくて、こうしたネット予約サービスの結果としてチケットレスになるということであろう。

EX-IC_J-WEST_card-crop.jpg さて、今回の報道では、今まではエクスプレス予約の会員でなくても、チケットレス乗車ができるようになるという。私はエクスプレス予約ができるようになるために、JR-WESTのカード(クレジットカード)を取得し、EX-ICカードも発行してもらったわけだけれど(そのおかげで溜ったポイントで何度かグリーンにも乗れた)、新制度には期待できると思う。

まず、クレジットカードはJR系カードでなくても、既保有のもので良くなるらしいから、カード会費は要らなくなるのかもしれない。
次に、EX-ICという専用ICカードではなくて、ICOCAで良いということのようだし、さらに在来線との乗継もスムースになりそうだ。

こうやって多くの乗客がネット予約を使うようになれば、昨日のような空いた指定席の再販売ももっと増えるかもしれない。
もっとも制度を決めると、かならず変な副作用が出たり、その裏を書く人が出てくるのが世の常である。ポリシーをしっかりもって制度の詰めをしてもらいたい。

で、できたら指定をとって自由席乗車の場合に、少しでも還付してもらえたら。


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車内検札の廃止

shanaikensatsu.jpg ネットの情報サイトを見ていたら、"東海道新幹線「指定席の切符拝見もうやめます!」"という記事が目に入った。

記事によると、

車掌は端末で指定席の発券状況を捕捉している。
念のため指定席をとっているが、それより早い列車の自由席が空いてれば座る人がいる。これを早く発見して、指定席として売れるように戻す。
検札よりも、車内巡回を強化するセキュリティ対策。
乗客のくつろぎ向上、限られた指定席の効率的な活用、収益アップの効果、そしてセキュリティ向上……。
開業から52年で初めてとなる方針転換には、“一石四鳥”の効果が期待できるというわけだ。


今は全くないけれど、数年前までは、月1回ぐらいは東京出張があったので、この記事に書かれている内容は良くわかる。
朝早い列車で一眠りしようと思っても、検札が回ってくるまでは落ち着かなかった覚えがある。
何より、上の2つ目の内容については私もやっていた。ただ、そのたびに、私がとっていた指定席は空で走ってるんだなという、かすかな罪悪感があった。

そうしたとき、指定解除をすれば、いくらかでも返戻があるようにしたら良いのではないかと思ったことがある。
今回は、返戻はせずに、車掌が、空いている指定席を売っちゃうということのようだ。
いわばチケットの二重売りである。

自由席に乗っている乗客が持っている指定席であることを確認してからでないと、ダブルブッキングになる。
日本国有鉄道の時代だったら、お役所仕事、指定解除で返戻する制度があれば別だけど、やらなかっただろうと思う。


記事にもあるが、この自由席検札は、駅を出たらすみやかに終えなければ意味がない。
例えば、新大阪から京都までの間に売れる指定席を確認、京都や名古屋から乗る客に売るというわけだ。でないと売るのが難しい。
想像だが、JRとしては空いた指定席を確実に売るとまでは考えておらず、売れれば儲けもの、ということだろう。

エクスプレス予約を使っている人は、列車変更は慣れっこだから、前の列車に乗って指定解除→返戻という制度だったら、絶対にやると思うけど、そうやって空いた指定席が売れる保証はない。いっそ、空いた指定席が売れたら、そのときに限り返戻というようなことにでもしたら良いけれど(これも役所的な感覚ではまずできそうにないが)。


やはり主目的はセキュリティの向上(車内焼身自殺を契機に)だと思うけれど、これで損をする人はいなさそうなので、良い取り組みじゃないかと思う。

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「アーキテクチャの生態系」

architecture_cover.jpg 一昨日は、ルールを絶対視するのも、ルールを絶対悪とするのも、どちらも思慮深い人のすることではないと書いたつもり。まぁ、言えばアタリマエのことである。

今日は、社会秩序というものは、強制力のあるルールだけでできるものではないという話。
濱野智史『アーキテクチャの生態系――情報環境はいかに設計されてきたか』について。

図書館の新刊棚で見て(私は図書館に行くとまず新刊棚を見て、タイトルや著者で面白そうなのを物色する)、タイトルから判断して借りたわけだが、ちょっと誤解していた。

私にとって、情報分野で「アーキテクチャー」と言う語に出会ったのは、「370アーキテクチャー」という形でだった。メインフレームの技術者なら懐かしい言葉だと思う。IBMのメインフレーム、そして富士通や日立のメインフレームが模倣した、ハードウェア、オペレーティング・システムの体系をイメージするもの。
ということで、てっきり技術や実現方法の歴史と現状でも書いてあるのかと思った次第。


これは情報工学の本ではなくて、社会学というか風俗学に近い本である。

これはこれで面白いのだけれど、いかんせんちょっと古い。文庫版の奥付は「2015年7月10日 第一刷発行」となっているが、ハードカバーでは2008年に出版されているようだ。
今から8年も前ということは、ネットの世界では2世代ぐらい前ということになるかもしれない。

文庫版あとがきには、そのことが触れられている。たしかに個々の技術、サービスの進歩は著しいが、アーキテクチャという視点でとらえる枠組み自体が時代に合わないわけではないから、本書は文庫にもなり、読み継がれているわけだ。


「生態系」という言葉は、著者は2つの方向から使っているように見える。
言葉を素直に読めば、いろいろなアーキテクチャがせめぎあうインターネットの世界という意味になると思うけれど、それとは別の観点からアーキテクチャが仕向けるネット・ユーザーの生態系という意味もあるように思える。
著者は「アーキテクチャ」を「環境管理型権力」という意味で使う。
正確には、

米国の憲法学者ローレンス・レッシグが使った「アーキテクチャ」~人の行動を規律する物理的または技術的環境~から、哲学者・東浩紀によって概念化された「環境管理型権力」と書いている。
Wikipediaには次のように解説されている:相手を従わせるのではなく、相手が自ら望む行動を取ることが、社会にとっても優れている行動(社会の生産性を上げる行動)になるように、人間を創り変えることで、誰もが支配されているとは思わず、皆、自ら楽しんで生きていると思いながら、その実は権力に全て操作された人々として、人々が生きる社会。テーマパーク化される未来型社会のモデル。

ただ、私はWikipediaの解説はちょっと言葉使いが違うような気がする。「権力」という言い方をすると、人間を創り変えるというより、そうなるように環境を調製する権力というようなニュアンスになるのではないだろうか。
くだいていえば、その環境においては、自然なふるまい方が決まる、そういう意味でのアーキテクチャではないだろうか。

本書では、グーグル(検索エンジン)、SNS、P2P、ニコニコ動画などをとりあげて、それに集まるユーザーの行動を観察し、その行動パターンはアーキテクチャにより引き出されているとする。
ただ問題なのは、アーキテクチャがある目的のために設計されたとは限らないということ。著者も述べているように、別個の、例えばサーバーの物理的制約などによって(twitterの140字とか、2チャンネルの1000投稿の制限)、企んだわけではない行動パターンが生まれている。

architecture_map2.jpg

説得力ある視点だと思うけれど、この類の人間の生態観察は、一面の真理を切り出すもので、それで割り切れるわけではない。それは、私自身が、この本でとりあげられたSNSなどのユーザーとして典型的な人間ではないからかもしれない。

私はこのブログはもとより、別途Webページを持っているし、twitterもfacebookのアカウントもある。しかし、決して、著者がいうようなユーザーの絆「繋がりの社会性」には入っていない。
Webページは異なる端末でも同様の情報環境で使えるよう、ブラウザのトップページを指定しているだけだし、2つのSNS、twitter、facebookはどちらも義理(「twitter始めたから見てください」と某所から言われた、facebookは今の社長から友達申請をされたから)。

ブログは自己満足でやっているわけだけど、ブロガーの心理は本書で見事に指摘されている-mixiやfacebookに実名で参加するくせに、匿名でいたいという歪んだ心理(「声はあげないけど、誰か私に気づいてください」という、うじうじした情けないもの)である。だから、拍手やコメントがあると嬉しくなるわけだ。そう、私のことです。


私のような保守的な人間は、ネットで知り合おうとはしない。インターネットは、既知の人・組織とのコミュニケーション手段にすぎないわけだ。
おもしろいけど、そしてあたってるとおもうけど、オレは違うぞ。

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MVNOへ(一部)乗り換え-開通編

IMG_20160203_201145.jpg 先日は「トラブル編」だったけど、無事にBIGLOBE SIMの音声通話SIMが到着。

開通報告の前に、不愉快なこと。
ふとBIGLOBE SIMのサイトを見ると、2月に申し込むと、使用料が3ヶ月タダになるキャンペーンが実施されている。1月中に申し込んだら12ヶ月200円引きだというので、あわてて1月に申し込んだのだけど、3ヶ月タダのほうがずっとお得である。

コールセンターに電話したときに、1月中なら200円引きですよねと確認していたから、そのときに2月ならもっと得ですよと言ってくれれば良いのだけど、まぁ、キャンペーン情報を漏洩することはコンプライアンス違反だろうな。


手元にSIMフリーあるいはdocomo端末は、壊れてしまったideosと、タブレットが2台あるが、普段つかっているタブレットSH-08Eに装着。BIGLOBEのSIMの規格は、nano、micro、標準が選べるが、nanoを選択していて、SH-08EはmicroSIMなので、アダプターを使う。

IMG_20160203_201434r.jpg          IMG_20160203_201901s.jpg


IMG_20160203_202146.jpg まずは音声通話のテスト。
海外のプリペイドSIMのようなアクティベーション手続きは不要。挿せばすぐ使える。

スクリーンショットのように、きちんと着信を確認(このあと発信も確認)。
(画面上、モザイクばっかりで申し訳ありません。)


APNを設定して、speed testをしてみる。

(スクリーンショット画面下左。docomoのAPNの他、今までこのタブレットで使ってきたAPNが並んでいる。)

Screenshot_2016-02-03-20-36-14.png          Screenshot_2016-02-04-08-44-26.png

speed testの結果(スクリーンショット画面 上右)、上5行がBIGLOBE SIMで、上2行は職場で、次の3行は自宅での結果。その下(古い)のは前のU-mobileの様子。ネットにはMVNOの速度比較なども見かけるが、MVNOがどこかより、場所や時間に依存するものであろう。

無事、開通したので、今まで使っていたU-mobileは解約するつもり。
これで、家人用に端末を手にいれれば、そちらへ挿しかえて、タブレットには別途データ通信専用SIMを追加してもらう予定である。

コスト比較である。
今回契約したのは、「ライトSプラン」。キャンペーン値引きを別として、月2,000円ちょっと。これに私が使うデータ通信用SIMを200円で追加し、今まで契約していたU-mobileの800円を解約する。
家人の今までの料金が月7,000円ぐらいだったから、5,000円ぐらいのコストカットになる。

そもそも、そんなに電話もしなければ、ネットもするわけではない。とくにビデオ・ストリーミングなどはまずやらないので、もっと安いプランでも良いのだけれど、複数SIMを出してくれるサービスとなると、このぐらいになる。

MVNOの品質については、私も首をかしげるところがあるけれど、そういう状態はそう頻繁にあるわけではないと思う。


残念なのは、私のスマホ。機種変更して未だ1年。悪名高い更新月は来年3月である。
まず、まちがいなくSoftbankの契約は解約して、BIGLOBE SIMでもう1枚の音声通話付SIMを出してもらうことになるだろう。

今、携帯各社の料金体系の見直しが検討されている。しかし、どうも先行きは不透明で、キャリア各社の対応も後ろ向きのようだ。
私は、一般論として料金が高いと考えているわけではない。問題は、使い方に応じたサービスを選択できないことにある。そして、この体系が続く限り、そのギャップを補うMVNOは社会に不可欠のサービスと言えるだろう。

だいたい、私は関西デジタルホン時代からの(→J-phone→ボーダフォン→)Softbankユーザーなのに、それで得をしたことなどまったく記憶にない。キャリア変更の優遇合戦を横目に見て、悔しい思いばかりしてきた。
やはり不健全である。


さて、契約するまではあまり意識していなかったのだけれど、こうやって開通すると、以前、IIJのSIMを使っていた時にはできていたVPNを試してみたくなった(BIGLOBEはVPNを通すというネット情報がある。なお、U-mobileはVPNを通してくれない)。
残念ながら、今使っているルーター(プロバイダから無償貸与)はPPTP機能がないので、そのままではVPNを構成できない。前に使っていた、性能としては劣るルーターに戻そうかな。

私はIPアドレスをごまかしたいわけではなくて、家のNASに外出先からアクセスしたいだけです。念のため。


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バスの事故について

karuizawa_bus_accident.jpg 少し前のことだし、あまりにも多く報道されているから、ブログでとりあげるのもためらわれたけれど、軽井沢でのバスの事故に関連して。

事故後何日も経つが、未だにこの事故に関する報道を頻繁に目にする。その多くは、バスの運転手の労働条件の厳しさ、業界の競争の激しさなどを伝えるものだが、それで、思い出したことがある。

数年前にドイツ、オーストリア旅行に行ったときのこと。
旅行社のパックツアーだったので、ドイツからオーストリアへ、観光しながらバスで移動する日程だったのだが、ノイシュヴァンシュタイン城へ行くときのことだと思う、ツアーガイドから、道路が渋滞していて(なにせ、ノイシュヴァンシュタインは大変な人気観光スポットである)、予定の時間には到着できないという説明があり、さらにそれに続けて、バスの連続運転時間が規則で定められた時間を超過するので、暫くバスを停めて休憩しなければならないという。

それで、バスが停められそうな場所―鉄道の駅の荷捌きか何かに使うような空き地に駐車して、30分かもうちょっとか、そこでぶらぶらした。
誰が定めた規則かははっきりと聞き取れなかったが、こうした就業規則は各職種ごとに、かなり厳密に決められ、また守られているという(ただし、これはドイツのバスだからで、オーストリアだったら違うらしい)。

そういえば、その前にイタリア旅行に行ったときには、観光ガイドの資格も厳しくて、ガイドもできる添乗員がいてもガイドをしてはならず、現地のガイドが同行しなければならないということだった。

ヨーロッパというところは、ギルドの歴史があるからか、職、あるいは職人を保護するルールが徹底しているようだ。穿った見方だが、ヨーロッパに豊かさやゆとりというものがあるとしたら(それは、古い街並みやゆったり流れる時間、効率の悪そうな小都市分散などから感じるのだが)、そういう制約条件により生み出されているのかもしれない。

ルールの遵守を前提に競うのは、スポーツでも経済活動でも当然のこと。一方、ルールが時代に合わないとか、間違っているなら、改めなければならない。ただ、それを超越して、ルールの存在を諸悪の根源として、規制緩和を無批判に是とするのは、思慮深い人間のすることではないと思うがどうだろう。

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水道の破裂

suido_toketsu.jpg 先日の大寒波で、あちこちで水道管が破損して、断水になったと報じられていた。

この報道で、昔聞いた話を思い出した。
O府営水道が、大寒波の影響で、大幅な黒字になったという話である。

府県の水道というのは、市町村水道に水を供給する、いわば卸業である。寒波で市町村水道のあちこちが凍結し、水道管破裂などを引き起こすと、漏水した水の分も府県水道から供給されることになり、その料金が市町村水道に課されることになる。

災害時とも思える事態だから、多少減額したのかもしれないが、黒字を計上したわけだから、やはり漏水であっても料金はとったのだろう。


水道事業というのは、ほとんどが市町村だが、どの市町村にも豊かな水源があるわけではない。そういう地域では、都道府県などが市町村へ給水する例が多い。
前述のO府営水道は、もちろん府が経営していたのだが、O市との二重行政だと指弾されて、府営水道と市営水道を統合しようというどさくさの中で、"一部事務組合 大阪府広域水道企業団"となっている。

もちろん、統合しても、無駄とされた府営水道の浄水場が廃止されたら、O市にそれだけの給水能力があるわけではないから、とたんに府内市町村の水道は立ち行かなくなるのだが、同じような施設が府と市にあるということで、二重とやり玉にあげられたように思う。


さて、水道の破裂に戻るけど、もし水道経営が府県・市町村が一体化されていたら、漏水分も市町村に請求されるというようなことはなく、事業全体でカバーすることになって、府県水道だけが黒字というような理不尽なことにはならないのかもしれない。

一方、市町村水道の維持管理が悪くて漏水がひどくなったのだとしたら、一体経営によってその責任の所在があいまいになるという考え方もある。それぞれがその責任を負って、最適な事業運営に努力することが良いのだという意見である。

このあたり、卸・小売の関係はなかなか難しい。電力も自由化されて同様の構図になるみたいだし、携帯電話も大手キャリアとMVNOの関係も同様である。

携帯の大手キャリアの高額な料金をMVNOが下げてくれているわけだけど。


つまり、事業実態、社会実態など、さまざまな要因によって、卸・小売の関係がどうなるのが良いのかは一概に言えないというアタリマエの結論である。

これが結論ではさびしい。実態に即した判断が求められる、あぁ、これもアタリマエか。


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MVNOへ(一部)乗り換え-トラブル編

iPhone_img.png 私は、今までもデータ通信専用でMVNOのサービスを使ってきている。前にも書いたように、日本通信からはじまって、IIJ、U-mobileと少しでも安いところへと渡り歩き、そのたびに事務手数料を損してきた。

で、今回、音声通話もMVNOを使ってみることにした。
といっても、私の今のスマホ(Softbank)は、昨年機種変更したところで、2年しばりがまだ1年残っている。たまたま家人の希望で安いサービスに変えたいということで、そちらをMVNOに変更することにした。

私も、2年しばりが解ければMVNOに変えようと思うし、また、今使っているU-mobileのデータ専用SIMも解約して、契約を一本化しようと考えて、複数のSIM(音声通話付き×2、データ専用×1)を使えるサービスをいろいろ探して、結局、BIGLOBE SIMの"ライトSプラン"というサービスを選択した。

ここで思わぬトラブル。
家人に聞くと、やはり今までの電話番号を替えたくないというので、番号ポータビリティで移行しようとしたのだけど…
そろそろSIMが届く頃と思っていたら、確認書類不備の通知が来た。

家人のスマホの支払いは私だが、私が代表者の家族契約になっている。

Softbankの家族概念というのはいいかげんなもので、子供たちも家族契約になっているが、それぞれ独立していて、支払いも子供たちがそれぞれ行うようになったのだが、家族扱いはそのままなのである。以前は、家族同士に限り通話が無料だったから意味があったが、ホワイトプランとやらで、Softbank同士だと「ただとも」といって無料通話になったので、実は、家族扱いというのはあんまり意味はなくなった。ただし、ケーブルライン(我が家はケーブルテレビの電話)加入者割引の範囲が家族なら適用になる。独立した子供にも適用される(なんか不思議)。


しかし、お金を払っているのが契約者ではないらしい。
さて、家人のSoftbankを解約してMNP転出することにしたわけだが、私としては、前述のとおり、複数SIMが使えるプランを選択して、私が契約し、家人の回線はシェアSIMにするつもりだったので、私の名前で申し込みを行い、その際、家人の番号を私の番号としてMNPにして、家人に使ってもらおうとしたのだが、そうすると、MNP転出回線の契約者がミスマッチになり、BIGLOBE SIMから、書類不備という通知が来たというわけ。

BIGLOBE SIMのコールセンターに聞くと、まずSoftbankで、家人の回線契約の名義変更をして、改めてMNP予約番号をとってくださいという。
しかたがないので、Softbankショップに行くと、名義変更をするとその月分の契約は全額支払いが発生する、MNPの手続きが2月に入るので2月分も発生する、そのうえ、更新月(家人はこの1月だった)をはずれるので、違約金まで発生するという。

これでは、使いもしない回線(今、家人は入院中だから全く使っていない)のために、2万円近くも支払わなければならない。こんな不合理なことはとても受け入れがたい。しかたがないから、この際、MNPはあきらめて、単純解約にし、BIGLOBE SIMで新規の番号で契約することにした。

そして今度はBIGLOBE SIMである。
既に、BIGLOBE SIMには申し込みをしてあって、BIGLOBEのメールアドレスも使えるようになっていたわけだが、BIGLOBEのコールセンターに再度電話すると、MNP転入を新規に変更することはできないという。今の申し込みをキャンセルして、新規で申し込んでくださいという。BIGLOBE会員契約は残しても良いけれど、そうするとMNP転入のキャンセルから2日間は新規の申し込みができないがどうするかというわけである。

ここで貧乏性の私は、1月中に申し込めば、1年間割引があることをホームページで見ていたので、BIGLOBE会員契約を残したらSIMの再申し込みまで2日待ち、つまり2月になるわけで、その特典が受けられなくなる。
結局、BIGLOBE会員契約もろとも、すべてキャンセルし、全く新規ということであらためて申し込みを済ませた。

だらだらと経緯を書いたけれど、要するに、悪名高い2年しばり・更新月限定というわけのわからん制度が諸悪の根源のように思う。これさえなければ、こんなにあわてて乗り換える必要はなかった。
BIGLOBE側も、事情を聴けば何ら不審な点のない私の申し込みに対し、柔軟性に欠けるのでは。

しょっちゅう制度が変わるわけだけど、ポリシーがもうひとつはっきりしないように思う。

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