草津・日光旅行-三猿

1 小手をかざして遠くを見ている母親は、空間としての遠方ではなく、時間としての遠方、即ち未来(子の将来)を見ている。その方向には、実を付けた枇杷と朱色の蕾がある。
母親が子供の未来を遥かに望んでいる場面で、枇杷と朱色の蕾は(バラ色で実り豊か)な子供の未来を暗示している。
2 幼いうちは、純真で周囲の影響を受けやすい。だから世の中の悪いことは見聞きせず、悪い言葉も使わせず、良いものだけを与えよ。
この時期に、良いものを身に付けておけば、悪いものに触れ(対し)ても正しい判断(行動)ができる。
3 一匹の座った猿。(未だ立っていない)
どことなく寂しそうなのは、孤独に耐えつつも、これからの人生(将来)を考えている。やがて立ち上がれば、「自立・一人立ち」(精神的にも肉体的にもレベルアップ)する。
4 二匹の猿が上方を見上げている。希望をもって上を見上げる青年期のイメージ。
右上に青雲が配され、「青雲の志」を抱いた若い猿と解釈できる。
御遺訓にいう『上を見な・身の程を知れ』である。
5 右側の猿は樹の上で前方を凝視している。
左側の二匹は岩の上にいる。
中央の猿は崖からの転落は免れた状況か(木から落ちた後かも)。
左側の猿は、中央の猿の背中に手を当てている。友達を慰める、或いは励ましているように見える。
6 右側の猿は座って腕をお腹の前で交差させ、正面を凝視している。
左側の猿は何か考え、決断を迫られている。(次の面から解釈するに、右側の猿は結婚の決心を固めた猿。一方の猿は、未だそれに至っていない状況なのかもしれない。)
7 左下に逆巻く波、右側の根本には薔薇の花。右側の猿は長い左手を波に差しのべ、左側の猿は腕組みをしている。二匹とも波を見つめている。右側の猿の上には赤い雲。(二人で力を合わせれば『人生の荒波』も乗り越えられる)
8 結婚した二人が強力して荒波を乗り越え、平安な家庭環境を整え、子宝に恵まれ、子供が生まれれば、親となり、最初の面の子育てへと辿ることになる。(そして永遠の生命が受け継がれていく)
子は「悪いことは見ない・聞かない・話さない」そして「平安」な心で育てられなければならない。幼児期の在るべき環境を『長春(薔薇の別名)』が象徴している。
昨日に続いて日光東照宮。
今日は有名な「三猿」をとりあげる。

まずはじめに「三猿」の彫刻があるのは、神厩舎、つまり厩である。猿は馬を守るという言い伝えから猿が配されたということであるが、彫刻はいわゆる三猿1点ではなく、8点が建物の正面と右側面に配されている。

ガイドが言うには、個人で来る人などは正面だけ見て「三猿を見た、次へ行こう」と右側を見ずに行ってしまうとか。ガイドが付けば、そういう見落としはありません、と。


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さて、その「見ざる、言わざる、聞かざる」として知られる三猿、ややこしい事に関わらない消極的・自己保身的態度を表現する言葉と理解して来た。「触らぬ神に祟りなし」と同じような意味で考えていた。

けれどもガイドの説明では、そうではない。
幼いうちは、純真で周囲の影響を受けやすい。だから世の中の悪いことは見聞きせず、悪い言葉も使わせず、良いものだけを与えよ。
この時期に、良いものを身に付けておけば、悪いものに触れ(対し)ても正しい判断(行動)ができる。
猿の彫刻が施された神厩舎前の説明にも書かれている。
(写真下。他の7点を含め全体の説明分は右表)

それにしても、他の7点も彫刻としてもなかなかのものだし、その含意も人生のシーンに応じて用意されているから、「八額」とでも呼んで親しまれても良さそうなものだと思うのだけれど、「三猿」ばかり有名になったのはなぜだろう。


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草津・日光旅行-日光東照宮

Toshogu sandou
日光東照宮参道
旅のメインの日光東照宮
1時間程度の訪問なので、じっくりと見て回るというほどではない。

二荒山には参っていないので、日光を一通り見たとも言えない。


現地のガイドに導かれて、輪王寺参拝、三猿、陽明門、権現さま参拝、鳴き龍と回る。

ガイドの話では、日光のガイドは地元の人しかなれないということで、彼は、祖父・父・本人の3代にわたってガイドを務めているそうだ。
1日に7回ぐらい案内することもあるそうで、そういう日は2万歩を超えるという。


Rinnoji
修復工事中の輪王寺三仏堂(入場参拝は可能)
周知のとおり、今年は陽明門や主要な彫刻の修復が行われたわけだが、それぞれの修復のタイミングは微妙に違うということで、今回はそれが重なったということで奇跡の年だということである。

輪王寺は現在修復中だから、建物はすっぽり覆われて、漆の塗り直しなどが行われている。


文化財の修復と言えば、経年変化で見慣れた姿がいいのか、創建時の姿が良いのかという議論があって、平等院では、結局、創建時の姿が採用された。奈良の枕詞「青丹良し」は緑色と朱色で塗られた都の建築の壮麗さからという説があるが、そのように壮麗な鳳凰堂となった。

こちら日光東照宮の修復では、建物自体はともかく、彫刻の表情が変わったとネットで話題になっている。
日光東照宮、修復で「三猿」の顔が変わった?

Youmeimon Haiden
陽明門拝殿

さて、日光東照宮の印象だけれど、奈良・京都の古社寺と比べると、建物については、神さびた雰囲気には乏しいと思う。
たしかに豪華である。ふんだんな金箔(その上に彩色されるから必ずしもキンキラキンとは言えない)、貝殻から作る胡粉などの顔料の使用(ガイドによると、胡粉は金箔よりも高価なもので、それで白く塗られているところは東照宮の中でも特に重要な場所という)、そしてたくさんの手の込んだオーナメント、彫刻類。

Katamuita Tohro
これは真っ直ぐにはしないんだろうか?
そして東照宮自体はむしろ小ぢんまりしている印象。
陽明門や拝殿の建物が小さいのは写真などで見て予想通りだけれど、境内域も有名寺院と比べれば広くない。
考えてみれば、寺は修行の場だから人が集まるところだけれど、社は神様をお祀りする場所だから、人が暮らせる場所を広くとる必要はないのかもしれない。

贅を尽くした社といえども山を制圧するわけではなく、山に抱かれたという雰囲気である。
おかげで神聖な感じも醸し出していて、建物とは良いコントラストになっていると思う。

権現様(「直虎」の家康は実に頼りないけれど)にお参りして、けっこうでございました。

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草津・日光旅行―東照宮へ移動

170919_IMG_0359_Chuzenjiko.jpg 華厳の滝を見終わって、東照宮へ移動。

時間が前後するが、華厳の滝の前に、中禅寺湖畔で昼食。

昼食後、湖畔で休憩。
ここも標高が1300m近くあるから、涼しい。
誰かに聞いた話だけれど、中禅寺湖で泳ごうとして、水の冷たさにびっくりしたとか。


そして、中禅寺湖畔から東照宮へ向かう。


170920_IMG_0389_Irohazaka.jpg 有名ないろは坂。
各カーブに番号と「いろは」が書かれている。 写真は「な 21」

いろはは48文字だけれど、カーブはあと2つあるそうだ。


他に道があるのか、それとも観光をかねてわざわざここを通るのか、不勉強で、よくわからない。
昔は、この坂を上り・下りが行き違っていたそうだが、今は登りは別ルートが整備されている。
ということで、下りの私たちのバスも、以前よりはラクに降りているとのこと。

170920_IMG_0355-hana.jpg
中禅寺湖畔の花
それでも、バスはときどき停車して、後ろからくる乗用車をやり過ごしていた。
大型バスはどうしてもノロノロ運転になるからである。

と思っていたら、退避して路線バスをやり過ごした。
さすがに常日頃通っている路線バスは要領がわかっているようだ。
乗用車も追い立てて走っているに違いない。




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草津・日光旅行―華厳の滝

170919IMG_0387.jpg 華厳の滝

初めて訪れるのだけれど特別な場所である。
40年以上前のこと、高校時代の同級生がここで身を投げた。

進学した大学が違うから、その頃は通信もしてなかったのだが、彼女とは小学校から高校まで同級だったし、親同士も良く知る仲なので、同級生というよりは幼なじみというほうが近いかもしれない。
彼女が身を投げたということも、お互いの親を通じて知らされた。

暗いところなど全くない人で、友達の面倒も良くみる、世話焼きおばさんの素質たっぷりだったから、その知らせに実感というものが湧かなかった。

しばらくして、彼女の父親から、娘が好きだった本なので、読んでみてくださいと、記念品のように本が届けられた。
彼女が生きていた証のようなものかとも思ったのだけれど、なんとなく心が引けて未だに読めずにいる。
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華厳の滝(動画)

大橋鎭子「すてきなあなたに」。
「とと姉ちゃん」のモデルになった人の随筆である。


どうしてなのか、今も、その時も全くわからない。
しかし、彼女が生きていたことは、私の記憶にはしっかり残っている。
しっかりものの彼女に何度も叱られたことも。



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草津・日光旅行―吹割の滝

17099IMG_0279s.jpg吹割の滝」(ふきわれのたき)というのはこの旅行まで知らなかった。

それで事前にどんなところか調べると、2000年のNHK大河ドラマ
『葵 徳川三代』のオープニングに使われたという説明があった。ならば、当然、見覚えがあるわけで、大河ドラマのオープングを集めたDVDで確認しておいた。

滝の所在地は沼田市。徳川との縁はピンとこない、絵としての滝が欲しかっただけだろう。縁が強いのは真田氏だから「真田丸」のオープニングでもおかしくなかったろうけど。


台風通過の後だから、水量が多くなっているのではと期待したが、ガイドさんによれば、今日は水が少ないとのことだった。

「葵」のオープニングをスマホに出してガイドさんに見てもらったら、そうそうこのぐらいの水量が良い時よ、と。


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吹割の滝(動画)
「日本のナイアガラ」という触れこみだけれど、滝を下から見上げるわけでも、上から見下ろすわけでもなく、横からのアングルでは、高さや大きさを感じにくいので、迫力というより、優雅に感じてしまう。
この後、鬼怒川温泉に行くわけだが、そちらには「東武ワールドスクウェア」という、世界の有名建造物を1/25のスケールで再現したテーマパークがある。吹割の滝はいってみれば自然の「東武ワールドスクウェア」みたいなものか。

残念ながら「東武ワールドスクウェア」を訪れる時間はなかった。バスの窓から東京スカイツリーの上部だけが見えた。


「葵」に使われたのは吹割の滝だけだが、すぐ下流には「鱒飛の滝」というものもある。このあたりまでは見ることができたけれど、今回はあまり時間がなかったから、上流のほうなど、区域全体を見ることはできなかった。
沼田市のサイトに全体が案内されているのでそちらでご確認を。

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草津・日光旅行―草津温泉

P_20170918_191339_vHDR_Auto-crops.jpg 草津温泉ははじめて。
前にも書いたように、関西からは気軽に行けるところではない。

東京の企業なら、昭和の宴会(職場の慰安旅行)あたりで利用するにはちょうどよいかもしれないが。


草津温泉の中心部は「湯畑」である。
湯畑は、温泉の湯が流されて、湯の花を採取する施設だそうだ。それで畑というらしい。

P_20170918_192002_vHDR_Autos.jpg P_20170918_192625_vHDR_Autos.jpg

この湯畑の周囲に、土産物屋や食べ物屋が立ち並ぶ。
イルミネーションも賑やかで、人通りも多い。それでいて、熱海などとは違って落ち着きがある。

P_20170918_192342_vHDR_Auto-crops.jpg この落ち着いた雰囲気がどこから来るのかと考えていたのだけれど、湯畑を一歩離れると、派手な電飾がほどこされていない古風な温泉宿とか、老舗のまんじゅう屋など風情のある建物が並んでいるせいかもしれない。昼間に入ったらまた違う感想になるかもしれないが。

行ったことはないが湯布院は俗化した温泉街を否定して人気を集めているという。
(値段が高い、敷居が高い)


もう少し歩けば、昔ながら(?)の湯治宿のような由緒ありげな宿が多い。

私が宿泊したのは、バスで10分(歩いても15分)の小高い場所に建つホテル。

バスのガイドさんの話では、草津の温泉旅館も最近は素泊まり客が増えて、あまり儲からない、経営が苦しくなっているとのことだけれど、ネットで見た意見記事で、日本の旅館が外国人観光客に不評なところとして、お仕着せ料理があるとあった。
1泊2日ならまだしも、連泊することが多い外国人観光客にとっては、お仕着せ料理ほどつまらないものはないという。しかも、毎日同じ様なものばかり食べさせられる。連泊の客には食事なしが選べるようになっていなければそっぽを向かれるという。同じ記事で、リゾートホテルで、外国人観光客は素泊まりばっかりで、ホテルの立派なフレンチレストランには見向きもされず、近所のお好み焼き屋にばっかり行くと嘆いているともあった。
オーベルジュを目指す方向と、素泊まり客を安く泊める方向、どちらかはっきりしたほうが良いのかもしれない。

もっとも団体旅行ほどオーベルジュには似合わないものもないだろうけど。


さて、草津温泉の泉質だけれど、強酸性だという。
舐めて見たら、かなり苦辛い。飲用は無理である。

長く湯に入っていると皮膚の角質層が剥落するというのだが、それを実感したのが、湯上り後、スマートフォンのタッチパネルの反応が悪くなったこと。ディスプレイ面はそうでもないが、ベゼルの「戻る」「ホーム」「メニュー」ボタンが特に反応が悪かった。

P_20170918_190147_vHDR_Auto-crops.jpg また、草津温泉は活火山の白根山の懐にある温泉で、源泉の水温は95℃もあるそうだ。これをパイプで町に引いてくるわけだが、ガイドさんによると、湯送パイプはその中に水道管も入っていて、これで湯温が下がり、水道水はお湯になるという。
町全体がセントラル・ヒーティングというわけだ。

ただし、温泉を引き込める所は限られていて、一般家庭には引き込めないという。


湯畑には何か所か、無料の公衆浴場もある。
私が入ったのは「白旗の湯」というところ。ここは白濁した湯である。そして熱い。
P_20170918_185007_vHDR_Autos.jpg

傍に「白旗源泉」という湯が出るところがあるのだけれど、こことどういう関係だろう。

もちろん宿泊したホテルもお湯を引いている。熱めと温めの浴槽が用意されていたのだけれど、熱めの方も思ったほど熱くなかった。普段は熱いということだから、泊った日がたまたまそうだったのかもしれない。

なお草津は涼しい。標高が1000mを超えているからだろう。まだクールビズをやっているこの時期、最高気温は20℃台前半、最低気温は10℃を切っていた。

空気が薄いとは感じなかったけれど。


ところで以前、草津町のふるさと納税返礼品(くさつ温泉感謝券)について記事にした。
現地に来ると、ますます感謝券は、総務省のいう商品券には当たらぬもの、地域振興策(効果のほどはわからないが)であることがわかる。
草津の湯は、恋わずらいは治せないというが、馬鹿にも効かないようだ。

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草津・日光旅行全行程~長時間のバス移動

草津・日光旅行シリーズ、前回書いたように今回の旅行では長時間のバス移動がともなう。

itinerary20170918-20R.jpg 鉄道で行くツアーというのは、現地はバスで観光という行程だと勝手に考えていた(海外ツアーでは現地はバスで観光というのが普通だからその印象かもしれない)。

というわけで、きちんとチェックせずにツアーを申し込んだのだが、現地はバスで観光どころか、鉄道での移動距離・移動時間よりも、バスでの移動距離・移動時間の方がずっと長い。とても「現地はバスでご案内」というような代物ではない。
北陸まわりということで長野あたりの最寄駅まで新幹線で行って、そこからバスで草津へ行くものと勝手に思い込んでいた。もっと目的地に鉄道で寄れるのに、富山からバスで草津に行くとは思いもしなかった。

どうしてこんな変なルートになっているのか、旅のはじめに、添乗員さんにきくと、富山まではJR西日本、富山から先はJR東日本となって、かなり割高になるのだそうだ。個人旅行だと会社が違っても通算で考えているから意識しないけれど、旅行会社の団体ツアーとなるとそうもいかないのかもしれない。


文句はこれくらいにして、以下、富山からのバスルート中心に全行程をたどってみよう。

第1日(9月18日)
8:41京都発サンダーバード7号~11:02 金沢着
11:28金沢発つるぎ708号~11:51 富山着
12:10富山発 濃飛観光バス
13:10北陸自動車道 越中境PA 休憩
13:20越中境PA発―上信越自動車道―地道
15:00道の駅 山ノ内 休憩・買い物
15:20山ノ内を出発 志賀高原通過
志賀高原~群馬県 渋峠標高2172mを通過
16:45草津ナウリゾートホテル到着
まず初日(9月18日)は、富山から草津温泉までバス移動がトータル4時間半。
富山からは北陸自動車道に乗り、途中、越中境PAで休憩。
さらに進んで、上信越JCTから上信越自動車道に入る。
上信越自動車道は、信州中野ICで降りて、志賀高原を走る。途中、国道としては最も標高が高いという渋峠(2172m)を通過。
ずっと山道で、スキー場や沼などを周囲に見る。

地道では、「道の駅 山ノ内」というところで休憩、及び買い物。
170918IMG_0186-crops.jpg このツアーでは、特に土産物店と提携して寄り道することはないという説明があったが、休憩場所ではいろんな物産が売られている。私もここでりんごジュースを購入した。

この後はひたすら草津温泉へ向けて走る。

天候が良く、北信五岳(妙高山、斑尾山、黒姫山 、戸隠山、飯縄山)を臨みながら走る。
草津温泉は白根山の山腹にある。
その白根山はいうまでもなく活火山、バスの中にも独特の火山ガスの臭いが漂ってくる。

宿に着いたのは16:45頃。
食事は宿側の希望で17:30から20:30までとのことだったので、早めの夕食をとって、草津温泉の中心、湯畑へ。これはホテルのシャトルバスを利用して10分程度。

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第2日(9月19日)
8:00ホテル出発
10:00休憩場所「こんにゃく工房」着
10:20吹割の滝
11:05吹割の滝発
12:20昼食(中禅寺観光センター)
13:15中禅寺観光センター発
13:20華厳の滝着
15:00華厳の滝発
15:10日光東照宮着
16:15日光東照宮発
16:45鬼怒川観光ホテル着
2日目は本ツアーのメイン、日光である。
8:00に宿を出発。
草津温泉から日光へいく道は「日本ロマンチック街道」というらしい。
後で調べたら「日本において最もドイツ的景観を持つ街道」ということなのだけれど、どこがドイツ的なのか良くわからない。ドイツのロマンチック街道ってこんなに沿道に樹木が茂ったりしてなかったと思うけれど。

岩櫃山などドラマでも有名になった山(写真)がある。手前側は切り立った崖で、この上に城が築かれていた。

その岩櫃山からかなり離れて「岩櫃城」という縁も所縁もない観光施設がある。


途中、吹割の滝という滝を見る。大河ドラマ「葵 徳川三代」のタイトルにも使われた名所。

170919IMG_0246.jpg 日光が近づくと男体山が見えてくる。日光のおまけみたいに思っていて、奈良の若草山のような丘のような形状を想像していたが、なかなか堂々たる山体である。

続いて中禅寺湖の畔にある「中禅寺観光センター」で昼食。ゆば御膳というもの。

特別旨いということもない。
団体旅行のお仕着せ食事というのはこういうものだろう。


中禅寺湖から華厳の滝はすぐである。
ツアーには、滝の下方の観望場へ降りるエレベーター料金は含まれていない。30人以上の団体は、料金が通常550円が490円になる。
出発時刻の頃には、小学生の修学旅行らしき大団体がやってきた。これにまともにぶつかったらゆっくり観望することはできなかっただろう。天気だけでなく、こういう面でもラッキーである。

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第3日(9月20日)
8:00ホテル出発
8:50わたらせ渓谷鐡道足尾駅着
9:23足尾駅発
9:47神戸駅着
10:00神戸駅発
11:30昼食 原田農園着
12:30原田農園発
14:15北陸自動車道 米山SA 休憩
16:05北陸自動車道 有磯海SA 休憩
16:50富山駅着
18:11富山発 つるぎ725号
18:33金沢着
18:42金沢発 サンダーバード44号
20:54京都着
3日目はひたすら帰り道を急ぐわけだが、今回のツアーでは途中、バスを降りて「わたらせ渓谷鐡道」に乗る。
バスは日光から足尾まで、日足道路というところを走る。

わたらせ渓谷鐡道は、もともと足尾銅山の銅を運ぶための路線。
休日などは、鉄道マニアが多く訪れるとのことだが、今回はこのツアーの貸切状態。

足尾駅から神戸(ごうど)駅まで、24分の列車の旅(って「列」になってない)。

バスは足尾駅で客を降ろすと、神戸駅まで先回り。移動時間は列車のほうがかなり速いそうで、客が30分待って列車に24分乗るこの54分で先回りするわけだ。


170920IMG_0573.jpg このツアーでは、このわたらせ渓谷鐡道に乗せるプランと、軽井沢をまわるプランがあって、季節によって変えているようだ。

神戸駅を後にして、ひたすら富山をめざす。
途中、昼食のために「原田農園」というところに寄る。
この頃は、団体客向けの食事施設が減っているそうで(団体旅行がはやらないから?)、たいていの団体はこちらを利用するとのこと。
昼食は「きのこ鍋」。きのこ鍋のほか、きのこの刺身、きのこの煮物、ときのこばかり。
日光の昼食もそうだったけれど、醤油がかった味付け。関西人からすれば田舎料理。

帰りは、往きの上信越ではなく、関越道を利用する。
ルートマップを見ると、往きのルートより大回りしているように見えるが、関越道を走るほうが速い。
長岡JCTで北陸自動車道へ入る。

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ということで、通算すれば、15時間ぐらいバスに乗っていた。

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こんにゃく畑
群馬県のこんにゃく生産シェアは90%を超える。
スーパーでこんにゃく芋が売られ、県民は自分でこんにゃくを作るという。
こう書くとバス移動は大変だったろうと言われそうだけれど、たしかに身体的にはきついものがあるけれど、バスガイドがこれがなかなかの方で、この行程のほとんどを見事なおしゃべり、薀蓄話で埋め尽くしてくれた。精神的には随分と救われた。
おどろくほど多方面にわたって話の引出しをお持ちのようで、土地の歴史や文化、名産物などはアタリマエ、高速道路やダム(あの八ツ場ダムとか)の建設費や政府の建設決定にまつわる話とか、驚くほどのネタが飛び出してくる。
まさに脂の乗り切った(体にも)ガイドさんである。

もちろんネットなどで調べれば出てくる情報なのかもしれないが、そういう情報を意図的に取得する機会はそうないわけで、こういう受動型の情報取得機会は貴重である。

電子辞書より紙の辞書が良いという人は、ついでに違う言葉にぶつかるのが良いと言う。
講談を面白がって聞いているうちに、後の仕事の役に立つ情報を我知らず取得しているという話もある。


添乗員もなかなかのベテラン(年寄りではなく働き盛り)で手際が良い。
上手いと思ったのは、前もってはすべての情報を客に与えず、たとえば列車の座席指定など、その時・次に必要な情報を小出しにする。客の情報管理負担を下げるという意味もあると思うが、それ以上に、各チェックポイントでの客の集合確認を自然に行え、ツアー管理をしやすくしている(そういう意図があるのか添乗員にきいたところ、そのとおりという答えだった)。

今日は全行程をご紹介したが、旅の見どころについては、それぞれ別稿を起す予定。

(なんといっても久々の大ネタ、記事の本数を稼がにゃ)


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獺祭まつり

昨夜は職場の宴会。

暑気払いというにはちょっと遅い。「獺祭まつり」と銘打っている。

その謂れを語ると、時は遡ること昨年12月、職場の同僚が結婚したのだが、その披露宴で参列者のそれぞれにグリーティング・カードが付けられていた。

その私宛のカードが下の通り。

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こんなこと書いたら、そら尾を引きますな。
カードは大事に持ち帰り、その後職場の机の透明マットの下にはさんでじっと時を待ちますな。
そして、「一体、いつ獺祭まつりやるんや?」とね。

というわけで、ようやく昨夜の宴会になったというわけ。

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あては串カツ、コースで12種類、さらにホタテなどを追加。
変わったところでは、バナナの串カツ、バウムクーヘンの串カツ(どちらもコース外)。
バウムクーヘンは、一部参加者から絶大な支持を集めていた。

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草津・日光旅行は天候に恵まれた

ナウ記事から続けてアップしている、9月18~20日の草津・日光旅行の全体のルートを紹介しよう。

旅程

今回の旅行では、台風18号の接近で、旅程通りに行けるかどうかが憂慮された。
この台風、強くて大型だったが、進行速度が遅く、さっさと日本列島を通り抜けてくれれば良いのだが、長い間ゆっくりと動いていて、結局、出発前日の9月17日に台風18号近畿に最接近した。

前日はサンダーバードは全便運休だったが、出発当日は既報の通り、始発のサンダーバード1号(大阪発6:30)は前日のうちに運休が決まっていたとのことだが、私が乗ったサンダーバード7号(大阪発8:10)は定刻通りの運行。

2017-09-21_140553.jpg 結果的には、ナウ記事をアップしているように、旅行中はほぼ良い天気で、台風の影響は、きわめて軽微だった。
3日間を通じて、雨には、バス移動中以外には全く遭わなかった。
台風通過後の初日は北陸自動車道に小雨が残ってはいたけれど、PA休憩時にも傘は不要だった。
また、最終日、帰路の富山到着の少し前、黒部・魚津あたりで豪雨に遭遇した。有磯海SAでトイレ休憩をとった時はまだしっかり降っていたが、バスの運転手さんが、屋根のあるところ(身障者駐車エリア)にピッタリ横づけしたので、誰も傘を出すことはなかった。

家へ帰ってテレビのニュースを見ると、北陸から東北の日本海側は大変な豪雨で、秋田あたりでは台風18号のときよりも強い風と豪雨に見舞われたそうだ。
我々もその降雨帯に遭遇したわけだが、富山に着いた時は雨はほぼ止んでいた。


逆に、台風が吹き払ってくれたのか、日光などはとても天気が良かった。
これほど天候に恵まれ、しかも雨の間を縫うような他にないタイミングのツアーはめずらしいとのことであった。

同じコースの他の出発日のツアーはどうだったろう、特に我々の2日前のツアーなどは。


さて、恥かしながら、草津温泉、日光、どちらも今まで行ったことがない。
「日光を見ずして結構と言うな」という諺があるぐらいだから、死ぬまでに一度は日光にとは思っていた。

ナポリには行ったことがあるのだけど。“See Naples and die”

もっとも、東照大権現様は、江戸人なら崇め奉るかもしれないが、関西にはそれほどありがたがる風土はない。

一方の「お医者様でも草津の湯でも」の歌で人口に膾炙する草津温泉も、関西からは至って遠い。新宿からだとバスで3時間30分ぐらいで行けるようだが、関西からだと、どういう経路でもかなりの時間がかかる。

どちらも全国的には有名な名所だけれど、関西人には決して身近なものではないと思う。

出張などで全国都道府県の多くは訪問したことがあるけれど、群馬県には足を踏み入れたことがなかった。


さて、メディアで数多くとりあげられているように、今年、多くの建物・彫刻が修復されたことにも押されて、一念発起して日光へ行くことにした。
個人旅行でも良いのだけれど、日光はかなりの人出が考えられるので、要領よく観光するのにパッケージツアーがないかと調べると、数は少ないが関西からのツアーもあることはある。
いずれも北陸まわりのツアーである。草津や日光へは東京まわりの方がはやいと思うけれど、ツアーとなると東京まわりは交通費が高いらしく、格安ツアーというわけにはゆかない。

後から考えれば、東京までは個人で行って、東京からの日光ツアーを探してもよかったかもしれない。
もっとも、2泊3日の全食事付きで、49,800円は安い(三連休中の9月16日発だと79,800円)。これがこのツアーを選んだ最重要ポイント。


また天候の話になるが、帰りの富山着の少し前のバスの中で、添乗員から、サンダーバードは風に弱くすぐに運休するという話があって、彼女の経験談として、同じようなツアーでサンダーバードが止まってしまって予定のコースでは帰れなくなってしまったことがあったそうだ。
そのときは終日北陸線が動かず、結局、ツアー参加者は富山から東京へ出て、東京から大阪へ帰ったという。

バスの運転手の運転時間・距離の制限があるため、同じバスで大阪まで行くことができない。別のバスを迎えに出すことになるが、その手配ができなかったということである。客は、JRの払い戻しとの差し引きで1万円ぐらい上乗せすることになったらしい。


それができるんだから、日光行くならやっぱり東京まわりが良いのかも。
長時間のバス移動となった今回のツアー、詳しくはまたあらためて。

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富山からのバスルート(赤線は「わたらせ渓谷鐡道」利用)
※所要時間表示はGoogleマップ(車移動の場合)


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京都駅の入出場

18日から昨日20日まで、草津・日光ツアーに出てたことは、「ナウ記事」で紹介済み。

できれば今日、総括的な記事を書きたいところだけれど、昨日の帰りが少々遅かったので、それらは後日ということにして、今日のところは、ちょこっとだけ。

ツアーは、大阪発着のものだったのだが、私は京都から参加。ということで、京都駅には個人で入場券を購入して、指定列車に乗ることになる。
P_20170918_081737_vHDR_Auto-crop.jpg 入場券というのは今まで買った記憶がない(あったかもしれないが正真正銘記憶としてはない)。
なので、記録のために入場券の写真。

乗車券と入場券は全く異なるものということで、ICOCAで入場することはできない。(券売機でICOCAが使えるのかどうかは試してない)
券面を見てわかるように、発売時から2時間有効となっている。入場からではない。普通はそんなことはないだろうけれど、先に入場券を買って食事や買い物などして2時間を経過したら、無効になってしまうということだが、実際にそのような扱いをしているのだろうか。


そして帰りも、ツアーは大阪まで行くわけだが、私は京都で降りる。
駅への団体入出場は、添乗員の引率のもと一斉に行うものだけれど、こういう場合はどうするのかと思っていたら、やはり、それようの出場券が出される。
P_20170920_194723_vHDR_Auto.jpg これも珍しい(私にとっては)ので、写真をアップしておく。

ところで、京都駅では、JR奈良線のホームにつながる南東の改札口から出場しようとしたら、駅員がいない。改札に張り出されている案内を見ると、改札口の脇のインターフォンで連絡しろということになっている。
指示通りインターフォンを押すとすぐに駅員が応答、

「どういうご用件ですか」
「自動券でないのですがどうしたら良いですか?」
「インターフォンの下の台にお持ちの券を置いてください」
(券を置く)
「確認できました。券を台の奥にあるスリットに落とし込んで出場してください」
(台の上にカメラが置いてあるようだ。
会話だけではわかりにくいかもしれない。インターフォンのセットを写真に撮って置けばよかった。)

無事、問題なく出場したわけだけれど、こういうケースに慣れないと、まごついてそのまま出てしまう人もいるかもしれない。そうした狼藉者は、おそらく監視カメラで撮影されて、駅中に手配が回るんだろう。

ということで、旅の記録の記事をきちんと書く(これがいつになるのか)のに先だって、小ネタで。

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今日はここ

今日はここ。







そして対照的に。







旅の様子はあらためてまとめるつもり。



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今日は、ここ

今日は、ここ。







次はこちら。







とくれば次は当然ここ。






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台風ー過

台風ー過、三連休最終日は良い天気。



ちょっとそこまで。



台風の影響で、サンダーバード1号は運休したらしい。これは7号。




金沢始発で富山終点って短かすぎない?



AC100Ⅴ 60Hz 2Aって、全席が使ったら大変だな。


そして、



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贈与の歴史学

zouyo_no_rekisigaku.jpg 桜井英治「贈与の歴史学 儀礼と経済のあいだ」について。

現在のお歳暮とかの習慣がどのように成立してきたのかな、という程度の関心で読んでみた。
ところが、中味は贈り物のマナーなどというノウハウとはもちろん無関係であるけれど、さらに人類史における贈与というような構え方をしているわけではない。

そうそた点も意識はされていて、モースの「贈与論」で書き出され、マリノフスキーなど人類学での贈与の扱いなどにも触れるけれど、これはどちらかと言えば露払いである。

この本のメインは、室町時代を中心とする日本の中世社会での贈与。著者は、人類学者とか経済学者とかではなくて、中世史を専門とする歴史家である。

室町時代といえば、貨幣経済が発達し、手形取引が始まった時代である。
また、徳政が頻繁に行われた時代でもある。

著者は、脆弱と言われる室町幕府の財政について「贈与依存財政」と呼ぶ。
それを成立させていた、室町時代の贈答経済はとても特殊で、「贈答経済でどこまでいけるか」を追求したような観があるという。
第1章 贈与から税へ
1.四つの義務
2.神への贈与
3.人への贈与
第2章 贈与の強制力
1.有徳思想―神々からの解放
2.「礼」の拘束力
3.「相当」の観念と「礼」の秩序
第3章 贈与と経済
1.贈与と商業
2.贈与と信用
3.人格性と非人格性の葛藤
第4章 儀礼のコスモロジー
1."気前のよさ"と御物の系譜学
2.劇場性と外在性
3.土地・労働・時間
その一手段として生み出された傑作が「折紙」。
折紙というのは、贈り物に付けた目録で、紙を半分に折る形式だったことから折紙と言うようになったもの。

現代語でも使われる「折紙付」という言葉の折紙も同根で、品物の品質保証書というような役割を持っていたもの。

折紙は、元々は、斯々然々のものをお贈りしますという目録だったのが、いつしか実物の移動を伴わずに贈り物のように流通するようになる。物として金子が書かれていたら、まるでその金子であるかのように流通する。
さらには、転々流通性まで持つようになったというわけである。

チューリップが高値で取引されていたところ、あるとき何でこれにこんな値段が付くんだと疑問に思ったとたん、バブルが崩壊するようなもので、折紙ってなんで通用するのと誰かが言いだしたら終わりかもしれない。

で、こんなことを考えた。
貨幣の発生史としては否定されると思うけれど、貨幣は財物の貸借の証文と考えるのが一番わかりやすんじゃないだろうか。もちろん手形より貨幣の方が先なのだけれど、貨幣の本質的な役割は手形と同様、賃借の情報じゃないんだろうかと。

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トリカヘチャタテ

Male_penis and female_vagina 昨日、今年のイグノーベル賞の授賞を伝えるニュースがあった。
今年も日本人が受賞していて、これで11年連続日本人の受賞という。

その対象となったのは、メスのペニス、オスのワギナの発見。
これは既に3年前に発見されていたようだが、このたび晴れてイグノーベル賞の受賞となったわけだ。

何といってもショッキングな発見である。
タイトルだけを見たときには、メスが「ペニス」から卵をオスに送り込むのだろうかと思った。

卵を受けるのがオスではなくメスであるところが違うけれど、エイリアンがヒトのメスの子宮に卵を送り込んで育てさせるというようなSFがあったように思う。


しかしそうではなくて、メスのペニスをオスのワギナに挿入し、それを通してオスから精子のカプセルを取り入れるのだという。

オスが吸われちゃうんだ。精気を搾り取られちゃうんだ。


生物の性行動には、これに限らず想像を超えるものがある。
カタツムリやミミズなどは雌雄同体で、その時に応じて、オス役、メス役になって交尾するという。
2017-09-16_004250.jpg
こんなのかなぁ

メスになると子供を産むという大きな負担を負わされるため、どちらがオスになるかをめぐって争いが起こり、けっきょく組み敷かれた方がメスになって精子を送り込まれるのだという話を何かで読んだことがある。
(ヒトのような胎生生物だったら出産の負担はとても大きいから、それこそセイシをカケル戦いになりそうだ)


面白がって下ネタにする不埒な奴(私のことか)もいるだろうが、トリカヘチャタテの研究自体は至極真剣なもので、類例が見られない性行動は、文句なしの大発見だと思う。


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電気加熱式たばこの増税

電気加熱式たばこを使っている人がだんだん増えてきた。
私はiQOS(フィリップ・モリス)の初期からのユーザーで、名古屋(とミラノ)だけで販売されていた時から使っている。また、最近はPloom TECH(JT)も使い始めている。私は持っていないが、街の喫煙コーナーでは、この頃glo(BAT)を使っている人も見かけるようになった。

AS20170911004187_comm.jpg 昨日の朝日新聞では、禁煙運動の大家2人が、このたばこの是非についてそれぞれの意見を述べられていた。是とする意見は、Harm reductionという観点から、それなりに有効な代替品であるとし、非とする意見は、むしろ喫煙を助長するおそれなどを主張されている。私はもちろん前者に与する者である。

一般に新しい技術・製品が世に出たとき、当初知られていなかった害があったり、逆に、当初心配されていた害が大したものではなかったということが起こる。電気加熱式たばこの本当の姿がわかるまで、まだしばらく時間がかかるだろう。

この昨日の記事があったからではないだろうが、今朝の朝日新聞は、電気加熱式たばこの増税可能性が報じられていた。
これについては、以前から国会でも質疑があって、おおむね増税の方針ということらしい。
「加熱式たばこ」増税を検討
 宮沢洋一・自民税調会長
 自民党の宮沢洋一税制調査会長は7日、産経新聞などのインタビューに応じ、通常の紙巻きたばこに比べて税負担が軽くなっている「加熱式たばこ」の増税を平成30年度税制改正で検討する方針を明らかにした。
 宮沢氏は、紙巻きたばこから加熱式たばこに切り替える人が増えていることを指摘。「(紙巻きと加熱式では)実効税率が違っており、年末までに答えを出していかないといけない」と述べた。30年度改正では、紙巻きたばこについては増税しないことも明言した。
(産経ニュース 2017.9.7)
着々と利用者を増やしている電気加熱式たばこであるが、だからというわけなのか、「加熱式たばこ」増税を検討ということになっているらしい。

電気加熱式たばこの税率なんて、今まで全然意識していなかった。どの製品でもパッケージの値段は同等なので、みんなおんなじ税金が、それも紙巻たばこと同じぐらいかかっていると思っていたがそうではない。あらためて電気加熱式たばこの税率がどうなっているのか調べると、「アイコス(IQOS)のタバコ税は49.2%、gloは36%、プルームテックは14.9%と税率で大差」という情報がある。国会質疑で示されている数字だから正確なものだろう。

この税率を見てプルームテックが一番おトクだなと思ったら非国民、だけれど、
JTの製品だからと思ったら愛国者?


なぜこういう税率になっているのか、上のリンク先記事に国会質疑が引用されていて、そこで説明されている。
質問者は非関税障壁じゃないかという視点も持っているようだけれど、意図的に税率を決めるのは難しいようだ。そうなると気になるのは、2018年に増税するという、その理屈がどう作られるかだ。

国会質疑の説明では、電気加熱式たばこは本数でとらえることが難しく、パイプたばこに区分して、グラムあたりで税率を決めているということである。このままで増税するならパイプたばこも増税されてしまう。
となれば、電気加熱式たばこを狙い撃ちするような区分を設けることになるんじゃないだろうか。しかし、現状で税率の低いプルームテックが、増税で他社製品と価格競争力を失うようなルールは、既に市場で流通している状況からは難しいのではないだろうか。

【試算:3製品とも1箱が紙巻1箱相当とし、紙巻の平均的税率63.1%が課された場合】
 製品現行価格現行税率63.1%課税時参考(器具価格) 
 プルームテック460円14.9%6534000円 
 iQOS460円49.2%503(新型) 10,980円 
 glo420円36%5048000円 


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仕事と日本人

Shigoto_to_Nihonjin.jpg 武田晴人「仕事と日本人」について。

「労働」、「仕事」、「はたらく」、似たような言葉がある。
著者はこれらを対比させながら、「労働」という言葉(「働」は国字だから「労動」も含めて)がいつ頃から、どういう使い方をされたのかなど、かなりの紙幅を割いて解説している。

あれっ、一体、この著者はどこに関心があるのだろうか、どういうフレームでこのテーマに取り組んでいるのだろう、
経済学者の本なら、経済学なら、労働を経済の一要素として、労働市場のなりたちや挙動というものを説明しそうなものだ。
そうではなくて、社会学とか文化的な考察が中心になっている。
著者はあとがきに次のように書いている。
 できあがったものは、ごらんいただいてわかるように,「労働」とか「仕事」とか「働くこと」とかをキーワードにして私が手当たり次第に読んだ本の読書ノートとでもいうようなものである。手当たり次第とはいっても、この分野にはたくさんの著作があり、しかも最近では関心の高い分野であるために関連の文献が続々出版されるので、それを網羅的に読むことなどははじめからできる相談ではなかった。だから、正確には手の届く範囲にあった本を読んだだけいうべきだろう。その限られた読書によって得られたさまざまな意見や歴史的な事実を通して考えてきたことを、そのままの形で読者の皆さんに読んでいただくことになった。

Japanese_at_work
仕事中の日本人
Japanese at work/Charles Wirgman
西本郁子「時間意識の近代」58頁から本書に転載
というわけで、もちろん経済学の観点での労働とか、労働市場についても書かれているのだけれど、そういう枠組みでとらえられないものを多くあつかっている。

また、他書の紹介もこんな具合。
報酬は時間でもらっている
 大沢真知子『ワークライフバランス社会へ』では、「経済のグローバル化にうまく対応し、経済のパフォーマンスのよい国では、正社員の働き方を柔軟にし、非正規から正規への移動を進めている国が多い。ここでいう正社員の働き方を柔軟にすることがワークライフバランス施策とよばれるものである」と新しい考え方を紹介していはす(同書、2頁)。
 このような考え方に即して、大沢はワークシェアが一番進んでいるオランダの次のような例を紹介しています。
 オランダでは、妻が中間管理職として週四日はたらく共働き夫婦を取材させてもらった。四歳と一歳の幼い子どもがいる。
 取材してみると、彼女は、週四日の勤務とはいえ、実際にはその四日間に五日分の仕事をしていることがわかった。しかも会社からもらうのは四日分の給与である。会社にとっては悪い話ではない。また、彼女にしてみれば、給与はへるかもしれないが、その分子どもたちと一緒にいる時間がふえる。報酬の一部を時間でもらっていると考えれば、こちらにもメリットがある。(『ワークライフバランス社会へ』、10頁)

はしがき
第1章 豊かな国の今、問われる選択
 2006年春、パリ/若年者の不安定就業―フリーターとスラッカー
第2章 「労働」という言葉
「怠惰な」日本人/「労働」という言葉の意味と由来/「働」という漢字/輸入学問・経済学のなかの「労働」/忌避される対象としての労働
第3章 「仕事」の世界、「はたらき」の世界
イギリスの経験/速水融の勤勉革命論/勤勉革命の背景/「はたらき」は際限のない長時間労働だったのか/労働集約的な農家経営と手工業生産
第4章 「労働」観念の成立
工場の成立/職人の転身/職人たちの転落/都市の下層社会/工女たちの世界
第5章 時間の規律
近代における時間の観念/労働時間の制限/作業時間の標準化/定年制
第6章 残業の意味
残業の誕生/残業の捉え方/「義務としての残業」と「責任としての残業」/増収の手段としての「残業」/残業手当とサービス残業
第7章 賃金と仕事の評価
賃金の成立/賃金の長期的な変動/学歴と俸給/「労働」の評価と「仕事」の評価
第8章 近代的な労働観の超克
西欧近代のゆがみとしての「労働」観/労働の現在/再び「仕事」の主人となること
あとがき
見出しだけ見ると、報酬の計算が労働時間で行われていると勘違いしそうだけれど、そうではなくて、時間というものが貴重な「財」ということである。
本書では、この引用に続けて、このような働き方を可能としたオランダの状況について別書(長坂寿久『オランダモデル 制度疲労なき成熟社会』)も紹介し、「誰もが必死に労働しなければならないという規範は、いかにも狭すぎるし、人間のもつ可能性を見失っている」と続け、
 右の例では、中間管理職として働く女性は、それによって相当の所得を得ているだけでなく、社会的な存在としての自分を確認する場をも与えられています。その一方で母親として子供との時間も大切にしています。そのことで所得が減っているとしても、それで十分に満足しているのです。この女性は、「時間で給料をもらっている」と答えているようですが、これはなかなか含蓄のある言葉です。
と結んでいる。

また、別の個所では、このような引用もなされている。
 ですから、立石泰則が『働くこと、生きること』に書いているような状況が生まれます。それは、経営状況の悪化のために人員削減を推進した経営側からの説明に、「(雇用調整をしなければならないほどの)大量の余剰人員が発生したから」との釈明があったという点に関してです。
 「大量の余剰人員が社内に発生した」とはどういうことなのであろうか。ボウフラではあるまいし、いつの間にか大量の人間(余剰人員)が「発生した」というわけではないだろう。会社は当初、必要と判断しただけの人員を採用したはずである。それが余剰人員となったのであれば、彼らを適材適所でうまく活用できなかったからか、見込み違いで多く採用しすぎたからにほかならない。
 どちらにしろ、余剰人員を「作り出した」のは会社であって社員ではない。その責任を不問に付したまま、会社が社員にだけ責任を「リストラ」という名の人員削減で押しつけるなら、経営側の責任放棄、無責任の極みといわれても仕方がない。 (『働くこと、生きること』、四一頁)
以前、トヨタの社長が「従業員のクビを切るのは経営者失格」というようなことを言っていたことを思い出す。
もっとも、そうならないように、非正規雇用、派遣、偽装請負という方法で先手を打っているのが現状なのかもしれない。

武田晴人「仕事と日本人」の紹介のつもりが、同書で紹介されている話の紹介になったようだ。
それが本書の性格でもあると思うけれど。

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休刊日

rumi_deepdream1 本日は、月例の休刊日。

久しぶりに、
Deep dream generator




















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大奥の女たちの明治維新

安藤優一郎「大奥の女たちの明治維新 幕臣、豪商、大名――敗者のその後」について。
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「大奥の女たち」が前面に出ているが、幕臣、豪商、大名なども含めて、江戸幕府に関わりのあった人たちが、明治維新でどのような対応を迫られたのか書かれている。

以前にも類書を読んだ覚えがある。また、以前、「大西郷という虚像」の記事に、おそらくは旧幕府の役人はいろいろな形で、行政に携わったのだろう。もう少し時代が下がると、旧幕役人、あるいはその家柄の人たちが、いろんな場面で活躍して、新政府の政策を支える事例が表へ出てくると書いたけれど、本書では、その実例をいろいろと示してくれる。

類型化して言ってしまえば、旧幕役人は、新政府の実務上の枢要な位置につく。ただしトップにはなれない。いわば、現在の大臣と事務次官の関係である。(既にこの頃から、トップは個人的利害と思い付きで判断し、それを国策として実現する事務方という図式ができあがったのかもしれない)

類型から外れるのは榎本武揚のような本当に実力が必要な部署につく例とか、やはり幕臣であったコンプレックス(複雑な感情)からか、新政府の中には入らなかった勝海舟や福沢諭吉が思い当たる。暮らしの心配をしないで良い人たちね。


第1章 篤姫が住んだ大奥とはどんな世界だったのか
第2章 失業した三万余の幕臣はどうなったのか
第3章 将軍家御典医・桂川家の娘が歩んだ数奇な運命
第4章 日本最初の帰国子女、津田梅子の奮戦
第5章 東京に転居した大名とその妻はどうなったのか
第6章 東京の街は、牧場と桑畑だらけになった
第7章 江戸を支えた商人や町人はどうなったのか
また、徳川家の駿河移封についていった幕臣たちの苦労が書かれる。とともに、そこで名を上げるような成果をあげた人たちは、結局、明治政府から召喚されることが多かったようだ。

タイトルにある大奥(幕府だけでなく大名家もある)の女だけれど、女性は大奥以外には役所勤めはないわけで、新政府には大奥はないから、それぞれ第二の人生を歩むことになる。本書では天璋院については追いかけていて、女中の身の振り方はもちろんだけれど、徳川家達の養育や徳川家の存続に努力したことが紹介される。

その徳川家達だけれど、津田梅子とは従兄妹関係、家達の母と梅子の母が姉妹だったそうだ。それがどうしたというところだが、梅子は徳川家にも出入りしていたらしいから、有形無形の援助があったのではないだろうか。


「南朝研究の最前線」の記事でも政権の実務的な体制及び陣容は、鎌倉幕府、建武政権、足利幕府を通じて継続性があった、後醍醐天皇に直接逆らった鎌倉幕府役人は、建武政権では用いられなかったが、そうでない鎌倉役人は、主は変わっても、鎌倉と似た組織で、似た仕事についていた人が多いと書いたけれど、江戸⇒明治もその構図は変わらないようだ。

本書でも、江戸町奉行の仕事が明治でどうなったか書かれているけれど、要するに、役所の名前は変わっても大勢に変化はなく、同じ人が同じようなことをしていたとのことである。もちろん、政府が落ち着いていくにつれて、次第に体制は改革され、人も変わるのだけれど。

幕府がこけた、だったら奉行所も無いだろう、というわけではないのだ。江戸の人々は安定を求めていたのだろう。おかげで、欧米列強とかブラックウォーターが混乱に乗じて進駐して来ることがなくて良かったようだ。

治外法権と関税自主権の問題はあったけど。


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ブラックウォーター

ジェレミー・スケイヒル「ブラックウォーター――世界最強の傭兵企業」について。

61sD5v73vuL.jpg 俄かには信じられないことが書かれている本。
まるでスパイ映画か何かのような話ばかりだけれど、もちろん、そんなカッコいいものではない。

序章の“バグダッド「血の日曜日」”を読めば、アメリカの「国益」がどれだけ非道なものと結びついているのかと暗澹たる気持ちになる。
この事件は、2007年9月、イラクの首都バグダードのニソール広場で起こったブラックウォーター社員による発砲事件で、14人のイラク市民を殺害したもの。ブラックウォーター側の説明では、攻撃に対する反撃とのことらしいが、傭兵に対する攻撃などなかった、武装市民はいなかったという証言も多い。本書ではその証言をうらづける物的証拠―たとえば現場に落ちている薬莢は、イラクのテロリストが使うものではなく、ブラックウォーターが使う武器のそれしかないなど―を説明し、一方的な虐殺であったという。

ブラックウォーターは米国高官の警護任務についており、治安の乱れた地域での任務であるため、しかるべき武装をしていたわけだが、攻撃を受けたにせよ、あるいは攻撃はなかったがそれと誤認したにせよ、重大な結果をもたらした。

事件当時、日本でこれがどのように報道されたか記憶にないが、多分、米国大使館員の警護員と反米集団との間で小競り合いがあったというようなものだったのではないだろうか。そして、それを聞いた者としては、フセインは倒したけれど、まだまだ内戦状態が続いているんだなぁ、いつ平和な国になるんだろうか、と言う程度の感想を抱いていたのではないだろうか。それが傭兵部隊が起こした事件であり、戦争に付随する多くの業務が民営化されているということも知らずに。

序 章バグダッド「血の日曜日」
第1章巨万の富
第2章プリンスの生い立ち
第3章はじまり
第4章ブラックウォーター参入前のファルージャ
第5章ブッシュの家臣を警護する
第6章スコッティ戦争に行く
第7章奇襲攻撃
第8章我々はファルージャを制圧する
第9章二〇〇四年四月四日、イラク・ナジャフ
第10章ブラック・ウォーターで働くアメリカ人のために
第11章ミスター・プリンス、ワシントンへ行く
第12章カスピ海パイプライン・ドリーム
第13章チリの男
第14章「戦争の売春婦たち」
第15章コーファー・ブラック―本気の戦い
第16章「死の部隊」と傭兵と「エルサルバドル方式」
第17章ジョゼフ・シュミッツ クリスチャン兵士
第18章ブラックウォーター・ダウン
―ルイジアナのバグダッド
第19章円卓の騎士
戦争の民営化というか、民間軍事サービスの利用が進んでいるということは、以前から知らなかったわけではないのだけれど、それは兵站や後方支援というような、直接戦闘に参加するというものではないと思っていた。
しかし、実態は、本書によれば、たしかに軍の一部として組み込まれて戦争に参加するというようなものではないけれど、それよりもっとタチの悪い、軍によってコントロールされない活動をやっているということみたいだ。

その「企業活動」について、歴史やビジネススタイル、範囲など、本書で詳しくレポートされているわけだが、そのことについては措いて、もっと気になったのは、こうした傭兵部隊を使う側の問題である。

それを端的に示すのが、冒頭の事件を起こしたブラックウォーター社員は、後に米国で裁判にかけられて有罪になったらしいが、現地では一切官憲の追求を受けなかったという事実である。そしてこれは現地責任者である米国大使によって与えられた免責特権によるものなのだそうだ。

軍隊ではないので、軍法会議の対象にもならない。

まさに治外法権である。

また、この事件が起こったときは既にイラク軍は解体されていたわけだが、当然、相当数のイラク軍兵士が無職となって放り出された。彼らの処遇をどうするかは大きな問題であり、フセイン後のイラク経済の復興は占領国としても重大な課題だったに違いない。
それなのに、本書によると、米国は、イラク産業を復興するどころか、「資本自由化」と称して銀行などの経済活動を米国資本で置き換えたり、「貿易自由化」と称して関税をコントロールし、イラク人による経済復興を阻む行動をとったのだという。そのため、行き所を失った旧イラク軍兵士は、てっとり早くテロリストになる道を選ぶことになる。
そして、そのことは十分予想されていたにもかかわらず、米国政府高官の個人的利益が背景にあったのではないかという。
関税自主権をもたず、タウンゼント・ハリスが金取引で私腹を肥やしたという、幕末の日本の状態である。
「選挙で大統領を選ぶ民主的な国」と憧れた国、その国を信じてよいものか。

そしてイラクでは、正規軍の上層部は、ブラックウォーターのような傭兵部隊が好き勝手することで、現地人の反米感情をかきたてていると、苦い思いをしたのだということだ。

本書では、イラクに限らず、世界各地で活躍する傭兵部隊の歴史・ビジネスの発展、ますます大きくなる傭兵依存の実態について、詳しくレポートしている。
ちなみに米国内においても、巨大ハリケーンによる自然災害発生時には、ブラックウォーターは(たのまれもしないのに?)完全武装で出動し、治安維持活動をしたという。

それにしても、ブラックウォーターは軍隊ではないのに、これだけのことをしているわけだ。合憲とか違憲とか、あるいは活動のコントロールとか、いろんなレベルで運用が難しい武力に代わり、カネで解決できる傭兵部隊を使おうという発想は、日本のエラい人は持ってないんだろうか。

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ギネス記録 達成!

2017-09-09_205814.jpg 先日とりあげた、“「河内音頭」でギネス世界記録に挑戦!”の結果、
2872名が踊りに参加して、記録を達成した。

それにしても、前の記録の宮崎県延岡市の「新ばんば踊り」で2748人と比較して、なんとか達成という感じ。

延岡市の人口は127,000人、八尾市は268,000人と、人口規模では倍以上なので、もう少し差がついても良さそうだけど。


このぐらいの数だと、続いて挑戦しようというところが出てくるのではないだろうか。
それはそれで良いことだと思う。

それに、記録達成ができなかったとしても、このチャレンジのおかげで、例年以上の人数が参加しているはずだから、本体のまつりも賑やかにできて、それだけでも良かったのでは。

私はこの人数に入っていない。もしわずかな差で記録を逃してたらうしろめたかったかも。

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菊の節句

iwashimizu_kikkasai.jpg 今日は重陽の節句菊の節句ともいう。

菊の節句というのは、菊の開花時期だからそういうのだけれど、それは旧暦でのこと。今年の旧暦九月九日は、新暦10月28日であり、たしかに菊の盛り。

あちこちで菊花祭という祭事があるけれど、10月に開かれるものが多いが、これは菊の季節を重視したものだろう。一方で、新暦の9月9日に菊花祭をするところもある(石清水八幡宮)。両立させるなら旧暦の九月九日にやれば良さそうに思うけれど。

菊といえば皇室の紋でもあるけれど、Wikipediaによれば、これを採用したのは鎌倉時代、後鳥羽上皇だという。
百人一首に
凡河内躬恒
心あてに 折らばや折らむ 初霜の おきまどはせる 白菊の花
(秋277)
という歌があるけれど、定家は、後鳥羽上皇への思いをもって百首を撰したという(あやしげな?)説を聴いたことがある。この歌の「おきまどはせる」は「隠岐惑わ:せる」の意であり、「白菊」は後鳥羽上皇を指すのだという話だった。

この躬恒の歌は古今集に収載されているが、古今集には菊の歌は11首あるという。ところが万葉集には菊という言葉はでてこないのだそうだ。
万葉集を全部読んだわけではないけれど、愛読する斎藤茂吉「万葉秀歌」には菊の歌はなかった。野菊は日本にも自生していたが、今の鑑賞用の菊は中国由来だというから、渡来したのが奈良時代以降ということなのかもしれない。もしあればきっと歌われていただろう。

そういえば梅も渡来植物で、こちらは菊より早いのだろう(万葉集にも多く歌われている)。


その菊だけれど、古今集では、菊の色が変わるのをおもしろいとして詠んでいる歌がある。

よみ人知らず
色かはる 秋の菊をば ひととせに ふたたびにほふ 花とこそ見れ
(秋278)

これは躬恒の歌の次に配されている。 「色が変わるといえば、色あせることをいうのが普通だが、菊は白い色の盛りも美しいが色の変化も美しい、と少し常識の逆を行く歌。」と高田祐彦「新版 古今和歌集」には解説されている。

私は、白菊の色が変わるといえば、茶色く変色していくイメージの方が強くて、あじさいのような色変わりとして感じたおぼえがないのだけれど。


ただ、古今集には、菊の色が変わることを詠んだ歌は他にもあって、それを美しいとみたのか、むなしいと感じたのか、そのあたりはよくわからないが、枯れるというより、色がうつろうという意識が共通してもたれていたのかもしれない。

大江 千里
植ゑし時 花待ち遠に ありし菊 うつろふ秋に あはむとや見し
(秋271)

平 貞文
秋をおきて 時こそありけれ 菊の花 うつろふからに 色のまされば
(秋279)

貫 之
さきそめし 宿し変れば 菊の花 色さへにこそ うつろひにけれ
(秋280)

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ギネスに挑戦

明日、9月9日、恒例の「八尾河内音頭まつり」が行われる。

以前、一度だけこの催しをのぞきにいったことがある。(⇒「おまつり」


今年は、この催しのイベントとして、「河内音頭」でギネス世界記録に挑戦!というのが行われる。
yao_kawachi_ondo34715b3d.png 伝統的装束で、同じ踊りを一斉に踊る、その人数がギネス記録として認定されるという。
このため、踊りの練習会が頻繁に開かれたり、衣装である浴衣を集めたり、主催者が努力しているらしい。

浴衣は旅館などの協力でも集めているらしいが、同じく装束として必須の草履の方は、大量に供給できるところがなく、結局、参加者が用意する必要がある。なお、当日、会場で浴衣の貸出、草履の販売が行われる。


踊り間違えたら失敗…2748人で盆踊り、世界記録更新
 宮崎県延岡市の夏祭りで22日、浴衣姿の市民ら2748人が地元の「新ばんば踊り」を舞い、「最多人数で踊る盆踊り」のギネス世界記録を更新した。
 全員が浴衣とげたか草履を身に着け、同じ動作で5分間踊るのが条件で、5%が間違えたら挑戦は失敗。従来の記録は東京・八王子市の2130人だった。
(2017年7月22日 朝日新聞デジタル)
今までの記録は、宮崎県延岡市の「新ばんば踊り」で2748人。
昨年は大阪府泉佐野市が同様のイベントを行ったが、3000人を見込んだところ、500人しか集まらなかったという。
(さすがにこれは恥ずかしい結果)

八尾は3000人を目指しているとのことだが、さて、記録達成はなるだろうか。

思うに、市もからんでいるイベントだから、市内の小中学校を登校日にして、授業で河内音頭を躍らせたら良いんじゃないだろうか。子供を質にとれば、親も付いてくるだろうし。(卑怯かな? ギネスの認定に方法制限ってないんだろう?)


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医者の稼ぎ方

Isha_no_kasegikata_Tsutsui.jpg 筒井冨美「フリーランス女医は見た 医者の稼ぎ方」について。

この本は2017年に出版されている。
同じ著者による“フリーランス女医が教える「名医」と「迷医」の見分け方”は2016年の出版、同じ出版社からで書名を見てわかるように姉妹編とでもいう感じ。

どちらの本で描かれる「医者の生態」は良く似たもので、同じエピソードも出てくる。
本書では、そこから医者の報酬に特にスポットを当てたということだけれど、前著でも医者の報酬についてはちょくちょく触れられていた。

さて、本書では、華々しい医者の収入が紹介される。
年俸5000万円とか3000万円とか、日直一日10万円とか、しがないサラリーマン経験しかない私には縁のない額である。

Y2K(懐かしい響き)のとき、大晦日から元日にかけて待機していた人には、数千円の当直手当が出ていたと思う。
知り合いの医者も待機がかかったのだけれど、それより1桁以上高い手当が出たそうだ。

また別の知り合いの新婚の医者は、未だ大学病院の非常勤の身分でアルバイトが主たる収入なのに、家賃月15万円とかの結構広いところに住んでいる。その奥さんが言うには、家にいる時間が短いのにこんな高い家賃は不合理、家を借りる前に、相談してほしかったと言っているらしい。

収入も多いが支出も多い、出入りが激しい生活をしているという印象である。

著者が言うように「有能は優遇、低能は冷遇、無能は淘汰」は悪くはないと思うし、何よりレベルの低い医者に当たったために、治る病気も治らない、あるいは、ほっておいたら治るのに変に手を出して酷いことになるというのは困る。著者は、フリーランスという働きかたが、この図式を実現する一法だと考えているようだ。

ただし、著者は「ドクターX」のような外科医ではフリーランスは無理だと言っている。外科医は手術だけするわけではないし、チームとしての問題もあるだろう。

ところで、医者になる費用、主に医学部の授業料等は、私学であれば数千万円かかる。
これも驚くべき高さではあるけれど、医師の年俸から考えれば、有利な投資と考えることもできるという。
そして、授業料と偏差値の反相関も指摘される。

これはどうしたことだろう。入試時の偏差値がすべてではないにしろ、高額の授業料を払えば低能・無能でも医師になれるということだったら、「無能も優遇」でないと困るんではないだろうか。


そして忘れてはならないのが、こうした派手なお金の流れの源泉といえば、そのかなりの部分が健康保険であることだ。

税金については、無駄な使い方がされてないかとか、役人の給料が高すぎるとか、常に批判の的になっているわけだけれど、同じく公的負担である健康保険の基金の使い方についての監視やクレームは、あまり聞かない。
もちろん医療費が高い(国トータルで)ことは問題視されているけれど、政府が言う医療費を下げるというのは、個人負担を上げて保険からの支出を下げる議論ばかりである。

随分前から薬漬けが問題になっている。多種類・多量の薬を飲むことで、実は健康にも良くないし、医療費もかかる。なのに、保険が使えるなら薬をどんどん出すという風潮があらたまったという話はあまり聞かない。
まるで医療費を使わずに健康になられては困るというような雰囲気である。

理想の病気」という言葉があるそうだ。
その病気では死なないが、完全に治ることはなく、毎日薬を服用する必要がある病気のことである。


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ミニオンズ

minions_mob.jpg少し前から、この黄色いヘンテコな連中を良く目にするようになった。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンにも出没しているらしい。

USJには未だ行ったことが無い。仕事で会社訪問はしたことがあるけれど(そのとき、会社の人に少し場内を案内してもらった)。


こいつらのことは、今まで特に気にもとめてなかったけれど、何度か見ているうちに、こいつら一体何なんだ?と思うようになった。

じっくりとこいつらを見たのは、歯医者に行ったとき。
診察台の前に置かれた患者の気晴らし用のディスプレイにビデオが流されていた。
あとから知ったけれど、流れていたのは第三作目の「ミニオンズ」。

なんだか不思議なものである。

で、第二作、第三作がテレビ放映されたときに、こいつらの正体を知ろうと、腰を落ち着けて見てやった。

(ただし録画)

P_20170828_221915_vHDR_Auto.jpg
おもしろいじゃないか!

キディランドでこんなもの(右写真)も買ってしまった。

こいつらのおもしろさについて解説する記事もあった。
なるほどねぇ。

今更言っては、流行から遅れていると言われるだろうけれど、おもしろいものはおもしろい。
それに、こいつらの人気は当分、続くだろう。

ところで、見たところオスっぽい個体しかいない。
少なくとも恐竜の時代には既に棲息していたようだが、こいつら単為生殖なんだろうか。
それにしては個性豊かなようだけど。

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純米吟醸 井伊直虎

P_20170826_210033_vHDR_Auto-crop.jpg ビールの補充のために酒屋にいったら、目を惹く商品が出ていた。
「純米吟醸 井伊直虎」

⇒醸造元「花の舞酒造」


普段は吟醸酒は買わないのだけれど、こういうちょっと変わったものがあると、ついつい買ってしまう。

四合瓶で1,500円だから、それなりに高い部類の酒である。

不思議なことにAmazonでは2,160円で売られている。配送料も入ってるわけだから特別高いというわけではないけれど、Amazonの方が高いというのは珍しい。
そういえば、ニッカの「フロム・ザ・バレル」というウィスキーは、通販サイトではやけに高い価格がついていた。商品の評価は高いようなので気にかけていたのだけれど、酒屋で見かけて安い値段がついていたので、つい買ってしまったことがある。


大河ドラマ「直虎」には、直虎が酔っ払うシーンがあった。
Naotora_drinking.jpg 酔っ払って龍雲丸に言い寄る(家来になれという)。

前にも書いたけれど、「直虎」は主要な脇役が次々に死んでいく。
史実では死刑になる政次はどう描かれるのか興味津々だったけれど、今川の犬のフリをして直虎を支える「嫌われ政次」として描いたというのは、荒唐無稽の感もあるけれど、ドラマとしてはうまく立ち回らせたということかな。
これも政次も直虎も今まであまり知られていなかった人物で、記録も乏しいからできることだろう。

しかし、このあと4ヶ月、一体誰とからませていくつもりだろう。(龍雲丸は生きてたけど)
それと瀬名姫(築山殿)はいつ死ぬのだろうか。史実では、築山殿が殺されるのは1579年らしい。
史実と伝えられるところでは、井伊直政の元服は1582年でこの年に直虎も死んでいる。ドラマとしては直政の元服を見届けて直虎が死ぬのはよい区切りである。となれば、築山殿はそれまでに死んでもらわなければならない。
IMG_20170901_185007-crop.jpg
さて、「純米吟醸井伊直虎」だけれど、純米吟醸ということだが、いわゆる吟醸香はあまり感じない。純米吟醸というイメージで飲むと、普通の日本酒やんけと言いたくなるだろう。
私は特に吟醸香を珍重するわけではないので、それでもよいのだけれど、吟醸香でなくて、お米の香りが残っている。精米歩合60%と表示されている。
それにしては、値段がちと高いように思う。

今年だけの商品、今年中に売り切らなければという商品なのかもしれない。




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USBライター

P_20170826_235512_vHDR_Auto-crop.jpg P_20170826_233315_vHDR_Auto-crop.jpg 100円ショップで電気式のライターが売られていた。

100円ショップだけれど、これは200円。
USB電源から充電して使うもの。
商品説明では、満充電でたばこ40本ぐらい着火可能だという。

もっとも内蔵充電池が劣化するだろうから、いずれその半分ぐらいになるのかもしれない。


ライターというと、オイルやガスを燃料にするものがある。
また、着火もフリント式、電子式がある。電子式も電池で放電させるタイプ、バネ仕掛けで静電気を起して放電するタイプなどがある。

私はライターに凝るほうではないので、いわゆる100円ライター、それもたいていはたばこのおまけについてくるものを使っているけれど、風の強い屋外では、炎が飛ばされて、たばこに着火しにくい。
ターボライターという商品があって、仕掛けはよく知らないけれど、ガスを加熱して高圧で噴射させて、炎が風に負けないようになっているものがある。登山家が使うような本格的なものは高いし、100円ショップで売っているものもあるが、すぐに具合が悪くなった。

そういう不満があったので、このUSBライターは電気式、つまり電熱線でたばこに着火するわけだから、炎が風で飛ばされるということはないだろうから、これはきっとその不満を解消してくれると思う。

100円ライターだと、ガスの残量を気にして、残りが少なくなると、予備でもう一つ携帯したりするが、このUSBライターだと、そろそろ危ないと思ったら充電したらよいわけだ。
充電はUSBからで、ライター本体にUSB端子がついているから、PCのUSB端子や、USB充電器に直接接続して充電できる。職場でもPCはあるから、充電で困ることもなさそう。

実際に使うと、スイッチを入れる(着火部分が出てくるようにスライドする)と、2秒ほどで着火部分が赤熱し、たばこをあてればすぐに火が着く。ガスライターで炎にたばこを当てるよりも短時間だと思う。

一番気になるのは、充電池の劣化など、性能が落ちること。何しろ100円ショップの商品であるから、そんなに高い品質は期待しないほうが良いのだろう。

そういえばPloom TECHのパチモンは、充電池がはやくも劣化してきているように思う。

100円ライターだと、サイズにもよるが、千本以上のたばこに着火できると思うが、このUSBライターだと数十回充電するような計算になると思う。そのぐらいは劣化しないで使えるだろうか。

ところで、USBはもともと情報を流す規格だと思うが、USB扇風機とか、USBヒーターみたいな電力を流すために使われることも多くなってきた。USBのバージョンが上がると電流量も上がっているようだ。
そのうち家庭にUSB電源コンセントができたりして。


【追記】(2017/10/4)

40日ぐらい使ったら、発熱部が壊れてしまった。
約300本着火した計算だが、これなら普通のガスの100円ライターの方がずっと割安である。
これから冬の風が強い時期になって、活躍しそうだと思っていたところなのに。


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どれだけ品薄なんだろう、Ploom TECH

2017-08-31_153513.jpg 品切れ状態で、抽選販売となっているPloom TECH、私も抽選に参加していたけれど、6回の抽選ですべて落選。

「Ploom TECH、落選」


さすがにJTも申し訳ないと思ったのか、第4回の抽選に参加したら、当選するまで次の抽選には自動参加となるようになっていた。それでも結局、落選したわけだ。

そして、今回の落選で抽選販売は終了したのだけれど、JT様のご配慮により、落選者対象の優先販売というのをするらしい。
といっても、落選者ならすぐに買えるというわけではなくて、販売数に限りがあるので、また抽選して購入月を割り当てるのだという。ただ、あらためて優先販売の抽選申し込みはしなくても良いようだ。

そして多分本命になるのは数量限定販売で、これは今年12月中に開始すると案内されている。
P_20170831_151336_vHDR_Auto-crop.jpg
前にも書いた(「Ploom TECH、ただしパチモン」)けれど、私はパチモンは持っている。
そして、その記事を書いてから、そのパチモンを何度か充電して使っているうちに、どうもバッテリーの劣化なのか、機械的問題なのか、充電がうまくいかないことがあった。

ということで、もう一本、パチモンを追加購入した。
前回のは1000円、今回の(写真右)は奮発して2000円のもの。
値段が高いのは、50パフお知らせ機能というのが付いているかららしい。

正規品はいったい、いつ手に入れることができるだろう、年内?
パチモンがたくさん出るということは、正規品の製造だってそんなに難しくないんじゃないだろうか。

それと、Ploom TECH用のたばこカプセル、通販でないと手に入れにくいけれど、iQOSのように、そこらのコンビニでも売られるようになるのは、いつのことだろう。

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健康診断

P_20170901_111852_vHDR.jpg 昨日は職場の健康診断。

どこの会社でもやる労働安全衛生法で定められた健診だから特に変わったことはない。
変わるのは業者。毎年というわけではないが、どうやら委託先は入札で決めているらしく、今年は去年とは別の業者。

健康診断って別に楽しくもないわけだけれど、妙齢の看護師さんとかがいると血圧が上がるけれど、今年はそういう心配もなく、簡単に終了。

去年との違いは、午前中に健診を受ける人は朝食抜きということだったけど、こちらとしてはお構いなく朝食も食べて臨んだ(一応、食後4時間30分経過していた)。おそらく血糖値に影響するのだと思うけれど、低いときに測ろうということかしら。

そういえば、以前、血糖値でひっかかって、再検査になったことがあった。再検査では食事抜きで来てくださいということで、そのとおりしたのだけど、それ以上の検査などはなかった。


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過保護のカホコ

テレビの連続ドラマというのは、以前はNHKの大河ドラマぐらいしか見ていなかった。

おそらく、現役バリバリのサラリーマンなら同様だろうと思うけれど、帰宅時間がバラバラだと、平日のテレビドラマを連続して見るのは難しい。

昔、親が会議が長引いて遅く帰宅してきたときに、会議のメンバーが「早く終わらんと『細うで繁盛記』が見られへん」と文句を言ってたとかで、呆れ返っていた。昔はビデオデッキなんてなかったから。

もちろん録画して後から見ても良いわけだが、俳優とかに特別な思い入れがあって追っかけるのでないなら、何かの事情で見始めておもしろいと思ったら続けて見るということになるわけだし、録画してまで見たいというドラマはそうそう多いとも思えない。

kahoko_main_visual.jpg 前置きが長くなったけれど、
過保護のカホコ」は、私が連続して見ているドラマ。
実は、追っかけというほどではないけれど、この人が出演しているなら、他のじゃなくてこれを見ようかというものはある。その俳優は、
多部未華子高畑充希
カホコは高畑充希である。

ドラマの視聴率は好調なようで、ネット評などでは、高畑のぶっとんだ演技が高視聴率の理由と分析している。

「初くん、子供つくろう」なんて台詞はびっくりぽんである。

私もその評価は妥当だと思う。
過保護に育った主人公というから、どんなに歪んだ性格かと思いきや、まったく歪みの無い完全天然。こんな演技ができる女優は他にいるだろうかと思う。

そして高畑の演技以上に感心するのは脚本。
キャラクターやシチュエーションがワンパターンで押しまくる連続ドラマが多いなかで、次々に新しい事件が起こり、新しい事実が知らされる。そしてそれらが見事に伏線となってストーリーを進めていく。

伯母さんが施設を家出してきた子供を拾ってきたのが、麦野の過去を明らかにすることにつながるとは。

とにかく事件が多すぎて、そういう面ではこれもジェット・コースター・ドラマ。

一体、何回で完結するのか。
しばらく目が離せないかな。

最後はおさまるところにおさまるんだろうけれど。


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