給食中止の撤回

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三重県鈴鹿市の給食中止で市長が方針表明

 三重県鈴鹿市が、野菜価格の高騰を理由に、市立の幼稚園と小学校の給食を2日間中止にするとし、その後撤回した問題で、市は、15日、中止を回避する分を防災訓練の炊き出しなどで、対応する方針を示しました。
 「2回削減した給食のうち、1回分は実施することとし、もう1回は、災害時の訓練を兼ねた炊き出しを行い、備蓄食と合わせて給食の替わりとして提供します」(鈴鹿市  玉川登美男教育長)
 鈴鹿市の末松則子市長は、15日、給食中止の回避策として、1日分を防災訓練での炊き出しなどを行い、もう1日分は献立を変更し、食材費を抑えることで対応する方針を示しました。
 市の教育委員会は、先月、野菜価格の高騰を理由に、市立の全ての小学校と幼稚園で、来月20日と来年1月12日の2日間給食の中止を決めましたが、市長がすぐに撤回を表明しました。
 防災訓練は、来年3月10日に実施し、費用は公費で負担する考えで、市は、今月中に結論を出したいとしています。

CBCテレビ

■発端の記事
 【野菜高騰で給食中止 鈴鹿市、今冬に2日間(中日新聞)】
食材の値上がりで学校給食が提供できないという問題、市の教育委員会が中止を決定し、即座に市長が撤回するとしていたが、このほど、その対応方法が発表された。

もともと2日分の中止を予定していたところ、1日は献立を変更して食材費を抑え、もう1日分は防災訓練の炊き出し(備蓄?)で対応するのだそうだ。
とりあえず、これで学校給食の中止は回避されたわけだ。

このところ野菜が高騰しているようで、家人が行っているグループ購入の注文書には、「価格が高騰していて注文時の価格で納品できない場合は、注文に応じられない場合がある」という但し書きが入っているそうだ。

それはそうとして、最初に給食中止の報に接した時に、そんなことができるんだろうか、と疑問に思った。
学校給食というのは、市から補助も出ているだろうけれど、保護者も給食費として負担していると思う。

そうなら、給食というのは、学校、というか教育委員会と保護者の間の契約、一定の負担をすれば期間中の給食が提供されるという契約なんじゃないだろうか。それが、原材料費高騰により、提供できませんで理屈が通るんだろうか。

先日、地元の文化祭のことを記事にしたけれど、このとき地元農家の協力でナスを無料配布する予定になっていたのだけれど、天候不順ということでそれができなくなった。しかしナスの引換券は既に各戸に配布してしまっているから、何も出さないというわけにはいかない。しかたがないので、自治会予算(自治会費は毎年度繰越金が出るぐらい余裕がある)でタマネギ、ジャガイモを購入して、ナスの代わりに配布することにした。

こんな話も思い出した。
ある事業所では、学生対象のイベントを実施、プログラムでは合宿も予定されていたが、台風接近のため合宿を中止した。相当する内容は別途実施したが、予定していた飯盒炊爨は中止となった。合宿施設は食材は用意済なのでその分のキャンセル料が発生する。

さて、一方の参加者側は、予定通りのプログラムを受けていない。本社では「一旦納入された参加料は返金しない」という一文があるし、キャンセル料に充当し、返金する必要はないと言う。
営業所側は、その一文は参加者都合というのが当然の前提で、主催者都合の場合にはあてはまらないと判断、本社の指示には従わなかった。本社は、キャンセル料は持ち出しになるから、監査で不適正支出と指摘されても責任は負わないと言うので、問題になったら所長・次長が私費で弁済すると押しきった。

監査で問題になるより、返金しなかったときのクレームのほうが大きな問題になるだろうし、まともな監査人なら、実費徴収しておきながら、サービスを提供せず相当額を返金しないことが不適正と判断すると思うのだけれど、読者諸賢のお考えは如何。


子供たちがかわいそうとか、親の負担が、とか、そういう意見があったことは想像に難くないけれど、そもそも法的に問題がないのかという議論はあったのだろうか。
今回は市長の決断で丸くおさまったようで、これはこれで良かったと思うけれど。

この記事を書いていて、アップせずに寝かしていたところ、フォロー記事があった。
市会議員の問題意識は私とは違うようだが、行政ではそれがアタリマエなんだろうか。

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