メディア不信

昨日の「浄瑠璃寺ナウ」で詳報はあらためてとしたので、今日、また綺麗な紅葉の写真を期待した人もいるかもしれないけれど、写真の整理に手間取っているので、本日は 時事記事で。

2016-11-18_113536.jpg テレビや新聞などの既存メディアがネットより優れているのは、発信する情報に対する信頼感である、そう思ってきた。
それがタダの「感」でしかないということがあからさまになる事件があった。

報道によると、このテレビ局は、ネットの噂話をパクって番組を作ることが常態化していたという。ど素人でもネット情報を鵜呑みにするような愚はおかさないというのに。

もっとも、マス・メディアは政府に統制されているから、本当の情報はネットにしかないという国もあるらしい。

日本はマス・メディアは自己規制していて、やっぱり本当の情報はネットにしかないといわれるかもしれない。


「犬が人を噛んだ」ではニュースにならないが、「人が犬を噛んだ」らニュースになるとは、よく言われる話。「大蛇が10人もの人間を食べた」が誤報で、本当は「10人で大蛇を食べた」だったという話も聞いたことがある。

特殊ケースだからニュースになるわけだが、報道されることで、特殊ケースがよくあることと誤解される場合もある。
たとえば生活保護の不正受給が頻りに取り上げられたことがあるが、不正受給の割合を同時に報道している例は、寡聞にして知らない。実際には不正受給の割合は決して高くないそうだが、不正受給者が多いからこの制度は間違いだという輿論が起こる。

また、こんなことも聞いたおぼえがある。

阪神淡路大震災の時のこと、ある市の避難所が閉鎖されるという根拠のない話がウラもとらずに報道され、それに怒った市民が市にクレームをつけた。市はもともと閉鎖の予定がないわけで避難所を継続しているが、放送局側は、報道の力で避難所が継続されたと伝えたという。

仕事上、眼を惹く報道があっても鵜呑みにせず、ソースに確認することを心がけるように指導されていたが、日常生活で、そこまですることは難しい。

マス・メディアの良識や責任感は既に地に落ちていると思うが、かといって、他に頼れるところも思い当たらない。

初めにもどるけれど、今でもネットを検索すると、田中マー君がトランプ・ワールド・タワーに住んでいるという情報が沢山出てくる。最初の発信源がどこなのかわからないが、それをもとに面白おかしく記事が書かれているようだ。そして、これだけたくさん検索でひっかかると、さも真実であるかのように思える。

しかし、これって私だけのことではないと思う。
あちこちで起こっている革命や反体制運動というのは、真実か、ためにする虚偽なのか、それらがないまぜになったネット情報の力ということもある。

昔は、というか今でも、革命やクーデターのときは、放送局を真っ先に占拠してたけど、今ではネットを抑えるのはそう簡単ではないだろう。もっとも完全ではないにしろ、国内へのインターネットの入り口を抑える国もあるようだが。


人類は、自分の手にあまるネット(ネット知能)という化け物を生み出している。
幽霊を見るのと同じように、幽霊がネットをうろついている。

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