プレミアム・フライデー

20161212001-a.jpg 今日は金曜日、月末じゃないけれど。
そう、報道によると月末の金曜日に“プレミアム・フライデー”というのをやるんだそうだ。

「プレミアムフライデーの実施方針・ロゴマークが決定しました」(経済産業省)


毎月、月末の金曜日は午後3時に仕事を終えて、リフレッシュ(消費活動)に精を出しましょう、商店やアミューズメント施設は、それに合わせてイベントを行いましょうという、これは「呼びかけ」である。

実施は再来年2月からだという。
もちろん、そういう法律ができるとかではなくて、単に各企業に趣旨を理解して協力してくださいということらしい。

報道では、実施の障害になることとして、未だ時間年休という制度をもっていない企業があると指摘していた。

そもそも、時間年休制度というのは、有給休暇のうち、年間最大5日分(つまり5×8時間)を時間単位で与えることができるという制度。ただし、本来、有給休暇は労働者のリフレッシュが目的で1日単位が基本だから、労使協定で定めておく必要がある。
プレミアム・フライデーは午後3時からとのことだが、毎月実施なら 5×8/12=3時間20分、時間単位で3時間が限界ということからの逆算か。(私の今の職場は17:15が終業時刻だから、14:15から休むということになるのだろうか。)


ニュースへの反応としては、
  • その前に定時退社だろう
  • その分、他の日にしわ寄せがくるだけだ
  • 時給にプレミアムを付けてもらいたい
など。

こういう心配や希望はあるとして、プレミアム・フライデーの取り組み自体は悪いことではないと思う。
消費の刺激だけでなく、これに併せて、無駄な仕事を整理して、プレミアム・フライデーが実現できるように改革したら良いのではないか。
日本の生産性が先進国中最低レベルなのは、生産額が低いのではなくて、投入労働時間が長いからだと私は思っている。

プレミアム・フライデーとは関係ないけど、チームで仕事というスタイルが、チームの合意が得られるまで我慢比べの時間になったりしてないか。チームの責任として、一人一人が責任を回避する体質になっていないか。マネージャーが見るべきところはたくさんあると思う。


高校か大学のとき、テレビで、ドイツの航空会社のCMを見た覚えがある。週休4日だといってたように思う。
日本では未だ週休二日制にもなっていないときである。(私も就職したときはまだ日曜だけ休みで、土曜日半ドンの時代)

バートランド・ラッセルは、労働は一日の大半を考えずに済むというメリットがあると言った。どういう文脈で言ったのか、私は高校の英語の参考書でラッセルの論考の一部を取り出したものしか読んでいないから、氏の真意はわからない。単なる諧謔だったのかもしれないし、自ら目標を定めて考えることの難しさを強調するためだったのかもわからない。

プレミアム・フライデーです、好きなことをしてください、突然言われても困る人は多いかもしれない。

私はその頃には毎日が日曜日になってそうだ。困ったことだ。


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