笑いのとりかた

2016-12-16_085042.jpg
近大と吉本興行“笑い”で協定

 近畿大学と吉本興業は、落語家や漫才師などが学生に笑いのとり方を授業で教え、就職活動の面接に役立てることなどを盛り込んだ協定を結びました。
 15日、この協定の締結式が、大阪・中央区で行われ、近畿大学の塩崎均学長と吉本興業の大崎洋社長が協定書に署名をしました。
 協定では、3学部の学生を対象に落語家や漫才師などが笑いをとる話し方を授業で教え、就職活動の面接に役立てるほか、医学部が吉本興業の喜劇などを研究の題材にして笑いによるストレス発散のメカニズムの解明を進めることなどが盛り込まれています。
 近畿大学の塩崎学長は「今の若者は精神的に弱いので、たくましい芸人さんの授業を受けて、へこたれない人材を育てたい」と話しています。
 また、吉本興業の大崎社長は「ぎすぎすした社会ですが、笑いは人をつなぎます。大学と一緒にチャレンジしていきたい」と話しています。

12月16日 07時01分 NHK

近畿大学と吉本興行が、学生に笑いのとり方を授業で教えるという協定を結んだことが報道されていた。

大学には「落研」というところがあって、おおぜいの噺家を生んでいるけれど、そういうものではなくて、授業だという。単位は出るのだろうか?

それはそうとして、就職活動の面接で笑いをとることが良いことかどうかは別だと思うけれど、社会で仕事をしていく上で、笑いをとることは結構有利だろう。
接客業(葬儀屋は除く)で愛想の良い笑いというのはのぞまれるわけだけれど、それだけではない。

以前、情報システムの開発事業に携わっていたときのこと。
システム開発自体は専門業者に委託しているわけだが、ユーザーへの説明会が何度も行われる。それが、あまりにもガチガチの説明になる。当然、聴いているユーザー側も不満である。
で、業者に指示をした、「笑いをとれ」と。

笑いをとることは、説明会の雰囲気を和やかにして、意思疎通が円滑になり、質問なども出やすくなる。直接的にはそういう効果がある。
しかし、もっと意義があると思うのは、笑いをとろうとすると、説明しようとしていることに対する理解が完璧で、説明のストーリーをきちんと組み立てていないと、ネタは入れにくい、そして、説明に自信がもてる余裕がないと、それを演じることができないということである。

とりわけ話はシステムのことである。
システムとはサブシステム、モジュールの組合せ、それぞれの関係、機能、そういうものでできていて、いつ、どんな形でユーザーとのインターフェイスがあるのか、そういうことが整理されていて、システムへの理解と、ユーザーが何をしなければならないかを過不足なく説明しなければならないはずである。

それが整理されていなければ、聴いている側には響いてこない。
そしてわかりにくい説明は、不信感につながる。
笑いをとれと指示したときには、そんなに深く考えていたわけではないと思うけれど、普段から考えていることが、笑いという言葉に凝縮したのだろう。

そして、その業者は笑いをとれるようになったか?
なかなか笑いをとれるまでにはならなかったけれど、次第に説明は分かりやすくなったように思った。

関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

Gallery
検索フォーム

⇒記事一覧

プロフィール

六二郎。六二郎。


定年退職
苦しい家計の足しに再就職
=いつクビになってもええねん
 言うたもん勝ちや!のブログ
リンク
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
アーカイブ
カテゴリ
タグ

書評 ITガジェット マイナンバー Audio/Visual 

リンク
現在の閲覧者数
聞いたもん