新横浜ラーメン博物館

3日間の東下りを逆コースで記事にしてきたが、今日は初日に訪れた「新横浜ラーメン博物館」

新横浜というと、昔は、ひからびた売れ残り工場造成地という白茶けたイメージが強かったが、今は新興業務地として、ビルが立ち並び、若者が散歩するような街になってきたようだ。

P_20170211_131252_vHDR_Auto.jpg その街の一角に「新横浜ラーメン博物館」というのがある。
多分、開業したときにはニュースになって、私もそのニュースを見たような記憶もあるのだけれど、今回の東下りで新横浜で知人の迎えを受けるとなったときに、新横浜で食事をするところはとネットを見ていて、この博物館にゆきあたった。

ラーメン屋が集まっているというだけではなくて、博物館と銘打っていて、入場料が必要であるが、60歳以上は100円で入場できる。トクやんか!

知人は、はじめイヤがっていた。というのは塩分を控える生活をしているから。
そこを押し切って、お昼はやっぱりここでということになった次第。

ちょっといろいろあって、博物館には13:13に到着。

P_20170211_131709_vHDR_Auto.jpg 並んでる。
ラーメン店の待ち時間の目安 30~75」と掲示されている。
ムダに、ムヤミに人が多いのは、東京だけじゃないのか。

「どうしよう」
「どうしようって、別に待ってもええよ」
「もう来ることはないかもしれんしね」

入場整理の人に、シニア料金適用に証明類は要りますかと聞いたら、信用してます、自己申告でOKですと。
入場口に並んでいるといっても、そんなに長く待つわけではない、せいぜい5分ぐらいである、ここでは。
P_20170211_131750_vHDR_Auto.jpg
入場すると、ラーメン店はすべて地下にある。

ぎょぎょっ、群衆やないか!
10店ほどのラーメン屋があるわけだが、そのそれぞれに列ができているようだ。

戦後の物のない時、配給やら特別販売などで行列することが多かったそうだ。それも含めて昭和かい。


目当ての店は事前に調べて決めていた「支那そばや」。
目指す「支那そばや」の場所を確かめようとウロウロして、ようやく見つけたところ、店の中はそれほどごった返している風ではない。
これはラッキーと思って、券売機で食券を買おうとしたのだけれど、見ると、券売機は階段を上がったところにあるのだが、その階段に人の列、それが一番下まで並んでいる。
そして、狭い階段の反対側は、逆向きに並ぶ人の列である。

P_20170211_133747_vHDR_Auto.jpg 二つの列の間をすり抜けて、一番下まで降りたら、角を曲がってまた人の列がまだまだ続く。
角を2つ曲がったときに「支那そばやの列ですか?」と聞く。

「そうです」

3つ目の角でまた「支那そばやの列ですか?」と聞く。

「いや、わからない」
どうやらとりあえず並んでいるという人もいるようだ。
戦後の物不足、行列があればとりあえず並ぶという笑い話があったようだけど。
なるほど、昭和の再現である。


ようやく列の最後尾を見つけておとなしく並ぶ。

並んでいる間にあらためて「博物館」の中を見回す。
狭い空間に、戦後まもないころの街並みを再現している。
写真は撮ってないけれど、風呂屋だったり、ゲーム場(もちろん電子ゲームではない)。
実際に物を売ってる駄菓子屋があったり、占い師がいたりする。

ラーメン店があるのは地下1・2階で、中央が吹き抜けになっていて、見上げると青空が描かれている。
地下だけれど、電柱が立っていて、電線が張られている。

映画の看板は「大菩薩峠」、「喜びも悲しみも幾歳月」、「嵐を呼ぶ男」とか。
つまり、片岡千恵蔵、佐田啓二、石原裕次郎である、東映、松竹、日活である。

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P_20170211_135529_vHDR_Auto.jpg P_20170211_134922_vHDR_Auto.jpg なんであるのかわからないが、
鳥居におみくじ。
これは実際に100円とってるようだ。
(この時代だったら10円でしょう。)

そして、いかにもという煙草屋。
もちろん煙草を売っているわけではないし、館内は禁煙である。

実際に昭和を再現するなら、館内は喫煙可能にし、床(地面)には、あちこちに煙草の吸殻が落ちているようにするべきじゃなかろうか。
だれか、そういう体験型博物館を作らないかな。
そういえば、JTの「たばこと塩の博物館」も館内禁煙だったなぁ。


そうこうして、館内を観察しながら待つこと40分余。
ようやくラーメンにありつけることに。

P_20170211_131941_vHDR_Auto.jpg この「支那そばや」を選んだのは、奇を衒わないものと予想したから。
「濃厚とんこつ」とか「にんにく」とか、特定の傾向があるタイプは、それだけで誤魔化されそうに思うけれど、素直なラーメンでおいしいものというのは、やはり素材と腕で勝負だろうと思ったから。

うっかりして、配膳された状態の写真を撮り忘れて、半分ぐらい食べたところの写真をアップしておく。

予想どおり、素直でクセのない、それでいて旨味の強い鶏系のスープ、あっさりではない。
麺は細めだけれど、くたくたにはなっていないし、勿論固くもない。
そして焼豚は、3mmぐらいだろうかやや厚みがあって、ほろほろ・ぬめぬめという舌触り。上質のバラ肉を使っている。
メンマは、桃屋のメンマのような短いものではなくて、すらっと長い。味付けも良いアクセント。
海苔、これはなくても良いかな。

そう、予想を裏切らないデキであった。

P_20170211_135921_vHDR_Auto.jpg   P_20170211_140936_vHDR_Auto.jpg


ごちそうさまでした、930円也。

しかし、ラーメン博物館を出て、あらためて街を見回すと、あちこちにラーメン屋がある。
こっちのほうが、安くて、おいしくて、待たずに食べられたりして。


それにしても、街に出ると、そんなに人は歩いていない。
この博物館目当てで集まってくるのに違いない。
京都駅のラーメン小路は、入場料などいらないが、待ち行列ができるとはいえ、こんなにごった返してはいない。
関東の人ってのは、他に行くところがないのかねぇ。

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