風雲児たち

fuunnjitachi.jpg最近はあまりマンガを読まなくなった。
理由は簡単で、以前はよくご近所からビッグコミックなどが回ってきてたのだが、引っ越し後、そういうご近所さんがいなくなり、自分で買うほどの執着もないから。

それはさておき、単行本が出ると必ず買うマンガがある。
天上の虹」(里中満智子)と「風雲児たち」(みなもと太郎)である。
どちらもなかなか本が出ない。
「天上の虹」は現在第22巻。第21巻が出たのが4,5年前。
長期間続いているといえば「ガラスの仮面」はどうなってるのだろう。

fuunjitachi24.jpg「風雲児たち」はそれに比べればずっと順調で、年に1、2冊刊行される。
最近、「幕末編」第24巻が刊行されたところ。Amazonで予約購入していたものが届いた(普通の本屋はもとよりコミックが多い本屋でも置いているところは少ない)。

最初のシリーズは、関ヶ原から始まり、坂本龍馬が登場するところで終わる。
江戸時代を通観するわけだが、関ヶ原の怨みが幕末の反幕につながる(薩摩、長州、土佐それぞれの怨念。土佐は長曾我部から山内になってるからストレートではないが)、江戸開府後は保科正之が藩祖ゆえの会津の悲劇という具合に、幕末めがけてのビジョンに基づいて描かれる。その合間に、開明的、そして時代に先んじた悲劇の平賀源内・田沼意次、鎖国下での大黒屋光太夫のロシア体験など、やはり幕末・開国に関連するエピソード。
(実は、このマンガを読むまでは、関ヶ原での島津の「前への退却」も大黒屋のロシア行も知らなかった。)

現在の「幕末編」シリーズは前記のとおり最新刊は第24巻である。シリーズは龍馬が千葉道場に通う頃(千葉さな子との恋愛譚を含む。これもこのまんがで知った。大河ドラマ「龍馬伝」でも描かれた。)から始まっている。
最新の24巻では、桜田門外の変の後の薩摩の慎重な態度、おらんだおイネ(24巻表紙の女性)と大村益次郎の再開とベッドシーン、そしてロシアの対馬居座り事件などがとりあげられている。おそらく龍馬暗殺までは続けるつもりだろうが、あと何巻出るのだろう。巻末インタビューで作者はまだ半分(ということはまだ15年ぐらいはかかる)と言ってるが。

歩みが遅いのは、例えば、1巻まるまる桜田門外の変(数日間の事件が半年!)というような状態だから(それとなんといってもギャグまんがである、ギャグ・閑話が多い)とも言えるが、おそらく、小学校の教室に貼りだしてあった日本史年表のように、時代が下るにつれて記事が増えるからだと思われる。

Fuunjitachi.jpgで、第24巻が届いたら、出版元リイド社の広告が挟まっていた。
リイド社創立40周年記念:40日間名作劇画6作品第1巻無料配信
「風雲児たち」第1巻が配信されている。希有の大河ギャグまんが、読んだことのない人は是非お試しを。
あと1か月弱、2014年8月31日までのサービスだそうだ。
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