分数計算機のアプリ

昨日、数式を写真に撮ったら計算してくれるアプリのことを書いた。
おもしろいけれど、日常的に紙に計算式を書くような生活はしていないから、まあ実用には遠い。

今日は、もう少し日常で使えそうなものとして、分数計算機というものについて。

分数を分数のまま計算できるのは、実は、丸め誤差が出ないから、ある意味、精神衛生上よろしい。
日常生活ではそうそう使うことはないけれど、一つ持っていても良い。

似たものとして、割り算の余りが出る電卓というのもある。
8÷6=1余り2というわけである。
言うまでもなく、8÷6=1+2/6であるから、分数計算と似たものと言える。
余り計算用の電卓アプリもたくさんあって、それらの評価を見ていると、結構、ニーズのある人がいるらしい。
たとえば鉛筆が110本いるとき、1ダースの箱が何箱であとバラで何本というような場合で、物流に携わっている人や、薬をシートとバラで出す薬剤師などから支持されているようだ。

さて、前置きはこのぐらいにして、アプリにはどんなものがあるかいろいろ試してみた。

そうすると、分数計算機というふれこみのものの多くは、整数部、分子部、分母部の3つで入れられるようになっているのだが、この方法だと、入力は決してスムースとはいえない。今、どの部分を入れようとしているのかをいちいちアプリに教えてやらなければならない。
そんなことをするより、[分子]/[分母]と、スラッシュで区切れば良さそうなものだ。

Screenshot_20180714-181247.jpg bunsu-keisanki-b.png そういう入力方法がとれるものとして、"Mathlabの分数電卓"というものがある。
これは割りに使いやすいと思う。
入力はスラッシュで一発でできるし、分数表示と少数表示の両方が出る。

なお、割り算の÷は、スラッシュ長押しで表示選択できるけれど、別のボタンにしておくほうが子供には良いだろう。それに、2/3÷4/5と2/3/4/5は意味が違う。(そうするとただでさえ小さいキーがさらに小さくなるが)


ところが、このアプリ、途中経過が表示されるのだが、分数表示は既約分数になっている。
余り計算機として使うには不便である。(約分しなければ分子が余りになる)

ではということで、この約分をどのタイミングでやるのか、他の分数電卓アプリはどうだろうと思っていろいろ見てみたが、ほとんどが整数部分の計算の前に約分をしてから、整数部分をとりだすような表示になっている。つまり既約分数にしてから整数部分をとりだしている。

bunsu-keisanki-a.png 試してみたなかで、一つだけ、分数計算機という名前で、途中経過が表示されているなかに、まず整数部分を計算して、分子が分母より小さくなる分数との和にしているのがあった。最後はその分数部分を既約分数にするのだけれど、これなら、余りが表示されることになって具合が良い。

ただ、残念なことに、このアプリも入力が大変面倒である。整数部分、分子、分母のどれを入力するのかいちいち指定しなければならない。

Screenshot_20180714-181011.jpg ということで、先に紹介した”Mathlabの分数電卓”をベースにして、途中経過では、整数部分を先に決定して、既約分数にするのはその後という形で表示するアプリが良いと思う。
分数計算と余り計算が一つになった(余りとして表示するわけではないけれど)シンプルで使いやすいアプリになるわけである。

やたらたくさんあるアプリだけれど、ほとんどは実用性とかニーズを離れて、趣味的に小学生が教室でやることを追いかけているのではないだろうか。
プログラム教育も結構だが、機能的デザインの重要性も忘れてもらっては困る。

それにしても、”Mathlabの分数電卓”の開発者には、約分の前に整数部分を取り出すというように仕様変更、あるいは、設定で選べるようにしてもらえないものだろうか。

おそらく、分数計算をするとき、帯分数にしてしまうと、乗除が面倒になるからだろう。
しかし、乗除が複数入るような場合は、余りが意味を持つことはまずない。整数部分のとりだし=帯分数化は最後だけにしてやればよい。もし、その結果を次の演算に使うなら、そのときにまた分子に回してやれば良いだけではないだろうか。


Screenshot_20180723-105905.jpg Mathlab-grapha-calculator.png ところで、Mathlabの分数電卓というのは、Mathlabの科学用グラフ関数電卓(リンク先は無料版になっているけれど、有料版もある)の姉妹品のようで、分数電卓は、この関数電卓の分数計算そのままのようである。

この関数電卓、使いこなしは難しそうだが、なかなか面白い。簡易な数式処理電卓、という感じである。

分数計算はもちろん、行例計算もやる(入力が面倒だから使わないだろうけど)。
代数方程式も解いてくれるし、因数分解もする。微分もする(積分は定積分のみ)。
感心したのは、e^(iπ)と入力したら、ちゃんと-1と計算すること。(写真右)

この電卓なら、しばらく使ってみるのもおもしろい。
"MyScript Calculator"(私が一番良く使う電卓)みたいなもので、手書きで数式入力ができたらもっと良いのだけれど。
(Galaxy noteについてるんだから是非)



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