イタリア旅行―マネパカード

P_20180829_105014_vHDR_On.jpg 既に、TIM Touristの申込で使用したことに触れているとおり、今回のイタリア旅行では、
外貨建てプリペイド・クレジット・カードである
マネパカード
というのを持って行った。

マネパカードについては、発行元サイトを見てもらうのが適切だと思うので、詳しいことは書かないけれど、結論としては、これは1枚もっていて悪くはない、である。

海外旅行では、チップの習慣とか、クレジットカードがつかえない店舗とかもあるから、外貨(ユーロ)を現金でもっておく必要はあるわけだが、私の場合、前回の旅行で使い残したユーロが600€ちょっとが、そのまま手元にあったので、現金はこれだけで十分だと思った。

しかし、それだけではこころもとないし、かといって多額の現金を持つのも億劫である。今までの旅行では、通常のクレジットカードを使っていたけれど、買い物でクレジットカードを使う場合は、決済日のレートなどが適用されるから、損得が一筋縄でゆかない。現金が必要となったとき、クレジットカードでのキャッシングはローンみたいなものだから、結構な金利もかかるようだ。

また、そうした海外利用ニーズとは別に、あやしげなネット通販(そんなものには手は出さないけれど)とかでクレジットカードを使うのは不安だから、プリペイド方式のクレジットカードには、以前から興味があった。

ということで、調べると「マネパカード」というのがあって、これは、外貨建て(ユーロ、ポンド、米ドル、豪ドル)で、プリペイド方式というので、これはおもしろいと思って作ることにした。

後で知ったのだけれど、某旅行社のサイトにある「海外旅行持ち物チェックリスト」にも、マネパカードが記載されている。
そのことを添乗員さんに言ったら、「知らなかった。誰が作ったんでしょうね」と。


誤解をおそれずこのカードの仕掛けを述べると:
  • カード発行会社(マネーパートナーズ)に個人用口座を作ってもらう(三井住友銀行につくられるようだ)
  • その口座に日本円を振り込む
  • その口座の円を、必要に応じ外貨に両替する
  • これらの口座の残額の範囲で、カードでの支払い・キャッシングに使う額を「チャージ」する
    ※チャージといってもカード自体に書き込まれるわけではない。
  • チャージされている額を限度に、Master Cardとしてクレジット決済、キャッシングができる
ということで、いくらかの円をこの口座に入れて、タイミングをはかって(つまりユーロが安くなった頃をみはからって)、ユーロへ両替する。両替手数料は銀行などよりずっと安い(1€につき1円ぐらい)。

このカードで、先日書いたTIM Touristの支払や、ボルゲーゼ美術館の入館予約の支払を行っている。ユーロでそのまま、その額が決済されるわけで、精神衛生上、なかなかよろしい。

他、イタリアでの買い物でも、何度か使っている。

イタリアでは高額紙幣(50ユーロ以上でもう高額紙幣)を出すのが嫌われる。こちらとしては少額紙幣に変えたい、コインが欲しいということもあって高額紙幣を使いたいのだが、そういうのはいやがられる。小さい店とかならまだしも、ボルゲーゼ美術館のBookshopですら50€札を出したらいやがられ、結局、マネパカードでの支払いにした(14.90€)。
ついでだが、レストランの支払をカードでやろうとしたら、クレジット端末が故障とかで、現金決済を求められた。イタリアではよくあることだという。


2018-08-29_142058.jpg クレジット・カード(ブランドはMaster Card)として使うのは、日本国内からの支払でも、現地での支払いでも円滑にできた。
そして、なんと、このカードは使ったら数分後には、利用通知メールが送られてくる(右図)。

さらに、現地で現金が足りなくなりそうだったので、キャッシングもしてみることにした。キャッシングではATMの使用手数料が、1回1.75€である。これはきわめて安い。

ローマで泊ったホテルの前に銀行があるので、ローマについたら、そこでキャッシングしようと思っていたのだが、銀行がしまっている時間帯。これはしかたがないと思って、その翌日、観光というか添乗員に案内されたローマ三越のそばの銀行でキャッシングすることにした。

よほど頼りない客と思われているのか、添乗員さんが付いてきてくれた。

おもしろいのは、キャッシング額が、200、100、50というように、固定額になっている。そして、100を選んでも、100€紙幣が出るとは限らず、50€が2枚だったり、20€が5枚だったりするらしい(私は100を引き出して、50€2枚だった)。

それにしても、初画面はイタリア語だけじゃなくて、英語を併記したうえで、言語が選択できるようにしてもらいたい。


2018-08-29_144032.jpg 夜、銀行が閉まっているからATMは使えないなぁと思ったわけだけど、後から気づいたのだけれど、なんと銀行の壁面にATMが設置されていて、夜間でも使えるらしい。
日本ではATMは、店舗内に引っ込んだところにコーナーが設けられ、その中に設置されているのが普通で、私もそういう固定観念を持っていたのため、銀行の壁に外向き、つまり道路にむき出しでATMが設置されているとはとんと思わず、この種のATMに気づかなかったわけだ。

こんな衆人環視の公道上で、カードを入れて現金を取り出すなんて、危なくないのだろうか?
と思ったりしたのだが、建屋内に引っ込んだATMコーナーで賊に襲われるのも危なそうだ。
専門家はどう考えているのだろう。

前にイタリアに行ったときは、こういうことには気づかなかった。キャッシングをしなかったからだろう。こういうカードを作ったら、それだけ知見が(いやでも)広がることになる。

なお、円をチャージしておけば、日本国内でもプリペイド・クレジットカードとして使えるようだ。
このカード、私は気に入った。

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