イタリア旅行―ウフィッツィ美術館

今回のイタリア旅行には、ウフィツィ美術館、バチカン美術館がコースに含まれていた。それに個人で予約したボルゲーゼ美術館を加えて3館の美術館を訪れた。
今日はフィレンツェのウフィツィ美術館(⇒公式サイト)をとりあげる。

前回のイタリア旅行でもウフィツィ美術館は訪れている。
しかし、ツアーで訪れる場合は、前回も今回も、滞在時間はあまり長くはとれない。

矛盾するようだが、今回はウフィツィ美術館は館内解散だったので、その気になれば閉館時刻(18:50?)までは滞在できたのだけれど、いろんな美術展行ってもそうだけれど、集中できるのは1時間30分ぐらいが限界だと思う。


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ロッジア・ディ・ランツィ前の彫像群


そして予約時間になるまで、ウフィツィ美術館前のロッジア・ディ・ランツィ(Loggia dei Lanzi)の階段あたりで待つのも前回同様。

ウフィツィの名品はもちろんだが、このロッジアの彫像群(右写真の「サビニの娘たちの略奪」もそのうちの1つ)もかなりの値打ちものではないかと思う。ドゥオーモのクーポラに落書きした日本人の事件があったけれど、こちらの彫像に落書きなんてしたら、さらに酷いのではないか。
こうした見事な彫像が「無造作」に置かれていることに、前に来た時もおどろき、今回もあいかわらず柵などせずにそのままであることにおどろき、フィレンツェという街のおそろしいまでの豊かさに驚嘆している。


前回訪れたときは、レオナルド「受胎告知」、ボッティチェリ「プリマベーラ」「ビーナスの誕生」といった有名絵画をさっと見て、すぐバザーリの回廊に入ったので、あまりゆっくりと見ていない。

バザーリの回廊は2年前から非公開になったという。(今回、ここが回廊の入口という案内だけはしてもらった)
もっとも回廊は肖像画のコレクションで、絵を見るというよりも、描かれた有名人を見るという感じになる。一度行けば十分かもしれない。(行ったから言えるのだ、エヘン)


ウフィツィ美術館は展示の見直しをしているらしく、ガイドさんも、絵の位置が変わっていると仰っていたが、私の曖昧な前回訪問のときの記憶と照らし合わせても、絵の場所が違っていたように思う。
レオナルドの「受託告知」は展示室入ってすぐ左にあったと記憶していたのだけれど、今回は展示室の奥のほうになっていたように思う。

ウフィツィはuffizi、英語のoffice、元は政庁として使われていたから、事務室として仕切られた部屋がたくさんある。
いわば局があるようなもので、ジョット、ヴェロッキオ、レオナルド、ボッティチェリ、ラファエロというような大画家はそれぞれ局を持っているようなもの。

ゴッホ美術館とか一人で建物を占拠している画家もいるわけだが。

そういう構造だから、美術史の勉強には向いていて、それぞれの部屋でグループごとにガイドがついて説明しているのを良く見かける。

そして廊下には彫刻類が並べられている(そのほぼすべてがメディチ家のコレクションという)。また天井画もなかなかのものと思う。

イタリアの国立美術館は、何年か前から写真撮影が自由(フラッシュ、三脚不可)になり、私もいろいろ写真を撮っているけれど、こういう写真はカタログのほうが良い写真があるわけで、特に写真を趣味にしない限り、そんなに凝って撮る必要はないと思う。

名所の写真だって、今はネットでいくらでも良い写真が拾えるから、写真そのものを目的にするのでなければ、そうそう無理に撮る必要はない。

そして前回訪問のときにカタログを買って帰った。ただし前回訪問時は日本語版がなく「The Office」と表示された英語版を買って帰ったのだが、今回はちゃんと日本語版が販売されていた。
訪問する日本人が増えたということだろうか。

IMG_1627(Firenze_fr_Ufizzy).jpg
ロッジア・ディ・ランツィ前で入場待ち(?)

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ジャンボローニャ「サビニの女たちの略奪」

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バザーリの回廊の入口
blankimage.png

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レオナルド「受胎告知」は遠近法に誤魔化しがあるという(斎藤泰弘「ダ・ヴィンチ絵画の謎」)ので右から撮影

IMG_1634(Uffizi_Primavera).jpg
館内撮影可なので有名作品の前はこのとおり

IMG_1728(Uffizi_Medusa).jpg
カラヴァッジョ「メドゥーサの首」は凸面に描かれている
(前に立つ女性の顔が写っているわけではない)
ペルセウスの盾に写る姿を描こうとしたのだろうか
blankimage.png

IMG_1731s(Uffizi_Galileo).jpg    IMG_1704s(Uffizi_Pig).jpg IMG_1547(Firenze_pig).jpg
ピサでお噂は聴きましたが
ウフィツィにいらしたんですか
美術館傍のメルカート・ヌオーヴォ(新市場)にある「子豚(ポルチェッリーノ)」(実は猪)の鼻を触ると幸せになるそうだ
(左:美術館内の猪、右:市場内)


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