サマータイム

昨日、ネットのニュースに、サマータイムに関する報道が3つ並んでいた。

まず、時事.comが配信していたのは、

「非常に良い解決策」、 IOCが東京五輪でのサマータイム導入を支持

【AFP=時事】国際オリンピック委員会(IOC)は12日、2020年東京五輪の大会組織委員会が、アスリートの暑さ対策としてサマータイム(夏時間)導入を検討していることについて支持する姿勢を明らかにした。
    (9/13(木) 10:10配信)


そして、読売新聞が、

EUのサマータイム、欧州委員長が廃止を提案

【ブリュッセル=横堀裕也】欧州連合(EU)の執行機関・欧州委員会のユンカー委員長は12日、欧州議会で今後1年間の施政方針を示す一般教書演説を行い、域内全域で導入しているサマータイムの廃止を提案した。加盟各国と欧州議会の承認を得て、2019年中の廃止を目指す。
     (2018年09月12日 20時42分)


そして、産経新聞、

サマータイム、健康被害への懸念で米国で見直し論 加州では夏時間通年化の住民投票

【ロサンゼルス=住井亨介】サマータイム(夏時間)制度が浸透している米国で、時間変更による健康被害への懸念などから見直しの動きが広がっている。年2回の時間変更をなくすため、西部カリフォルニア州では夏時間の通年化の是非を問う住民投票が11月に実施される。ただ、賛成が多数を占めても連邦議会の承認などハードルが高い。実施されれば他地域との「時差」が新たな問題を引き起こすとの指摘もある。
   (2018年09月13日 07時30分 公開)


そして、いずれも健康への悪影響が理由だという。
東京オリンピックでのそれは、もっぱらアスリートの健康に対するもののようだが、EU、米国のそれは住民一般の健康への影響。

サマータイムについては、今までも導入の是非が話題になったことはあるけれど、そのたびに、議論がつくされることもなく消えて行っていたように思う。
その点、今回はオリンピックを成功させるため(賛成しない奴は非国民)というので、どうなることかと思っていたが、EUや米国の動きが歯止めになるかもしれない。

一部にはオリンピックを錦の御旗にして無理を通すようなことはけしからんという意見もあったし、そんなにやりたいなら東京だけサマータイムをやれば良いという「真っ当な」意見もある。
そもそも、アスリートの健康っていうけれど、マラソンのスタートを夜明け前に設定するのと、どう違うんだ?


私は昔からサマータイムって良くわからなかった。ヨーロッパなどの高緯度地方なら、夏はなかなか暗くならず、レストランも午後9時(サマータイム)くらいから開けるような感じになっているようだが、日本ではそれほどの日照時間の季節差はない。朝早くから活動することで、夏の暑さが少しはましになるのかもしれないが、言うほどの効果があるだろうか。
なにより、「自然のリズム」との兼ね合いはどうだろう。漁業や鶏卵、その他、自然のリズムに左右される業もあると思うが。

オリンピックではアスリート・ファーストと言うけど、実際にはそれに沿った大会運営が真面目に考えられてるだろうか(米国メディア・ファーストが実態だろう)。サマータイム推進派は、導入すれば、まだまだ明るいうちに仕事が終わることになるから、プレミアム・フライデーでは失敗した、アフタービジネスのレジャー消費喚起による経済効果がねらいなのかもしれない。

しかし、陽が沈むのが遅いということは、翌朝陽が昇るのが早いということだ。
Screenshot_20180913-135825-crop.jpg 終業後、陽の高いうちから飲み始め、翌朝は「その分早く」起きるということになると思うのだけど。
あるいは、レストランの開店時刻が、午後8時のところ、サマータイム期間中は午後9時になったりしたら、それこそ何をやってるのかわからないけれど。

サマータイムをやるなら、いっそのこと江戸時代のような不定時法でも採用したらどうだろう。(⇒和時計アプリをどうぞ)


いずれにせよ、サマータイムを導入されたら、情報システム部門は結構混乱するだろうな。

あ、それもGDPを上げるから良いことという判断をしているのかもしれないな。この国は、無駄なことに金を使うということに関しては、未だに(穴を掘って埋めても意味があるという)ケインズ主義みたいだ。


私個人としては、絶対反対ということではない。気になるところがきちんと説明されればよいとも思ってはいる。
しかし、JJY(日本標準電波)はどうなるんだろう。イタリアへ行っても時計を現地時間に合わせたりしなかった私だ。時計合わせをするつもりはない。JJYがサマータイムになるならそれに合わせるけど。

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