イタリア旅行―広場のこと

イタリアの街で感心するのは、広場が随所にあること。

今回の旅行先から拾えば、ミラノにはドゥオーモ広場、ヴェネツィアならサン・マルコ広場、フィレンツェはドゥオーモ広場やシニョーリア広場、そしてローマにはスペイン広場、ポポロ広場、ナヴォーナ広場という具合。11年前の旅行では世界一美しいといわれるシエナのカンポ広場にも行った。(実はパリオ(競馬)の日だったので、広場には入れなかったのだけど)

対して日本で広場というと、皇居前広場はともかく、他はたいてい○○駅前広場とか、公園の中にある広い場所を指して言うようだが、イタリアのように街中にぽっかりと空いて区画されているようなのはあまり思い当たらない。もしそういう場所があったら、地価も高く、空いたままにするのはもったいなくて、高度利用をしようということになるのだろう。

イタリアの広場の多くは教会の前にできているように思うけれど、日本のお寺は城郭のように塀をめぐらしている。神社はそうした塀はめぐらさないが、社殿のそばの空いた場所は聖域扱いだし、小さい街中の社はそういう空間もない。
イタリアの広場的なものといえば、神社仏閣への参道がそうなのかもしれない。

今回の旅行は有名観光地ばかりで、どこへ行っても観光客らしき人の群れだったわけだが、そうした観光地以外の小さな街でもヨーロッパの街づくりでは、広場というのがポイントになっているようだ。
何かの本で読んだ覚えがあるけれど、ドイツなどの街では中心部への自動車の乗り入れを禁止し、広場を中心とした憩いの場ができていて、年寄りが何するということもなく出てきて和むともいう。

同様の状況がこちら("ムラとマチを捨ててきた日本の未来はやっぱり「地方分散」にあり")にも書かれている。


日本でも役所の前などには広場が設けれられていることが多いけれど、用事もないのにここで憩うというのは、なんとなく抵抗があるように思う。役所側はそんなつもりはないのだろうけれど、市民の憩いの場としてもっと積極的に人を集める仕掛けをしたらどうかとも思う。そのためにも役所は市街地の真ん中になければならぬ。

病院や図書館にばかり年寄りが集まるといわれるけれど、こうした広場へ集めるのも良いのではないか。

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ドゥオーモ広場 ミラノ

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エルベ広場
ヴェローナ
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サン・マルコ広場
ヴェネツィア

フィレンツェ
P_20180821_184734(Piazza_San_Novella_Firenze).jpg
サン・ノヴェッラ教会前
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ドゥオーモ広場

ローマ
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ナヴォーナ広場
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ポポロ広場
IMG_2829(Piazza_Spain_Rome).jpg
スペイン広場

blankimage.png
広場の機能(及び設計?)というものが、日本とイタリア、ヨーロッパでは違うように思うのだが、それについて研究・考察した人とかはいないのだろうか。

IMG_2600(Piazza_San_Pietro_Vatican).jpg
サン・ピエトロ広場  ヴァチカン

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