自動運転、その前に

GoogleTestCar.jpg車の自動運転といえば、Googleがずっと実験を続けている。
日本でも、遅ればせながら昨年末ごろから、公道での実験ができるようになっている。
あと5年もすれば高速道路では自動運転車が走るようになると思う。

YouTubeで自動運転実験の様子のビデオがいろいろ流されている。そのうちの一つは、視覚障害の人が、Googleのテスト・カーに乗り込んで、コンビニへ買物に行くというもの。私が車を買ったときの営業さんは、娘さんが視覚障害を持っておられるそうで、この話をすると初耳だったのか、おどろいて、そして嬉しそうだった。
(私がオプションのレーダークルーズコントロールを付けるというのを珍しがっていたのだけれど)

automobile.jpgさてその自動運転だが、鶴原吉郎・仲森智博  監修:逢坂哲彌 「自動運転」(日経BP)という本を読んだ。
“ライフスタイルから電気自動車まで、すべてを変える破壊的イノベーション”という副題がついているように、本書の真骨頂は、自動運転で社会が大変革するという主張。
第1章 眼前にある想定外の未来
第2章 自動運転が日本の産業界にもたらすこと
第3章 ここまできている自動運転技術
第4章 自動運転、普及のシナリオ

で、このメインの主張は第1章で語られ、第2章以下は技術の現状・予測、自動車産業・自動運転システムへの新規参入企業(たとえばGoogle)についての解説となっている。
今日は、本書の順番とは逆になるが、まず自動運転技術について感想を交えて。

前述のとおり、そして既に投稿したとおり、今、乗っているプリウスにはレーダークルーズコントロール(ミリ波レーダー式ACC=Adaptive Cruise Control)を付けている。これはプリクラッシュセーフティ(AEB=Autonomous Emergency Braking)とセットである。
前の稿の繰り返しになるが、面白がって使う段階から、実用的に使う段階へと使い慣れてきたので、やはり便利なもの・楽なものと評価している。
初めはどのぐらい接近したらブレーキがかかるのかとか、カーブでは大丈夫かとか、結構スリリングな使い方をしたわけだが、今は、高速に入って落ち着いたらオンにする。JCTで別路線に移るとき(カーブがきつい場合)などは軽くブレーキを踏んでクルーズを解除し、また落ち着いたらオンにするようにしている。急加速は足のアクセルで、ちょっと巡航速度を上げようというときはACCのスイッチで、という使い方をする。アクセルから足を離しても良いのはとても楽である。

ということで、ACCを付けて良かったと思うが、その後の技術進歩すごくて、TVコマーシャルでは、スバルのアイサイトはレーンキープ(LKS=もできるらしい。もう少し待ったら良かったかと、若干後悔している。
ちなみに、アイサイトは2台のカメラの視差で距離をとらえるようだが、これは調整が難しく、結果コストに反映するのだそうだ。そこで、最近は1台のカメラで距離を測るシステムも出ているらしい。

またテレビCMでどんどん流れているように、軽自動車でもAEBはあたりまえになりつつある。AEBが付いていないと買わない客もいるらしい。
なお、大型トラックについては、新型車については、既にこの11月からAEBが義務化されている。
もっとも、軽にも付くようになった低価格のAEB用のシステムはACCまで対応するようなものではないらしい(ということで単純にプリウスのACCが割高とはならないと一応納得)。また、AEBは通常、横滑り防止装置(ESC=Electronic Stability Control)が前提になるらしく、軽でもESCとAEBがセットとなるという。

Googleが開発しているということで、GPSとGoogleマップを連想してしまうのだが、GPSはトンネルとかでは使えない。Googleマップも3D化しないとだめらしい。もちろん周囲の様子や突然の飛び出しに対応するためのシステムが自動運転に不可欠ということは当然として、ベースになる地図もさらに高度化が必要なようだ。

あと、自動運転で早い実用化が期待されるのは自動駐車だそうだ。既にホンダがスマートパーキングアシスト・システムというのを開発して、販売されている。うちの車もバックモニター(全周囲モニター)を付けてあるが、この画面を見ながらの駐車には未だ慣れない。
もっと本格的にホテルやショッピングモールなどの目的施設の入り口で車を降り、あとは勝手に車が空きスペースを探して駐車する、帰りは入り口でリモコンを使って自動運転で迎えに来させる、というシステムが期待されているというが、米国のような広い駐車場ならいざしらず、日本のタワー型駐車場では難しいとも。それに、人が運転する車も混じっていると駐車場内で人も歩いているはずなのでそれも気になる。

私がACCで高速を走っていると、同乗者が機械任せにするなと文句を言ってたのだが、この頃はちょっと変わってきて、100km/h設定にしていると「もっと速くしたら」と言ってくる。(設定は110kmまで可能だけど)

本書のメインの主張だろう社会変革の部分については次に。
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