単眼鏡のこだわり

鳥獣戯画展でも活躍した単眼鏡、美術展の記事を書くといつも言及する単眼鏡について。

monoclar.png今、主に使っているものはVixen(ビクセン)のマルチモノキュラー6×16という製品。

諸元は次のとおり
倍率:6倍 対物レンズ有効径:16mm 
実視界:9.3°(1000m先視界:157m) 見掛視界:55.8° 
ひとみ径:2.7mm 明るさ:7.3 アイレリーフ:12.0mm 
至近距離:約25.0cm サイズ:7.0×3.1×3.5cm 重さ:65g 

以前は、8~20倍ズームの単眼鏡を使っていたのだが、今はもっぱらこちらを愛用している。
はじめはズーム・高倍率に惹かれたのだが(初心者が犯しやすい間違い)、使っているうちに不満になった。

・高倍率だとフォーカスが合わせにくい
・視野が狭い
・上記2点により、覗きながら目標物を捕捉するのが難しい
・暗い
・ズームは遠景を見るならともかく、美術鑑賞ではまず使わない
・少し重い


とにかく明るく、広視野というのが一番重要で、倍率は当然それと逆比例する。
6倍ではどうかと思ったが、使ってみると十分。5倍でも良いだろうと思う。
(同じメーカーのシリーズで、8×20もあるが、長さが10cmとあって少し嵩張る)
もう一つのこだわりは至近距離である。離れていないとフォーカスが合わないのでは展覧会で使う意味もない。本機の25cmというのは美術鑑賞には十分である。
軽いことも重要。上着のポケットに無造作に放り込んでおける重さである。
片手で持って、指でフォーカスリングが回せるのも使い勝手が良い。

オペラ鑑賞などでは、双眼鏡を持ってくる人もいる(私も持って行ったことがある)が、オペラグラス程度のおもちゃなら大して役にたたないし、本格的な双眼鏡だと武骨である。ずっとレンズを通して見続けることもなく、アリアを歌う歌手の表情を大きく見たいときぐらいなわけで、単眼鏡はずっとエレガントである。何より邪魔にならない。

lytro-main.jpgある仏像展で、単眼鏡で細部を見ていたら(仏像はそばに寄れない状況だった)、隣に立っているおじさんが「モラルのない奴がいる」と聞こえよがしに言う。
写真を撮っていると思ったらしい。
「単眼鏡ですよ」と見せたら、うろたえて、連れのおばさんから「何もわからんくせに偉そうに言うからや」とたしなめられていた。

それにしても、どうしたらカメラに見えるんだろう。Lytroカメラ(欲しい!)なら形状は近いけど。

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