フィンランドの離婚率

昨日は、夕方からとある講演会・シンポジウムへ参加。タイトルに書いたように、講演はフィンランドのことが主。
それはともかく、このシンポジウムの写真だけ見ると、変に気をまわす人がいるかもしれない。
IMG_20150207_194900-crop.jpg

お断りしておくが、決して気をまわすような要素は少しもない。(口火を切ったY市長からは、このメンバーだと反○○と言われそうだが、そういうことではなくて、出産子育てを重点施策と考えている市が集ったらたまたまこうなった、と笑いをとっていた)

件の講演会は次のとおり。
IMG_20150207_182553-crop.jpg

内容は大変、面白く、興味深かった。本来のテーマは「妊娠・出産・子育て」なのだが、フィンランド紹介を聴いていると、ちょっと気になることがあった。

フィンランドの離婚率は50%だという。

フィンランドでは、世界で最もお母さんにやさしい、子育てのしやすい国と言われている。
育児休業制度(両親とも)の充実はもちろんのこと、産後3年での職場復帰を受け入れなければならない法があり、「ネウボラ」(相談するところの意)という、妊娠から出産、子育てはもとより、それに関連して家庭問題の相談を幅広く受け入れるシステムが整備されている。すべての幼児には保育園に入る権利が保障されている。また、男女の雇用機会が実質平等と言えるほどであるし、それを法定もしている。

で、考えた。それほど女性に、母性に暮らしやすいと、離婚率が上がるのだろうか。

昔、住民の幸福度の指標について議論したことがある。
その時、離婚率は、不幸の指標なのか、それとも幸福の指標なのかが問題になった。
離婚というのは、失敗した結婚と考えればマイナス指標だが、女性は離婚すると経済的・社会的に不利な立場に置かれがちという実態からすれば離婚を許容する社会としてプラス指標とも考えられる(離婚したくてもできないのは不幸)。
結局のところ、不幸な離婚もあるし、幸福な離婚もある、という平凡な話で終わったと記憶する。

また、フィンランドは前述のような充実した施策が展開されている一方、国民の意識としては、充実した保育制度があるにもかかわらず、赤ちゃんは家で親が育てるのが良いというのが多数派なのだそうだ。
こういう保守的とも思える意識と、社会が責任をとるという制度、そしてややもすると「飛んでる」と評価されそうな離婚があたりまえ。
こう書くとなんだか不思議なのだが、それだけ実質的な選択の自由があり、多様性があるのだと考えれば納得できるような気がする。

DSC_0039.jpg少し前、「世界ふしぎ発見」というテレビ番組がフィンランドのこうした様子を伝えていたが、その中で言われていたことは「ムリしない」がフィンランド流という。ムリしてまで結婚を継続しないということなのかもしれない。

で、講演会が終わったら関係者で打ち上げ。私は何にもしてない、ただ会場に足を運んだだけなのだが、なぜか関係者の一人として参加。土曜日なのに混んでいて、予約は21:00だったのだけれど、きっちり21:00までは座れなかった。
(あ、打ち上げ参加はY市長だけで、S市長、H市長は講演会終了後すぐ退散。気をまわさないように。)

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