サブウーファーの追加

オーディオのアンプをPMA-50に変更したことは既報だが、そのときTANNOY Autograph mini(10cm)では低音がさびしいとも書いた。

実は、今はもう持っていないのだが、TANNOY Lancasterというスピーカーの音が強く印象に残っている。前にも書いたが、低弦が風のように気持ち良いという表現は、このスピーカーを使っていたときの感覚である。
この感じが欲しい。

それまでは「全周波数帯域でフラットな特性」を謳っていた国産スピーカーを使っていたが、オーディオ・テストレコードで低音から高音までの正弦波を再生すると、あきらかに途中で音が変質する(部屋鳴りではない)。2wayスピーカーだったから、おそらくそのクロスオーバー付近で音の質が変わるのだろう。TANNOY Lancasterで同じテストレコードを再生すると、低音から高音まで音質が一定している(今使っているAutograph mini、Arundelも同様)。
TANNOYはフラットな特性などは宣伝していないし、オーディオ評論家はTANNOYは楽器的で特別な趣味人が使うもので、ピュアオーディオマニアからは論外のスピーカーとされているようだ。もちろん一定の水準(価格)以上のスピーカーならこのTANNOYと同じように低域から広域まで自然につながっているに違いない。ハイファイとかフラットとかの理念は好きだが、音としてどう実現するかはまた別の問題のようだ。


さて、前置きが長くなったが、PMA-50で鳴らしているスピーカーはTANNOY Autograph miniだが、このスピーカーの再生周波数帯域はカタログ上 68Hz~であり、実際、オシレータで正弦波を出して確認すると( "WaveGene" というフリーのWindowsソフト使用。PCがつながってるといろいろ便利)、70HzまではOKだが、これより低くなるともう音にならない。70Hzというと楽音で言えば C#2 あたりであり、真中のドの2オクターブ下がもう出ていないわけだ。(楽音と周波数)
cbass-open.gif
最近、コントラバス奏者と知り合いになったが、コントラバスの通常の最低音はE1(≒41Hz)、5弦だとC1(≒33Hz)あるいは B0(≒31Hz)というから、こういう人に対しては、70Hzまでしか出ないオーディオは失礼なような気がする。(図はコントラバスの調弦。括弧は5弦の場合)
なお、リビングの別のオーディオセットのTANNOY Arundelでは40Hzまできちんと出ている。

ということで、Autograph miniにサブウーファーを追加することにした。選んだ機種はYAMAHA NS-SW200。周波数帯域は28Hz~となっている。これはほぼA0(普通の88鍵ピアノの最低音、27.5Hz)に相当する。またクロスオーバー周波数も50Hz~150Hzの間で設定できるので使いやすそうだった。
NS-SW200.jpg
サブウーファーの追加は、ピュアオーディオマニアという人種からは邪道と言われるらしい。そういう人達は、最低でも38cm級のスピーカーを使い、このスピーカーで制動の聞いた低域を出すしっかりしたアンプが必要となると言う。

安物のアンプで38cmを駆動してもそこそこの音は出ると思うのだけど、実は、PMA-50の購入で、置き換えになったONKYO A-5VL(これもピュアオーディオマニアからは安物のアンプと言われるだろう)をリビングのアンプに転用した。それまでONKYO A-973というアンプだったのだが、A-5VLにするとTANNOY Arundelの低域の締りが良くなった。エッジが劣化していて要修繕と思っていたが……。矛盾するようだがアンプで音は変わるようだ。スピーカーとの相性のようなものかもしれないが。


ピュアならぬプア・オーディオ愛好者としては金がかかりすぎる。しかし、楽器から出ている40Hzの音が出ないということは、本当のコントラバスの音ではなく、その倍音だけを聴いているというような状態だから、邪道と言われても、他に選択肢はない。

サブウーファーのセッティングはなかなか難しい。長くなるので稿をあらためる。
それにしてもオーディオって、一か所いじると、あちこちいじりたくなるなぁ。
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