糊付けボタン

hinomarubotan.jpg先日「お米と食の近代史」で、日本人は第一次世界大戦の時、ボタンを糊付けした粗悪な洋服を輸出したという話を書いたけど、同じ話を池上彰氏もこの間放送された「戦後70年キーワードで比べてひも解く日本」というテレビ番組でとりあげていた。

私が小さい頃は、品質の良いものを、上等「舶来」などという言い方をする人がいた。「くだらない」(江戸の地のもので、京・大坂から来たものではない)ものというのと同じ構図である。
今の若い人たちは、日本製品は品質が良いと考えて疑わないかもしれないが、私の年代だと、外国製をありがたがる風潮があった。

驚くべきはウィスキー。20年ぐらい前まで国産ウィスキーは local whisky と言われ、訪日する欧米人からウィスキーの代替品扱いされていたが、今は Japanese whisky として、日本はスコットランドやアイルランドに並ぶウィスキー産地として認知され、近年はサントリーとニッカの日本勢が世界最高のウィスキーと評価されている。ただし、「最高」とされるものはめちゃくちゃ高価だが。


ところで、前に書いたように「糊付けボタン」の話は、私は学校(たぶん小学校)の社会科の時間に聞いたと思うが、学校ではそんな話を聞いた憶えがないという人もいるようだ。別に、文科省が教えるべきこととしていたわけではないだろうから、地域や時代によるのかもしれないし、たまたま私の担任教師が、こんなひどいことをした時代があった、という自省を込めて話したのかもしれない。

私が通った小学校は、祝日や学校行事ではあたりまえに日の丸が掲げられていたし、お正月は元日には登校して、新年のあいさつをするという、どちらかといえばかたい学校だったし、子供もそれに特に疑問を持つこともなかった(家でも祝日には日の丸を揚げていた記憶がある)。また、終戦時には航空隊にいたという先生とか、シベリア帰りの先生もいらして、戦前の学校行事の形は結構残っていて、過去を懐かしむところもあり、それでいて、戦争や日本の歴史を反省するという、今から思えば、ちぐはぐなようで、わりにバランスの良い教育だったのかもしれない。

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