教頭になりたくない

kiboukoukaku.jpg 先日、大阪市教育委員会が、教頭を志望する先生が少ないので、校長の推薦制を実施すると報道されていた。
副校長や教頭があまりに業務多忙なため、昇任試験の志願者が少ないので、各校長に部下の中から教頭候補者を推薦させ、受験させる異例の策という。

でも、希望者がいないから、無理やり指名するっていうのはどうなんだろう。
それに、教頭になりたくないのは、単に多忙だからというだけではないと思う。「生涯一教師」として子供に向き合いたいという先生も多いのではないだろうか。
また、それまでの人生で経験のない事務的な仕事を突然やらなければならなくなるなら、不安感も大きいだろうし、要領が分からなくて不要に時間がとられたりもするだろう。

大阪市は公募校長問題(歩留まりが悪すぎる)があるからだという意見も眼にするが、実はこの傾向は全国的なものといわれている。
以前、東京都教育委員会はこうした問題意識を背景として、学校の校務をどう改善するかについて調査したことがあると聞いた。(⇒東京都教育委員会「小中学校の校務改善の方向性について」
教頭の多忙感が何によるものか、教頭職の業務の多くを占める校務の実態を調査したものらしい。学校経営という視点から、それにあった組織とはどんなものか、ITによる支援のありかたなど、幅広く調査しているようだ。
教頭の激務を教頭だけに押し付けず、組織的に支えられるようになれば、状況の改善が見込めると考えているのだろう。

犠牲者を選ぶ制度ではなく、犠牲者が出ない制度を作るべきだと思う。
(東京都だからできる、大阪も都になればできる、なんて言わないよね)

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