ハウステンボスの音楽

ハウステンボスの場内の音楽は、どうやら区画ごとにジャンルを決めているようだ。
ホテル・ヨーロッパはモーツァルトばかりで、ホテルのクルーザー内もモーツァルト。
隣のタワーシティ付近は何故かチャイコフスキーのバイオリン協奏曲ばかり流れていたように思う。
アトラクション・シティの方へ行くと、ウィンナ・ワルツ。

ハウステンボスは音楽の催しが多い。歌劇団(宝塚風のハウステンボス歌劇団)や、多くの演奏会がある。
歌劇はちょっとのぞいてみたけれど、宝塚風はこそばゆくて苦手なので、じっくり見ることはせず、ちょっと垣間見た程度(実は聴こうとして会場の椅子に座っていたら、こちらは優先席ですと追い立てられたのだけど)。

HTBamsterdamsquare.jpg アムステルダム広場ではいろいろな出し物があるわけだが、ここはオープン・スペースという条件だからだけど、電気拡声がきつくて、音量にたじたじとなる。演奏自体はノリノリのものが多いのだけれど。
また、聴衆も、ダンス音楽(タンゴとか)が流れたら、海外だったらきっと踊るのだろうけど、ただじっと聴いているだけだから、演奏するほうも張り合いがないのではないだろうか。

夜には仮面舞踏会と称するディスコ・パーティがあるので、踊る気まんまんで来る客(主に若い女性)もそれなりにいる。
ホテルからは舞踏会用の仮面がプレゼントされる(普通に買えば500円らしい)。

もっとも私は仮面をもらっただけで、踊りには参加していない。他にマントや衣装の貸出などもあるらしい。


で、一番期待したのはホテルで行われるコンサート(トータル60分)なのだけれど、ファースト・ステージのポップスの男声三人組は、違和感のない、まあまあの出来だった。ただ、伴奏はカラオケである。

HTBconcert1.jpg HTBconcertprog1.jpg


ポップスではマイクを使っていたが、クラシックは勿論アコースティック。
会場のホテルのラウンジは、絨毯張りだし、開放的だが、天井は堅くて滑らかな材質だし、一面ガラス張りだから、結構響く。お昼などにも、ピアノやバイオリン、チェロがソロをやっていたけれど、マイクを使ってるのかと思うぐらい。

オペレッタは、ソプラノもテノールも良かった。
ソプラノは写真でわかるように細身の方だけれど、会場の響きもあって、しっかりとした声で聴きやすかった。最初の「私のお父さん」はあまりに有名な曲だけど、情感たっぷりに歌われていて、歌手の容姿ともあいまってなかなかのもの。
テノールも柔らかい良い声であった。(野郎の写真は撮ってもしかたがないなどと珍之助さまのようなことを言うつもりはないが、良い写真が撮れなかった。写真でソプラノの後ろ、ピアノの向こうに座ってこちらを向いている顔がかろうじて写っている。)

HTBnightconcert2.jpg HTBconcertprog2.jpg


ちょっと困ったのは室内楽。ピアノ、バイオリン2、チェロという組み合わせなのだけれど、"アイネ・クライネ"のおそらくビオラ・パートだろう、これがピアノで叩かれるのはどうなんだろう、普通目立たないビオラが異質な音で鳴る。演奏する方は面白いと思うよ、仲間内で何かやろうというノリで。
また、これがびっくりするくらいの高速。アレグロでなく、プレスティッシモ。
これを演奏者目線で楽しもうというのなら、それはそれでありかもしれないが、絶対に「クラシック鑑賞」という言葉は似合わない、曲芸。

他の曲もいずれも驚くべき高速演奏。早く寝たいから高速にしたわけではなさそう、アンコール曲まで披露したから。
とりあげられた曲はいずれも良く知られたものだが(プログラム写真参照)、上品なコンサートにするなら、アンサンブルの編成にあった曲を選んだ方が良いと思う。
この構成だったら、たとえば、モーツァルトのピアノ三重奏(Pf、Vn、Vc)などが良いだろう(あ、一人余る)。

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