立ちション禁止(その2)

20150902_main01.jpg 前に「立ちション禁止」の記事で、トイレが汚れるから男も座って用をたしなさいという話があると書いた。

この問題について、NHK「ためしてガッテン」が、じっくり取り上げていた。
といっても、立ちション禁止の是非を直接論じているわけではなく、立ちションにともなう、尿はね現象について、科学的に考察するというものである。

20150902_08.jpg まず尿はねの観測。
トイレ掃除をする人の実感が数値化されるわけだが、非常に遠く、高い位置にまで飛沫が届いている状態が特殊な光学的処理とともに解説される。

ぼっとん便所で大便を降下させた場合、その「おつり」が尻を直撃することがある。落下物が衝突時に分割されて運動量がその一部に卓越的に譲られるからである(スーパーボール2コを上下に接した状態で床に落下させた場合、上側のボールは落下をはじめた高さを超えて跳ね返ってくる場合がある)。
しかし微小な飛沫に対して空気は大きな抵抗になるから、単純に飛沫の運動量の問題ではないだろう。おそらく、落下物の運動量は飛沫だけでなく、空気の流れも引き起こしているのだろう。
20150902_07.jpg

次に番組では、尿はねが起こっているまさにその動的状況が解説される。
その結果、尿が男子用便器に到達するとき、水流として到達するのであれば、尿はねはあまり起こっていない。
細い尿の流れは、便器に達する手前で玉状に分離し、それが次々に便器の面に衝突するために飛沫が生成される画像が示される。
20150902_06.jpg
さらに番組では、この水流が玉状になる位置について、米国の物理学者が約12cmであることを結論づけたことが紹介される。

番組中では「水には玉になりたがる」性質があると説明していたが、これは表面張力であろう。
したがって、糖尿病患者であれば、おそらく表面張力は健常者より弱いと考えられ、12cmよりも遠いところまで水流が維持されるのではないかと考えられる。
筆者はこの研究に対し、イグノーベル賞の推薦をしたいと思う。


番組では、尿はねの問題から離れ、ウォシュレット(NHKであるから温水洗浄便座と表現している)により引き起こされる肛門掻痒症がとりあげられていた。弱った皮膚に温水が滲みこんで、痒みが続くという説明であった。

ウォシュレット・シンドロームという言葉は、ウォシュレットでないと用が足せないという一種の中毒症を指す場合もある。
筆者は中毒とまでは言えないが、依存症ぎみである。

本稿で用いた写真はカラダの健康ノートに掲載のものを無断利用させていただいています(元はNHKだから良いか)。


関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

Gallery
検索フォーム

⇒記事一覧

プロフィール

六二郎。六二郎。


定年退職
苦しい家計の足しに再就職
=いつクビになってもええねん
 言うたもん勝ちや!のブログ
リンク
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
アーカイブ
カテゴリ
タグ

ITガジェット 書評 マイナンバー Audio/Visual 

現在の閲覧者数
聞いたもん