久しぶりのAmazonアプリ

Amazon版のGoogle playであるAmazonアプリストアから、インストール用アプリのバージョンアップとともに、2,000円分をキャンペーンで提供するというメールを受け取った。

前にAmazonアプリストアのサービスが始まったとき、いくらかの「Amazonコイン」なるものが付いてきて、有料アプリを1つその範囲で買ったことがあるのだけれど、Amazonアプリが常駐して余計なバッテリー消費をしそうで邪魔っけに思ったので、新しいスマホではAmazonアプリをインストールせずにほっておいた。
しかし、2,000円というとAndroidアプリとしては結構な金額である。この際、何か良いアプリはないか調べて、お金を出してまで使う気はないが、あったら是非使ってみたいというアプリを一つ見つけた。
「新漢語林」1,900円である。

アプリの説明を見ると漢字が手書き入力できるという。漢字の検索は、読み、部首、画数などが漢和辞典の定番であるけれど、手書きは、紙の辞書では実現できないわけで、これは面白そうだと思った。
Screenshot_2015-10-05-20-42-11.pngScreenshot_2015-10-05-20-41-17.png
ということで「新漢語林 第二版」をインストールした。
何と言っても期待の高い手書き入力である。「卞」という字を試しに手書きしてみた。
候補にはその「卞」の他にもいくつか上がってくる。まだ、本格的に使っていいるわけではないが、これは役に立ちそうである。

と、暫く喜んでいたのだけれど、そもそも私は普段から文字入力は手書き(mazec)を使っている。あらためて「卞」を普段の手書き入力で入れてみると、ちゃんと出てくるではないか。新漢語林がmazecを流用しているとは思えないのだけれど、漢字に特化して特別スゴイということではないかもしれない。
手書きにはあまり期待せず、部首、画数、読みなど、いろんな方法で検索できるということで満足しよう。他の汎用的な辞書アプリ(私はDroidWingを使っている)ではそういうわけにはゆかないから。

Screenshot_2015-10-09-11-52-13.png この辞書は、親字数1万4,629と、かなりのものなのだが、それでも収録されていない漢字はあるわけだ。
スマホにはとんでもない文字も表示される。
「え~、こんな文字もスマホに入っているの!」と驚く。
その一つが、1-94-88.png※(「靈」の「巫」に代えて「龍」、第3水準1-94-88)である。

良くこんな文字を見つけたなと思われるかもしれないが、これは万葉集の

わが岡の1-94-88.png神に言ひて降らしめし雪の摧し其処に散りけむ    藤原夫人

というかなり有名な歌で使われており、斉藤茂吉「万葉秀歌」でも採られている。青空文庫に入っている本だが、これをiPod touchで読んでいるときに、きちんと表示されて驚いた。その後、Androidスマホでも表示を確認した。

残念ながら、この文字は新漢語林には収録されていなかった。
(これとか、JIS第3、4水準を収録している辞書ってどんなんだろう?)

Screenshot_2015-10-05-20-40-21.png Screenshot_2015-10-05-20-40-10.png 期待はずれというか、期待ほどではなかったところもあるわけだが、使ってみて、これは使えるなと思ったのは、漢籍の引用が結構入っていて、全文検索でヒットすること。

たとえば「香炉峰」で検索すると、例の「香炉峰の雪は簾を撥げて看る」がきっちり出てくる。なお、平仮名で「こうろほう」と入力してもOK、辞書内に読みも入っているからのようだ。
他にも思いつくまま「国破」、「帰去来」とか、有名な漢詩の言葉を入れてみたが、ちゃんとその漢詩の引用部分が検索されてくる。これはなかなかの優れものだと思う。もっとも、全文が出てくるわけではない。「長恨歌」なんか出たら楽しいだろうが。そういうのはWeb検索に任せたということだろう。(テキストを選択して、Web検索を呼び出すことができる。)

漢和辞典というのは、漢文・漢詩の知識がなければ使いこなせるものではない。私には無理な話であるが、そうした教養のある人はどう評価するのか聞いてみたい。

ということで、このアプリには満足(何せ実質タダだし)である。しかし、Amazonのキャンペーンのやり方はちょっと思いやりがないというか、わかりにくい。

というのは、2,000円のプレゼントなるものは、Amazonで付与されたクーポンの残高確認では表示されるのだけれど、肝心のAmazonアプリストアでは表示がない。
Screenshot_2015-10-08-09-20-56r.png アプリ購入にはAmazonコインという電子マネーのシステムもあり、Amazonアプリストアが始まったときはその形で特典が付与されたのだけれど、今回はそのシステムにはのっていない。アプリ購入時には1,900円の表示がそのままで、キャンペーン・クーポンの適用については全く情報が与えられない状態で購入ボタンを押すことになり、課金される不安が拭えない(貧乏くさっ)。

説明では、購入後の注文確認メールに表示されるとなっていて、実際、今回もそのようにメールが来たのだけれど、メールが来るまでの間、本当にクーポンが適用されたのかわからずやきもきさせられた。

また、Amazonの説明には、

※ iPhone、iPad、Androidタブレット、Windows Phone版Amazonアプリではアプリストアはご利用いただけません。

とあり、タブレットは対象外のようだ。しかし、ものはためしと、タブレット(SH-08E)へもインストールしてみることにした。

Google playでも、Amazonアプリストアでも、有料アプリは1度購入すれば、同じユーザーは「購入済」となって課金されないはず。もし今回のキャンペーン・クーポンが、端末種別も識別するような手の込んだことをしていなければ良いし、もし識別されるなら、購入時に何らかのメッセージが出るだろう。

今のところ、Amazonから購入通知のメールは来ていない。
良かったんですよね、Amazonさん?
それにしても、スマホとタブレットって、どう区別するの?

(Androidは端末種別をシステム情報として保持していると思うけど、それに頼って良いの?)


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