タバコと映画

2015-11-03_170821-crops.png Amazonビデオで「おくさまは18歳」を見ていたら、高木先生・飛鳥夫妻の家で、高木先生がタバコを吸うシーンがあった。
この頃(70年代)は、タバコがとりたてて目の敵にされるようなことはなく、映画やドラマでは、大人の男のアクセサリーとして使われていた。

そういえば2年程前、宮崎駿監督の「風立ちぬ」にタバコを吸うシーンがあるとかでクレームが付けられたという事件があった。昔の映画だったら、制作当時の事情であるとしてクレームにまでは至らないが(特にボカシを入れたりもされない)、新作の場合は喫煙を奨励する意図だということのようだ。

romanholidaytobacco-crop.jpg 以前は、テレビで多くのタバコCMが流されていて、CM業界ではタバコはドル箱と言われていたと聞いたことがあるが、タバコを「カッコよく」吸うシーンが喫煙奨励ということで、CMは流されなくなった。

「スタートレック」では、だれもエンタープライズ艦内でタバコを吸わない。ノヴェライズ本を読むと、そんな悪習はとっくの昔にすたれていると書いてあったような憶えがある。
ただし、このTVシリーズ(日本題は「宇宙大作戦」)が制作されたのは「おくさまは18歳」より古い、60年代である。 未来にはタバコのような有害無益で馬鹿馬鹿しい習慣はすたれているはずだという期待を込めて、日本ではまださほど問題になっていない頃から、米国では嫌煙メッセージが流れていたと思われる。
romanholidaytobacco3-crop.jpg
映画で描かれるタバコは、大人の男のアクセサリーという扱いが多いのだが、大人になろうと背伸びをしている子供がいきがって吸うというのもある。
こうした子供は、タバコを楽しむために深く吸い込むようなことはせず、煙を吐き出すために吸っている。なんとももったいない。また、その姿勢も、体をくねらせたり、足を斜めに出したり、崩れた姿勢で、やさぐれた印象になる。

ちゃんとした大人は、静かに深く吸い、ゆっくり吐き出す。直立不動の姿勢で、背筋を伸ばし、足は心持ち開いても、けっして斜に構えない。もちろん吸い殻を道などにポイ捨てなどは決して行わない。
タバコは紳士が嗜むものである(ゴホン)。
romanholidaytobacco4-crop.jpg
映画のタバコを吸うシーンの話に戻る。

映画のシーンでもっとも印象的なのは、「ローマの休日」。
"はじめてのたばこ"
"大人の男のアクセサリー"という類型的な扱いではないこのシーン、真っ直ぐにかまえたオードリーの姿が愛らしい。

スナップショットの最後の1枚は、映画の中でカメラマンがライター型隠しカメラで撮影したという設定のもの(だから下からのアングルになっている)。


romanholidaytobacco5-crop.jpg こういう姿でも、このように素敵だからかえって、クレームの対象になるのだろうか。







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