広岡浅子

前に、大河ドラマ「花燃ゆ」と朝ドラ「あさが来た」を比較した。

COTMs4yU8AAv7WK.jpg「花燃ゆ」はあと1回で終了だそうだ。
本ブログでは批判的に書いたけれど、こうしてみると、なんだか名残惜しい。
井上真央が悪いわけではなくて、大河ドラマの宿命である歴史性についての微妙な立ち位置の脚本の問題である。
お話としてはそれなりに楽しめたし、随分前に「大河ドラマの功罪」で書いたとおりの「功」はたしかにあったと思う。
つまり、ドラマで取り上げられた歴史上の人物について、あらためて知ろうとする契機として、美和(文)はともかく、楫取素彦はもちろん、出番は少ないが紡績業発展につくした人々(星野長太郎、新井領一郎とか)など、あまり大きく取り上げられてこなかった偉人の存在を教えてくれた。

一方の「あさが来た」の方だけれど、最近、小前亮「広岡浅子」を読んだ。
著者もこの本に書いているように、この広岡浅子が再び凄い人物として脚光を浴びたのは「あさが来た」の力である。実は、私もNHKの制作発表があってから調べた口である。
実際、広岡浅子をとりあげた本は、前にこのブログでとりあげたときには未だあんまり出版されてなくて、古川智映子「小説土佐堀川 ――女性実業家・広岡浅子の生涯」ぐらいしかなかったけれど、今では何冊か出版されている。「あさが来た」にあやかっているのである。

さて、こちらの朝ドラは広岡浅子をモデルとしながらも、自由にお話を作っているわけだが、本当は怖いおばさんだったに違いなく、そばに寄るのは御免蒙りたい浅子(小前前掲書)が、何ともかわいらしく描かれているにしても、埋もれていた人を再評価させる点、大河ドラマに劣らぬ功があることを実証している。

いつも見ているわけではないけど、先日浅子の妊娠を喜ぶ店の中で、新次郎にひそかに思いを寄せる下女の姿が描かれた。多分、彼女が浅子が新次郎の妾に選んだ女がいたという史実に沿った役になるのだろう(史実では多くの子供を産むから軽い役ではないのだけどあの役者で良いのかな)。


ご苦労様でした「花燃ゆ」、まだまだ頑張ってください「あさが来た」。

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