コンピュータ・システム・エンジニア

単にシステム・エンジニアでも良いわけだが、昨日書いたように、フォン・ブラウンのような仕事をする本物のシステム・エンジニアと区別するため、コンピュータ・システム・エンジニアとした。以後はSEと書くことにする。

さて、SEというのは特定の技能を指す言葉だろうか。世間で普通に使われているのはどうもそうではないようだ。コンピュータ周りで働く人で、金物をいじらない人をSEと呼んでいるように思う。
それで、SEというような一般的な名前では、職務やスキルを表していないという意見があり、最近はITSS(IT Skil Standard)などでは、ネットワーク、データベースといったITの専門分野のスペシャリストということで、ネットワーク・スペシャリストとかデータベース・スペシャリストと呼ぶべきという意見もある。あるいはSEを使う場合でも、ネットワークSEとかデータベースSEという具合である。こういう発想だと、SEは専門性が低く、ITスペシャリストより低い地位におかれている。

しかし、私が思うに、これはフォン・ブラウン型の本物のシステム・エンジニアに代わるものではない。現実にはフォン・ブラウン型のSEなどいないからといって、SEをITスペシャリストと言い換えて済む問題とは思えない。本物のシステム・エンジニアがいないという問題なのだ。
やっぱり、「私はシステム屋ですから」というシステム屋の矜持のようなものを期待したい。もちろん、「ネットワーク屋」とか「データベース屋」というのも立派な職能なのだけど、システムズ・エンジニアというのはそれとは違う存在として考えたい。

システム・エンジニアとITスペシャリストの違いは、言語学者と英語の先生の違いのようなものだ。生成文法と英語の文法の違いである。
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