こんなところにもマイナンバー

gendogakutekiyoumsn.jpg 前に、年金の手続きで、マイナンバーを記入した届をした話を書いた。

今度は、医療保険(国民健康保険)でマイナンバーの記入を求められた。
私は厚生年金だけれど、家人は収入の関係で国民健康保険に加入している。高額医療費については、事後還付が行われるわけだが、事前に「限度額適用認定証」を受けていれば、月に支払う医療費そのものが、減額されるわけだ。

厚生年金や共済の場合はいちいち手続きをしなくても還付される。国保もそうしてもらいたいと思う。

この手続きをしようとしたら、マイナンバーの記入を求められた。
マイナンバーの記入に抵抗感はないわけだが、ちょっと不思議である。

窓口では、私が申請書を出す前、つまりマイナンバーを伝える前に、家人がその手続きに適合するかどうかをすぐに調べてOKと告知してくれた。

しかも、去年の10月分の医療費の還付が、まもなく行われるということまで教えてくれた。

マイナンバーがなくても、従来から市の情報システムは、住民の情報を内部で名寄せしていて、所得の確認や保険の加入状況などが瞬時にできるようになっているわけだ。

そこで疑問。
国保の制度は、市で完結していて、加入・掛け金・支給にかかる情報が、他の機関に出る必要はないはず。

医療機関とのやりとりは、被保険者番号で行われる。

そうなら、本質的に名寄番号であるマイナンバーを使う必要はない。
一方、国保の標準事務は、多分、全市町村共通で、厚労省あたりが決めていると思うのだけれど、なぜ、ここにマイナンバーを入れようと考えたのだろう。
必要性があるというより、マイナンバーが出来たから入れておこうという発想ではないだろうか。
OECDのガイドラインに準拠するなら、必要でない個人情報は収集すべきではない。国は何のために収集するのか説明できるのだろうか。

私はその発想は安易だと思うけれど、そのことが不適当だとは思わないのだけれど、一方で、マイナンバーを秘匿しなさいという雰囲気や、ネットワークを分離しなさいという「セキュリティ指導」がなされていると、何のためのマイナンバーなのか、わけがわからなくなる。

そうした腫物に触れるようなマイナンバー対応は、システムのコストを間違いなく押し上げる。
まして、マイナ・ポータルで考えられているような、自己情報へのアクセスに対応しようとすると、どう考えてもネットワーク分離などということはアリエナイのではないか。

前に"マイナンバー・アイソレーション・ブース"というのを提案したけれど、こういう個別の事務にマイナンバーが入り込んできて、その都度、マイナンバーを別管理するのは、面倒でコストもかかる。なお、直接住民情報を管理する住基や国保などのシステムは、会計や人事などの市町村の組織管理のシステムとは分離されているようだ。

そうではなく、マイナンバーは名前と同じと割り切ったら、システムはシンプルになり、コストを低減できるはずである。

マイナンバー制度というのは、実に一貫性のないものである。
名前と同じように扱って、柔軟に利用する方向で考えるのか、それとも必要最小限の利用を厳密に考えるのか。どうも、その両方の方向性が、何ら調整されずにすすめられているような気がしてならない。

ところで、国保は都道府県を保険者にする制度改正が予定されている。
今までは市町村で完結していた事務が、都道府県と窓口となる市町村に分担されることになる。そうなると、また、マイナンバーの管理の徹底とやらで、高いシステムを作ることになるのではないだろうか。

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