マイナンバーカードってデザイン悪すぎ

今度の提出先は、退職金を預けている信託銀行である。
こうやって、私の資産状況が当局に把握されていく。
個人番号カード(マイナンバーカード)を受け取ってからの提出では、カードのコピーの添付が求められる。
先日、W県I市でも、源泉徴収のためにマイナンバーを届けたけれど、このときは私のマイナンバーカードを渡して、コピーをとってもらったのであまり気にしていなかったが、今度は自分で、自宅でコピーをして、所定の用紙に貼り付けるので、実に面倒に思った。
コピーを撮って切り抜いて貼るだけと言えば簡単そうなのだけれど、前にも書いたように、マイナンバーは裏面にしか表示されていないから、表裏をコピーしなければならない。
表に堂々とナンバーを表示して、コピーをとるときに目隠しをするほうが良い。かつて運転免許証に戸籍が記載されていたとき、戸籍部分を目隠ししてコピーをとるという配慮をしていた自治体もある。
マイナンバーカードの色使い、コントラスト、そして文字の大きさ、コピーが綺麗にとれないようにデザインされてるんじゃないかと思う。じっと目を凝らせば読めないこともないけれど、かなり読みにくい。
コピー濃度などをいろいろ調整しないと、綺麗にコピーできない。
いい加減にコピーすると提出先の人が困るんじゃないかと思ってしまう(私はコントラストや輝度をいろいろ調整した)。
表の手書き領域を用意したために、文字が小さくなったのだと思うけれど、この手書き領域なんか裏に回しておけば良かったんじゃないか。
運転免許証のコピーをとるときにはこんな苦労はない。
要するに、このデザインを考えた人は、カードの使われ方とか全く考慮していないのじゃないか(デザインで重要なのは機能や使われ方に合致したものであること)。
そして、全体に美しくもないし、身分証明書らしい重厚さも感じない。写真は汚いし、マイナちゃんは邪魔(どうせなら菊の御紋でも付けたらどう)。
考えたことは、身分証として提示したときにマイナンバーが見えないようにするということだけ。
折角の考えだけど、浅知恵の典型。

ということで、簡単にできそうな届け出用紙なのに、何枚もカードのコピーをとりなおして(紙とインクを無駄にして)、苦労して完成させた次第。
さすがに銀行はお堅いようで、目隠しシールも付けてくれている。
久々の登場、ドS刑事
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