iPhoneのロック解除

米国でAppleとFBIが争っている。
FBIが捜査のためにiPhoneのロック解除を要請したが、Appleが応じないということである。

Passlock-iPhone.jpg 同様のロック解除が争われた別の事件では、ニューヨーク連邦地裁はAppleを支持して、政府要請を却下したと伝えられている。

もちろん、公益優先かプライバシー優先かという話なのだけれど、こういう問題の立て方では一般解は存在しない。ケース・バイ・ケースという答えしかない。
さらに哀しいことに、インカメラ方式すら使えない状況だから、始末が悪い。

この問題に関して、大統領候補のトランプ氏がtwitterで、Appleの不買を呼びかけたけれど、投稿にiPhoneを使っていたというオチもあるようだ。


それはそうと、FBIが求めているのは正確にはロック解除ではなく、パスワードミス10回で端末初期化というのをやめてくれということ。で、Appleはそんなことをするのはユーザーを裏切ることになると。
え、できるんや、と思ってしまう(これはクラッカーにやる気を出させると思う)。

これから出す製品に組み込むことは勿論可能だけれど、現にロックされているiPhoneに対してできるというのなら、その時点でセキュリティに欠陥があるということになるのではないだろうか。普通、ICカードなどは、メモリーの直接読み書きは不可能で、かならずカード内部のプログラムを使わなければならないはず。つまりこのプログラムを使う方法があるということになる。

以前Windowsが、"BitLocker"というドライブやUSBメモリなどを暗号化して保護する機能を装備したとき、パスワードを忘れてMicrosoftに泣きついたが、バックドアはないとすげない返事をされたという話を聞いた覚えがある。


それと、もしiPhoneが初期化されたら、完全にデータが消えるんだろうか。いわゆるサルベージというのは全くできないのだろうか。FBIならいろんなツールを持っていると思うけれど。

また、もしロック解除裏技ができたとしたら、犯罪者などは、端末ロックに頼らない保護(たとえば暗号化)をするようになるのではないだろうか。以前、オウム真理教事件のとき、教団が使っていたPCのデータは暗号化されていたそうだ。たまたまパスワードリストが手に入ったから読みだせたという話を聞いたことがある。

今回は端末上のデータだけれど、犯人がiCloudにデータを置いていたら、Appleは読みだせるという話もあるようだ。
そうなんや、やっぱりクラウドを使う時は暗号化しなくちゃ。

そうそう、私はiPhoneユーザーじゃなくて、Androidユーザーだった。
Androidではどうなってるんだろう。

関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

Gallery
検索フォーム

⇒記事一覧

プロフィール

六二郎。六二郎。


定年退職
苦しい家計の足しに再就職
=いつクビになってもええねん
 言うたもん勝ちや!のブログ
リンク
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
アーカイブ
カテゴリ
タグ

ITガジェット 書評 マイナンバー Audio/Visual 

現在の閲覧者数
聞いたもん