守れないルール

20160629-20102888-carview-000-2-view.jpg ネットの情報サイトを眺めていると「助手席に子供を座らせたら悪い、は日本人の誤解である」という記事が目に入った。

記事の趣旨は、
  • 日本国内では、子供は後部座席にチャイルドシートを装着して座らせ、隣に大人が付くようにすることが良いとされているけれど、常に大人が2人いなければ実行できないルールである
  • 欧米の車は、助手席エアバッグを作動しなくするスイッチが付いていて、子供を後ろ向き(つまり運転手と対面できる形)に乗せるのは普通のことである
というもの。
airbag_mortal.jpg 先日、助手席のエアバッグの作動が原因とみられる子供の死亡事故があり、この記事もそれを踏まえてのものである。
記事では、さらに、子供がうしろで泣き叫んだらとても落ち着いて運転はできない、対面できるほうがどれほど安全運転になるだろうという趣旨のことも書かれている。

チャイルドシート義務化以後には、私にはそれを必要とする子供はいないから、こうしたルールそのものを良く知らなかったし、欧米の車の機構についても知らなかった。もちろん安全面から言えば、上述のルールを守ることが良いのだろうけれど、それが守れないときがあるだろうということは、この記事に書かれているとおりだと思う。

昔から、この国では、過剰なルールをつくって、それを押し付ける傾向が強いように思う。
それが、ちょっと警戒し過ぎかなという程度のものだったらよいのだけれど、なかにはルールを作る側の自己満足というか、もっと正確に表現するなら、責任のがれに過ぎないものがあるように思う。

我々はそういう事態に対処するためルールを定めており(責任を果たしており)、それを守っていなかったためにそういう事故を招いたのなら、その者の責任であるという論理である。


これは問題を直視せず、本質的解決を先送りする無責任な態度につながりかねない。

案の定、この死亡事故をとりあげていたテレビ番組では、子供を助手席に乗せることを問題視していて、海外では法律で禁止しているという報道もしていた。
ルールはそのままでその遵守の厳格化を求めているように、私には聞こえた。


自動車の安全性を所管するところは、記事が言うような、助手席に後ろ向きにチャイルドシートを装着した場合の安全性の検証をすべきなのだと思う。
ルールを作っても、それが守れないようなものなら、それで責任を果たしたことにはならない、と思う。

こんな情報もある。
ボルボ、ちょっと贅沢なチャイルドシートの新ラウンジコンセプトを公開
volvo_childseat.jpg

……Volvoは、幼児が進行方向に対して後ろ向きに座るというポジションは、ボルボが考える独自の安全思想に基づいている からだという。
つまり少なくとも3〜4歳位までの幼児の場合、本来は、この後ろ向きの着座ポジションがベストであるというのだ。
これは主に、小さな子供が大人とは異なり、全体の体格バランスに対して、比較的大きな頭を持っていること。そして、その頭を支えるべき、首の筋力が不足しているからだという。


関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

Gallery
検索フォーム

⇒記事一覧

プロフィール

六二郎。六二郎。


定年退職
苦しい家計の足しに再就職
=いつクビになってもええねん
 言うたもん勝ちや!のブログ
リンク
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
アーカイブ
カテゴリ
タグ

ITガジェット 書評 マイナンバー Audio/Visual 

リンク
現在の閲覧者数
聞いたもん