Pokémon GO

2016-07-19_133044.jpg "Pokémon GO"というゲームの話題が沸騰している。

ニュージーランド、オーストラリア、シンガポールなどで先行提供(ソフトローンチ)され、機能確認・改訂、バグ修正などが進められ、米国で正式ローンチ(7月7日)された途端、爆発的にダウンロードされたそうだ。
日本でも今日7月20日にローンチされるという噂が流れている(まだ確認していない)。

過熱気味の状況を伝えるニュースを拾うと、
  • プレイヤーが同じ場所に殺到して、それにより騒動が起こる
  • テレビの生中継中にポケモン探しに夢中のキャスターがカメラを横切った
  • ポケモン出現ポイントで待ち伏せる強盗事件が発生した
  • 博物館などではポケモン探しを禁止した
  • ポケモンを探していて崖から転落死した
  • ヒラリー・クリントンが「ポケモン投票に行く」をやってもらいたいと発言した
  • 任天堂の株価が急騰した
などなど、公開からわずかな期間でいろいろな事件を起こしている。

テレビでゲーム解説を見たが、なるほど、よく考えてできている。
AR(Augmented Reality)技術の応用だけれど、それだけではなくてゲーム性を高めるためにさまざまな工夫をしているし、継続して遊ばせるための工夫(ちゃんとスマホを持って移動しないとマズイらしい。その代行業まで出ているそうだ)も周到に用意されている。

とてもおもしろそう、だから一度は私もダウンロードしてやってみようと思うが、問題は、ポケモンが出現する場所が、私の身近なところにできるかどうかである。

ただし、これにどっぷりはまるかというと、それはないと思う。
こういう、人工的で、他人が作り、他人がコントロールしているゲームで遊ばされるということに抵抗があるからだ。
PCやスマホのゲームの多くは、プログラムの匙加減一つで、いくらでもコンピュータ側が強くできる。ゲーム進行の決定権が相手に委ねられてしまっている。"Pokémon GO"は、プレイヤーを実際に街中で動かさせるという点で、その究極の形かもしれない。

もっとも、プログラマーの鼻をあかしてやろうという遊び方で、お前らに都合によい遊び方なんかしてやるものか、という人もいるだろうけど。


同じPCゲームでも、ルールが外的に与えられている(将棋や囲碁など)ものなら、コンピュータと人間は対等の舞台で戦っているわけだし、パズル(ナンクロとかスリザーリンクとか)はコンピュータば紙と鉛筆、及び正解チェックの支援をするだけだが、これはコンピュータが神様になっている。

そもそもコンピュータ・プログラムで達成される動きは、自然の法則とは無関係に定義される。画面に指で触れて、全然違う場所に指の跡が付いたとしてもおかしくない(スマホのタッチパネルの調子がおかしくて、そういう問題を起すことは多い)。そういう世界で育った人間、つまり自然の因果関係とは別に用意されたトリックの世界で育った人間って、なんだか問題がありそうである。

もっとも、プログラムがどこまで自然の法則に近い動きを再現するかというのも技術。ハコスコによる3D VRもそうである。そして、これは、自然を模倣するという明確な目的があり、現実的かつ価値ある応用が行われている。たとえば医療において手術前に3Dで事前に患部を確認し、模擬練習ができるなどの応用がある。

"Pokémon GO"はおもしろいから、間違いなくヒットすると思う。そのことは悪くないと思うし、やめさせる必要もないだろう。ただ、ゲーム提供者は、危険な場所、他人の迷惑になる場所へのポケモンの出没は避けるような配慮が必要だろう。

いっそ、家の中で世界中のポケモン出没地に仮想的に行けて、ポケモンをゲットできるようにしたら……それじゃARゲームとしての意味がないけれど。


今でも、混雑した電車や駅で、周りへの配慮なくゲームをしている輩がいる。
ポケモンではそんなことが起きないように願う。

電車(高速移動体)の中でゲームをしたら、捕えたポケモンがみんな死んでしまうようにプログラムすることぐらい簡単だろう。


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