重量挙げ~リオ・オリンピック・シリーズ

リオ・オリンピックが閉幕してまもなく1週間、日本は、金12、銀8、銅21、合計41のメダルを獲得した。

前に「知識のアップデート」の稿で、オリンピックはネタの宝庫と書いた。

記事にできそうなことをメモしていて、10本ぐらいは書けそうなのだけれど、その後アップしたのは「リオ・オリンピックの謎」(南半球の季節は冬なのに、何故Summer gameというんだろう)だけだった。

もはや時季外れと言われると思うけれど、ネタを腐らせるのも勿体ないので、蔵出しすることにした。と言っても、オリンピックの感動をストレートに記事にするのは、恥ずかしくてできない。ということで、偏屈な記事ばかりをシリーズで。


RIOEC8700YHCP_768x432.jpg 今日は、重量挙げをとりあげる。

感動そのものは書かないと述べたけれど、女子48kg級の三宅宏実選手の銅メダルは感動的であった。
何が何でも挙げるという形相と、挙がったときの満足そうな顔、そして試技を終えてディスクに頬ずりする姿、そのどれをとってもぐっとくるものがある。

東京1964でもそうだったと思うけれど、オリンピックでは開会後すぐに重量挙げがあるようで、東京のときは、開会の翌日にバンタム級で一ノ関史郎選手が銅メダル、そしてその翌日、三宅宏実選手の伯父さん三宅義信選手がフェザー級で金メダルだった。


それで思い出したのが北杜夫「怪盗ジバコ」(1967年)。

重量挙げなんて単純なスポーツだ、何が面白いんだ、馬鹿じゃなかろかと考えていたが、東京オリンピックのテレビ中継を見て夢中になり、自分が選手になった妄想を抱き、世界一の力持ちになったつもり……
……なのだが家人に、瓶の蓋を開けてと頼まれて果たせず、夢からさめると同時に自信喪失に陥る、
そして、もう使い物にならなくなってしまう……

こんなオリンピック後遺症が部下、とりわけ東京の部下の間に蔓延したため、やむなくジバコ親分みずからメキシコ・オリンピックに出場する、という話が「怪盗ジバコ」の中にある。

射撃のような勝ってアタリマエの競技で金メダルをとってもしかたがないし、各国にいる部下にも配慮して、小国の代表としてマラソンに出場する。はじめからぶっちぎりのトップを快走、給水所ではつぎつぎに御馳走を食べる。しかし最後にビーフ・ステーキを賞味して腹にこたえ、とうとうアベベに追い上げられながらも、今一歩でかわして優勝する、という筋書きだったと思う。

インタビューに答えるジバコ。
あっしは、追っかけられてつかまったことはないのでさぁ


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