「チャレンジ」というルール~リオ・オリンピック・シリーズ

badminton_drible.png 昨日書いたとおり、バドミントン女子ダブルス決勝、日本の高松・松友ペアvsデンマーク・ペアの試合は大変な熱戦で、食い入るように中継を見せてもらった。結果は周知のとおり。

この試合中、デンマーク選手のドリブル(二度打ち)があった。
これについてはネットに「大誤審」として取り上げているページがある。このページには、スロービデオも掲載されている。

私もライブ中継を見ていて、問題のポイントで、松友選手が審判に抗議するのを見た。放送でもスロービデオを流して、たしかに二度打ちになっていた。解説者も2回当たってますね、と言っていた。

上で紹介したスロービデオを見ると、二度打ちどころか、三度打ちのように見える。
二度打ちといっても、ラケットヘッドとストリングド・エリアで、1回のストロークで連続して打たれるのは「フォルト」ではないそうで、ネットの意見でも、セーフというものがある。しかし、私には、最初の二度打ちはそのルールが適用されてセーフだけれど、さらにもう1タッチしていて、これならフォールトのように見える。

今ここで、蒸し返す気はない(勝ったからだけれど)。
しかし、中継中にも思ったけれど、「チャレンジ」は、シャトルのイン/アウト判定にしか使えないのだろうか?
この試合でも何度かあったチャレンジでは、コンピュータが画像解析してシャトルが落下した影を映し出していたが、ダブルタッチの判定はもちろんこのシステムは使えない。だからといって、ビデオを肉眼で見たら、少なくとも判断の材料にはなるのではないだろうか。

「チャレンジ」というルールを初めて知ったのは、テニスの試合中継でだったと思う。あまりに高速だからイン/アウトが判定しきれない。テニスでは、その前はセンサーが音を出す仕掛けを採用していたようだが、レフェリーは参考程度にしていたように思う。

その後、チャレンジが定着してきて、バレーボールでも採用されているようだし、野球でも米大リーグでは既に採用されている。
このオリンピックで知ったのだが、レスリングにもチャレンジ・ルールがあって、こちらはチャレンジに失敗すると、相手にポイントが与えられるそうだ。
チャレンジの乱発はもちろんゲームの進行を妨げるから、どの競技でもチャレンジの回数制限や、レスリングのようなペナルティなどが規程されている。

審判は間違ってはいけない、というのは、ビデオや機械判定に対抗心を燃やすことではなくて、それを審判の道具として使って正しい判定をするということだと思う。ましてや、ビデオが真実を捉えていて誤審があからさまになると困るから、ビデオそのものを否定するというのは本末転倒、まるでラッダイト運動のようだ。

ところで、このオリンピックでは、風の影響でアウトになりましたというシーンが何度もあった。
昔、体育館関係者から聞いていたところでは、バドミントンのときは空調を止めるというのだけれど。


【追記】

より見やすくするために、前記のビデオを、拡大して再生速度を落とした動画を作成した。

double_touch_final_s.gif


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