技術を盗まれる心配は~リオ・オリンピック・シリーズ

リオ・オリンピックの最後の最後に、驚くべきことが起こった。
400mリレーで日本チームが銀メダル。

北京で銅メダルをとったときは、たしかアメリカが準決勝で失格していたと思う。
今回は、アメリカを抑えて(ただしアメリカは結局は失格)の銀メダルだから、文句なしである。

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なんといっても、4人の選手の誰一人として、100mを10秒以下で走る選手がいないのに、37.6秒という記録である。リレーゾーンをいっぱいに使って、助走してトップスピードでバトンを受ける、理屈はそうなのだけれど。

日本のバトンパスは世界一です
選手はそう胸を張ったし、優勝したジャマイカのボルト選手も賞賛していた。

でも気になる、この言葉。これには「今は」と付くんじゃないか。

テレビの解説によると、リレーのバトンパスにはオーバーハンドパスとアンダーハンドパスがあって、アンダーハンドのほうがスピードが落ちないが、ミスが起きやすいのだそうだ。
多くのチームは安全サイドのオーバーハンドパスを選択するが、日本は練習を繰り返すことでミスを防げると考えて、アンダーハンドパスを行うのだという。

つまり技術の勝利というのだけれど、この技術は日本以外の国の選手にはまねできないものだろうか。

日本は技術で勝利しても、その技術がまねされて勝てなくなる歴史を繰り返してきたように思う。
あるいは、まねできないような技術だったら、ルールを変えてその技術をルール違反にされてしまう。
  • バレーボールでは日本があみだしたクイックや時間差攻撃などのプレーはすぐに真似られた。それだけでなく、以前はブロックも1ストロークと数えていたのが、ブロックはストロークに数えなくなった。この結果、ブロックで有利になる身長の高い海外チームは、1ストロークの余裕をもってパワーのあるスパイクが打てるようになった。
  • スキージャンプでは、身長に対するスキー板の長さ制限で、身長の低い日本選手には不利なルール改正が行われた。
  • 古くは、平泳ぎでの潜水泳法。日本選手が得意としたこの泳ぎ方は禁止された。
  • 卓球でも、サービスのときに指先の器用な日本人がボールに指で回転を加えて返しにくいサーブを打つので、今のように掌にのせてトスするようにルールが変わったと聞いたことがある。
陸上のリレーでは、海外のチームもアンダーハンドパスができるように技術の向上をめざしてもらいたい。
でないと、アンダーハンドパスそのものが禁止されかねない。

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