読書で寿命が伸びる

dokusho_yd_book2.jpg ネットの情報サイトに、“読書で「寿命が伸びる」のは本当か ”という記事があった。

私は月10冊以上は読んでいるから、読書量は平均より多いと思う。この記事で引用されている調査では、月7冊以上読む人を最上位の階層としているから、私もここに属する。

ただし、自分では読書家だとは思っていない。
理由は簡単、読書時間がほとんど通勤電車だからだ。
読書家というのは、やはり書斎で本と睨めっこして、徹底的に読みこなすような人でなければ本物じゃない。

もっとも私の先輩には「通勤時間が長いやつほど文化人だ」と言っていた人がいる。通勤時間が貴重な読書タイムという意味だ。


冊数というのもいいかげんなもので、ハーレクイン・ロマンスのようなものを何十冊読んだところで、それで読書量が多いと言えるだろうか。
数学の本などは教科書ですら1ページ進むのに何日もかかることはザラ。それでもじっくり取り組めば理解もできようというものだが、読んでも読んでも理解できないハイデッガーの著作なんて、ついに1冊も読めなかったと思う。

スラスラ読めるというのは、その本に書かれている世界とか論理と同様・同類のものが、既に読者の頭にある場合だろう。


それはそれとして、読書で寿命が伸びるというならアリガタイことだが、この読書量には、こういうジャンルというか本の特性は考慮されているんだろうか。難しい本ばっかり読んでたら、寿命が伸びるとは思えないのだけれど。

そういえば、読書量と所得に相関があるという説もある。
本を買って読むとしたら、所得がないと買えないから正の相関があってもおかしくはないけれど。(そうすると、所得と健康にも相関があるのでは、というか、それが陰にあるのでは。)

子供の学習能力は、家庭の「文化資産」の量と相関があると言う説があるが、文化資産の量は所得と相関していると思う。

所得と学力の相関だが、たとえば市町村別に全国学力テストの結果と当該市町村の平均所得と相関させてみれば顕著に表れるといわれている。


dokusho_yd_sukima1.jpg はじめに戻る。通勤時間が長いやつほど健康だということについて。
実際は通勤時間に本を読んでいる人はそう多くはない。読書する人よりも、音楽を聴いている人、新聞やネットで情報を得ている人、ゲームをしている人のほうが多いように思う。

“通勤電車の中で何をしている? 年収によって違い”


なお、冒頭にあげた記事によると、電子書籍は場合によっては健康を害することがあるという。
いくつか例示されているが、とくに電子書籍よりも実際の本からの情報のほうが、頭に内容が残りやすいとの結果が出ているという。電子書籍よりも印刷された書籍を読んだ人のほうがストーリーの順序をよく覚えており、その差は「著しい」のだそうだ。

これが本当だとしたら悩ましい。たしかに、私自身もはじめは電子書籍は頭に入りにくいと感じていた(老眼鏡を付けて読むのと、付けないで読むのと同じような感覚)。この頃はそうでもないと思うのだが、この調査は、どんな本を、どんなデバイスで読んだのか、被験者の電子書籍への習熟度は、など、気になる点は多い。

電子書籍は、持ち運びがラクで、いつでも辞書・事典を検索できて便利だと思う。
読書者自身が、電子書籍でも紙の本と同等に理解ができるというなら、統計的な結果を気にすることはないのだけれど。

いるのよねぇ「そういう調査結果があるんだ」と、統計に合わないと事実の方を否定する人が。


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