合祀

IMG_20160924_100759.jpg 一昨日の土曜日、親兄弟の霊を所縁の教会に祀っていただいた。
いわゆる合祀である。

この教会では、春と秋に御霊祭というものを行っていて、それに合わせて、合祀祭というものが行われる。合祀を希望するなら、このときに依頼すれば合祀してもらえる。
その人(霊)のために合祀祭を特別に行うこともあるけれど、今回は、こういう定例の機会があるからどうかという教会側からのお声がけによる。

春と秋というのは、彼岸に時期を合せているのかもしれない。仏教行事だから、神道は本来は関係ないと思うが、衆庶の民俗を考えて設定されているのだろう。


儀式自体は単純なもので、合祀される故人の名前を読み上げ、合祀させていただく旨を宣言するだけ。
その後、遺族などが合祀された社(写真の左端のもの。なおこの写真は御霊祭時のもので合祀祭ではもっと簡素化される)を参拝する。
お供え物もはじめから献饌されているし、玉串奉献などもない。

もっとも御霊祭のほうは、この教派の定式があるのか、軽く1時間半を超える。
ヒエロニムス・コロレド大司教がミサは30分以内にしろといった気持がわかる。


こういう儀式に詳しくないので、はじめ、実家の社にある霊璽か何かを持っていくのかと思ったが、そういうことはない。霊は空中からやってくるようだ。
うちのような普通の家、普通の人でもこうやって、あちこちに祀られるわけだ。

合祀された霊を、もう結構ですと言って抜くことについては聞いてない。(靖国神社はできないらしい)

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