星野道夫展

P_20161009_114224_vHDR_Auto 1 昨日は、京都のT島屋で開催されている「星野道夫展」。

写真展というのは、あんまり食指が動かなくて、この展覧会も新聞販売店がタダ券をくれていて、暇だから行ってみようかという程度で、あまり思い入れもなく見に行った。

しかし、行ってみるとやっぱり、料金をとって展示されるぐらいのものである。見事な写真が並んでいる。
まず凄いと思ったのはカリブーの群れを俯瞰する大画面。
どうやって撮ったのかと不思議に思った。(それは会場の終わりぐらいにビデオで説明されていた。空撮である。)

P_20161009_114132_vHDR_Auto.jpg 次に目が引き付けられたのは、カリブーが一頭、大地に佇んでいるのだが、地平線をバックに立っているように見えるのだけれど、うしろに台地と思しきものがずっと控えている。おそらく台地の下に霧が出て、そのためカリブーが地平線に立っているように見えているのだろう、本当はうしろは切り立った崖を持った台地なのだろう。でないと、合成写真だとしか思えない。

もう一つ、こんどはなんとなく微笑ましいもので、クマが急流を飛び上がってきたサケと睨みあっている一瞬をとらえたもの。サケの表情、具体的には眼がいかにもクマと見つめあっている風情。つくづく写真というのはシャッターチャンスが一番だと思った。

展覧会の出口で、絵ハガキなどを売っているわけだが、ここにこの写真のものはなかった。私としてはこれは人気が出るのじゃないかとおもったのだけれど。


その他、エスキモー(今はイヌイットというほうが普通だけれど、発表当時ハエスキモーだったのだろうか)や、アメリア原住民を撮ったものが印象的だった。
ネズミの巣からジャガイモを取り出して、そのお返しに乾燥肉を入れておくという原住民の習俗をとらえた写真は、写真としてより、その文化に魅入られる。

会場には、星野氏が生前使っていた道具も展示されていて、ブローニー版はほとんどこれで撮られたというPENTAX、カリブーの空撮で使われた35mmのニコンなどが置かれていた。

また、30点ぐらいだろうか、原版と思しきポジフィルムが展示されていた。大きく引き伸ばされた印刷(印画?)展示も良いが、なんといっても、このポジフィルムこそすべてのオリジナルである。
6×9だろうと思うので、上述のPENTAXではないと思うが、見事にクリアーな写真で、デジタル写真なんてこれに比べたらずっと粗いものではないかと思う。

写真をゆっくり鑑賞するというのも、悪くはない。

アップした写真は、会場外で自由に撮影できるもの。本文で紹介した写真もここに載せたかったのだけれど。


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