核兵器禁止条約

K10010747411_1610280905_1610280906_01_03.jpg 核兵器の法的禁止措置に向けた交渉開始の決議が、国連の委員会で採択されたそうだ。

核のない世界をめざすという大統領をいただく米国はもちろん反対。
世界でただ一つの核兵器被爆国である日本も反対。
いろいろ理屈はあるようだけれど、米国の核の傘の下で、米国には反対できないからだと、多くの人がそう見ている。

国連総会委、核禁止条約の交渉開始決議=日本は反対―保有国抜きで来年開催
時事通信 10/28(金) 7:16配信


【ニューヨーク時事】国連総会第1委員会(軍縮)は27日、核兵器禁止条約など核兵器の法的禁止措置について交渉する国連会議をニューヨークで来年開くとした決議を123カ国の賛成を得て採択した。
 日本や核兵器保有国の米ロ英仏など38カ国が反対し、中国など16カ国が棄権した。核開発を進める北朝鮮は賛成した。
 決議はメキシコやオーストリアなどが主導し、55カ国以上が共同提案した。年内に総会本会議で採択され、正式な決議となる見通しだ。核兵器を法的に禁止する枠組みについて、国連で初めて本格的な議論が行われることになる。
 決議は「国連総会は核兵器全廃に向け、核兵器を禁じる法的拘束力のある措置を交渉するため、2017年に国連会議を招集することを決定する」と明記。来年3月27~31日、6月15日~7月7日を会期とし、国連の全加盟国に参加を促している。
 しかし、核保有国側は交渉には参加しない構えで、核軍縮をめぐる国際社会の分裂が一層鮮明になった。
 日本の佐野利男軍縮大使は採決後、記者団に対し、「実効的な核軍縮は核保有国と非保有国の協力の下で進める必要がある」と強調。反対した理由について「意思決定のあり方に国際社会の総意を反映させてほしいと主張してきたが、(決議案には)反映されていなかった」と説明した。
 決議は会議について、多数決による議決が可能な国連総会の手続き規則を用いるとしている。日本は、全会一致(コンセンサス)による意思決定とするよう提案国側に働き掛けていた。
 日本外務省関係者は「安全保障を考慮しながら核軍縮を進めていくという記述が(決議案には)ない」とも指摘した。
 日本と同様、米国から「核の傘」の提供を受ける北大西洋条約機構(NATO)加盟国など欧州諸国も軒並み決議に反対した。 
とはいうものの、核の廃止に対して、日本政府はずっと反対というか、その動きを止める方向で活動してきているから、今回の反対についても予想されたことではある。(⇒「日本外交は奇々怪々」

北朝鮮も賛成していて、もし核兵器が禁止されて、行儀の良い国がそれを遵守すれば、北朝鮮だけが核保有国で残れるとでも考えたか。


私は政府の肩をもつつもりはないけれど、たしかに現実的かどうか、半信半疑である。条約の内容を知らないから論評できないけれど、一斉にや~めたとなっても、それこそ守らない国があったらぶち壊しだと思う。

以前、「人類の敵」条約というのはどうだろうと書いたけれど、核保有はしかたがなくて、やはりその使用に規制を加える、使ったら「人類の敵」というような内容なら、反対するのは難しいのではないかと愚考する。

それに、核兵器といえども人類の科学の成果ではある。
よくマッド・サイエンティストとかが破滅的兵器を開発して、正義の味方がそれを阻止するというSFがあるけれど、私が思うには、そういう破滅的技術が開発されたなら、それを封印することはまず不可能、必ずそれを追開発する別の技術者、あるいはそれをさせる権力者が現れるに違いないと考えてしまう。できるとわかったら、すぐにマネする人が出てくる。

大変なものを発明してしまったが、それとどう付き合っていくか、後戻りはできない。

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