韓国の政治スキャンダル

slide_506656_7085660_free.jpg 韓国で朴槿恵大統領が、国家機密情報を友人に提供していたということが、大きなスキャンダルになっている。
また、大統領との関係をバックに、傘下の財団や個人的に利益を受けていたとか、子供の不正入学というようなことも言われているようだ。

この後者についてはともかく、前者の情報「漏洩」については、そこまで大きな問題になるのかなという感じもする。

もちろん報道の、それもごく一部の上っ面だけで、詳しいことは全くわからないから、私の感覚が正しいというつもりはまったくない。
ただ、大統領が人生で頼りにしていた友人に、政治向きのことも相談するということは、あって不思議じゃないように思うだけだ。

日本でも、権力者が、自分の友人や、公職についていない有力者・有識者にいろいろ相談することは、十分ありそうで、その際、ある程度の内部事情をあかすことが全くないとも思えない。

朴槿恵大統領の場合は、友人が全くの民間人で公職についていないということが問題視されているのかもしれない。公職についていない以上、守秘義務で縛ることができないということかもしれない。
かといって、その友人を顧問だとか政策秘書だとかに着けようとしたら、縁故採用だと指弾されたかもしれないが。

トップがかわったら気心のしれた秘書や、自分の意見に沿う顧問やコンサルを使う。米国はそれが政治の常道で、スタッフ総入替もある。

公職採用で問題が起こるのは異性関係がからんだときぐらい(好色採用)ではなかろうか。
「妾を秘書にしたら問題だが、秘書を妾にして何が悪い」という話もある。
(やっぱりダメでしょう、後者でもパワー&セクシャル・ハラスメントだったら)


だけど、国家の秘密を他国に売るようなことを確信的に行うような人なら、守秘義務条項があるからといって、それを思いとどまるとも思えない。
実際のところ、どういう実害があったのか、そこは今のところ、わからない。
件の友人は「国民の皆さん、許して下さい。申し訳ありません。死に値する罪を犯しました」と言ったというのだけれど、どのぐらい悪いことをしたんだろうか。

朴槿恵大統領の場合、身近なところに信頼できるスタッフがいなかったのかもしれない。
今まで頼っていた友人を、つい頼りにしたくなっただけなのかもしれない。

もちろん、そんなことでは大統領失格だといわれてもしかたがないのだけれど。


韓国という国は、何か不正や不公正があると、国民は敏感に反応するようだ。
以前、韓国の人に「韓国の学生は反政府デモとか、激しいですね、日本では、学生にそういう政治意識そのものがないように思うので、そこは立派だと思うんですが」と言ったら、否定的な反応があったことを思い出すけれど。

いずれにせよ、大統領に対する韓国民の支持率はついに10%程度まで落ち込んだそうだ。

昔聞いた小咄を一つ。
ナチス政権下のドイツ、ヒトラーは狂っていると街頭演説をしている男がいた。
ゲシュタボがやってきて男は逮捕される。
 「容疑はなんだ! 総統侮辱罪か!」
 「静かにしろ、国家機密漏洩罪だ。」

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