潜伏キリシタン、世界遺産に

IMG_20150606_124716-crop.jpg 昨日、ユネスコの世界文化遺産に、長崎・熊本の「潜伏キリシタン」が認定された。

日本にまた世界遺産が増えるわけで、指定に努力してきた人たちの苦労が報われたということで、それはそれでよかったと思う。

しかし、このニュースを見て、いくつか気になることがある。
一つは「潜伏キリシタン」という言葉。学校の社会科の授業などでは、江戸時代に弾圧された信徒は「隠れキリシタン」と呼ばれていて、「潜伏キリシタン」という言葉は耳慣れない。

微妙な問題だから、中途半端な知識で言うのは良くないかもしれないが、私がネットなどで得た情報では、禁教令下で隠れキリシタンとして過ごしてきた人たちの中で、明治以降、西洋のキリスト教に帰依した人たちが「潜伏キリシタン」、そうせず、それまでの信仰を守り続けている人たちは引き続き「隠れキリシタン」という区別があるようだ。

日本が開国し、禁教令が廃されて(明治になってすぐではなかったはず)、「本場」のキリスト教が日本で布教をはじめたとき、隠れキリシタンの人たちは、そうしてやってきた「正統」キリスト教の聖職者たちを頼った。しかし、彼ら聖職者たちは、隠れキリシタンが信仰してきたもの、日々の課業が、あまりにも変質していたことに驚き、そして、これはキリスト教ではないと、受け入れなかった。

これは高校の歴史の授業で教わった話。私は非キリスト教のミッションスクールに学んだのだが、その歴史の教師はキリスト教徒で洗礼も受けていた(このあたりの寛容さは母校の良いところと私は思っている)。ついでに、その教師はマサダの虐殺などユダヤ戦争でも、ユダヤの肩を持っていて、生徒の間ではシオニストかなどとも言っていた。


明治以降、隠れキリシタンは、西洋のキリスト教にも受け入れられず、次第にその数を減らしているというが、それでも、まだそれを先祖代々の信仰として守っている人たちはいるらしい。そして、今回の世界遺産には、この人たちが暮らす村は含まれないというような話をネットで見たような気がする(曖昧で申し訳ない)。なお、隠れキリシタンは長崎周辺だけではなく、関東の幕府天領も含め、各地にもいたらしい。

個人的な意見だけれど、私は現在、キリスト教と認められていない隠れキリシタンのほうが世界遺産にふさわしい文化的価値があるように思う。隠れの歴史があったからこそ、潜伏キリシタンも世界的に特異な文化的価値を得たのではないだろうか。

もっとも、現在の隠れキリシタンの人たちが、世界遺産に登録されたいと考えているかどうかはわからない。なんだか西洋キリスト教の優越感が臭うようにも思うし。


キリスト教を受け入れる素地としての隠れキリシタンがいて、彼らが新しくキリスト教に「改宗」することで、長崎のキリスト教関連施設が建設された。そしてそれらの文化施設が西洋のお眼鏡にかない世界遺産になった、そういうことでしかないのでは。

もう一つ気になるのは、キリスト教の弾圧の歴史があったから、こうした特異なキリスト教受容文化が生まれたわけなのだが、そもそもキリスト教の弾圧というのがなぜ行われたのか、それを西洋の人たちは理解しているのかということ。

禁教令が出された理由として、よく言われるのは、キリスト教の布教と植民地化が一体であったため、幕府は弾圧せざるを得なかったということ。
家康のブレーンであった三浦按針(ウィリアム・アダムス)はイギリス人で、イギリス国教会の信徒であり、当時、日本の植民地化あるいは日本からの収奪を狙っていたスペインがキリスト教の布教はそのために行われていると、もちろんこれはイギリスの国益のためでもあるだろうけど、家康に入れ知恵をしたらしいし、実際、スペインのそのやり方について、具体的な証拠もにぎっていたらしい。

つまり、宗教を支配の道具にしようとしたこと、その忌まわしい、

と私は思うけど、一神教の人たちは必ずしもそうは考えないらしい。未だに政教一致の国である。日本が政教分離をしたのは、国家神道が全体主義的思想教育を行ったことが否定されたからで、実は、このときは、多神教といえども、天皇をトップにした階層的多神教。

歴史こそ、世界文化遺産にふさわしいのではないだろうか。
未だに一神教の人たちは、世界をややこしくしつづけているわけだから。

ごちゃごちゃ書いたけど、潜伏キリシタンが世界遺産になるのが気に入らないわけではない。
潜伏キリシタン、そして隠れキリシタンの歴史を、きちんと踏まえるようにしたい、それが世界文化遺産に接する態度としてのぞましいのではないだろうか。

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はまぐりうどん

P_20180624_115252_vHDR_Ons.jpg 先日、実家方面へ行ったとき、お昼は丸亀製麺にした。

別の店に行くつもりが、そこが貸切で入店できなかった。


何にしようかとお品書きを見ていたら「はまぐりうどん」というのが目に入った。
前に、同じく丸亀製麺で「あさりうどん」を食べて、なかなか良かったので、はまぐりも試してみることにした。
並620円。

P_20180624_120044_vHDR_Ons.jpg あさりうどんも、たっぷりのあさりがはいっていたが、はまぐりうどんもはまぐりがたくさんはいっている。

この一文、すべてひらかな


はまぐりというと、あさりよりだいぶ大きいというイメージがあるが、それはひなまつりとか、そうした機会に食べる立派なはまぐりのイメージで、このうどんに入っているはまぐりは、ちょっと大きめのあさりぐらい。

入っている貝の数は、あさりうどんほどではないかもしれないが、それでもかなりたくさん。
ただ、身はどれももう一つ、小さい。あさりうどんのあさりの身は結構立派だったのだけれど。

とはいえ、あさりうどんと同じく、なかなかのもの。

ところで、あさりとは異なるはまぐりの味。同じ二枚貝で食べてるものもそう違わなさそうなのに、何の違いでこうなるんだろう。

それと、この記事、やたらひらがなが多いなぁ。


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決勝トーナメントへ

Japan_vs_Poland_over.jpg ワールドカップ・サッカー、昨夜のポーランド戦、0-1で、日本の敗北。

コロンビアがセネガルに勝って、勝ち点6でグループ1位、ポーランドは勝ち点3でグループ4位。
そして日本とセネガルは、どちらも勝ち点4、得失点差0、総得点4とまったく並んだが、フェアプレイポイントという警告の数で、日本が4、セネガルが6のため、フェアプレイポイント差で日本がルール上2位となる。

前半は日本がやや優勢で終えたが、後半早々、相手FKからの失点。そしてこの時間ぐらいから、日本選手は集中を欠いたのか、スピードがおちたのか、パスは通らないし、ディフェンスのつきかたも緩くなってしまったように見えた。

そして、なんと、コロンビアが1-0でセネガルをリードしているということで、このまま終われば前述のような結果となり、日本が2位になり、決勝トーナメントへ進むことになる。
無理に攻めてカウンターをくらって失点したくない、無理に厳しいプレイをして警告をもらいたくない、その結果、最後10分ぐらいは、ただパスを回して時間が経つのを待つ状態。
そして、ポーランドもそれにお付き合い。
場内はブーイングの嵐のようだった。

他のグループでもフランス対デンマーク戦で、フランスはGL突破が決まっており、デンマークは引き分ければGL突破という状況で、フランスは主要メンバーを休ませ、デンマークは引き分けねらいの、弛緩したゲームを行い、ブーイングの嵐が起こった。

サッカーでは試合の進行を遅らせると、遅延行為として警告を受けるわけだが、このチーム全体での遅延行為とも見えるものには警告は出ないんだろうか。
ボクシングだったら、審判が「ファイト!」というところだ。
柔道だったら、「指導」が出るところだ。

、 引き分けなら文句なしで決勝トーナメントへ進むところ、試合前には、引き分けは考えていない、勝ちにいくと威勢の良いことを言っていたのだけれど。(なるほど引き分けにならなかった)

セネガルが追い付いたら日本のGL突破はなかったわけで、1-0のままコロンビアが勝つことに賭けたわけだが、これはこれで苦しい賭けだった。攻めに出ても得点が期待できる状態ではなかったのかもしれない。

こんな試合をしてしまったのだから、決勝トーナメントでは、最後まで戦う姿勢を見せてもらいたい。

トーナメントだから、他の試合待ちなんてことはないから、そうするしかないわけだが。


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リュウグウとはやぶさ2

fig20180625-2_L.jpg 昨日、小惑星探査機「はやぶさ2」が、目標小惑星「リュウグウ」に到着したことが伝えられた。

これから、リュウグウのさまざまなデータを集めて、9月以降に小型着陸機を降ろす。来春には弾丸を撃ち込んで、「新鮮な」岩石を採取するという。

このニュースを聞いて、着陸までずいぶん時間があるなぁと思った。
そして、この間、はやぶさ2はどういう状態なんだろう、リュウグウはかなり小さくて重力も小さいだろうけど、はやぶさ2の推進力を使わず、惰性だけで周回することができるんだろうかという疑問がわいた。

ネットで情報を集めると、リュウグウの重力はまだわかっていないという。これからの観測(はやぶさ2への引力)によって、リュウグウの質量を決めることになる。
しかし、分からないからといって、はやぶさ2を軌道にのせないわけにはゆかない。ということで、ネットを調べると、仮のデータとして、リュウグウからの脱出速度(第二宇宙速度)を秒速40cmとしているという。

自由落下の状態で周回するには第一宇宙速度が必要だが、第一宇宙速度は、第二宇宙速度の1/√2だから、前述の仮の値を使えば28cm/secが第一宇宙速度になる。だいたい時速10km。
計算上は秒速28~40cmだったら、周回軌道にのっていることになる。

突飛な値ではない、ないけれど本当に、この速さで回ったら、リュウグウの周りを回り続けることができるものか、なかなかイメージしにくいところである。(計算にも自信ないけれど)
参考:宇宙速度(Wikipedia)


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今年のアガパンサス

珍之助さまの「語り得ぬ世界」は、このところやけにアガパンサスの写真が多い。
ということで、私もお付き合い。我が家のアガパンサスの写真。

まずは、先週の土日に撮影したもの。

P_20180616_085903_vHDR_On.jpg P_20180616_090055_vHDR_On.jpg

このように、どの花もまだ蕾という状態。

続いて、一週間たった先日の土日の写真。

P_20180623_085907_vHDR_On.jpg P_20180624_170005_vHDR_On.jpg

ずいぶん開花が進んだ。

クローズアップも見てもらおう。

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P_20180617_111710_vHDR_On-crop.jpg 最後にオマケ。

アガパンサスを撮影していたら、梅の木にトンボがとまっているのに気付いた。
トンボに気づかれないよう静かに近づいてスマホのシャッターを切った。

最初に気づいたのは朝11時頃だったのだが、その後、ときどき見てもそのままそこにいる。
どうしたんだろうと、16時になって見に行っても、まだそのままの場所、そのままの姿勢でとまっていた。
すぐそばまで寄ってもまったく動かない。シャッター音がしても、全く反応なし。

P_20180617_111718_vHDR_On.jpg トンボは不完全変態で、幼虫(水中のヤゴ)が、空中の枝などへ上ってきて、そこで成虫の姿になり、翅が乾くまでじっと動かないというなら合点がいく。
しかし我が家にそんなヤゴが育つような場所はないから、羽化直後というわけではないはず。そもそもこんな梅の木の高い位置で羽化なんかしないのではないだろうか。

どこかから飛んできて、ここへとまって、この姿で死んでしまったのだろうか。
不審に思って、軽く息を吹きかけると、ふわっと飛んで行った。
私が気づいてから、少なくとも5時間、ここで一体何をしていたのだろう。

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火星大接近2018

Screenshot_20180625-142444.jpg
記事用に昼間とったスクリーンショット
そのため火星が「天底」側にある
昨日、ワールドカップ・サッカー 日本対セネガル戦のテレビ中継を見ていたときのこと。

前半が終了して、ハーフタイムに入ったとき、庭に出て煙草を喫った。0時55分頃である。
ふと空を見ると、南東のそう高くないところに、赤い星が、強く輝いている。

夜中に庭に出て煙草を喫うとき、あたりが暗くて特に何もすることもないから、ぼーっと空を眺めることになるのだが、このような強い光を放つ赤い星は見慣れない。

火星?

スマホの "Sky Map" を起動して、その星の方向へ向けると、正体が表示された。
やはり火星である。
国立天文台のホームページを見ると、火星が大接近中で、来る7月31日が最接近日となっている。

地球が火星を追い越す周期、つまり火星の接近周期は2年2ヶ月である。
つまり、だいたい2年に1度、といっても最接近日をはさんで相当の期間、火星と地球の距離が近い状態になるわけで、火星の接近自体はそう珍しいことではない。

とはいうものの、接近の度合いは年によって違い、今年はかなり近く、火星との距離は5759万km、これほど近くなるのは2003年(5576万km)以来である。


普段、夜空を見たりしない人も、この夏は是非、火星を見ると良い。期間はたっぷりある。
強く、赤い輝きは、シンプルに感動的だ。


【追記】

この話をしていたら、"Google Sky Map"を知らない人がいたので、ダウンロードしたらと言ったのだが、なんと、iPhone版はないらしい。(似たようなアプリはあるらしい)
メジャーなスマホアプリで、iPhone版はあるが、Android版はないというケースは多いのだけれど、逆があったとは。


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また、ごめんなさい、本田さん

2018-06-25_093730.jpg 本日未明、ワールドカップ・サッカー 日本の第2戦 日本対セネガル戦。

私の予想は、セネガルの勝利。
そして、結果は、2-2の引き分け。
上々ではないだろうか。

最初の失点こそガックリした。

川島のクリア(パンチ)が、目の前の相手選手の膝にクリーンヒット。
これだけ見れば実に不運。ただ、GKのトータルの動き、ボール捌きはどうだったか、次戦への薬にしてもらいたい。


2018-06-25_084358.jpg そして、乾の、このコースしかないという見事なシュートで、前半を1-1で終了。

前半終了間際のオフサイド・トラップはびっくりした。
自陣ゴールすぐの場所、一人でも残ったらゴール必至の状態で、よくこんなことができたなぁ。


後半も、先に点をとったのはセネガル。
日本はズルズルと下がることはなく、攻めの姿勢。

2018-06-25_084449.jpg そして、本田の投入、数分後、きれいなシュート。
いやぁ、本田さん、やるときはやるんだなぁ、またもごめんなさい。

実は、本田が交代出場して、日本の流れが悪くならないか心配していた。前にも書いたように、本田選手にボールが入ると、チームの流れが、そこで一瞬滞るのではないかと思ったから。

しかし、今回はそういうこともなく、日本の攻撃は続く。
そして、同点ゴール。
本田のポジショニングの見事さに脱帽。
点取り屋の嗅覚というものだろうか。

次は調子が悪く、既にグループリーグ敗退が決まったポーランド戦。
有終の美を飾ろうと力が入るのか、士気が上がらず本来のパーフォーマンスが出なくなるのか。

ポーランド戦、引分以上で決勝トーナメント出場が決まる。

セネガルがコロンビアに勝てば、日本は負けても決勝トーナメントへ進める。

またまた、ごめんなさい、本田さん」の記事を書きたいな。

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沖縄 慰霊の日

昨日は「沖縄 慰霊の日」。

沖縄の人が、本土へ来てショックを受けたと言った話を聞いたことがある。
それは「沖縄 慰霊の日」が、本土のメディアでは、あまり大きく取り上げられていないということ。
なので、このブログでは、前にも取り上げたことがあるが、できるだけ記事にしようと思った。

FabPlayer_[20180623-191203-150] 式典では、知事による平和宣言の後、中学生が自作の詩「生きる」を朗読。毎年、この式次第のようだが、昨日の朗読は、力のこもった見事なものだった。テレビのニュースでもこのシーンが流されていた。目頭を熱くした人も多かったのでは。

平和の詩「生きる」全文(毎日新聞)


ところで、沖縄ではなく今は鹿児島県に属するが、奄美大島も琉球文化圏である。
そして戦後、沖縄と同じように米軍の占領下にあった(1953年に返還)。

これを記事にとりあげたのは、大河ドラマ「西郷どん」で当時の島の様子、島民が薩摩の圧政下で苦しい生活をしていたことが描かれたから。
琉球は清と薩摩に両属していたわけだが、奄美は薩摩の直轄地、ただし対外的には琉球の一部となっていたそうだ。

「西郷どん」では、島民の代表のようなイメージでとりあげられていた龍佐民だが、おそらくは島の名家で、薩摩の命で島民を監督する立場であったのではないだろうか。龍という姓を持つのは、そうした有力者だからであろう。

NHKの「日本人のおなまえっ!」という番組の6月21日放送分は、『奄美のおなまえ』で、奄美大島には龍などの一字姓が多いとしていた。これは、一字姓は中国風に見え、中国との交易に有利だと考えられていたからだと言う。


「西郷どん」の時代考証はアリエンだろうと思っていたが、奄美の歴史に少しでも触れられたことは良かったのではないだろうか。

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電子書籍のイライラ

Screenshot_20180620-104228-crop.jpg 何度か書いたように、私は電子書籍を良く利用している。
紙の本を買うよりも、電子書籍を買う方がかなり多い。

それは収納スペースが不要という理由もあるが、一番の理由は価格である。
もともと紙の本より電子版のほうが少しだけ安いこともあるが、それよりも、電子書籍サイトから送られてくる割引クーポンが、50%引きなどという、とんでもないのがあるからである。(このことは前にも記事にした。)

利用している電子書籍サイトは、Amazon(Kindle)、honto、楽天(Kobo)の3つ。他のショップにも手を出すと管理しきれないんじゃないかと心配で、今のところ増やすつもりはない。
だいたいが、どのサイトでも扱っている書籍はほぼ同じ。私などはいつもAmazonで検索してから、hontoやKoboでの取扱いを調べるぐらいである。

書籍の検索はやはりAmazonが使いやすい。また、Amazonの読者レビューは読むに値するものも多い。Amazonの商品レビューには信用できない(レビュー屋がいたりするらしい)ものもあるが、書籍のレビューは、内容にケチをつけるものや、著者へのアンチの意見表明もあるけれど、それ自体を評価すればよい。他の商品のように売るためのレビューというのはまず見ない。


だから、結局はクーポン割引がどれだけあるかということになって、Amazonはクーポンの大量配布というようなことはしていないから、Amazonで調べて、hontoで買うというようなことが起こる。(Koboもクーポンはあるが割引率がhontoより低い。)

他の商品では、店頭で選んでAmazonで買うということも多いから、その逆である。


値段以外の違いといえば、リーダーアプリの使いやすさ・見易さということになる。
ここでまず不愉快なのは、KoboはPC版のソフトがないこと。(Kindle、hontoはある)
じっくり本を読むなら、そして図版があるものならなおさら、大画面のPCの方がずっと良いわけで、Koboのポリシーは「スマホで読む」に偏重しているのではないか。多くの利用者は、スマホでも読めれば良いけれど、スマホで読みたいわけではないのである。
Screenshot_20180619-130110.jpg

実は、先日、スマホのKoboアプリで、ダウンロード済コンテンツがことごとく読み出せなくなった(タブレットでは同じ現象は起きていない)。再ダウンロードすれば読めるわけだが、外出先でモバイル回線を使っているときにこれが起こったので、怒り心頭(それでこの記事を書いている)。
原因はわからないが、スマホのメモリなどハード的なことなら、他のアプリの動作もおかしくなりそうなものだし、特定のコンテンツだけなら利用者の誤操作もあるかもしれないが、Koboのコンテンツのみがすべておかしくなるというのは一体何なんだろう。
そもそも前日までは何の問題もなく使えていたし、Androidのバージョンアップがあったわけでもない。


こういうことが起こったのを契機に、使うサイトを見直そう(限定しよう)と考えた。
何といっても、どのサイトも同じ品揃えであるから、いろいろ使う意味はほぼない。見直しの筆頭はKoboである。
Koboを使うメリットは、楽天のポイントが付くということだけである。

Amazonは無料の"Prime Reading"が使えるので継続利用する理由がある。hontoは割引クーポンが充実している。KoboはPCで読めないし、アプリに不安がある、となると分が悪いのは仕方がない。


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Koboで購入済のライブラリには
持っておきたい古典もある
ただ、どの電子書籍サイトでも同じなのだが、そのサイトで買ったコンテンツは、そのサイト用のリーダーでしか読めないという問題がある。利用停止するといっても、新しいコンテンツの購入だけで、利用は継続しなければ、コンテンツが無駄になってしまう。

幸い、私がKoboで購入しているのは20点程度。ただ、古今集、新古今集のような古典が含まれているのは痛い。


電子書籍の購入とは、閲覧権の取得で、この権利は購入者専属のもので、他人への譲渡も相続もできない。だから、異なるサイトでは同一人という確認ができない(というタテマエ)から、別のサイトで購入したものについては関知しないということになるわけだが、なんとかサイト間での移転手続きのようなものができないだろうか。このあたりは文科省(著作権管理)の指導をお願いしたい。

楽天がKoboを放棄し、hontoに事業をを引き継いでくれても良い。


そして、このようにサイト単位で、コンテンツとリーダーが囲い込まれてしまっているため、アプリを選択する自由度が全くない。
だから、どのアプリも一長一短のまま、大した改良も受けずに、バグもなかなかフィックスされない。

こういうアプリとデータが閉鎖的な世界に置かれるのは、iPhone(iOS)の発想である。
私のように、コンテンツに対して何をするか、それは利用者が自由に決めることという使い方をする人間にとっては、iPhoneは根源的にダメな設計である。こういう設計をするから、仕掛けも理解せずにスマホを使い、そのあげく、応用がきかない、問題対応能力がないユーザーが増えるのである。

そしてそういうユーザーが増えるから、ますますアプリによるデータの囲い込みが厳しくなる。
ダイクストラ先生は「COBOLは人間をダメにする」と仰ったが、今は、iPhoneが人間をバカにする(iPhoneを使えるからリテラシーが高いと思ったらダメという程度の意味だけど)と、私は思っている。
そして、iPhoneがドミナントだから、多くのアプリがiPhone版を中心に開発して、Android版の品質が悪くなっているのではないかとも思う。


前にも同じようなことを書いているが、電子書籍コンテンツの著作権保護技術が標準化され、それに則って各サイトがコンテンツを販売し、著作権保護対応リーダーであれば、どのコンテンツでも閲覧できるというようにならないものか。

動画や音楽の配信はそうなっていたのだけれど、このごろは扱いにくさが敬遠されているようだ。ただ、これは権利者の特定が、個人に着目するのではなく、閲覧権(キー)の再生環境(PC)への格納などの手段で行われていたからではないだろうか。

以前、「情報の本質はそのコピー性にある」と喝破した人がいる。コピーがタダ同然でできることが情報の本質だというわけだ。これに対し、だから著作権の管理技術(制度も含む)が重要だと言う人と、タダでコピーできるものをコピー禁止にすることなどできない(著作権管理の放棄)という人がいる。
どちらが正しいのか私にはわからないが、管理するならコピーを管理するのではなく、利用権を管理する発想が有望というのが私の感覚である。

もう一つ伸びが悪いとも噂される電子書籍業界。
こういうところ、つまり自分たちの都合で使いにくいサービスにしていることへの反省は?

【追記】

KoboもPC版のリーダーがあった。
"Rakuten Kobo Desktop"というソフト。
よく調べずにPC版がないと書いたことをお詫びして訂正いたします。


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あなたの理系度チェックシート

竹内久美子「遺伝子が解く! その愛は、損か、得か」に、
あなたの理系度チェックシートなるものが掲載されていた。

竹内久美子式 独断&偏見判定法」とわざわざ書いてあるが、誰がみても独断と偏見としか言いようがないと思う。
それはともかく、竹内氏はこのシートに、
東大工学部卒の女優、菊川怜に対して、「所詮、 学力と頭の良さは別だ」などという評価を耳にします。確かに彼女は気の利いたコメントもできなければ、いかにも頭が切れそうだという発言も少ないかもしれない。でも、的外れな発言や勘違い、天然ボケの数々こそが理系の発想の源、そして才能の証なのです。理系人間なくしては、はたして日本経済は成り立つだろうか? 理系人間をもっと大事にしろ! そんなわけで今回は私の経験則に基づく、あなたの理系度チェックとまいります。基本的に「はい」と「いいえ」で答えて下さい。
と書いておられる。
そう、世間のイメージの理科系と、理科系の人間が考える理科系にはけっこうズレがある。
それに、理科系といっても一色ではない。竹内氏のシートから受けるイメージは博物学系ではないだろうか。数物系だとまた違うイメージになるかもしれない。

ということで、ほんのお遊びであるけれど、そのシートに忠実に、セルフチェック用スクリプトを以下のとおり用意したので、興味のあるかたはお試しあれ。

なお、配点が知りたい人は、同書をご覧ください。(スクリプトを見てもわかるでしょうけど)


あなたの理系度チェックシート
1一度会った人なら顔を覚えていられる。
2雑誌はまず目次を見る。
3歳より相当若く見られる。
4いわゆる行列ができる店にはぜひ行ってみたいと思う。
5自分は結婚生活に向いていない、と思うことがある。
6隣の家の風鈴の音が気になる。
7字が下手だ。
8Tシャツの内側のタグが肌にこそばゆく、
はずしてしまったりする。
9待ち合わせの時間に遅れたとき、本当の理由は言わず、
相手を傷つけない言い訳を考える。
10行きつけの店ではいつもほとんど同じメニューを注文する。
11お前はダメだと言われると、
本当に自分はダメなんだと落ち込む。
12温泉では個室露天風呂よりも大浴場からの眺めを楽しむ。
13世界地図や日本地図がいつも手元にある。
14昼食に出かけるとします。一人で行くことが多いですか?
二人で行くことが多いですか?
三人以上が多いですか?



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「遺伝子が解く! その愛は、損か、得か」

takeuchi_kumiko_sono_ai_wa.jpg 竹内久美子「遺伝子が解く! その愛は、損か、得か」について。

この著者の本は今までに何冊か読んでいる。
基本的には、師匠(日高敏隆)ゆずりの動物行動学の知見を、人類に敷衍するもので、それなりにおもしろいものではある。
「生物は遺伝子の乗り物⇒遺伝子のコピーを増やすことが生きる意義⇒繁殖行動こそが最も重要な行動」という図式に従って、著作の多くで、性行動があからさまに描かれる。

この図式自体はその通りだと思うわけで、また、これがおもしろがられる所以であるわけでもあるのだけれど、ここにちょっとした陥穽もある。

世人におもしろがられる性行動というのは、それがどんなものであれ、生物の世界をながめれば見つかるものである。人類の歴史なんて短いもので、その何万倍もの長い時間、進化を重ねてきた生物には、子孫につないできた生き方に、それこそ想像を絶するバリエーションがあるわけだ。
第1章 たかがセックス、やっぱりセックス!
第2章 真似したい?真似したくない?
動物たちの羨ましい生態
第3章 こんなことも、あんなことも。
いろいろあります、人間ですから
第4章 奇妙な動物大集合!地球は誰のもの?
第5章 美しく咲き誇るだけではない植物たちの現実
第6章 陸、海、空―。
ムシ、トリ、サカナだって大活躍
つまり「こんな生き物がいる、人間と同じだ」という言説は、驚くにはあたらない。

逆に、人間でもこんなことをする人がいるけれど、生き物にはもっと巧妙なことをするのがいる。考えてやっているわけではないだろうに、そういう行動には驚くしかない、というのが正しい驚き方。
あるいは、人間にはとてもマネごとしかできないやつがいる!(たとえばトリカヘチャタテ)と驚く。

とまあ、随分といかめしい書評になったけれど、エッセイとしては大変おもしろい。本書は週刊文春に10年ぐらい連載された、読者からの相談に答えるという形のコラムをまとめたものらしい。
相談にはヤラセもありそうだが、この週刊誌の編集方針というかカラーに則った問答が選ばれたのだろう。なかには、よくそんなことに気づいて、疑問に思ったなぁというような質の高い質問もあって、感心させられる。

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乳つき順位
また、本書の末尾に、挿絵を書いた寄藤文平氏の解説(あとがき?)が載せられている。
それによると、有名週刊誌で仕事をしていることで、両親に安心してもらえたとある。ただ、ああいう絵はなんとかならんの?とも言われていたそうだ。

下ネタと言ってしまっては、著者に怒られるかもしれないけれど、そういうウケねらいもあるだろう(出版社には間違いなく)。
そのあたりをなんの衒いもなく、ズバリ言うのがこの著者の一貫した姿勢である。
竹内氏によれば、日本のリベラルは金玉が小さいという。氏がどういうのをリベラルと仰っているのかわからないけれど、私は自称リベラリストである。であれば……

先生にお聞きしたい、金玉が小さい男と、大きい男、どちらが性的に興奮しやすいんでしょうか?

ところで、ムクゲキノコムシの一種には、体長より長く大きな精子を持ち、それを交尾相手の雌に渡すものがいるという(丸山宗利「昆虫はすごい」)。

キーウィの卵の大きさは有名だが、精子の大きさでこれは。

こいつはどうですか、竹内先生。

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ごめんなさい、本田さん

Zw34D7F.jpg 昨夜(日本時間)、サッカー・ワールドカップ2018の日本代表の初戦。
対コロンビアで、2-1で勝利。

周知のことだから、記事にする値打ちもないのだけれど、以前の記事で、「本田選手がスタメン(同点かリードされて途中)出場する場合は、日本の負け」なんて書いたものだから、ここで一言、謝っておかなければならない。

「本田選手がスタメン出場する場合は日本の負け」にとどめておけばよかった。「同点で途中出場も負け」が余計だった。


DgDa6tUUcAE7Jgu.jpg たしかに、スタメンの大迫・香川が、いきなり機能して

 香川のパス→
 大迫のシュート→
 GKがはじいたこぼれ球を香川がシュート→
 相手DFのハンドでPK:
 そして、香川のがPKを決める

このスタートは本田を出さない日本チームのコンビネーションの得点ではないかと思うので、私の予想も、意味的にはあたっていたとも思う。

AS20180619005308_comm.jpg とはいうものの、後半同点からの本田選手の途中出場、そして本田のCKから大迫がヘディングであわせて見事なゴールで勝ち越し。
本田選手も立派に仕事をした。

私は、前の記事でも書いたけれど、本田選手のFKやCKは値打ちがあると思っている。問題は流れの中で彼が活きるか、活かされるかにある。昨夜の試合については、相手が一人少ない状態でずっと戦ってきて、すでに疲れがたまっていたから、自由に動けたという解釈もできるのではないだろうか。

20180619-00000165-jijp-000-4-view.jpg とにかく勝ち点3を得た。
おめでとう、西野ジャパン。

しかし、試合開始3分で、相手が1人レッドカード退場、そしてPKゴールと、2つの大きなハンディをもらっての勝利である。
PKは奪い取ったものだが、レッドカードのほうは、レフェリーの判断。
コロンビア選手がずいぶん審判に食い下がっていたが、判定はかわらなかった。

ドイツが負けたり、番狂わせが続くワールドカップ、混乱の中で勝ちあがれるか日本。

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地震!(その2)

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地震で傾いた自宅の額
昨日の地震では大いに疲れた。
自分にも家族にも、親戚にも特に被害らしきものはなかった。

高槻に住んでいる親戚もいるのだが、棚のものが落ちた程度だったそうだ。
ただ、余震が来るかもしれないので、あえて棚に戻したりはしていないとか。


昨日の記事はスマホから投稿したもの。
15:15分には私は帰宅したのだけれど、気力がなくて続きの投稿はしなかった。
以下、昨日の記事の続きになる行動記録。

12時頃、近鉄は一部路線で運転再開という案内があった。スマホで確認すると、奈良線、京都線とも、乱れているが動いているとのこと。これなら布施まで行ければ近鉄まわりで帰宅できる。
しかし、布施まで行く足がないので、しばらく様子見。
弁当も持っていたので、コンビニへ行ってお茶を買って、お箸を一膳恵んでもらい、ビル陰で弁当を食べた。

あとで見ると、駅の階段で堂々と食べている女子もいた。おじさんは恥を知るものなので、できなかった。


弁当を食べ終わって、駅の改札口へ行くと、JRの運転再開は、16時以降と案内された。
前の情報は12時以降と言っていたので、より詳しい情報になったわけだ。
まだ3時間あるし、なにより16時に運転されるという保証もないので、いよいよ近鉄まわりを考える。

布施まで行くのにタクシー待ちの列は長いし、何よりタクシーの姿がめったに見えない。バスの時刻表を見ると、布施行きは1時間に1本ぐらいしかなく、次のバスまで50分近くある。
意を決して、布施まで歩くことにした。スマホのマップでの案内では、徒歩で38分。

13:15に駅を出る。
初めて歩く道なので、少しでも広いところをめがけて歩く。
途中、地下鉄中央線を横切るが、中央線はまだ動いていないので通り過ぎる。

13:50頃、近鉄布施駅到着。

大阪線も動いているから、出勤しようと思えばできないこともなかったのだけど、出勤におよばずという連絡を受けていたので、帰宅を優先。

ICOCAで改札を通ろうとすると、降車記録がないので止められる。

放出で出場するときにタッチせずに出てくださいと言われたのでそうしたのだけれどね。

駅員に処置してもらって、無事入場、急いでホームへ。
区間準急にぎりぎり間に合う。

P_20180618_141349_vHDR_On.jpg JRが止まっているので、奈良方面の人が大挙して近鉄にまわっているのだろう、満員電車。
それがうかがわれる乗客の会話も聞こえる。

実際、その会話では四条畷の話が出ていたのだが、その会話の主は石切で降りた。石切から四条畷へタクシーかバスで移動するつもりなんだろう。


西大寺駅到着は14:35。
そして京都行き急行が14:37発。
これに急いで乗る。
大きなスーツケースを持っている外国人が多い。彼らもビックリし、そして困っているだろう。

14:55頃、新田辺到着。
家から迎えに来てもらい、15:15に帰宅。

IMG_20180618_182801.jpg 家でお湯を沸かそうとしたら、ガスが出ない。
大阪ガスの供給停止地域は、茨城、高槻なのでおかしいなと思って、大阪ガスのホームページを見に行こうとしたが、アクセスが集中しているらしく、つながらない。ただ、検索結果には、マイコンメーターの操作で復旧するという情報がある。強い地震を感じると自動的にメーターが閉塞するらしく、この場合は自分で復旧できるという。

その操作方法も、大阪ガスのHPはつながらない。FacebookやTwitterで手順を流しているというので、Twitterで大阪ガスを検索して、操作方法を確認。その通りに操作して、無事、ガスが出るようになった。

私も拡散に協力しておく(右図)。もっとも保護キャップを外してボタンを押すだけだけど。
なお、その後、テレビでも操作方法が周知されるようになっている。


こういうときはネットが使えないこともあるという教訓。
もっとも地震直後に職場に電話をしようとしてもビジーが続いてつながらなかった。しかたがないのでメール連絡したわけで、そこはネットの強み。
それに、SNSを使って情報提供するのも大変有効だということも実証されたわけだ。
結局、何か特定の手段だけに頼ってはいけないということである。

行動記録は以上のとおり。
それにしても幸いだったのは、駅での発車待ちのときに揺れたこと。
電車内で閉じ込められていたら、それこそ苦痛。
とくに、便意を催して、駅のトイレにすぐいけたのはラッキー。車内に閉じ込められているときだったら、とても悲惨なことになった可能性がある。

ところで、振替輸送は行われなかった。
今回のように、ほぼ全鉄道が運休している状況の場合は、振替輸送はされないらしい。

学研都市線が運転を再開したのは、23時頃。また、おおさか東線も23時過ぎ。
早めに決断して、近鉄で帰って正解だった。

ところでニュースでは、ネットにフェイク書き込みが発生しているという。

「シマウマが脱走した」などはどちらかといえば軽い方だが、ヘイトスピーチも多いらしい。関東大震災でもデマが悲惨な事件を起こしている。

ネットは災害時にもとても役に立つのだが、こういう心無い人たちがいるのは情けない。


なにより、3人の命が失われている。
とりわけ9歳の子が学校のプールのブロック塀の下敷きになって亡くなったのは、あまりにいたましい。
地震のたびにブロック塀の倒壊で死傷者が出る。なぜ放置されるのか。まして学校という場所で。

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地震!

通勤途中で強い地震。
放出で発車待ちの車内にいたとき、強い揺れ。

乗客は全員列車を降りるよう指示された。
今は改札も出て、ただ待っている。



12時までは、どの列車も運転されないという案内があった。
あと3時間、どうしよう。
どうしようもないです。

職場への電話もつながりにくい。
メールで状況説明。


駅の外も人々が何をするわけでもなく、立ってたり、しゃがんでたり。
タクシー待ちの長い列もある。

外に居るのも疲れるので、落ち着いてきた駅構内に戻り、ホームの待合室に居ることにした。
構内放送で、〇時〇分発とかの案内が流れるのがむなしい。


とこうしてたら、駅員が来て、出るように言われた。
余震のおそれもあるというのだが、おそらくは、例外的に構内にいることを認めると収拾がつかないというようなこともあるのかもしれない。


運転再開の目処がたたない中、職場から連絡。
運転再開されても出勤におよばずと。
言われるまでもなくそのつもり。



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セルフ父の日

2018-06-13_144119.jpg今日は「父の日」。
母の日にくらべて、随分と影が薄い、と言われている。

そこで、この頃は「セルフ父の日」という言葉があって、父の日ギフトを自分で買うお父さんが増えているのだという。自分へのごほうびである。
百貨店、「セルフ父の日」商戦本格化 需要に照準、客層の拡大目指す
 17日の「父の日」を前に百貨店などが商戦を本格化させている。母の日に比べて影が薄いだけに、父の日ギフトをお父さん自身が自分へのご褒美として買う“セルフ父の日”現象がじわり拡大。各社はこうした需要を取り込みつつ、父親と家族が一緒に過ごすイベントを仕掛け、父の日の存在感アップに努めるなど知恵を絞った消費喚起作戦を展開する。
SankeiBiz 2018/6/13

「自分へのごほうび」という言葉、こういう表現は、アトランタ五輪マラソンでの有森裕子選手の「自分で自分をほめたい」まで、耳にした覚えがない。
できるだけのことをした、悔いはない、ということを、実にエレガントに表現したと思う。


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2018-06-13_144449.jpg Amazonや楽天、Yahooなどのショッピングサイトも父の日セールをやっているけれど、こういう通販サイトを使っているのはお父さんのほうが多いんじゃないだろうか、こういうのもセルフ父の日の盛況につながっているんじゃないだろうか。

私は自分に褒美を与えられるような気は全くしない。
自分の趣味の品を買うのは、単なる我儘で、とても褒められたものではない。
自分への褒美などと理屈をつけてようやくその我儘を実行できるというのと、どちらが情けないことなのか、これは微妙だと思う。

子供のときはどうだったか。
母の日、父の日って、小学校の授業で、無理無理書かされた作文とか絵とかしか贈ったことはない。
結婚してから、家人が義父母に気をつかって贈り物をするようになるまで、そうした行事には縁がなかった。舅・姑と嫁の人間関係のための道具になっているようだ。

そして今、私も、子供から父の日のプレゼントをもらうようになった。
その子が結婚してからのことである。

であるなら、母の日はともかく、父の日は舅の日にしたらいかがだろう。

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サッカー・ワールドカップ2018

World_cup_2018_Puchin.jpg 去る6月14日から、ロシアでサッカー・ワールドカップ2018が開幕した。
開会式も行われたようだが、オリンピックのような派手なものではなく、プーチン大統領の演説などがあったらしい。

放送もあったらしいが、テレビでも大々的な番組宣伝などをしていなかったから、気付かなかった。
もっとも、気付いていても視聴したかどうか。


オリンピック以上の大興奮、とは日韓共催で行われた2002年大会のときに、誘致活動をしていた自治体職員の言葉だけれど、Jリーグも含め、あまりサッカーを見ない者としては、ピンとこない。

それでも、1998年のフランス大会は、日本が本大会に初出場した大会で、日本の試合はしっかりテレビ観戦した。
このときはなんといっても、中田英寿選手が印象的だった。
素人眼だから、とんでもない間違いをしているかもしれないが、他の日本選手とは全く違っていた。動きにムダが感じられず、それでいてスッとスペースへ出てきて、強いボールを出す。

残念ながら、その動きと強いボールに対応できない他の日本選手。中田選手がパスを出せば、そのスペースに走り込む選手がいない、なぜ来ないんだとイライラしている姿が思い出される。パスを待っていてどうするんだ!


今回は、大会直前でのもやもやした監督交代があって、もう一つ、代表への応援が盛り上がっていなかったようだが、先日のパラグアイ戦の勝利で、これなら応援しがいがあるという感じでになってきたのではないだろうか。
パラグアイ戦では、絶対的エースとされていた本田圭佑選手を使わず、新しい体制で戦い、これが良かったという専らの評価である。

素人眼だから、何にもわかっていないと言われるかもしれないが、本田を出さなかったのが勝因ではないかと思う。
本田選手といえば、フリーキックで無回転シュートが決まるシーンが印象的で、日本の大砲という感じであるのだけれど、私の印象では、横綱のように構えているのか、そのために彼にボールが入ると、そこでリズムが変わり、チームの流れが止まるように感じる。
そこから彼が起点となって攻撃が組み立てられるとか、猛然とドリブルしてディフェンスを切り裂くというシーンが多ければスゴイと思うけれど、彼はどうみても走るのは遅い。ドタドタしているように見える。
単なる印象だから、あまりアテにはならない評価かもしれないが、私にはもどかしい。

もちろんフリーキックでゴールを決めたら拍手喝采だけど。


3be3cd3cd706ab33a5a85fb37cae5dc0.jpg さて、日本代表の最初の試合は、6月19日のコロンビア戦。
私の予想は、本田選手がスタメン(同点かリードされて途中)出場する場合は、日本の負け。

もちろん本田選手が出ないなら勝つというわけではない。


パラグアイ戦のときの布陣でのぞみ、それがうまく機能すれば、ひょっとしたら、勝てるかもしれない。

パラグアイ戦では、特に後半、ワンタッチで流れるようなパス、体制がくずれず積極的で安定した守備など、とても日本代表とは思えないプレーぶりだった。


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六二郎。六二郎。


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苦しい家計の足しに再就職
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