NASを利用したVPN接続

昨日の続き。
自宅NASへのVPN接続である。

自宅のLANへのVPN接続は、以前にもやっていたことがある。
そのときは、ルーターにPPTPサーバー機能があり、スマホの回線(SoftBank)やタブレット用のデータ専用回線(IIJ)もVPN対応していた。
その後、データ専用回線をU-mobileに変えたらVPNを通さなくなり、また、有線インターネットの契約を変更してオマケで付いてきたルーターもPPTPサーバー機能がなく、結局、VPN接続からは縁遠くなっていた。

この間、クラウド・ストレージを使うようになって、仕事上などでは自宅LANへアクセスする必要がなくなり、VPNができなくても特に困ることがなくなった。
近年、MVNOの利用が増加中のようだけれど、VPNを通すか通さないかなんていう情報は業者側から積極的には出されていないと思う。それまでアタリマエに使えていたものが使えなくなるのはショックだから、キャリアを変更する前に良く調べた方が良いと思う。


さて、今回導入したQNAP TS-231Pは、いろんな機能が使えるわけだが、その中にVPN機能もある。
今使っているスマホの回線はBIGLOBEだけれど、この回線はVPNを通してくれるのだけれど、あまりニーズのないVPNのためにVPNサーバーを用意するのはお金の無駄だと思って、今までやってなかったのだけれど、NASにその機能があるというなら、試してみたくなった。
昨日の記事に書いたように、QNAPの標準的なQfileを使ったアクセスでは、ストリーミング再生がうまくいかないということもある。

QNAP TS-231Pがサポートするのは、PPTP、L2TP/IPsec、OpenVPNとあるのだけれど、以前から使い慣れていて、スマホでの接続実績もあるPPTPでやることにした。(というか他の2種類については知識がない)

設定手順は以下の通り。

2017-07-29_161419.jpg 〇NASへのVPN機能のインストール
QNAP TS-231Pは初期状態ではVPN機能はインストールされていないので、APPセンターから"QVPN"というアプリケーションをインストールする。






2017-07-29_122653.jpg 〇VPN環境設定
利用する方式(PPTP)、認証方法、暗号化などの設定
(VPNプールは使い方が良くわからないので、デフォルトのままにしている。)







2017-07-29_122819m.jpg 〇VPNユーザー設定
VPNで接続するユーザーを設定する。







ここまではPCのQNAP QTSで作業する。

次はルーターでの作業。

2017-07-30_203658.jpg 〇ルーターのポートマッピング設定
NASはWANからみてルーターの奥にあるから、VPNコネクション要求がNAS上のPPTPサーバーに届くように、ポートマッピングを設定する。

我が家のルーターは、"Aterm WR8750N"という機種である(プロバイダから無償貸与)。





2017-07-29_161622.jpg 以上で宅内側の設定は終わり。

次にスマホ側であるけれど、Android標準のVPN接続機能を利用する。
ホスト名は、myQNAPcloudでもらっているDynamic DNSの名前、ユーザーは上で設定したPPTPユーザーである。

そして問題は、インターネットからのNASへの接続は、昨日も書いたようにmyQNAPcloudユーザーの認証が必要となる。
Android標準のVPN設定では、そんな機能はない。
Screenshot_20170729-131746m.jpg このため、QNAPの"Qmanager"というスマホアプリをインストールし、これを使ってmyQNAPcloud(QID)認証をしておく。

以上で、インターネットからの自宅LANへのVPN接続ができるようになる。
もちろんLANへの接続だから、NASだけではなく、LAN上の機器にもアクセスできる

さて、この環境で、flac音楽ファイルの再生はどうだろう。
宅内LANと、論理的には同じなのだけれど、ハイレゾ音源は、やはり無理のようだ。ストリーミング再生をしようとするのだけれど、回線速度が追い付かない。

外出時に自宅のマルチメディア・コンテンツを視聴するには、やはりWiFi接続かな。

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自宅NASへのインターネットからの接続

新しいNASのQNAP TS-231Pには、多彩な機能が用意されている。
前のNASにもついていたiTunesサーバーやDLNAサーバーは標準で付いているし、Video stationとか、Music stationというようなマルチメディア系の配信機能も付加できる。

インターネットからの接続機能もある。

前のNASでも、メーカーが用意したDynamic DNSを使ってインターネットからアクセスする機能は付いていたのだけれど、残念なことに、今使っているルーターがサポートしているDynamic DNSは限られていて、しかも有償だったので使わなかった。


今度のQNAP TS-231Pは、ルーターを超えてDynamic DNSが使えるようになっている。
また、そのDynamic DNSも、メーカーが提供する"myQNAPcloud"というサービスに無償のサービスが含まれている。至れり尽くせりである。
2017-07-29_164508.jpg
そして、これを簡単にできるように、メーカーから"Qfile"というスマホアプリが提供されている。

インターネットからのNASへの接続では、NASのユーザーID/パスワードだけでなく、myQNAPcloudに登録したユーザーID/パスワードも必要である。
下のアプリ画面で、QIDというフィールドに、myQNAPcloudのユーザー情報を設定する。

そして、実際にNASへアクセスする場合は、NASの共有フォルダ、ユーザー管理が有効となるから、NAS自体のユーザーID/パスワードを入れるようになっている。


Screenshot_20170729-163453.jpg Screenshot_20170729-163814m.jpg


というわけで、簡単にNASにアクセスすることはできるのだけれど、NAS上の音楽データの再生では不満が残る。
オーディオやビデオのデータにアクセスして開くと、メーカー標準のプレイヤーで再生が始まるのだけれど、私が標準にしているオーディオファイルは、flacである。これの再生ができない。
もちろん一旦ダウンロードすれば自由にプレイヤーを選択できるわけだけれど、そんなことはしたくない。やはりストリーミング再生したいのである。

ということもあって、やはりVPN接続をやることにした。
(続く)

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ご当地検定

B16600227LL1-crop.jpg 図書館に「第12回 京都検定 問題と解説」という本が新着棚にあったので、借り出した。

かつて、この種の検定試験のブームがあって、全国あちこちで、うちもうちもと、似たような企画がたくさん起ちあがった。これらは「ご当地検定」と括られた。
Wikipediaによると、この種の検定試験は、2003年(平成15年)9月に日本文化普及交流機構が行った「博多っ子検定」が最初で、それに遅れること1年余で、京都検定(京都・観光文化検定)が始まり、これが有名になり(京都という発信力のおかげ?)、全国的なご当地検定ブームを引き起こしたということらしい。

しかし、その後ブームは急速に下火になり、2009年の135から13年には半数近くの77に減少したという。
それほど高額な費用をかけたとも思えないが、受験者が来なくなったら、パンフレットの印刷費も出なくなるだろうから、もうやめようというのは考えてみればアタリマエ、もともと一時のお祭りのノリで始めたことだから、それほど執着もないのかもしれない。

どこの街も歴史があり、魅力があると思うけれど、最初の受験者はいわゆるイニシャル・バイアスで、数も確保できたかもしれないが、毎年、新たな受験者が出るほどの厚みというのを持てるところは少ないだろう。

その点、京都は圧倒的な文化蓄積を持ち、求心力は全国に及ぶわけで、京都検定は当分の間、続くと思う。冒頭のような本が毎年出版され、検定合格をめざす講座が催されたり、また、検定合格者への優待制度や、合格者バッジ(希望者に有料配布)があるなど、関連事業・産業の拡がりも大きい。
全国的な認知度も高いから、観光ガイドが持つべき資格というぐらいのステイタスを得るかもしれない。

他の地域のご当地検定とは権威においても一線を画すものだろう。
これに本当の意味で対抗できるものは、江戸・東京を対象とするものぐらいではないだろうか。

もっとも、私は認証ビジネスというのは嫌いである。
認証を与えられた人や企業が、認証にふさわしくないことが露呈した場合、認証機関が責任をとるというような話は聞いたことがない。
交通事故を起こしても、公安委員会や警察が免許を与えた責任をとってはくれない。
格付け機関がサブプライム・ローンに高い格付けを与えたからと言って、リーマン・ショックの責任をとったなんてことは寡聞にして聞かない(失敗には学んだようだが)。
ISO9000(品質管理)の認証は、その企業の製品の品質が高いことを保証しない。

品質管理の認証とは、品質管理という行為をしていることの認証であって、最終製品の品質とは直截は関係がない(反射的に品質を上げることが期待されるけど)。
システム開発という案件の場合、そういう企業と仕事をすると、無駄にドキュメントが増えるし、手戻りが発生したときの責任の所在を確認するためのハンコを押さされる。品質管理のきまりごとは、基本的にウォーターフォール型のプロジェクトを前提として組み立てられているように思う。
そして、私はそういうプロジェクトの進め方自体が品質を落とす元凶じゃないかと思っている。つまり、ISO9000を遵守することが製品の品質を落としているのではないかとさえ思う。(契約相手先の資格に、ISO9000を取得していないこと、としたいぐらいだ)


さて、そういう認証に比べれば、ご当地検定は罪がなく、楽しいものだ。
ところがどっこい、京都検定をパスするのはかなり難しいみたいだ(だから攻略本が出るのだろう)。
京都検定で出される問題は、正直言って、めちゃくちゃ難しい。

京都ローカルに詳しくなくても、日本国の歴史の大半を引き受けてきた都だから、歴史に詳しければ解答できるものもそれなりにあるのだけれど、余りに微細な質問の連続で、到底歯が立たない。テレビのクイズ番組などは、京都検定の級でいうなら、せいぜい5級とか6級だろう(実際には3級までしかない。上級貴族には入れない、ようやく殿上人の位)。
京都にどれだけの神社仏閣があるか知らないが、その数だけの歴史があり、由緒があり、伝説がある。それが問題源になるのだから、問題のネタは尽きない。

さらに、お茶もお花も、能も狂言も、みんな京都ネタになるのだから始末が悪い。
今のところ、現在の場所がどうなっているか、交通アクセスは、名物や土産は、そうした現場感覚・知識を問う問題はあまりないようだが、こんなものを入れられたら、書斎人には全くお手上げである。

今の級別だけじゃなくて、分野別も導入したほうが良いのでは。


地域的には、京都府全域が対象となっていて、数は少ないが、丹後の方からの出題もあるが、京都府としての配慮だろうか。
一方、山城というのは山背、山の後ろの意、奈良山の後ろ、つまり平城京からみて北側の意味らしいが、浄瑠璃寺などは京都というより奈良(和辻哲郎の「古寺巡礼」では浄瑠璃寺も含まれる)だろう。過去にこの地域の質問はあったのだろうか。

私の地元、酬恩庵(一休寺)あたりから北が京都圏ではないだろうか。
(一休さんは、ここから大徳寺まで通ったという話もある)

また、お隣の滋賀県なども、源氏物語所縁の石山寺など京都圏かもしれないが、この地域の質問はあったのだろうか。

さすがに、源氏だったら何でも、須磨・明石とか住吉とはならないだろうけど。


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公的なビッグ・データ

ニュースサイトの記事に、「総務省統計局によると、日本の総人口は1億2558万3658人で、8年連続で減少している。また少子化も歯止めがかからず、出生数は98万1202人と過去最少を記録した。」というものがあった。

記事の趣旨は、人口減少対策にテクノロジーの活用を、というものだったけれど、これについてどうこう言うつもりはない。
ブログにとりあげたのは、この記事の冒頭に「2017年7月5日、総務省統計局は住民基本台帳を基に集計した17年1月1日時点の人口動態調査を発表した。」という一文があったから。

住民基本台帳を基に集計するって、以前から住基ネットワークがあって、出生・死亡・転居などの動態も全国データが日をおかず捕捉されているんじゃないだろうか。それなら、どうして、6ヶ月も遅れて統計が出てくるんだろう。それに、今やマイナンバーまである時代である。この程度の統計を集計するのに時間がかかりすぎじゃないだろうか。

2017-07-13_111919-crop.jpg 人口動態の把握は、厚生労働省所管の人口動態調査というもので行われている。住基データを単純に集計するようなものではなく、市町村長が、保健所・都道府県を経由して国へ、出生・死亡・死産・婚姻・離婚を届けるものだ。

件の総人口の発表も、これと併せて扱っているから、発表時期としては遅くなるのかもしれない。

人口動態調査は、人口や、出生、死亡などの数だけを把握するのではなく、離婚はその原因、死亡については、死因までが記入されるようになっている。全人口を対象として死因分析ができる唯一の統計だと思う。

どういう項目が報告されるのか、厚労省のホームページから死亡票の様式をダウンロードしてみた(右図)。

ずいぶん細かい。死因は、直接死因、それに至る原因が3段階記載されるようになっているが、どこまで精確に書かれるのだろう。
なんだか、私など、もともとの原因の欄に「たばこ」と書かれそうだ。


で、気がついたのだけれど、調査票にマイナンバーを書く欄がない
統計目的でしか利用しないから、個人を特定するキーは不要ということなのかもしれないが、それはかなりあさはかな考えで、個人のライフスタイル、ライフヒストリーとの相関関係を見出すことに利用できれば、はるかに利用価値が高くなる。
これには、当然、各種のデータとのマッチングが必要である。

マイナンバーどころか、死亡票を見ると、名前を書く欄はあるのだけれど、これはデータ化されないようだ。これでは原票にあたらなければ、マッチングのしようがないのじゃないだろうか。そして原票の保存年限を過ぎれば、それもできなくなる。

管理者が異なる複数の個人情報について、名寄せを行うことは、個人情報保護上、慎重に取り扱われる必要がある。OECDのガイドラインで、本人から収集することが原則に入れられているのは、名寄せを前提としないという趣旨でもある。
しかし、発生する情報が異なる管理に置かれていて、かつ、それらを名寄せすることが有効かつ情報管理がきちんと行われるのなら、名寄せという魅力的な方法を一概に否定すべきではないと思う。

このとき、問題になるのは名寄せの合理性と管理可能性など、名寄せという行為の評価である。手段としてマイナンバーその他を使うかどうかは本質的な問題ではない。実際、がん登録(ようやく法制化された)のような事業においては、患者の名前や生年月日、住んでいたところなどの情報を照合して、苦労して名寄せをして有効なデータを得ていたはずだ。

名寄せはしても良いが、マイナンバーは使わせないというのは、ただのイヤガラセだろう。(もちろんマイナンバーが付くことで、目的外の名寄せに流用sれてしまう危険については考慮しなければならないが)

その上、マイナンバーさえ付けなければ良いというような態度、つまり守るべき情報が何なのかを取り違えて気づかないという弊害をもたらすにちがいない。


国の役人も、真摯に衛生行政に取り組んでいる人なら、もっと利用したいと考えているはずだが、出世と自己保身にしか興味のない官僚は、調査票の集計だけできれば十分、個人情報保護のややこしい問題に関わるのはイヤということなのかもしれない。

個人情報保護法の改正で、いわゆるビッグ・データの利用が促進されるようになった。国や地方自治体などは、同法の直接適用からは除外されているようだが、この法の趣旨にのっとった個人情報の保護が求められている。
ならば、国や地方公共団体もビッグ・データの利用について考えるべきではないだろうか。

利用を禁止しさえすればOKという安直な態度は、税金の無駄遣いである。
どういう秩序ある利用ルールを構築するか、そちらに知恵を出さないなら役人の存在価値はない。まして、それを止めるような役人は、税金泥棒と言って良い。

随分前に、ある自治体の人から聞いた話だけれど、市が新しい施策を打ち出すとき、対象となる市民がどの程度存在するのか、あるいはどの程度の市民を対象に制度設計をすべきかといったことが課題になる。
それをシミュレーションするには、市民の所得の状況であったり、居住地域であったり、さまざまな属性情報が必要である。その市では、税や福祉関係などの各種のデータを使ってシミュレーションを実施しているという。

これなどアタリマエのデータ利用だと思うのだけれど、どうも個人情報保護というと、多くの公的機関がひたすら近寄らないでおこうという態度になっているのではないか。

公共の福祉と個人のプライバシー保護のバランス、一般的な線引きは難しい。そんなことはわかっているけれど、個々のケースを吟味すれば、悩むほどのことではないものが多いと思うが、どうだろう。

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250円カレー

某宗教団体では、例年、7月下旬から8月上旬まで、夏休みの子供向け行事をする。

信徒だけでなく、布教の一環で、知り合いの子供なども集めて、団体で行事に参加する。
子供を楽しませるため、いろんなエンターテイメントが用意される。

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上の写真は、そうしたエンターテイメントの1つ。忍者の迷路かなにかみたい。
施設の安全性はもちろんのこと、熱中症の心配など、主催者には相当のノウハウが必要だろう。

食べ物も用意されていて、カレー食堂なるものが出されている。演しものは無料のようだが、カレーは250円。
これを食べに行こうということで、出かけたのだが、大変な人出。駐車場も満車のところばかり。
しかたがないので、この宗教団体とは関係のない別の駐車場へ車を停めて、暑い中を少し歩く。

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写真でわかるように、大変な人出である。
P_20170730_124159_vHDR_Auto-crops.jpg こういう食堂が6か所ある。1箇所で1000人はくだらない入場者だから、数千人が同時にカレーを食べているわけだ。同時にこれだけの食事を供することができる組織は他にはないと思う。

250円というのは特別安いと思わないかもしれないが、おかわり自由であるから、やはり安いと言えるだろう。
味は、子供中心に考えられているからだろう、甘めである。

行事期間中の日曜日、おそらく数万人は、この町におしかけていただろう。

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NASのデータ復旧と反省

NASのQNAP TS-231Pがちゃんと動作するようになったので、いよいよ前のNASから退避していたデータを新NASへ戻す作業となる。

2017-07-27_222908r.png 単純に、PCにつないだ外付けドライブから、LAN経由でQNAPにコピーするわけだが、ありがたいことに、転送速度は100MB/s前後が出ている。極めて高速である。

我が家の有線LANケーブルは、建築時に壁面に埋め込んでいるもので、17年も前のことだから規格はカテゴリー5、1Gbpsは出ないものと思っていたけれど、どうやら1Gbpsが出ているらしい。
前のNASのときは、転送速度は20MB/sも出ていなかったから、圧倒的に速い。LAN経由だから仕方がないと考えていたけれど、そうではなくて、NAS自体の性能である。(フォルダ・プロパティを見るのもかなり時間がかかっていたから、うすうすNASの性能だとは感じていた)

新しいNASは、QNAP製品にしようか、Synology製品にしようか、随分迷ったのだけれど、結局はCPUの速さでQNAPにした。Synologyでも同等の速度だったかもしれないが、とにかく遅いコンピュータはイヤなので、速いと期待できる方を選んだ次第。

QNAP TS-231P前面のUSB端子に外付けドライブを挿せば、これからのバックアップはLAN(もちろんPCも)を介さずNASだけでできるらしい(従って超高速のはず)のだが、そのためには、QNAP TS-231P側でドライブを初期化して、バックアップするフォルダのペアの指定とかをしておく必要がある。
実際に外付けドライブをQNAP TS-231PのUSBに接続すると、「バックアップストレージに設定するか」などとPCに聞いてくる。もしそうしたら、外付けドライブが初期化されてしまう危険があると感じたので、今回はやめにしたが、今後、定期的なバックアップに利用できれば良いと思う。


もう一つ、QNAP TS-231Pで良かったことは、作動音が小さいこと。
アクセスがないときはもちろんだけれど、書き込み中も意外に静かである。PCのファンの音の方が大きいぐらい。
前のNASは、結構ファンの音がして、だから普段人がいない(昔の子供部屋)に置いているのだけれど、この程度の音だったら、リビングなどに置いても良いかもしれない。

さて、前のNASのデータ復旧でのトラブルについて。

写真のデータ、約150MBは順調にPC外付けドライブから、NASへコピーできた。
次に、音楽データのコピーにとりかかって、しばらくすると……

2017-07-27_223350.jpg コピーが途中で停止。
メッセージを見ると、ファイル名が長すぎるという。


データの多くがCDからのリッピングデータだけれど、そのファイル名にはやたら長いものがある。
これは、曲名などのタグ情報をもとにファイル名を付けているからである。

一番長かったのは、オペレッタ・アリアのメドレーで、5曲をメドレーで歌っているのだけれど、ファイル名がなんと、その5曲の[演目名|曲の歌い出し]を連結していたもの。


実は、前のNASから退避先ドライブへコピーするときも同じトラブルにあっている。このときは、ファイル・システムの違いでファイル名として許容される長さが違うのかなと考えて、引っかかった数も少なかったので、ファイル名を変更して対応した。

そうやって極端に長いファイル名は変更したから、復旧するときに同じ現象が起こるとは思っていなかった。しかも、フォルダのプロパティを確認してファイル数を数えると、100を超える差がある。大量にエラーが発生しているわけだ。

これはファイル・システムの問題ではない、パス名の長さの問題なんだと気がついた。
深い階層を持つフォルダを丸ごとコピーしていたから、フォルダに含まれる階層の分だけ、パス名が長くなっている。このせいで、パス名がシステムで扱える長さを超えたようだ。
(良く見れば、エラーメッセージにはちゃんと「パス名」と書いてある)

それで、コピーをミスしたフォルダを探して、そのレベルでのコピーを行うと、今度はエラーになることもなくコピー終了。フォルダ・プロパティでファイル数を確認して、漏れが無いことも確認。

CDをリッピングしたファイルは、[トラック番号||タイトル]という形式に統一していたから、コピーに失敗するとトラック番号が跳ぶので、エラー部分を特定するのはたやすい。(DOSのtree /fコマンドを使って、ツリー構造全体をリストしてチェックする)


こうしてようやく1.5TBぐらいのデータを新しいNASに復旧したのだけれど、やり終わってから気がついた。
音楽データ、写真、その他で、それぞれ専用の共有フォルダを作ったのだけれど、どうも使いにくい。フォルダを再編成しようと考えたのだけれど、共有フォルダ自体はリネームができない。

さらに、別の共有フォルダへ移動しようとすると、別エクステントの扱いらしく、アドレスの付け替えではなくて、複写⇒消去しているみたい。当然、コピー時間がかかる。しかも、同一ディスク上だから、読み出し・書き込みで、倍の時間を要するようだ。これはとても耐えられない。
ということで、共有フォルダの構成はなんとも不恰好になってしまったけれど、もう変更する気力がない。

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NASのセットアップ

新調したNAS用のディスク1本が届いた。
前のNASに装着していた2本のディスクのうち1本が使えなかったので、その代替である。

前に書いたように、新しいNAS、QNAP TS-231Pのセットアップが、ディスクの異常のためにマニュアル通りにはできなかった。動いていることは動いているけれど、標準状態から外れたままでは何か都合が悪いことがあるかもしれない。この際、工場出荷状態に戻して、クリーン・インストールすることにした。

ありがたいことに、ネットを検索すると、工場出荷状態へ戻す方法の解説記事があった。
シャットダウンして、ディスクを抜いて再起動すれば良いという、あまりにそっけなくて、なんだか狐につままれたような話である。

他に、機器のリセットボタンで工場出荷時に戻せるという記事もあったけれど、結果的には上述の方法でできたので、リセットボタンは使わなかった。
それにしても、人気機種を選ぶというのは、こういう情報入手において有利である(多すぎて、あるいは古い情報が残ってたり、困惑することもあるけれど)。あんまり珍しい機械は素人は使わないほうがよさそうだ。


Qfinder_init.jpg さて、この機種は、2つのドライブがあって、2ドライブを1論理ドライブにする(JBOD=Just a Bunch Of Disks)、ミラー(RAID1)にする、単純に2ドライブとして使用する、3種類の使い方ができる。
前のNASは贅沢にミラーにしていたのだけれど、今回は最も単純な2ドライブとして使用することにした。

理由は、2つのディスクのうち、1つは6年ぐらい使ってきた古いもので、一緒に使っていたディスクが障害を起こしたわけだから、こちらもいつ障害を起こすか不安であり、2ドライブを1つにして使うと、この古いディスクが障害を起こした場合、困ったことになるかもしれないと考えたから。

前のNASをRAID1で使っていたのは、その前のNASが2年ぐらいでクラッシュして懲りたからだけれど、実際にNASに収容しているデータの多くは家にあるCDをリッピングしたもの(CDをいちいち挿入せずに、複数あるオーディオセットで楽しめる)。ということはデータの書き換えはないし、蓄積が増えるタイミングもそう頻繁ではない。最悪でも、再度、CDをリッピングすれば済むし、それが面倒でも、別にバックアップがあれば良いわけで、ミラーにする必要性は低い。

あと大きなコンテンツとしては、過去から撮りためている写真類があるが、これはさすがになくなっては困るものなので、きちんとバックアップはとりたいが、これもミラーにするまでもなく、別途、外付けドライブなどにバックアップをとれば良いだろう。

ということで、単純2ドライブでの使用を選択。
上述の手順で工場出荷時に戻してディスクを挿入すれば、“QFinder Pro”は既にPCにインストールされているから、マニュアル通り「スマートインストール」が起動される。これで一安心。

前に障害ディスクを挿していた時は、スマートインストール自体が起動されなかった。

ただし、新しく買ったディスクをドライブ1に挿入し、ドライブ2は空けたまま。
こうすることで、ディスク1本での運用を基本にしておこうという目論見である。

前になんとか動いたときに、ドライブ1側にはシステムが入るようだったので、それなら新しいディスクはドライブ1側に挿すことにした。


前のNASと基本設定は同じにするということで、前のNASと同じ固定IPアドレスにして、DNSもルーターを指すように設定。最小限のセットアップである。

続いてドライブ2に、古いディスクを挿入、NASがディスクの初期化を確認してくるので、初期化を実行し、単一ボリュームで使用するように設定。(ドライブを指定して、もう一つ「ストレージ・プール」を作成し、単一ボリュームを選ぶ)

2017-07-24_232029.png

ユーザー定義と、共有フォルダの作成およびアクセス権設定を順次行って、ようやくNASとして使える状態に。

続いて、前のNASから外付けドライブに退避していたデータをQNAPに戻す。
やることは単純なのだけど、ちょっとしたトラブルもあった。
長くなるので、稿をあらためる。

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金券かサービス券か

ふるさと納税返礼巡り群馬・草津町長がバトル
 総務省に乗り込み
 ふるさと納税の返礼品をめぐり、総務省が4月、換金性の高い金券は控える-などを求めた通知に、日本を代表する温泉を持つ群馬県草津町の黒岩信忠町長が猛然と反発、24日に上京して総務省に乗り込み「農産物、海産物はおとがめなしで、なぜ金券がターゲットになるのか」と担当課長らを相手に論争を挑んだ。議論は平行線に終わり、25日には高市早苗総務相が会見で商品券使用を見直すよう改めて求めるなど、論争の行方は見えない。草津町に戻った黒岩町長に改めて真意を聞いた。
(産経新聞社 吉原実)
 
 草津町は現在、町内の宿泊施設などで宿泊や入浴のできる「感謝券」などを返礼品とし、昨年度の寄付額は13億2581万円で2年連続県内トップを走る。財政規模が35億~40億円のため、ふるさと納税の恩恵は小さくなく、明確な根拠がない限り「(金券の採用は)絶対に譲れない」(黒岩町長)としている。
 <以下略>
先日、ふるさと納税受入額ワーストという記事をアップしたところだけれど、ネットの情報サイトにおもしろい記事があった(右)。

私は、草津町長の言い分が正しいと思う。
総務省が言う、換金性の高い金券を控えろということは、ある程度理解できる。その金券が、たとえばAmazonギフト券とか、全国共通商品券というようなものだったら、たしかに現金還付とあまりかわらないことになるだろう。

しかし、このケースでは、総務省は金券を杓子定規に考えているとしか思えない。
草津町の返礼品の「くさつ温泉感謝券」というのは、草津温泉の宿泊や入浴、飲食、温泉街でのショッピングに使えるものだけれど、これとAmazonギフト券を同列に考えるほうがおかしいだろう。

「感謝券」は、ショッピングにも使えるかもしれないが、町民が自分の町にふるさと納税するのでないかぎり、感謝券を持って来る人は、宿泊や入浴が目当てに来町する人であって、使い切れない分を少々ショッピングに回すという程度の使い方と想像される。

kusatsu_onsen_kansha_ken.png


こういうものは金券ではなく、サービス券というべきじゃないのだろうか。

一般に、商品(財)は、物だけではなく、サービスもある(そして近年、その割合が増加している)。
しかし、マッサージ型サービス(*)を、遠隔地の人に売る(譲る、返礼する)にはどうしたらよいのか。

(*)サービスは、メッセージ型とマッサージ型に分類できる。
メッセージ型とは情報サービスとか、代行サービスなど、場所や時間を特定しないタイプで、マッサージ型は、マッサージや散髪、入浴など、サービスを受ける人が出向かなければ受けられないものを言う。

それには、サービス券(利用する権利)という形をとるのがもっとも簡単である。

総務省の言い分は、現代の財の取引実態を踏まえない、前時代的なものとしか思えない。
子供が、敬老の日に、祖父母に肩たたき券を渡したら、それは金券だからダメと言っているようなものだ。

そのくせ一方では「自治体ポイント」などという奇態なものを推進している。
返礼品に自治体ポイントを提供したら総務省はどう言うんだろう。


前に、斑鳩町の返礼品のことを書いた。斑鳩町では、普段公開されていない藤ノ木古墳の石室の貸切というのを返礼とするという。これなど、見事なサービス券(利用権)の譲渡の例である。

返礼品として魅力のある「特産物」がないという自治体も多いと思う。先日の「ふるさと納税受入額」で紹介した受入額ゼロの自治体も、返礼品がないのが悩みのようだった。
それならば、せめて地元に魅力ある非物的コンテンツを売りもの(返礼品)にできないか、そう考えるのは、地元の知恵であろう。

ただ、そうしたコンテンツを持たない自治体も多いのだろう。
どこの自治体にも誇るべきものはあると思うけれど、ブランドとしては認知されていない。
ふるさと納税の返礼にサービス券を配布すれば、ブランド認知に、一定の効果があるのではないだろうか。

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岩波書店が直木賞を初受賞

tsuki_no_michikake.jpg 先日、今年の芥川賞・直木賞の受賞作が発表された。
芥川賞は沼田真佑『影裏』(文學界5月号)、直木賞は佐藤正午の『月の満ち欠け』(岩波書店)である。

あまり小説を読まない私としては、ふぅ~んという程度で聞きながしていたニュースだけれど、ネットにおもしろい記事が出ていた。
岩波書店が直木賞を初受賞 書店員が頭を悩ませている理由とは?

タイトルですぐにピンと来る、岩波なら書店買い切りだから、どれだけ仕入れるとかで悩むだろう。

というか、岩波が新作小説(岩波だったら「文学」と言うべきか)を出版しているなんて、全く虚をつかれた思い。
岩波の小説といえば、漱石全集(我が家にも父が買いそろえた新書版全集があった)とか、評価の定まった古典的なものとか、岩波子どもの本とか。

子供の頃から、良い本屋とは岩波を置いている本屋だと聞かされてきた。
一時、ツタヤに岩波がなく、インチキ本屋だと思ったことがある(今は置いているところもあるようだ)。
学生時代、友人との待ち合わせ場所は、本屋の岩波コーナー(ジャリやビジネスマンなどが居ない)。

岩波にはトンデモ本はまずなく、きちんと吟味された本が出版されていると思う。「種まく人」は信頼のマークである。
さまざまな意欲的な企画が実行される。そんなに売れそうもない本なのに。
出版文化という言葉は、岩波のためにあるようなものだと思う。

「○○新書」というのは、今ではあちこちの出版社が出しているが、中にはこれって、著者の妄想じゃないかというようなものを平気で出版しているのもある。

岩波新書は読み応えのあるものが多い(ただし、どちらかというと反権力が多い)。


「○○文庫」というのも、私が学生の頃までは、岩波文庫、角川文庫が双璧だったと思う。もちろん収録されているのは、重厚な古典中心(笑い話のようなものでも古典文学として)。その後、あちこちからうすっぺらな文庫(新作のハードカバーが文庫に装丁されたもの)が「軽い」読み物としてもてはやされ、なんと「岩波も文庫を出しているんだ」と同類視する輩がいたりする。

岩波文庫で一番薄いのは、「共産党宣言」(マルクス、エンゲルス)と、「数について」(デデキント)ではないか。(後者は、「截断」を使って有理数を実数に拡張する論文。副題:連続性と数の本質)


『月の満ち欠け』も、いずれ岩波文庫に収録されるんだろうか。

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「ふるさと納税受入額」全国ワースト

furusato_nouzei_worst_p3mk.jpg 「ふるさと納税受入額」全国ワースト500という記事がネットに上がっていた。

受入額がゼロという自治体が3つ、北海道泊村、東京都御蔵島村、愛知県飛島村の3つである。
泊村は原発、飛島村は工業地帯で、財政力豊かな村である(財政力指数がそれぞれ1.81、2.09=全国一)。
というわけで、別にふるさと納税がゼロだからといって慌てることもない。

500位までがネットに曝されているので、身近な自治体はどうだろうと一通り眺めてみた。
大阪府内の自治体で、最も受入額が少ないのは、寝屋川市で121.7万円(24件)=122位、これに次ぐのが四條畷市で149.2万円(65件)=154位、以下、阪南市234位、摂津市255位、能勢町259位と続く。

寝屋川市が大阪府で一番というのがどうしてだか、理由が思い当たらない。
お礼の品が悪いんだろうか。
豪栄道や宇良は寄付してくれてないんだろうか。

上原は日本には住民税を納めてないだろうからダメだろうな。


寝屋川市が大阪で一番悪いからって、別にどうということもないと思うけれど、市長や関係者は、こんなことでも、「何でや」と騒いでいるかもしれない。

珍之助さまはふるさと納税をしているらしいが、どこへ寄付してるんだろうか。

居住市にふるさと納税をすることもできるとおもうけれど、そうだとしたら、上述の121.7万円(24件)のうちの1つということになる。
数字合わせだけでも何とかしろとか言われてたりして。


ふるさと納税流出額」のデータってないんだろうか。
本来入るべき住民税を取り損ねたというほう。

受入額が低い自治体は、たぶんお礼の品に魅力がない(お礼のないところもあるらしい)のだろうが、流出額が高い自治体はどういう評価をしたら良いんだろう。情報に敏感な住民が多いということだろうか。


ところで、ふるさと納税制度により、市町村が出す課税証明では所得把握ができず、私立高校生のいる家庭への大阪府の補助金を過剰に支給しているケースが出ている、しかもそれを指南するネットサイトもあるというニュースがあった。
いろいろ裏をかく人がいるもんだと感心するが、大阪府が所得把握をどうするか悩んでいるという。しかし、国税が課税証明を出せばコトは簡単に済むんじゃないだろうか。

マイナンバー制度ができて、各種の行政事務で、「情報連携」と称して名寄せをするシステムが整備されているけれど、実際に必要となる情報照会のほとんどは所得紹介だという。
ややこしい情報連携システムを作って各自治体に整備させたりせず、国税への照会システムを一つ作るだけで、ほとんどが解決するんじゃないか。そのほうがはるかに廉価で、かつ確実なシステムになると思う。

国民への無用な、言い訳のためだけのサービスに投資するより、税金の無駄遣いをやめてもらうほうが、国民のためになる。本来のマイナンバーの有効活用をまじめに考えてもらいたい。
国民の意思も少しは忖度してもらいたいものだ。

国税もただ取れば良いじゃなくて、少しはサービス精神を発揮したら良いと思うけれど。
自分たちが苦労して集めた税金を無駄に使うなと、官邸や総務省に意見しても良さそう。


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NASを新調したけれど

前に、自宅のNASの調子が悪いと書いた。
その後、NASのデータを、外付けドライブやパソコンのディスクに、分散してバックアップしていた。
とはいうものの、いつまでもこのままでは不便なので、NASを新調することにした。

前のNASは調子は悪いものの、ディスク自体の異常はログには残っていないので、ディスクはいずれは換えるとしても、当面は前のディスクをそのまま使うことにして、ガラだけのものを購入した。
QNAP TS-231P、Amazonで24,000円弱。

前のNASからのディスクの取り出し(どこを開けたら良いのか迷った)、取り出したディスクの新NASへの装着(装着に必要なビスが製品に同梱されていることにしばらく気づかなかった)で、少々ばたついたけれど、とりあえず、製品添付のマニュアルに従ってやれば、簡単にセットアップできるだろうと思っていたのだけれど……

P_20170723_184555_vHDR_Auto-crop.jpg ディスクの初期化の途中で、異常、そこから先へ進まない。
自動セットアップが挫折したので、なんとかあちこちいじくって、状況の確認をする。

この製品用のQFinderというソフトで状態を確認すると、そもそもディスクを認識していない。
そこで、問題のあるディスクを抜き挿してみると、とりあえず今度は認識に成功し、初期化もなんとか終わった。
しかし、再度状態を確認すると、「警告」である。ディスクは今は動いているけれど、このまま使い続けるのは良くないというメッセージ。

しばらくそのまま放置していたのだが、NASを置いている部屋の前を通ったときにNASの赤ランプの点灯に気づいた。
また状態を確認すると、やはりディスクを認識していない。今度は、ディスクを抜き挿ししてもムダだった。

しかたがないので、新しくディスクを購入することにした(6,000円ちょっと)。
さすがに、警告状態で使い続けるのも怖くて、本格的に設定して、以前のデータを収容するというところまではやっていない。結局は新しいディスクを買うしかないわけだ。

とりあえずディスク1台をネットで注文したのだけれど、ひょっとして今は動いている1台も差し換えたほうが良いのだろうか。
古いディスクを使い続けるなら、ミラーで運用したほうが良いのだろうか。
悩みは尽きない。(資金は尽きるけれど)

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天下茶屋の洋食屋

P_20170722_124013_vHDR_Auto.jpg 昨日の記事の大フィルの演奏会は14:00開演だったので、天下茶屋でお昼をとることにした。

ネットで調べると、それなりの人気の洋食屋がある。
連れと店の前で待ち合わせをしたのだけれど、連れが遅れてきたので、待っている間に2組が入店。
結局、連れが到着してから10分ぐらいの待ち時間。

本来、牛肉がメインの店のようなのだけれど、ランチは、とんかつやエビフライ、チキンフライが中心のようで、店の前の看板でも、おすすめランチはそうしたラインアップ。
ネットでは「塩とんかつ」というのが名物ということなので、塩とんかつとエビフライのセットを注文。1700円。

とんかつは揚げたてで衣もサクっとしている。
ただし、やや臭みがあるのと、肉が固め。
エビフライは有頭で立派なエビ。肉がしっかり詰まったもの。
どちらも量は私には十分すぎる。

1700円ならこんなものだろうか。

IMG_20170722_125829.jpg


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公開練習のような演奏会

P_20170722_132423_vHDR_Auto.jpg 昨日は、大阪フィルハーモニーのオール・モーツァルトの演奏会。
イ長調 K.201の交響曲、ニ長調 K.218のバイオリン協奏曲、ハ長調 K.551の交響曲。

楽曲や演奏についてはとやかく言わない。悪くはなかった。

「悪くない」はモーツァルトの言葉では「最高のでき」という意味らしいが。


少しだけ感想を書くと、K.201の交響曲は、テンポはどちらかといえば快速(マリナー/アカデミーぐらい)だけれど、かなり丁寧(ベーム/ベルリンのよう)な演奏。
K.218の協奏曲については、元気。個人的にはもう少し輝かしいほうが好き。
P_20170722_132439_vHDR_Auto.jpg K.551の交響曲は、第1楽章がやや荒いか。最初の音に続く三連符、この音型は随所に出てくるわけだが、なんだか装飾音のような印象だった。また、K.201とちがい、トランペットやファゴット、フルート、ティンパニが加えられているわけだが、弦の編成は同じだったので、やや弦が弱い印象。
全体として、アンサンブルは良く(合わせやすい曲でもあるけど)、気持ちよく聴くことができた。

連れは気持ちよく、最初のシンフォニーの第1楽章からスヤスヤ眠っていた。


変わっているのが会場、大阪フィルハーモニー会館というところ。
大阪フィルハーモニーの練習場である。
天下茶屋駅の傍で、南海電車の窓からよく見える場所なので、以前からここにあることは知っていた。

西成区なので、この日の演奏会は、「にしなりクラシック」と銘打っていて、西成区民の聴衆が多いらしい。普段、クラシックを聴かない人も来ているようで、おどろいたのはランニング姿の人とか、甚平の人が来ていたこと。

この会館での演奏会は、今までもたびたびあったようだけれど、今まで縁がなく、今回がはじめての入場となる。写真のように、ステージはなく平場。ホールの半分が聴衆席。350席ぐらい。
入口に「完売御礼」の札が貼ってあった。モーツァルトの集客力かもしれない。

肝心の音響だが、やはりコンサート・ホールとは違い、やはり若干体育館的な響きがする。

P_20170722_133134_vHDR_Auto.jpg


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学校の先生の夏休み

Japanese-Teachers-Room.jpg 学校が夏休みに入った。
若い職員が、子供が放し飼い状態だとぼやいていて、学校の先生は夏休みがあって良いなぁ、などと言ってたが、それは認識不足だろう。

学齢児童生徒を持つ親でも、意外に知らないようだけれど、公立学校の教員は、公務員でもあって、勤務日・勤務時間が定められている。子供たちが夏休みでも、先生方は定められたとおりに出勤する。

教員は残業手当は出ないが、欠勤はもちろん、遅刻や早退も許されない。


部活の指導ならともかく、授業もないのに何しに学校へ? と訝る人もいるだろうけれど、学期中にできなかったさまざまなデスクワークがあるらしいし、授業の反省や2学期に向けた計画など、研鑽に励んでいるらしい。

教員の研修機関として、各都道府県・市町村には、教育研修所とか教育センターという機関がある。
こういうところは、夏休みにはさまざまな研修を行っている。まさに書き入れ時。
教員は、夏休み中も学校へ出勤するわけだが、こうした研修の受講であれば、出張扱いになるらしい。

大学はもとより、民間のカルチャー教室でも、学校の先生の受講をあてこんでか、この時期に研修を実施するところもある。こういうのは、自主研修なら休暇をとらなければならないわけだが、学校や教育委員会が認めている研修であれば、出張扱いにしているようだ(受講料は教員本人負担とか)。

というわけで、部活その他で忙しい先生はもちろん、そうでない先生も夏休みを休んでいるわけではない。

授業がないから、有休休暇や夏期特別休暇など、まとまった休暇をとりやすいことは間違いないだろう。それはたしかにメリットではあるけれど、それは普通のサラリーマンが閑散期に休むのと同様だろう。


しかし、私は思うのだけれど、ちゃんと休ませてあげたらどうだろう。
日頃の疲れをしっかりとって、良い授業ができるように充電期間として。

諸外国では、授業がなければ学校に居る必要はないというところ(フィンランドなど)もあるという。
「ゆとり教育」の失敗は、先生からゆとりを奪ったからではないかと思ったりする。

そう、学校の先生は、子供の教育に責任を負うというとんでもない職業なのである。自分の子供の教育すらまともにできない親が多いなか、先生のこの任務はどれほど重たいことか。
そういう職業だというプライドを持って、自己研鑽にも努めてもらえるようにするには、勤務時間にはもっと自由をもたせたほうが良いかもしれない。

そんなことをしたら、教員を遊ばせることになるというかもしれないが、それで遊んでしまうような教員なら先生の資格はない。もちろん能力不足の先生も多いだろう。しかし、能力不足をすこしでも補うには、そのための時間を与えなければならないのではないか。
教員を性悪説で見ることは、教員に子供の教育を任せる、そのことと原理的に矛盾するのではないか。

そうした尊い仕事をしているから、特別な働き方が許されているのだ、そうするほうが、先生方のモティベーションや品格を高めることになるのではないだろうか。
普通のサラリーマンのように出勤してきて、時間になったら帰る、それで教員を管理して、その質が向上するだろうか。時間だけ消化するような働き方は、教員に向いた働き方だろうか。

勤務時間だけ守ってれば良いなら、ナマケモノにとってはありがたい話だ。


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キッズ・ウィーク

2017-07-12_131159.jpg 職場の近くの小学校が夏休み(7月21日~8月31日)に入ったようだ。

夏休みの期間は地域によって違う。小学校の夏休み期間をまとめているサイトによると、札幌市は7月26日~8月20日(26日間)、これは気候の問題だろう。

よくわからないのは、京都市で7月22日~8月24日(34日間)だそうだ。どうしてこんなに短いのかな。


さて、その夏休みだけれど、小さい子供も、孫もいない身としては、直接的には関係ないけれど、来年度から、キッズ・ウィークというのをやるらしい。

一体、何をどうするんだろうと思ったが、要するに、学校の夏休みなどの長期の休みの一部を、他のシーズンに移すということのようだ。
目論見としては、学校が休みになれば、それに合せて子供の親が仕事を休むインセンティブになるだろう、観光の閑散期に観光需要が増えるだろう、というもの。

どの時期に休みを移すかは、全国一律では意味がない。学校あるいは地域が決めれば良いだろう(クラス別はカリキュラム上無理)。

これに対し、ただの愚策だという意見もちらほらする。ネットには、
  • 「子供は休みでも親は休めねえぞ!」
  • 「ひとが休むときが稼ぎ時の業種の従事者には関係ない」
  • 「こういうアホな政策を出されて一番大変なのは(休めない)福祉の仕事に携わる私たちです」
といった書き込みが散見されるという。

キッズ・ウィークの実施自体は、学校の問題でしかなく、とりたてて、費用が発生するというようなものではないだろう。私は、やって悪いことはないと思う。
上述の意見についても、施策を正しく理解しているようには思えない。

「ひとが休むときが稼ぎ時の業種の従事者には関係ない」というけれど、ひとが休むときが分散することになれば、年中稼ぎ時で休めないということになるかもしれないが、集中しなくなるのなら、逆に休むタイミングをとりやすくなる可能性だってある。
「休めない福祉の仕事」というけれど、本当に休めない状況があるなら、キッズ・ウィークとは関係なく休めないだろう。おそらくゴールデン・ウィークや盆暮れも休めないという仕事をされていて、キッズ・ウィークぐらいで休めるようにはならないという意見だろう。
休む親側への配慮としては、労働関係法で、キッズ・ウィーク特別休暇を義務付ければ良いだろう。

そもそも、こうした施策は、全国民に恩恵があると考えて立案されているわけではないと思う。
施策立案者の頭にあるのは、有給休暇消化率を上げたい、観光時期の過度の集中を改めて効率を高めたい、ということで、決して、みんなが休めるようになることではない。

もちろん、そうした雰囲気づくり、雇用主へのプレッシャーも期待されていると思う。


実現したら、地域に大きな行事、たとえば、岸和田のだんじりとか、大阪の天神祭(おいおい今でも夏休み中)、に合せて休むようにするかもしれない。
こういう使い方は、キッズ・ウィークの趣旨とは違うような気もするけれど、良いのだろうか。

冒頭で、私には直接関係ないと書いたけれど、反射的には影響するかもしれない。せっかく悠々とオフ・シーズンに観光に行くつもりが、思わぬ人出があってはいやだ。それに、今なら連休後はツアーなどの料金が下がったりするけれど、それも案外下がらなくなるかもしれない。

もっとも、思惑通りの効果が出るかは少々疑問である。
前述のネットでの意見のいちばんはじめにとりあげたのは、「子供は休みでも親は休めねえぞ!」だけれど、それよりも「学校は休みでも子供は休めねえぞ!」ということがあるんじゃないだろうか。

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雲量ゼロ

skyblue.jpg昨日、近畿地方も梅雨明け。

今朝、職場へ歩く道程のぎらつくこと、暑いこと。
空を見上げると、雲のカケラもない。

梅雨明けにふさわしい写真を撮ろうとも考えたけれど、この空が一番、それらしい。
しかし、空にスマホを向けても大した絵にはなりそうもない。
ということで、右の画像。

写真を撮ったのではなくて、ペイントソフトを使って、単色の画像を作ったもの。


2017-07-20_084735.jpg 昨日、梅雨明けを伝えるニュースに対するツィートでは、今さら、とか、もう梅雨明けしてたと思ってたというものが多く流れていた。

一方、このところの豪雨でおおぜいの死者も出ている。
じめじめとした長雨の日が続くという梅雨のイメージからは程遠い。


さて、夏本番の空。
職場付近だけではなくて、かなり広い範囲で晴れわたっているのだろう。

下の画像は、今朝の気象衛星、赤外線画像。


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